- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > 褥瘡 >
- その他(場所を特定しない・複数の部位)
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 褥瘡
- その他(場所を特定しない・複数の部位)
- Q1 相談者 ニックネーム:ぴー 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
-
床ずれの相談です。
ほぼ寝たきり状態で、腹水と体の浮腫があります。
心不全もあり、ベッドのマットはスモールチェンジ『LAGUNA』でヘッド部分は下げると吐いたりするので上げたままです。
傷は2~3cmで黄色っぽいところもありますが、乾いています。
触れたり、少し動いただけでとても痛いそうです。
現在はスミス・アンド・ネフュー ハイドロサイト ジェントル銀を貼って、プチプチで円座マットのようなものを作り傷に当たらないようにするといくらか痛みは治まりますが、体が下にずれてくるのとマットもずれるし重みでプチプチもすぐにヘタってしまいます。
乾いている傷の場合、薬を塗ってドレッシング材を貼った方がよいのでしょうか?
ケアマネージャーさん、訪問診療の先生、訪問看護師さんにいろいろ言ったり聞いたりしたり、訪問診療の先生、訪問看護師さん達も調べたり聞いてくれたりはしているのですが、なかなかよい対策がありません。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
十分な知識と経験を持って診療にあったっておられる「訪問診療の先生、訪問看護師さん達」でも「床ずれ」を治す「よい対策」を提案できないように、「床ずれ」の決定的な治療法はありません。
ズレと圧迫を防ぐため30分ごとに体位変換をしていただくと、「床ずれ」の予防及び「床ずれ」の最適な治療になります。
「スミス・アンド・ネフュー ハイドロサイト ジェントル銀を貼って、プチプチで円座マットのようなものを作り傷に当たらないようにする」処置をそのままお続けください。
創状態を診察せずに具体的なアドバイスはできませんが、感染を合併しなければ、除圧と現在の湿潤療法で創閉鎖、上皮化を目指せるはずです。
- Q2 相談者 ニックネーム:まな 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性
-
疥癬の治療中に褥瘡の治療もできるか教えてください。疥癬の治療中に褥瘡の薬も塗れるのか、、
褥瘡の真ん中が黒くなってます、周りは白く、外は赤いです大丈夫でしょうか
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
疥癬ならば内服薬、外用薬があります。
褥瘡の治療も同時に可能です。
ステージⅣの褥瘡でしょうから、専門の医師による治療あるいは治療法の指導が必要です。
疥癬でおかかりになっている皮膚科でご相談ください。
- Q3 相談者 ニックネーム:まめ 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性
-
今年の7月23日に入院し、28日に発熱し微熱が今も続いています。8月23日に手のむくみや褥瘡がみられると病院から連絡があり褥瘡が現在5箇所あります。
おしり、手の甲、腰、背中、かかとにありそのうち背中とかかとの部分が
壊死しております。このような状態になるのにはどれぐらいの期間がかかりますか?
また、発熱し微熱が下がらないのは褥瘡の炎症や細菌からの発熱なのでしょうか?
今、転院で新しい病院を探しているのですが良い病院は、ありますか?
