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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q1 相談者 ニックネーム:もか 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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脇~胸下の傷(開胸手術後2か月半)に自己判断でシリコンジェルシートを使用していますが、よく動く脇の辺りはどうしてもシートに垂直のシワが多数生じてしまい、凸凹に波打って部分的にしか傷に密着していません。
この状態で使用を続けても、保護効果には差し支えないでしょうか?シートはKITORINAという商品です。これ以前に絆創膏タイプのAtofineも試しましたが、こちらはしっかり密着も剥がした時に肌がひどくかぶれたので継続使用が躊躇われます。
- A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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下着や洋服による擦れから瘢痕を「保護」するだけなら「部分的にしか傷に密着」していなくても問題ないでしょうが、「しっかり密着」しなければ「シリコンジェルシート」の肥厚性瘢痕予防効果は期待できません。
「シートに垂直のシワが多数生じてしまい、凸凹に波打って」しまうなら、一枚で貼らない方法もあります。
シリコンジェルシートは多くの種類があって、それぞれで使い方が少しずつ異なります。
シリコンジェルシートに同梱されている取扱説明書をよく読んで、瘢痕周囲の肌に負担が無いように使ってください。
どれを使えばよいかお悩みなら、形成外科や皮膚科を受診して相談してください。
- Q2 相談者 ニックネーム:ごんちゃんママ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性
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肥厚性瘢痕の治療で、左の脇腹3ケ所に形成外科でケナコルト注射を2回打ってもらいました。その際いつも 左の脇腹の後ろが3~4日痛みます。腎臓に悪影響が出ているのでしょうか?
関係がないのでしたら3回目を打とうと思います。
また 臍のところの瘢痕にはケナコルト注射は打っていないのですが(臍の上下2センチ)、臍のすぐ横にテニスボール位の漿液腫がボコンと出ています。手術を担当した医師に「穿刺吸引はしない。メッシュ感染の可能性があることはしない」と言われています。
臍のところの瘢痕に注射しても大丈夫でしょうか?
針の先が漿液腫に当たったり、ケナコルト液が漿液腫に悪影響を与えたりしないでしょうか?
- A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ケナコルト注射」後に「3~4日」「左の脇腹の後ろが痛」いのは、注射の際の体勢のせいで筋肉痛が起きているか、瘢痕への注射で皮膚が引っ張られる方向が変わってしまうためではないでしょうか。
「腎臓に悪影響が出ている」ことは考えにくいでしょう。
「ケナコルト注射」は薬液を瘢痕内だけに留めるので、「臍のすぐ横にテニスボール位の漿液腫がボコンと出て」いても「針の先が漿液腫に当たったり、ケナコルト液が漿液腫に悪影響を与えた」りはありません。
治療法は患者さんと治療担当医が一緒に検討するものなのですから、担当医に「左の脇腹の後ろが3~4日痛」むことと「臍のところの瘢痕に注射」したいことをお話になって今後の治療計画を決定してください。
- Q3 相談者 ニックネーム:しん 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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2年半前に大動脈解離の緊急手術をして胸に20cm位の手術痕があります。その傷痕がケロイド状になり部分的に膨らみがありヒリヒリと痛い為に術後1年を経過した段階で皮膚科を受診しました。
皮膚科には約1年、月1回ペースで診察をして頂き、その都度膨らみがある4~5箇所に注射をして都度色々なテープやクリーム状の薬を処方されたり、時には飲み薬を処方され服用しました。半年程前に皮膚科の先生から血管が出ている所もあり注射はもう打てないから治療としては終了ですと言われました。
しかしながら現在もヒリヒリとした痛みもあり傷痕も赤みを帯びたままで常に気になっている状態です。
- A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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胸部肥厚性瘢痕へのステロイド局所注入による血管拡張です。
ロングパルスYAGレーザーなどによるフラクショナルレーザー治療で、赤みと膨らみの改善が期待できます。
また、瘢痕切除・瘢痕形成術と術後の放射線治療を組み合わせれば肥厚性瘢痕の手術も可能ではないでしょうか。
形成外科あるいは美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
- Q4 相談者 ニックネーム:くろ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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胸にニキビ跡みたいな水疱瘡跡みたいな傷があります。それがずっと嫌でその傷跡を目立たないようにしたいんですけどどうすればいいですか
- A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「胸」は比較的肥厚性瘢痕が生じやすい部位です。
診察をして、「ニキビ跡みたいな水疱瘡跡みたいな傷」の部位、大きさ、性状を診察しなければ具体的なアドバイスが出来ません。
一般的には、凹み瘢痕にはフラクショナルレーザーやフィラー注入、GF注射などの治療があります。
肥厚性瘢痕ならフラクショナルレーザー、ステロイド貼付、ステロイド注射、瘢痕形成術を検討することになるでしょう。
