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創傷治癒よくある質問

  1. 受診前の相談(診療科目など)や未受診の気になる状態
Q21 相談者 ニックネーム:ごん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

5ヶ月前に鼻のマッサージが原因で鼻を痛めてしまい、しこりのようなものが今も残っています。
マッサージの内容としては、鼻先から眉根の間まで、かなり強い力でグリグリと押したり、骨に指をひっかけてぐぐーっと左右に押したりするものでした。
しこりのできた部位は、ちょうど大尾翼軟骨あたりの位置で、皮膚のしたにハードグミくらいの硬さのグニグニとした感触を感じます。

耳鼻科でレントゲンを撮るも骨に異常なし、
インターネット上で形成外科の先生に相談したところ、軟骨をいためた可能性があるが、さしあたって効果を上げる治療はなく、半年は様子を見たほうが良いとのアドバイスをいただきました。

あと1月ほど様子を見てみようと思うのですが、症状軽減のためにできるとこがあればトライしてみたいと考えています。
こちらのページでマッサージが有効との回答を拝見しましたが、私の場合でもマッサージで症状改善の可能性がありますでしょうか?
また、このしこりはそもそも何なのでしょうか?インターネットで調べた時に瘢痕組織という言葉を知りましたが、それなのでしょうか。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の瘢痕様組織ではないので、「マッサージで症状改善の可能性」はないで しょう。
「鼻のマッサージ」の最中に痛みがあって「しこりのようなもの」が出現したな らば、「インターネット上で形成外科の先生」の回答の通り「軟骨をいためた可 能性」がありますが、可及的速やかに軟骨を元の形状に整復すべきで、「半年は 様子を見たほうが良い」ということはないと考えます。
「鼻のマッサージ」を終了して時間や期間をおいて「しこりのようなもの」が発 症したのなら、「「鼻のマッサージ」とは直接の関係のない皮膚腫瘍や皮下腫瘍 かもしれません。
頂いた情報だけでは、「しこりのようなもの」の部位や形状などの詳細が判らな いので具体的な診断やアドバイスが出来ません。
診察が必要ですから、形成外科を受診してください。
軟骨の変形や皮下腫瘍もCTや軟部レントゲン撮影、超音波検査などで確認できます。
Q22 相談者 ニックネーム:みぽ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

3台玉突きの交通事故で.真ん中の運転席にいてハンドルに左側頬を強打
すぐに目も開かずボール位に腫れ上がりましたが現在は真紫のアザと強打した箇所のピンポン玉位の硬いシコリになっています。
顔なので何とかしたいですが形成の先生は薬と様子見だと言います
(シコリは内出血でのシコリではないそうです)
様子を見ててシコリが残り後遺障害になるのだけは嫌です
どうすれば良いでしょうか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
超音波検査で血腫や漿液腫でないことを確認してもらってください。
形成外科におかかりになっているので顔面骨骨折が無いことは確認済みでしょうから、顔面頬部を打撲して2週間経過して頬に硬いシコリがあるならば、真紫のアザになっていることからも、打撲による皮下出血とリンパ浮腫と考えられます。
通常、放っておいても3~6か月以内に自然に吸収されて元の状態に戻ります。
受傷後3週間を過ぎたら、ホットタオルなどで温めてシコリを潰してほぐすようにマッサージをすると回復は多少なりとも早くなります。
Q23 相談者 ニックネーム:F.H 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

去年の終わりに母に怒られた時に、できたひっかき傷です。(一つは、2cmで、もう一つは、0.5cmです) 
触らないようにしたり、冷やしたりしましたが、(薄くはなったんですけど)綺麗にならず…。結構深いので形は残っています。友達と写真を撮る時も、恥ずかしくて写真を嫌うようになってしまいました。どうにかしてお金をかけないように傷を治すことはできないでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご自身でできるケアとして、ヘパリン類似物質のクリームを根気よく塗っていただくことと、就寝時にシリコンゲルシートを貼っていただくとよいでしょう。
Q24 相談者 ニックネーム:晴 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

1ヶ月前に車のバックドアが額に当たり傷が出来ました。傷口は塞がったのですが指が触れたりするとその周りが痺れ痛いです。
これは正常でしょうか??