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
褥瘡は、身体に持続的な圧迫が加わることが原因で発症します。
身体の部位と圧迫の強さによって異なりますが、体位の変換がなければ、20分~数時間で褥瘡が完成すると言われています。
また、感染や「壊死」が起こらなくとも、褥瘡は一日中続く微熱の原因になります。
褥瘡が原因で血液の感染が起きた場合、多くの症例で、継続する微熱ではなく毎日スパイク状に高熱になる時間が生じます。
入院中の病院では、熱型も重要な情報として発熱の原因を予測し、治療なさっているのではないでしょうか。
申し訳ありませんが、当サイトでは具体的に病院の紹介はしておりません。
褥瘡の予防と治療には、何より、多くの人の手が必要なので、転院をご検討ならばスタッフの充実した病院をお選びください。
- Q4 相談者 ニックネーム:たむ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
-
療養病院勤務の看護師です。
寝たきりの患者様ですが、以前できた褥瘡がケロイド状態で治癒され、その後再発した褥瘡の処置で困っています。
創の状態によって ゲーベン、オルセノン、ネグミンシュガー、ハイドロサイトいろいろやっていますが、ケロイドの皮膚にできた褥瘡はなかなか治りません。
今回 ここを知り、褥瘡の処置ではなく、ケロイドの皮膚にできた傷という概念で対応した方がいいのではないかと思い相談した次第です。
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
ケロイドではなく肥厚性瘢痕でしょう。
「褥瘡」の処置も瘢痕部位にできた潰瘍も、治療は基本的に同じです。
瘢痕は、線維成分が過剰に増殖しているため、細胞成分を誘導することが必要です。
難治性潰瘍の治療をなさるなら、局所陰圧閉鎖療法なども検討なさってください。
- Q5 相談者 ニックネーム:サカタ 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
-
ウレタンマットレスについて教えてください。
高齢の身内の家族にマットレスを使用検討しています。ウレタンマットレスも各メーカーから出ているのですが、使い分けが難しいです。
現状、ディンプル・キュオラ・ソフィア・マキシーフロートの4つに絞って、最終的に1つに決めようと考えています。
もし可能なら、それぞれの特徴、使い分けなどを教えてください。
メーカーが違うと個別性が分かりにくくなり本当に患者さんに適しているのを知るために知識を深めたいです。
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
やや寝返りがうちにくく、ベッドから立ち上がるのに介助が必要なことがあるという身体状況の方に、ウレタン素材のマットレスが適しています。
申し訳ありませんが当サイトでは個別の商品の評価やお勧めはしていないので、ウレタンマットレスをお選びの際のポイントは、寝返りや起き上がりの動作がしやすいこと、耐圧を分散し局所的な圧迫が起きないこと、少しの力で動きやすいこと、洗ったり乾燥させたり清潔が保ちやすいこと、耐久性に優れていること、制菌性や消臭性、通気性が良いこと、価格が適切なことなどですから、それぞれの商品のカタログなどを見比べてお選びになってください。
また、高齢で介護の必要性が今後高まることを考慮するなら、寝たきり状態になるのを防ぐためにも、体圧分散できるウレタン素材とスプリングを組み合わせた混合素材のマットレスを検討なさってもよいでしょう。
- Q6 相談者 ニックネーム:たまこ 患者様(相談対象者) 年齢: 性別:
-
私の勤務している病院では、普通の褥瘡は水道水洗浄でも良いが、感染褥瘡は生食洗浄するように言われています。
しかし、日本褥瘡学会や日本皮膚科学会のガイドラインでは水道水も生食でも洗浄効果に有意差は無いと書かれています。
確かに大きいポケットのある褥瘡を水道水で洗浄するのはしみて患者さんには痛みがあると思います。
しかし、中途半端な量の生食で洗浄するよりは多量の水道水で洗浄する方が、細菌を減らし、治療効果は高いのではないでしょうか?
また、生食はMRSAの増殖リスクがあると書かれた論文をネットで読んだことがあります。
感染褥瘡に対しては生食を使うということに根拠はあるのでしょうか?
また、洗浄液量の目安はありますか?
生食とMRSAの増殖リスクの真偽もぜひ教えて頂きたいです。
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「感染褥瘡に対しては生食を使うという」「褥瘡」処置の根拠は指示を出した医師にご確認いただくしかありませんが、「感染褥瘡に対して」「水道水も生食でも洗浄効果に有意差は無い」と考えられます。
むしろ「多量」に使用可能なうえ、塩素を含む水道水の方が細菌の増殖が無いため、生理食塩水よりも水道水の方が有利かもしれません(水道水に含まれる塩素が褥瘡の消毒になるということではありません)。
また、洗浄水の温度に注意すれば、「大きいポケットのある褥瘡を水道水で洗浄するのはしみて患者さんには痛みがある」ということはない筈です。
具体的な「洗浄液量の目安」はありません。
「生食とMRSAの増殖リスク」は確たる情報とは言えなさそうです。
- Q7 相談者 ニックネーム:はなこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
-
私のお尻には尾骨の隣に一ヶ所4センチ程度の床ずれの跡があります。
10年ほど前に意識がなく寝たきりの状態だったことがあり、その時に出来てしまいました。
当時は恥ずかしくて自分で消毒して皮膚科に行かなかったので自然治癒に任せました。
隠れる部位なので放置してきましたが、傷跡を見ると当時のことを思いだすことがあり、消せるものなら消したいと思うようになりました。
何か方法はあるでしょうか?
