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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q91 相談者 ニックネーム:まぐのりあ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

以前、一度傷の件でお聞きした者です。9ヶ月前に、中学生の娘が右目横を、金属でえぐられるような怪我をし、整形外科で真皮縫合をして縫い合わせていただきました。(1センチほどです)
ようやく赤みが薄くなってきましたが、中縫いの黒い糸(ナイロン糸で溶けるものではないです)が透けてしまい、黒っぽい傷跡になっています。
自然に排出されることもあるということで、様子を見ていましたが、全く出てきているような気配はなく、うっすら黒いのが、3ヶ所ほど目立ってしまっています。
何年か様子を見ていれば、自然に出てくる可能性もあるのでしょうか。
もし、切開して取り出す場合、再び縫合しなくてはいけないのでしょうか。
二重にする手術で、埋没法の糸を抜糸することがあるそうですがその抜糸法のように、2~3ミリの穴から切開して取り出していただくことも、可能なのでしょうか。形成外科によって、やり方というか、抜糸法は変わってきますでしょうか。
顔の怪我のことなので、色々病院でお願いし、出来れば少ない切開で何とか色を取り出せないかと思っておりますが・・・。一般的にはどのような方法があるのでしょうか。

A91 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
前回は、縫合後半年で皮下の黒い糸が透けて見えているというご相談に、徐々に排出される可能性があるとお答えいたしました。
それから3か月経過して全く様相の変化が無いなら、切開抜糸が妥当な処置と考えます。
おそらく、埋没糸が透けて見える部分の表皮を小さく切開するだけで直視下に抜糸可能なので、縫合処置は必要ないでしょう。
最初の外傷を縫合してくれた整形外科病院が皮下縫合に黒い糸を使ったとすれば、緊急の縫合であったせいもあるでしょうが、皮下縫合糸が透けて見えることがあることを想定していなかった可能性があります。
整容面まで考えて治療なさるならやはり形成外科におかかりになるのが妥当でしょう。
Q92 相談者 ニックネーム:真由美 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

転倒して、石が頬から貫通したみたいで出血と腫れがひどくすぐ緊急病院に行ったが大した事ないと3日で引くと何にも処置がなく、
二週間経ったが治らずそれどころか酷くなり、口からの出血もあり大きな病院の口腔外科に行き、やはり、化膿もしており抗生物質を2週間飲み晴れが引いたが又腫れ上がった為形成外科に行ったが未だ晴れがありジンジンしている。
ちゃんと素の顔に戻りたいです。

A92 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おそらく皮下出血あるいは皮下血腫のために「ひどく」「腫れ」たのでしょう。
また、「腫れ」た口腔粘膜を咬んだために「口からの出血」したもので、「石が頬から貫通した」のではないと推測します。
現在、形成外科におかかりになっているならば、現状の評価と今後の治療方針、予測される治療経過を担当医にしっかりとお訊きになってください。
Q93 相談者 ニックネーム:ヤマさん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

私の家族で放射線治療の影響により、頬に穴が開いた状況で骨の壊死が進んでいる者がおります。的外れなご質問になるかも知れませんが、湿潤療法において、傷の療養や壊死を止める為に、何か応用できる技術はありますでしょうか。

A93 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
骨壊死部位と放射線潰瘍を切除して局所陰圧閉鎖療法が可能でしょうか。
血管柄付き骨筋皮弁移植手術を検討すべきかもしれません。
形成外科でご相談なさってください。
Q94 相談者 ニックネーム:kazu 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

私の女房の事なんですが。今年の4月に白板症の手術をしました、術後の舌の痛みがいまだにとれません。担当医は神経に少しは触っているので痛みは残るかも知らないとの事ですが。本人は痛み止めを飲んでも、あまり効かないと言ってます。悪いことに口内炎も発症しているので、気が狂いそうと本人は大変辛いと思いをしてます。食事も流動食しか食べれません。痛みを和らげる方法、治療があれば、教えて下さい。

A94 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後3か月以上経過して日数の経過とともに徐々に軽減しない「舌の痛み」があるなら、手術そのものが原因ではなく、唾液分泌の低下や口を開ける癖がついたことによる粘膜保護作用の低下が「痛み」の誘因になっている可能性があります。
また、歯や補綴材に舌が擦れて「口内炎」が発症し、術後の「痛み」のように感じられているのかもしれません。
鉄欠乏性貧血やビタミンB12・葉酸の欠乏、亜鉛欠乏などでも舌の知覚異常が出現することもあるので、「大変辛い」ことをしっかりと告げて、精査していただくとよいでしょう。
口腔外科におかかりになっているならば総合的に診てくれているでしょうが、耳鼻咽喉科におかかりになっているならば主治医と相談のうえ口腔外科を紹介して貰ってください。
Q95 相談者 ニックネーム:ゆり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

三日前に海でサーフィンをしていて、鼻にフィンが当たり切れてしまいました。
削げる感じに切れて、鼻な穴に貫通していました。
鼻に逆V字に縫合わせたのですが、傷が大きいので少しでも縫い口が目立ちなくなるにはどうすればいいでしょうか?

