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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q1 相談者 ニックネーム:S 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3日前に真正面から眉間あたりを強く殴られかなり鼻から出血しました。翌日から顔が腫れ始め、目頭からあざも広がってきました。腫れはゆっくり進行して最初左目周りそして右目それれに伴いあざも広がってきています。鼻と頬の感覚がないのと、鼻内部が腫れているのか鼻が詰まっているような感じがあるそうです。
救急で脳神経外科を受診できなかったため耳鼻科を受診し、そこでは鼻にカメラ入れ確認。鼻骨折はないだろうとの事。レントゲンは撮っていません。
このまま様子見でいいのか、改めて違う病院でレントゲン撮った方がいいのでしょうか。
その際脳神経外科なのか、形成外科などどこで診察して貰えばいいのでしょうか。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
顔面外傷は、必ず形成外科を受診してください。
治療が必要か判断して貰い、経過を診て貰うとよいでしょう。
Q2 相談者 ニックネーム:ゆか 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

母が2日前に、棚にぶつけて、眉毛と目の間の中間あたりで骨がある所のあたりを6ミリほど切りました。それから2日キズパワーパッド を貼って剥がれることなく使えていました。
形成外科受診したところ、「深い傷ではないので4.5日で治る。縫うほどではない。ただ傷は残る。キズパワーパッド は高いでしょ、ゲンタシン軟膏塗ってカットバン貼るね」との対応だったそうです。
この場合【ゲンタシン軟膏塗って絆創膏】と【キズパワーパッド を貼る(つまり湿潤療法をする)】どちらがいいのでしょうか。
キズパワーパッド には目の周りには使うな、と書いてありますが、眉毛と目の間の中間あたりの骨があるあたりはキズパワーパッド はダメなのでしょうか。
頻回にワセリン塗るのはどうでしょうか。
なるべく傷跡目立たないようにしたいそうです。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷から2日経過しているなら、既に創は閉鎖しているでしょう。
どちらの処置でも構いません。
どちらの処置でも治癒後の瘢痕に違いが無いと判断したので、形成外科の診察医は費用面の比較だけで処置法を選択したのでしょう。
形成外科は、外傷などの治療に際し、初診の段階から、創治癒後の瘢痕の経過を想定して、出来るだけ瘢痕が目立たなくなるように処置法を選択します。
なるべく傷跡目立たないようにしたいとお望みなのですから、具体的な回答には診察が必要です。
お掛かりになった形成外科の指導に従い、定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
Q3 相談者 ニックネーム:ゆうこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

約1ヶ月前に転倒が原因で頬骨骨折し、3週間前に手術をしました。口腔内から血腫を掻き出し、吸収性プレートで固定、神経に当たるため全部は治せないということでした。
その後腫れはだいぶ引き、痛みもないのですが、手術から2週間経った頃から顔の浮腫(特に手術した左側)がひどくなってしまい、朝は特にパンパンになります。
食事も普段気をつけているので、塩分や水分に問題があるとも思えません。
受診の際主治医に相談したのですが、「血腫を掻き出してプレートを入れた所がくっついているせいかな?放置して大丈夫だと思うけど…とりあえず様子を見ましょう」としか答えてもらえませんでした(確かにプレート部分は触ると硬くなっています)。
術後の経過に関しては個人差があるのは理解していますが、顔の浮腫が心配になり相談させていただきました。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上肢、下肢に浮腫は無く、起床時に顔の浮腫がある、顔の浮腫は右側(健側)より左側(患側)が重症ということでしょうか。
浮腫が顔だけに限局していなければ、血漿浸透圧の低下など全身的な原因を疑います。
顔面の患側(左側)だけに浮腫があるなら手術が関係していると考えるべきでしょうが、手術自体が原因なら、術直後に最も浮腫が強く、日数の経過とともに浮腫の程度が軽減するのが一般的です。
手術から2週間経過してから浮腫が出現し始め、それから1週間経過して浮腫の程度が全く軽減する様子が無いなら、極めて可能性は低いでしょうが吸収性プレートの異物反応なども疑う必要があるかもしれません。
消炎薬を服用する、入浴で身体を暖め過ぎない、高めの枕で就寝するなどの対策をしても、さらに浮腫が酷くなるか熱感を帯びるなら、主治医に精査を求めた方が良いでしょう。
少しずつでも浮腫が軽減しているなら、まさに個人差と考えて、時間の経過を待ってください。
Q4 相談者 ニックネーム:ふ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3週間ほど前に貧血で倒れた際、左の顔面を大理石のような床に強打しました。
しばらくはだいぶ腫れていたのですが腫れはほぼ引き痣もなくなったのですが打撲した部分を触ったところ顔の奥にしこりのような手触りですこし感覚が鈍く押すと痛みがあります。今もまだ笑うとぎこちない感じはあります。
打撲後すぐに病院を受診しMRIは異常なく1ヶ月ほど様子見てとのことだったのですが、形成外科を受診した方が良いのでしょうか。放っておけば顔の奥のしこりもよくなるのでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下出血後の硬結でしょう。
通常の経過でも、受傷から3か月程度、「顔の奥にしこりのような手触り」は続きます。
眉の位置が低くなっていたり、瞼を閉じることが出来なかったり、鼻唇溝が浅くなっていたり、口角が落ちていたりしなければ、三叉神経の損傷はありません。
上顎の歯肉の知覚鈍麻や歯が浮いているような違和感が無ければ、眼窩下神経の障害はありません。
開口時に耳介前に痛みがあったり開口制限があったりしなければ、顎関節の異常はありません。
左右の黒目の高さが同じで、物が2重に見えたりしなければ、眼窩底骨折もなかったのでしょう。
顔は整容的にも機能的にも重要な部位ですので、外傷の際に皮膚欠損があったり顔面骨のヒビや骨折が疑われたりする場合は、必ず形成外科におかかりになってください。
Q5 相談者 ニックネーム:ゆき 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