担当する医師によって勧める治療が異なる場合もあるので、複数の形成外科、美容皮膚科などを受診して、提案される治療法をメリット・デメリットまで含めてすべて理解し、信頼できると感じた医師のもとで納得のいく治療を受けてください。
- Q5 相談者 ニックネーム:スンミちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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10年ほど前に卵巣の手術をしました。
その時腹腔鏡手術だと傷口が目立たないのでと進められました。
穴を3つ開けるのに、右と左に1つづくと後一つはお臍から管を入れての手術でした。
その後しばらくして右と左の傷は消えたのに、お臍の数だけがパチンコ玉くらいの赤いケロイドの様なピカピカとピンクの皮膚になって盛り上がってきました。それがウエストのベルト辺りで当たると痛いし、温泉に行ってもジロジロと見られるので、皮膚科に行くと切除しましょうと言われて局部麻酔で切除手術をしました。
ところがそこが前以上に大きくケロイドになり、ウエストのベルトに当たるせいか押し潰されて、ちょうどおへそに潰れた梅干しが付いているかの様に大きくなり、最近は痛く、少し暗くなって来ていて。癌になっていないか?心配です。
大変な思いをして切除手術までしたのに、どうすれば良いかわからず、また切ってもまた大きくなるのではと皮膚科に行くのも怖くて。悩んでいます。癌で無ければほっておいても良いんです。もう切るのは怖いんです。皮膚科に行けば癌でないか?わかりますか?
- A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕が盛り上がっているのなら肥厚性瘢痕、瘢痕を超えた範囲に大きく広がっているならケロイドです。
ご相談の状態は肥厚性瘢痕でしょう。
「ベルトに当たるせい」で「押し潰されて」「痛く、少し暗くなって」いるのでしょう。
皮膚「癌」ではありません。
シリコンジェルシート、ヘパリン類似物質外用、ステロイドテープ貼付、ステロイド注射、レーザー照射、瘢痕切除形成術などの治療があります。
「臍」は肥厚性瘢痕が生じやすいので、肥厚性瘢痕予防を意識した施術と術後管理が必要です。
「皮膚科に行けば癌でないか?わかります」が、形成外科を受診して治療法を提案してもらってもよいのではないでしょうか。
実際に治療をなさるかどうかは、説明をお訊きになってからじっくりと時間をかけて検討すればよいでしょうし、ご自身の気持ちが治療に向かなければ放っておいても悪性化することはありません。
- Q6 相談者 ニックネーム:ちろたん 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性
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母が数年前に受けた手術痕が肥厚性瘢痕となり苦しんでいます。
8年程前に腹腔鏡手術をし、この時の傷は手術痕が小さかったためか問題なかったのですが、6年程前に開腹手術をした際の手術痕が肥厚性瘢痕。ケロイドのように盛り上がり、その部位は引きつれてまるで縄で縛ったような状態で、瘢痕拘縮になっていました。そのため、痛みが取れず、お腹の傷のため、お腹を伸ばせず姿勢が悪くなっていました。いろいろと調べ、1年程前に形成外科で肥厚性瘢痕の手術(縫合はジグザグ)を受け、術後1~2ヶ月は痛みも取れていたようですが、徐々に傷みが戻り、現在は一日中痛みに悩まされています。何をするにもキリキリと激痛があるようです。表層の傷はまだ赤みが残るものの落ち着いているように見える為、体の内部に神経痛のようなものが残っているのかなとも思えます。(術後の放射線治療は説明もなかったようです。)
今は定期的に受診してはいるものの、改善はみられません。受診の際に痛みが取れないと伝えると、針なしのジェット注射で鎮痛剤を傷痕に打たれるのですが、それさえも激痛で、打った後には出血までして逆に痛みが増すので、最近はそれはせず、都度、痛み止めや軟膏を処方されていますが、効き目はないようです。
他の既往症による脳梗塞再発予防のバイアスピリンや、高血圧用の薬などを服用しており、痛み止めを飲み続けることにも不安があります。肥厚性瘢痕やケロイドは、再発もあるようですが、母のようなケースでは、再発しているのか、ただ傷痕が痛むだけなのか、どうなのでしょう。一日中激痛を抱えていることで、精神的にも参ってしまっています。
- A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕なのかケロイドなのか診断はどちらでしょう。
申し訳ありませんが、症状と治療に関してご報告いただいた情報は、肥厚性瘢痕としてもケロイドとしても矛盾するものがあるので、具体的にお答えすることが出来ません。
瘢痕が「ジグザグ」で「赤みが残るものの落ち着いているように見え」るならば、手術は上手くいったということではないでしょうか。
一方で「激痛で、打った後には出血までして逆に痛みが増す」にもかかわらず「針なしのジェット注射で鎮痛剤を傷痕に打」つ治療は、やや無理をし過ぎに感じます。
診断、自覚症状、客観的所見、それぞれの症状の原因などを整理する必要があります。
診断、状態および症状の評価、今後の経過予測、治療方針を主治医に確かめてください。
治療法の選択は、主治医に複数の治療法を提案してもらい、ご本人とご家族と主治医が話し合って納得のうえで決定するものです。
また、主治医以外のセカンドオピニオンも大切ですが、セカンドオピニオンを求めるためには詳細で明確な情報とアドバイスを受け止める冷静な姿勢が必要です。
お母様のことですから心配でしょうし焦る気持ちも十分に理解いたしますが、治療方針を決めるために信頼できる主治医を探すことを最優先してください。
- Q7 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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卵巣嚢腫でお腹を開腹手術しました。術後は完治しており、通院も終わったので今は通っていません。ちなみに今妊娠6ヶ月です。医師の指示通り傷跡がケロイドにならないよう、術後1ヶ月はテープを貼り続けましたが傷跡が目立たなくなり外して生活していたこの頃、最近になって徐々に痒くなり傷跡が赤黒く盛り上がってきました。傷跡以外には今のところ広がっていません。
これ以上酷くならないようにしたいのですがどのような対策をすれば宜しいでしょうか?
