傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q111 相談者 ニックネーム:モリー 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

3週間前にベッドのフレーム枠に鼻をぶつけて、鼻の骨筋の真ん中に横3センチの傷を負いました。
ワセリンを塗ったガーゼで保湿治療のみ(アメリカで10日間)、帰国後、湿潤療法テープで1週間、その後、抗生物質の飲み薬と塗り薬で現在3日目です。
傷の真ん中、鼻の骨の上で皮膚が盛り上がっています。このまま盛り上がったまま固まってしまうのでしょうか。不安でたまりません。盛り上がらないようにする治療方法はないのでしょうか。また、盛り上がって固まってしまった場合、平らにするためには、形成外科での手術になるのでしょうか。現在盛り上がっていない切り傷跡はピンク色をしています。

A111 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
既に瘢痕治癒しているでしょうから、「湿潤療法テープ」は必要ありません。
圧迫、トラニラスト、ステロイド軟膏、ステロイド貼付、ステロイド注射、レーザー治療などの治療法があります。
診察をしないで具体的な治療法を提案することは出来ないので、先ずは形成外科を受診して現状と今後の経過予測を説明してもらい、自宅でのケア法と治療方針を検討していただくとよいでしょう。
Q112 相談者 ニックネーム:トコ 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

眉間に脂肪のかたまりがあり切除しました。麻酔があまりきかず痛かったです。痛み止めを飲んでいたので少し鈍痛が有りますが良くなり痒くなりだしました。ただ気になるのは手術したところがコブのように膨らんでいます。明日抜糸です。脂肪の塊の時より膨らんでいます。あたると痛いですが さわらなければ大丈夫です。こんもりした膨らみは日々小さくなりますか?顔ははれて内出血も大変でした。まだ お岩さんみたいですが少しづつ腫れは引いてますけど手術のあとがあまりにも膨らんでいます。時間がかかりますか?平らになるには。

A112 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご相談のうちにある「脂肪のかたまり」は、脂肪種あるいは粉瘤ということでしょうか。
「脂肪の塊の時より膨らんで」いるのは、術後の浮腫、皮下血腫、縫合時に組織を寄せて盛り上げて閉鎖したなどが原因として考えられます。
また、単純に皮膚の余剰が盛り上がりとして残っているだけかもしれません。
いずれの場合も時間の経過とともに「平らになる」でしょうが、詳細がわからなければアドバイスも具体的な経過予測もできません。
「明日抜糸」ならば、抜糸してもらうと同時に、「コブのように膨らんで」いる理由をしっかりとお尋ねになって、今後の対処法を指導してもらってください。
Q113 相談者 ニックネーム:さや 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

顔面骨折についてなのですが、頬骨の骨折で現在6ヶ月が経とうとしてるんですが、3DCTでの画像で片方の頬骨はぴったりくっついているのですが、もう片方の頬骨は一部がくっついているけど、くっついていない部分がある感じで隙間?のような感じで完全にくっついていません、そのくっついていない頬骨は痛みがあり、左右で感覚が違います。
6ヶ月もたてば骨は完全にくっつくものだと思っていたのに、片方はぴったりくっついているのにとても不安です。もう完全にくっつかないんじゃないか?心配でたまりません。ご飯もまだ怖くて硬いものが食べられません、とても辛いです。
色々調べたのですが、超音波療法というものがあるらしいですが、これはチタンプレートがついている頬骨の骨折にも使用可能なのでしょうか??
頬骨は一部分は繋がっているみたいなんですけど、この場合時間がたてば骨はぴったりくっついてくれるのですか??一部分だけ繋がって途中で骨の修復が止まるということはあるのですか??
もう施術はしたくないので施術以外で骨を修復させる方法や治療を教えていただきたいのですが、よろしくお願いします。

A113 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
3DCTで見える隙間は線維組織で強固に固定されているので、全く心配ありません。
痛みや知覚異常は、もちろん打撲および骨折に起因するものですが、完全に骨癒合していないことと直接の関係はありません。
また、骨芽細胞が盛んに分裂している骨折部位で超音波療法は有効ですが、線維組織と骨の置き換わりを促進するというデータはありません。
骨組織は常に入れ替わりをしているので、線維組織の萎縮・吸収に伴っていずれ骨組織に置き換わる可能性はあるので気長にお待ちください。
Q114 相談者 ニックネーム:ひまわり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

現在、打撲から約7ヶ月経過しました。打撲後の腫れが引いてきたのですが、腫れがなくなると、顔の変形が目立つようになり、悩んでいます。
鼻の打撲は、眉間全体でしたが、主に左側を強く打ちました。そのせいか、鼻の左側と左目周辺が痩せてきています。左目周辺の痩せは、目の位置と形が変わってしまったので、とても気になります。
具体的に、どのような変化かというと、光が前と左から当たると、左目が上奥にあるように見えます。光が右から当たると、左目が手前下にあるように見えます。
目の形も、光によって、大きく見えたり、小さく見えたりします。
光と言っても強い光ではなく、日常生活のどこでもあるような太陽光や蛍光灯などです。
怪我をしていない右側は、以前のままなので、左右差が激しく、化粧でも誤魔化せないため、とても悩んでいます。
鼻は、左側が痩せてきているので、左に傾いたように見えます。
それと、左目の下1センチの場所に、えくぼのような凹みができました。むくみがとれて、目立ちます。
近所の形成外科と美容外科に相談したら、しっかり顔を見ることもなく、治せない、と言われてしまいました。
せめて、違和感ない普通の顔にまで改善したいのですが、どのようにしてら良いでしょうか。
外出するときは、マスクやめがねで、隠していますが、完全には隠れません。