深夜自転車で縁石にぶつかり転倒、右顔面強打、その2時間後救急外来でCT撮影。
三箇所の骨折。その3日後形成外科受診手術することになりました。

形成外科/ 頬骨骨折
転倒:11/29-30夜中
手術予定:12/19
手術予定が先なのはそれまでに空きがない事、糖尿病による血糖値が高い為1週間入院後となりました。

手術をすべきかどうかは医師は言及せず(本人次第)、手術まで時間がありどうすべきか悩んでいます。なぜ推奨案が出ないのか?が分かりません。

現在腫れはひき、目の充血や青や赤黒く変色は残りますが視野は事故前と変わらぬ感じです。
気になる箇所は右上顎前歯を含め奥歯辺りまで、また眉下から頬にかけての麻痺と痺れがあり、歯を磨くと全く感じないのが分かります。

頬骨骨折の説明など読み、年齢や状態、症状によるという事は理解しているのですが、私の場合手術が要か、否かという事です。

現状: 上唇の上から痺れはありますが、感覚は歯茎にやや強め麻痺、無感覚。開口は普通に開く様になっています(事故後5日)右で食事噛むと少々の痛み、違和感、無感覚があります。口角は左同様上がります。右頬に陥没が見て取れるかは、腫れは以前より落ち着いていると思いますが分かりません。

手術では目もと、口腔内切開、全身麻酔で。もしくは眉下。
CT画像では目の骨の中間部分から鼻下に神経の集まった窪んだ部分に向かって折れています。
下からの画像ではズレるように折れています。
転位があっても手術しない方がいいのか、後々右頬が垂れてくるなど後遺症が出るのか?
神経障害(治らないと言われました)が治らなくても見た目の手術をすべきか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頬骨骨折で、右眼窩下神経が骨折線に挟まれているのでしょう。
手術をしなければ、右頬骨体部から上顎・歯槽にかけての知覚は回復しないので、手術適応と考えます。
顔面骨は骨形成が早いので、出来るだけ早い日程での手術の方がよいでしょう。
手術をなさらないまま3か月程度経過した場合、完全に腫れが退いたときに頬骨が「ズレ」ている程度の左右差が見られるかもしれませんが、顔面の筋肉自体の障害も筋肉を動かす神経の障害も無いので、「後々右頬が垂れてくる」ことはありません。
Q6 相談者 ニックネーム:tom 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

86歳になる母が散歩中に転倒して救急車で救急病院に運ばれました。お医者さんから「CTなどの検査で頭部には異常なし骨折も大丈夫なので帰宅されました。ただ頬の腫れと顔の内出血がかなりひどいです」と連絡があり翌日母を訪ねると、頬がはれ目のまわりから頬の内出血がひどく、その翌日には目や頬はそのままで首周りまで内出血が広がってきました。
連休に入り病院が3日後しか行けないんですが大丈夫なものでしょうか?
私も以前転倒して頬の内出血が顎まで移動した事あるので広がるとは思いますが、母はそもそもが顔半分ぐらいの内出血で今は首までなんで心配になり質問させていただきました。救急で大丈夫と言われましたが、顔の内出血で病院にかかるなら何科になりますでしょうか