手術した病院はかなり混み合うので妊娠中に子連れで行くのは容易ではありません。
近所の皮膚科に行くべきでしょうか?
- A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕でしょう。
肥厚性瘢痕予防のために「術後」6か月程度「テープを貼り続け」るべきでした。
特に、「妊娠」中は肥厚性瘢痕が悪化しやすいので、出産までの間、肥厚性瘢痕にシリコンジェルシートを貼ってお過ごしになることをお勧めします。
下着や洋服で擦れたり自身で引っ掻いたりすると、瘢痕が盛り上がり痒みを生じるので、気を付けてください。
おかかりになっている産科でご相談いただき、形成外科あるいは皮膚科を紹介して貰ってください。
- Q8 相談者 ニックネーム:ゆりぞう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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2年半前の帝王切開の傷痕がケロイドになっています。長さ10センチ、ケロイドが酷いところは幅2.5センチぐらいで少しずつ大きくなっているような気がしてます。たまにチクチク、ズキズキ痛むこともあります。
このまま放置しておくのはよくないですか?ケロイドが悪化することで病気になることはありますか?水着を着たりお腹を出すことはないので今までは放置してきましたが、少しずつ大きくなっている気がして恐くなってきました。。。
ちなみに、離島の田舎に住んでおり形成外科はありません。皮膚科は月に何度か先生が来ているようで予約診療をやっているそうです。ケロイドは皮膚科でも見てもらえるのでしょうか?
- A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕か「ケロイド」か「皮膚科」で診ていただくとよいでしょう。
肥厚性瘢痕ならば、「少しずつ大きく」なることはありません。
「ケロイド」は今後も刺激によって「大きく」なる可能性があります。
肥厚性瘢痕にしろ「ケロイド」にしろ、悪性化したり、「悪化することで病気に」なったりすることはありません。
- Q9 相談者 ニックネーム:カツオオヤツヨ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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2012.12月に腹腔鏡手術で胆嚢をとりました。
その際のお臍の傷がケロイドになり、たまに痛みます。
また、痛みの後、そこから出血する事もあるのですが、他の病気の可能性もありますか?
出血するという話はあまり聞かないのでその点が心配です。また、その際はあまり触らない方が良いのでしょうか。
飲み薬は多めに貰い、痛む期間に服用しています。
- A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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真正ケロイドか肥厚性瘢痕か、ケロイドあるいは肥厚性瘢痕の圧痛か、ケロイドあるいは瘢痕が割れて出血しているのか、いただいた情報だけでは症状の把握が出来ないため、具体的なアドバイスが出来ません。
手術をした主治医にご相談なさって、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
- Q10 相談者 ニックネーム:I 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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豊胸手術をしました。
脇下の切開でしたが抜糸をした際に毎日お風呂でシールを剥がし、傷口を洗ってかさぶたがたまらないようにして、保湿をしてまたシールを貼ってください。と説明受けました。
ですが、毎日の張り替えに傷口はシールでベトベト。少し盛り上がってます。
傷口を綺麗に治すのに一番良い方法はこれで良いのでしょうか?
保湿が、必要と言われましたが保湿のために毎日剥がす必要があるのでしょうか?
- A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕予防目的でステロイド「シール」をお使いなのでしょうから、指示通り「お風呂でシールを剥がし」石鹸で「ベトベト」をきれいに洗って「またシールを貼って」頂いた方がよいでしょう。
手術をした病院でご確認なさってください。
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