A114 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外見の評価は個人により大きく異なるため、患者さんの訴えが素直に医師に届きにくいことがあります。
特に外傷による顔面変形は、元と異なる部分があって患者さん自身にとって放っておけない状態であっても、受傷前の顔を知らない第三者には気にするほどの外観ではないとしか感じられないことも少なくありません。
見た目を変えることをお望みなら、元がどうであったとかこんな変化が起きたとか訴えるのではなく、現在どこが気になってどんな感じに変化させたいのか自身の望みを具体的に形成外科医や美容外科医にお伝えください。
また、通常でも顔面の左右差は少なからずあるものなのですから、左右差があることを強調して伝えようとすれば、過剰に神経質な患者さんと判断されて「治せない」と返答されてしまいます。
冷静に自身の外見の希望をお伝えになって、整容・美容の治療をお受けください。
整容・美容が目的になるので、自費診療になることを了解しておいてください。
Q115 相談者 ニックネーム:さや 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

顔の骨折の事なのですが、頬骨の骨が折れてズレていて今骨折してから4ヶ月半くらいたつんですが、3DCTを撮影してみるとまだその骨がズレているところが繋がってないみたいで、顔の骨の治りは早いと聞いていて、4ヶ月半も経っていればくっつくものだと思っていたぶんショックで、このまま繋がらないんじゃないか、治らないんじゃないか、そんな不安でいっぱいです。食事とかも気にせずかたいものが食べたいのですがまだ不安で食べられません。このままずっとこの状態なのでしょうか??ほんとに辛くて心配です。形状を治したいという訳ではなくて、骨をくっつけたいんです。安心して食べ物が食べれるようになりたいんです。また、治す方法は何かありますか??どのような方法がありますか??

A115 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
骨折線が偽関節のようになっているならば手術が必要ですが、通常ならば、骨折受傷後「4か月半」で顔面骨骨折の骨折線が離れていても線維組織で硬く固定されています。
また、「3DCT」画像は骨折線の隙間や「ズレ」がかなり大きく見えるものなので、画像を診る際にある程度の慣れが必要です。
もう何を食べても大丈夫と考えますが、主治医に画像の説明と現症の確認をしてもらうとよいでしょう。
Q116 相談者 ニックネーム:Yua 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1か月半前に、20歳の娘が口元を一センチほど抜いました。これまで形成外科にて頂いたテープを毎日貼り、傷を押さえてきましたが、セカンド・オピニオンで訪れた形成外科にて、赤みが取れないのでもうテープは貼らないようにと言われました。数ヶ月はテープを貼っておくという説を多く見るのですが、このようなケースもあるのでしょうか。傷が広がったり膨らんだりしないか心配です。

A116 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕は、外傷後の縫合線の瘢痕を太くする方向に肌を引っ張る力がかかる部位で生じやすい傾向があります。
瘢痕にかかる張力の強さや向きは、瘢痕の部位だけでなく、瘢痕の向き、瘢痕の長さ、受傷時の組織欠損の有無などにより異なります。
縫合直後から瘢痕周囲組織を固定し瘢痕のある局所部位の安静を保つために3か月程度サージカルテープのような伸び縮みしない紙テープを貼ることが多いのですが、「テープ」の糊にかぶれたり「テープ」を貼ったり剥がしたりを繰り返し角質が薄くなるなどして赤みが出ることがあるため、「テープ」を張ることのメリットとデメリットを検討してテープを貼り続けるかどうか決定します。
したがって、同じ症状を診ても担当する医師によって、瘢痕に対する処置が異なることも少なくありません。
厳しい言葉で申し訳ないのですが、もともとおかかりになっている病院の担当医師や「セカンド・オピニオン」病院の治療方針決定の根拠をお訊きになってこなければ、今おかかりになっている病院と「セカンド・オピニオン」病院の2つの意見が並ぶだけで、わざわざ「セカンド・オピニオン」を求めただけの意味はありません。
診察をしないで具体的なアドバイスはできないのですが、瘢痕周囲の赤みが退くまで「テープ」貼付を中断し、肌の回復を待って「テープ」を張ることも可能なはずです。
また、「テープ」の貼り替えは「テープ」をぬるま湯で十分濡らして粘着面の糊を溶かしてから肌を傷つけないように行ってください。
Q117 相談者 ニックネーム:よっつ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