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕がしこりとして触れているため、「痺れ痛い」のではないでしょうか。
3か月程度同様の症状が継続する可能性はありますが、わずかずつでも症状は軽減しているのではないでしょうか。
時間の経過を待って頂いて構わないと推測しますが、念のため形成外科で診察をしてもらってください。
Q25 相談者 ニックネーム:かる 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

子供小1、7歳です 今日、学校で雪遊びをして、ソリに乗ろうとしたところ、先にソリが滑ってしまいそのあと坂道を顔面を雪にこすってしまい目の周りを擦りむいてしまいました 固い、氷のような雪で上まぶた、下瞼を擦りむきました 今は少し腫れてます 転んだとき目をあけていたとのことで眼球に傷がついてないか不安なのですが眼科につれていったほうがよろしいでしょうか? いまは少し白眼のところが薄く充血してるようにみえます

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
痛みや眩しさを感じないなら角膜に損傷はないものと考えますが、確認のため眼科におかかりください。
Q26 相談者 ニックネーム:カトリーヌ 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

8月中頃こけて左目の横を擦りむきメモAを塗っています。痛みはありませんがまだピンク色をしています。カサブタは取れましたがこのままメモAを塗っていても良いですか?なにか良い薬があれば教えて頂きたいのですが

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に上皮化しているのではないでしょうか。
形成外科や皮膚科で上皮化していることを確認して貰い、上皮化が完了しているなら外傷用軟膏は必要ないので、紫外線対策としてSPF50という表示のある日焼け止めを3~6か月継続して塗っておいてください。
ご自宅では保湿剤をお使いいただくとよいでしょう。
瘢痕が気になるなら、目立たなくなるまで定期的に形成外科で経過を診て貰い、適時・適当なアドバイスを求めてください。
Q27 相談者 ニックネーム:きんくま 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

一ヶ月ほど前に酒に酔って転び、顔を打ちました。おそらく打ちつけた部位は左小鼻〜左頬骨の間だと思われます。怪我した直後はすごく腫れていたので2週間経ってからレントゲンを撮りましたが骨折はないとのことでした。その後腫れは治り、打ったところがしこりのように皮膚の下で硬く盛り上がっています。それに気づいた頃よりは笑ったときなどのひきつり感は減りました。しこりが小さくなっている証拠だとしたら、このまま放置しておけば治るでしょうか。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下血腫の可能性があります。
吸収されることもありますが、線維化して「しこり」が残ることもあります。
整容面で気になるならば、形成外科や美容皮膚科を受診してください。
Q28 相談者 ニックネーム:たと 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1ヶ月前友人が唇を切ってしまい、病院等には行かずに自然治癒させました。
しかし、唇の皮膚が盛り上がるような痕が残ってしまい目立っています。
何か、唇に塗ってもよい傷痕を消すような薬はありますでしょうか

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
傷跡用の外用薬というものも市販されてはいますが、基本的に「傷痕を消すような薬」はありません。
受傷後3~6か月まで外観の変化もあるので、保湿をして経過を待ってください。
それ以降も瘢痕が残ったなら形成外科を受診してください。
Q29 相談者 ニックネーム:こっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

走ってる最中壁の角にぶつかって目尻の上の眉毛が縦一センチ深さ2ミリの切り傷になり血が止まらない状況です。周りがたんこぶもできていて、今はそこを押さえて血を防いでいる状況です。氷で冷やしたりもしていますが、病院に行った方がよろしいですか?絆創膏を貼って何か市販の薬を塗るだけでよろしいですか?

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
圧迫して止血してください。
「目尻の上の眉毛」部分に「縦一センチ深さ2ミリの切り傷」を受傷したなら、瘢痕が残ると眉の流れが途切れることになりますから、直ちに形成外科を受診して毛根を傷めないように縫合して貰ってください。
直ちに受診できなかったとしても、瘢痕の経過を診て貰い目立たない瘢痕にするため、なるべく早くに形成外科で診て貰った方がよいでしょう。
Q30 相談者 ニックネーム:ねこまんま 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

去年10月頃に眉間の間を内出血しました
その後大きな瘡蓋ができ、痛くもなかったので放置してました。
11月ごろに自然に瘡蓋が剥がれたのですが眉間の間に凹みのある傷跡ができてしまい困ってます
今年2月の今になっても治る気配がありません
治すには手術するしかないですか?
手術しない方法があったら教えてください

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ、具体的な治療法の提案はできません。
サブシジョンや瘢痕形成術以外にも、マッサージ、フラクショナルレーザー、フィラー注入、GF注射、ケミカルピーリング、メカニカルピーリングなどの治療法があるので、形成外科や美容皮膚科を受診してご相談なさってください。

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