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「86歳」の「女性」なら、「首周りまで内出血が広がって」稀に気道が圧迫されることがあるので、息苦しさを感じていないか、気道を通る呼吸音に異常がないか気を付けてください。
また、「救急病院」ではレントゲンやCT検査で頭部の骨折や脳損傷が無いことを確認したのでしょうが、顔面の診療に慣れた専門医でなければ、顔面骨の骨折を確定診断できないことも少なくありません。
また、受傷の状況次第ですが、顔面の知覚や視力および視野検査が必要な場合もあります。
形成外科におかかりになってください。
Q7 相談者 ニックネーム:まりも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

交通事故にあい、顔に傷をおいました、今は見た目上問題はないのですが、唇の辺りにしこりが残って少し痛みもあるようです。
形成外科受診して、治療可能なものでしょうか。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
詳細な情報が無いので、明確にお答えできません。
「唇の辺り」の「しこり」は、圧し潰すようにマッサージすると早く軟らかくなります。
「形成外科」を受診して、アドバイスを求めるとよいでしょう。
Q8 相談者 ニックネーム:いろはに 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

アレルギー性鼻炎があり耳鼻科に通院しております。
鼻粘膜表面の炎症を起こしやすく外用剤を処方していただくことが度々あります。
微出血(血の瘡蓋)や粘膜の赤みが主症状なのですが1箇所傷付けてしまったのか気が付いたら瘢痕または肉芽のようになってしまった箇所があり視診でその部分も診ていただいてるのでその箇所も含め塗布、もちろん用量を守りながら使用しているのですが軟膏を塗って翌日に塗布した部分に昨日の軟膏が残りがちです。
一部カピカピした感じで固まりやすくウェット綿棒で擦らずおさえるように取ってまた塗り直すことを2、3回したところ瘢痕のようなものが若干膨らんだように見えこの塗り直し方は変えた方がいいかと不安になってしまいました。

質問なのですが軟膏を塗布して塗り直す際前回塗布した分が患部に残っていても気にせず追加して塗布した方がよいものでしょうか?

あと市販のドライノーズスプレー(ノンステロイド、生理食塩水系)をスプレーして洗浄してから塗り直すことも考えたのですがこのような使用方法はいかがだと思われますか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
症状と外用の種類によって使用法は異なります。
申し訳ありませんが、塗布なさっている軟膏がどういうものかわからないため、お答え出来ません。
処方してくださった耳鼻科主治医にご確認なさってください。
Q9 相談者 ニックネーム:みーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

形成外科にて目頭に出来基底癌細胞を取り除き、耳の前の皮膚を移植しました。2週間経過しました。移植部位は約6×8ミリの大きさです。マイクロポアを貼っています。耳の前は3日に1回、目頭は毎日張り替えています。保湿を毎回行っています。目頭の皮膚の赤みは強くないものの、移植した部位や縫合の跡が若干盛り上がってきました。痒みが軽度あります。痒みがあり入眠中は、マイクロポアを外したくなってしまいます。日に当たらない夜間ははらなくても大丈夫でしょうか。それとも、マイクロポアは貼っておいた方が良いでしょうか。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕の予防目的で、「マイクロポアを貼」るよう指示が出ているのでしょう。
肥厚性瘢痕が生じやすいのは、縫合線を幅広くする方向に肌の緊張がある部位、肌の安静が保ちにくい部位です。
手術部位の肌の局所安静のための「マイクロポア」で、紫外線対策のためではありません。「痒みがあり」気になるなら、夜間は貼らなくてもよいと考えます。
目の周りは瘢痕の収縮で目の形が変わったりすることがあります。
形成外科医は術後の瘢痕の経過を予測して治療計画を立てています。
瘢痕を目立たなくするための治療は継続中なのですから、形成外科主治医にご確認いただいた方がよいでしょう。
Q10 相談者 ニックネーム:まる 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

未破裂脳動脈瘤の為3ヶ月前におでこから耳前左側までの開頭手術をし瘤をクリッピングしました。入院中も順調に回復し計画通りの退院となりました。しかし現在も目の横が腫れたりひいたりを繰り返しています。口や体をよく動かすと腫れがひいてきて治ったのかと思うのですが次の日には又腫れてます。この症状は何ですか?いつぐらいまで続くのでしょうか…。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
痛みや表情筋の動きに異常がなく、「口や体をよく動かすと腫れがひいてきて治ったのかと思うのですが次の日には又腫れて」いるなら、リンパ浮腫や漿液腫が考えられます。
触診や超音波検査で診断の確定が可能です。
日数の経過とともに少しづつでも「腫れ」が小さくなっているならそのまま経過を待てば「腫れ」なくなりますが、大きさが変わらなかったり大きくなったりするようなら主治医にご相談いただき形成外科を受診するとよいでしょう。

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