A95 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
鼻の穴のように円形になっている部位は、縫合線の瘢痕が収縮するとスムーズな円のラインを崩してしまう可能性があります。
既に縫合は終了いますしあと数日内に抜糸でしょうが、直ちに形成外科を受診して、抜糸後も瘢痕が気にならなくなるまでの間、定期的に診察してもらい、適時・適当なアドバイスを求めることをお勧めします。
さまざまなケアや治療をしても瘢痕が目立つものになったり鼻の穴の変形が残ったりした場合は、瘢痕形成術で修正もできます。
Q96 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入

3週間前に交通事故により鼻骨骨折、眼窩低骨折、鼻の側面に裂傷を負いました。
車の後部座席の真ん中に座っていたのですが、衝突した際、前方に飛ばされ、バックミラーに激突したようです。ミラーは割れておりました。おそらく裂傷はミラーが割れた時に負ったものと思われます。救急外来にて縫合してもらいました。
受傷後、5日目に眼窩底にプレート挿入、鼻骨の整復手術を行いました。
そこで気になることがいくつかあり、相談させてください。

鼻骨骨折については丸2週間経ちました。
医師からは骨折が酷いため、元に戻らない可能性があると言われておりました。
現時点では、その言葉通り、片方に傾いてるようで、以前より低くなってるようにも感じます。
また整復術では鼻の中の詰め物は確りしてくださったようですが、外側のギブスが、しっかりと鼻を固定するようなものではありませんでした。ただ覆いをつけてるだけのようなタイプの物をテープで止めていただけでした。

医師には二回目の手術もあり得ると言われております。
ただ、全身麻酔をすることへの恐怖もあり、何とか二回目の手術を回避できる術はないかと悩んでおります。
しかし見た目の問題もかなり気になっております。

骨はまだ完全にくっついていないのであれば、今からでも整えるためにできることはないでしょうか?
市販の鼻を高くすることができる等と書かれている商品もたくさんありますが、そういった物を上手く利用できる方法はないでしょうか?

また二度目の手術をするのであれば、機能面だけでなく、整容面でもしっかりと相談に乗ってくれるお医者様を探したいと感じております。現在の担当医はあまり親身になってくれる方ではありません。

やはり美容外科の方に相談した方が良いのでしょうか?
それとも形成外科にお願いした方が良いのでしょうか?

また、裂傷の傷跡も残りそうです。現時点では寄せる傷テープなども購入し、傷の表面は滑らかになっております。
気になるのは赤紫のような色が5、6センチ残っており、この傷が今後どのように変化するか、です。
医師にはゆくゆく傷が白くなり今よりは目立たなくなるだろうと言われておりますが、白い線が残った場合、傷跡修正などで目立たなくすることは可能でしょうか?
こちらについても美容外科、形成外科、どちらにお任せすべきかわからず困っております。
顔の中心である鼻にこのまま傷が残ったら、鼻が歪んで低くなったままだったら、、と不安です。

A96 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「美容(整形)外科」は「形成外科」の一分野なので、「どちらにお任せすべきか」というお悩みは待つはずれかもしれません。
通常、形成外科は、顔の外傷や顔面骨骨折は「機能面」だけでなく「整容面」も同じ比重で治療するものです。
また、「鼻骨骨折」の非観血的「整復術」後は「鼻の中」に「詰め物」をして、「外側」は「しっかりと鼻を固定するようなものでは」なく「覆いをつけてるだけのようなタイプの物をテープで止めて」おくのは一般的な処置です。
既に「整復」後「2週間」経過しているならば、「鼻骨」の骨癒合は始まっているはずですので、「二回目の手術」をなさるなら、直ちに再「整復術」をなさるか、完全に固定してから骨切り術や整容術を計画するか急いで検討する必要があります。
「裂傷」の瘢痕は、いずれ瘢痕形成術で治療が出来るでしょう。
今後の治療方針について、主治医から指針を示してもらわなければ不安は増すばかりでしょう。
「整容面」の事項も非常に重要なのですから、先ずは主治医に、現在不安に思っている事項をメモにして、一つ一つ確認してください。
どうしても「現在の担当医」が信頼できないとお感じならば、病院を変えることも検討すべきでしょう。
Q97 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

4日前に転倒して下唇を切りました。今日汚い組織を取り、なんとか縫合できそうだということで7針縫いました。医師から抗菌薬を処方され軟膏は処方されていません。元々口唇が乾燥気味のため、ワセリンを唇に塗っていました。今口唇全体が乾燥してきており、どうしたら良いのか迷っています。縫合したところにワセリンなど塗っても大丈夫でしょうか?