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
色素沈着でしょうか、瘢痕でしょうか。
どんな治療法でも、元の肌に戻すことは出来ませんが、症状の改善は可能でしょう。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的な治療法の提案が出来ません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q8 相談者 ニックネーム:はるる 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
-
透析患者。原疾患、糖尿病性腎症。重症下肢虚血にて、足脊と内果に黒色壊死ありました。
患側の下肢血管拡張術(カテーテル)を受け、血流改善し、ゲーベンクリーム処置にて、黄色壊死の状態へと改善傾向です。
また一部は黄色壊死組織がとれ、真皮露出してきています。しかし、カテーテル後より患肢のみ(足部のみ)軽度浮腫が発生しています。
患部のガーゼ上には、やや薄緑の浸出液がありますが、腫脹や熱感はありません。
この浮腫は、患部の感染によるものでしょうか?
また壊死組織除去のため、デブリードマンがよいのでしょうが、透析患者で易出血の状態であり、現在は洗浄とゲーベンクリーム処置で対応しています。
洗浄はガーゼにて患部を擦っていますが、その方法でよいのでしょうか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
発赤と熱発が無ければ、「浮腫」は感染のためではないでしょう。
ただし「薄緑の浸出液」は黄色ブ菌の存在を疑わせるので、十分な洗浄が必要です。
「洗浄とゲーベンクリーム処置」で構いませんが、シャワーあるいは流水で洗浄してください。
リンパ流のうっ滞でも浮腫が出現するので、必要ならばリンパ造影をして確認してください。
- Q9 相談者 ニックネーム:YU-A 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
-
約一年半前に褥瘡の手術を2回したが、未だにカサブタが出来ては、剥がれるので、不安です。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
手術創あるいは「褥瘡」が完全治癒していないということです。
皮下に膿瘍の貯留が無いということを確認した方がよいでしょうから、主治医に「未だにカサブタが出来ては、剥がれる」ことをお伝えになり、状態を診てもらい状況を説明して貰ってください。
- Q10 相談者 ニックネーム:kazu 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性
-
療養型病院のスタッフで、褥瘡対策のチームに所属している者です。
デュオアクティブETを使用して褥瘡治療中の患者様ですが、治療自体は比較的順調なものの、デュオアクティブETを貼りかえるために剥がす際、褥瘡部分ではなく周囲の正常皮膚部分が粘着剤によって剥離してしまうとの事例報告が出ました。
ご高齢の患者様であり、褥瘡部の周囲でもあるため、正常皮膚といえどもかなり脆弱というか薄くなっているせいではないかと思います。
他に良い薬剤や治療法がないだろうかと皆で検討しているのですが、なかなか良いアイデアが出てきません。なにかご提案いただけたら幸いです。
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
経過は「比較的順調」ですから「デュオアクティブET」を使うこれまでの方法でよろしいでしょうが、薄い被覆材は局面に使いやすいという利点はありますが、褥瘡部にお使いになるなら「デュオアクティブET」よりも厚みのある被覆材の方が有利かもしれません。
汚染や感染が起きていないなら必ずしも剥がす必要は無いので、浸出液がしみ出てくるまで貼り換えをしないでいれればよいのですが、頻回に貼り換えるなら剥がす際に高齢の「薄くなっている」肌で表皮剥離が起きないよう細心の注意が必要です。
ご存知の通り、内側の親水性コロイド粒子は余剰水分を吸収し創面に癒着しません
が、
外側の疎水性ポリマーは外部からの汚染や水分の浸入を防ぐため
比較的粘着力が高いため剥がす時に肌に垂直方向に引っ張るのではなく、
「デュオアクティブET」の端から少しずつ「デュオアクティブET」を
水平方向に伸ばすようにして肌から剥離してください。
手間はかかりますが、皮膚を傷つけずに剥離するには時間をかけて愛護的に剥離して
ください。
また、防水性能は落ちますが、皮膚に粘着面が直接接触しないように
皮膚に手軽にシリコン皮膜を作るスプレーや塗布剤があるので試してみてはいかがで
しょう。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side