顔面から転倒し、鼻の下に傷があります。
もうすぐで三ヶ月経ちますが 赤みは除々にひいておりますが 瘢痕が治る気配がしません
サイレイトウを処方されているのですが いまいち変化があるように思えません
もっと他に良い方法はないのでしょうか

A117 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の瘢痕は、受傷後3か月まで赤く硬く盛り上がり、6か月に向けてその症状が軽減し、それ以降は緩徐に改善していくのが、一般的な経過です。
瘢痕の治療は、トラニラストや柴苓湯、ステロイド、レーザー、外科的治療などの適応を検討するとよいでしょうが、時間の経過を待つことも大切です。
現在の主治医にお訊きするか形成外科を受診して、今後の治療方針、予測される経過、期待できる結果などの説明をしてもらうとよいでしょう。
Q118 相談者 ニックネーム:アズアズ 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:10代後半

3ヶ月前に顔面多発骨折で13時間に及ぶ手術を行いました。傷痕は綺麗に治ってきていますが以前の顔にはまだ戻っていません。プレートが八枚ほど入っている為か眼や頬、顔の形も違っています。すでに3ヶ月経過しているので、これ以上の回復はないのでしょうか。この状態からまだ変わる可能性はあるのでしょうか。

A118 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「3ヶ月経過している」ならば、骨折線は接合治癒しているので、顔面骨の「これ以上の」大きな変化は期待できません。
ただし、「プレート」を除去すれば顔貌の印象は変わります。
また、術後「3ヶ月」しか「経過して」いないので、瘢痕はまだ硬く収縮している時期です。
6か月以上経過して瘢痕が柔らかくなれば、外観の変化があります。
外傷の治療は、機能的、整容的に患者さん自身がこれくらいでよいかなと受け入れができる時まで継続されるものなのですから、気になる点は主治医にご相談なさるのがよいでしょう。
Q119 相談者 ニックネーム:monmo 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

1㎝位のシミとりの切除手術を受け、2日間はガーゼを取らないように指示されましたので、それに従い2日後にガーゼをはがしたら、3㎝大の大きな血腫が出来ていて、愕然としました。
手術当日もかなら傷口が痛み、顔は腫れ、熱まで出たので、病院に電話すると、来院してくれとの事でした。
今日行って来ましたら、血腫は固まってしまってるので、注射で抜き取る事はできない、皮膚に吸収されるまで待っしかないとの事、かなり長くかかると。顔なので、早く消えて欲しいです。

A119 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、メールだけでは詳細な状況が把握できず、具体的なアドバイスができません。
そもそも「シミとりの切除手術」という記載が了解できませんが、「傷口が痛み、顔は腫れ、熱まで出た」という症状は、術後「血腫」形成の症状と考えられます。
術後5日目で「3㎝大の大きな血腫」が「血腫は固まってしまってる」としても、数日のうちに再度柔らかくなるので、「注射で抜き取」ったり縫合創の一部を開いて血腫除去することが可能かもしれません。
主治医に状況を再度確認し、必要に応じて形成外科を受診してみることをお勧めします。
Q120 相談者 ニックネーム:ひまわり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

4ヶ月前に、掃除中にうっかり鼻を打撲しました。鼻は、大きく内出血したのですが、直後から、左目の下が大きくへこんで影ができ、ぶるぶる震えます。特に表情を作ったとき目立ちます。いろんな病院(形成外科、神経内科、耳鼻科)に行き、相談しましたが、どこの診察室でも照明でうまくカモフラージュされてしまい、真実を診てもらえていないため、治療できていません。(MRIとCTは、異常なしでした)
最近は、左目の下の皮膚が、白く抜けてきて、赤面すると真っ白で目立ちます、
このことは、3軒の皮膚科(美容皮膚科も)で相談しましたが、これもまた診察室の照明では分かりづらく、精神科を勧められてしまいました。
どこの病院でも、治療できず、変わってしまった顔に傷つき、生きる気力までなくなっています。この目の下の凹みと震えと、肌の色抜けは、治るのでしょうか。

A120 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一つひとつの症状を関連づけずに、独立した症状としてお考えになった方がよいでしょう。
まず、「鼻を打撲」直後に生じた腫脹のため、また、受傷後「4カ月」でまだやや浮腫みが残っているため、相対的に「左目の下が大きくへこんで影ができ」て見えている可能性があります。
右目の下と比べて左右差があるとしても、もともと顔の造りに左右差があることに気付いてなかったのが、「打撲」を機会に気になり始めただけかもしれません。
次に、「左目の下が」「ぶるぶる震え」る原因は、三叉神経の過緊張によるものではないでしょうか。
「左目の下の皮膚が、白く抜けてきて、赤面すると真っ白で目立」つのは、打撲後の瘢痕あるいは浮腫により末梢血流が悪くなっているのでしょう。
いずれの症状も根本的には「鼻を打撲」して「大きく内出血した」ための浮腫みにより起きていると考えられます。
極めて軽症の浮腫みまで完全に消褪するまで、「打撲」受傷後半年~2年程度までお待ちになるのがベターな選択ではないでしょうか。
症状の出ている部分を温めると多少なりとも改善が早い可能性があります。

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