A97 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ワセリン」を塗って構いません。
一般的に、乾燥させない方が治癒までの期間が短く済みます。
もちろん顔面外傷の瘢痕を出来るだけ残したくないとお考えでしょうから、瘢痕が目立たなくなるまでの期間、どんな小さな疑問も主治医にご確認いただくのが最良の方法ということをお忘れにならないでください。
Q98 相談者 ニックネーム:のんさん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

まぶたの黄色斑をレーザーで焼いて、湿潤治療でテープを貰いました。白くじくじくしていますが、湿潤液なのか解りません。

テープを何時までテープを貼っていたら1番良いのか解りません。

A98 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、一般論としてお読みください。
浸出液が無くなり上皮化が完了すれば、「湿潤療法」の「テープ」を中止して構いません。
治療にお使いになったレーザーの種類にもよりますが、一般的に1~2週で上皮化し、赤みのある時期を経て半年~2年後には気にならないようになります。

整容にかかわる治療はどんな処置・手術でも、施術して治療が終わるのではなく施術が治療のスタートでご本人が気にならなくなった時点がゴールなのですから、不安なことや疑問点は主治医にお問い合わせいただくのが、あなたの状態に合った具体的な回答を手に入れるための最良の方法ということをお忘れにならないでください。
Q99 相談者 ニックネーム:ハルマキ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2日前に自転車で転倒し、緊急外来で顎を3センチほど縫いました。
昨日傷跡を見ると結構あらめに縫い合わせてありました。
このまま縫い跡が残るとなると結構目立ってしまうように感じていますが、いかがなのでしょうか。
綺麗に縫い直してもらえないかを美容整形外科に電話で相談したところ、抜糸後でないと対応できないと言われましたが、完全に傷が塞がらないうちにあらたに再処置してはもらえないのでしょうか?

A99 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「結構あらめに縫い合わせて」いること自体は問題ではないのですが、縫合糸をきつく縛っていると「縫い跡が残る」かもしれないので、創状態を診て早めに抜糸することもあります。
受傷縫合後2日経過しているならば、縫合創は癒着閉鎖しかかっているでしょうから、「抜糸後でないと対応できない」かもしれません。
抜糸も含め形成外科におかかりになるとよいでしょう。
Q100 相談者 ニックネーム:レオン 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

2年前に前歯下の歯の根の手術(歯根端切除術)のため、歯4本分の歯茎をL字型に切開したところ、感染症を起こし、顔がパンパンに腫れてしまいました。内科にて抗生剤の点滴を受け、回復しましたが、顎、口回り(唇の横あたり)が、ぷっくり膨れた状態が残ってしまいました。右の方が酷かったので、唇の右の方が、ぷっくりが酷く左右非対称です。硬くはなく、柔らかく、そこだけがぷくぷく太っている感じです。自覚症状は、圧迫感があり、絞められている感じの違和感があります(なんとなく痛い感じもすることがあります)。手術をした歯医者からは、抜糸の際に、中の構造が変わってしまったので、元には戻らない(フェースラインは変わったまま)と言われました。
中に何が入っているのか、何が増殖した状態なのか、どうにか治らないものなのか、と自分で多々調べたところ、もしかして、感染で炎症が起きて治癒の段階で、コラーゲンができてしまっているのではないかと思っているところです。
TVでEMS美顔器を知り、やってみましたが、よけい酷くなるような気がして辞めました。他にも、超音波やラジオ波などの美顔器も販売されていますが、感染症で変化してしまった皮下組織に、使って良いのかどうか、逆に悪影響があるのかもしれないと不安です。
また、形成外科かどちらかで、少しでも良くなる方法があるのでしょうか?やはり、このままずっと治ることはないのでしょうか?

A100 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「EMS美顔器」も「超音波やラジオ波などの美顔器」も「悪影響」はないでしょう。
「治ること」を望むならば、先ずはCTあるいはMRIで歯槽骨、下顎骨、下顎・口唇軟部組織の詳細と変形の原因を確認する必要があります。
形成外科を受診してご相談なさってください。

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