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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q131 相談者 ニックネーム:りん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

20日前に、美容外科で目の下、こめかみの汗管腫(エクリン汗嚢腫)施術を50こ受けました。
施術直後は、出血し、血が固まった状態で、ガーゼや薬はなしで帰宅しました。
すぐにかさぶたになり、無理にははがしてはいませんが、お風呂に入ったりして痛みや出血もなく自然に4.5日でとれました。
かさぶたが取れた痕の状態は、皮膚に穴が空いた状態で赤くなっていました。
20日経過した今の状態は傷口は塞がっており、赤色で少し盛り上がっているところもあれば、赤色で平たんな痕2ミリ~4ミリあります。

質問は
1.赤色がいつまで続くのか(もともと皮膚の色が白いので大変目立つ)
また色素沈着をおこさないか。
2.少し盛り上がった所は平らになるのか。

主治医に相談したところ、個人差があるため赤みはいつなくなるかわからない、ただ引くのを待つだけです。
一切余計なことをしないで待ちなさいと言われました。大変不安です。
私が今気をつけていることは、患部を触らない、保湿、紫外線予防です。

A131 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
汗管腫をCO2レーザーで処理したのでしょうか、くり抜き切除をしたのでしょうか。
治療内容によって経過の詳細は異なりますし、
真皮層まで熱処理あるいは切除した場合、
その深さによって「赤色がいつまで続くのか」、「色素沈着をおこさないか」、「少し盛り上がった所は平らになるのか」に違いが出ます。

現在特にすべき処置はありませんし、症状の改善を早める処置もありません。
ほとんどは「一切余計なことをしないで待」つだけで目立たなくなりますが、半透明に赤みが残ったり、盛り上がったまま残ったりした場合は、レーザーや焼却、剥削、切除が必要になることもあるので、手術をなさった病院か、形成外科あるいは皮膚科で経過を診てもらって下さい。
Q132 相談者 ニックネーム:まさ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

受傷後6時間たちました。クロスバイクにて走行中落車で転倒しコンクリートにて下顎を3cm程度裂傷しました。
傷口も出血もあり、日曜であった為受傷後1時間後に救急病院にて外科のDrに治療していただきました。最終的に5針を縫っております。

傷跡は残ってしまうだろうとの先生に言われております。
抜糸は1週間後ぐらいに近くの病院でも構わないとのことでした。

ご相談内容としましては今回の縫合や今後の傷跡も含めて形成外科でフォローアップしてもらう方が良い判断でしょうか。
その場合本日直ぐにでも受診するべきでしょうか。
また、形成外科を受診せず今後の傷跡にどのような影響を及ぼすことが考えられますでしょうか。

A132 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「形成外科でフォローアップしてもらう方が良い」かどうかご自身で判断してもらうため、医師の専門性についてアドバイスをしたうえで、意見を述べさせていただきます。

体表の外傷および瘢痕の専門医は、形成外科です。
もちろん形成外科専門医でなくとも、外傷や瘢痕の治療を上手になさる先生も少なくないでしょう。
それを踏まえて、形成外科以外の領域を専門としている医師と形成外科医の違いを述べるなら、形成外科以外の医師は創傷治癒を目的とした治療をしており、
形成外科医は初診の時点から創傷の治癒はもとより上皮化後数か月~数年経過して瘢痕が目立たなくなることや機能損傷のない瘢痕になることを見据えて治療を開始しています。

具体的には、慎重な形成外科医なら、外傷の縫合翌日には感染兆候が無いか確認するでしょうし、顔の抜糸の時期は「1週間後ぐらい」ではなく縫合後2日~7日程度と判断するでしょう。

つまり、お考えになっている通り、「今回の縫合や今後の傷跡も含めて形成外科でフォローアップしてもらう方が良い」でしょうし、可能なら、「本日直ぐにでも受診するべき」です。
Q133 相談者 ニックネーム:ソラン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

先日、白板症という事で大学病院の口腔外科で舌の縁部分の切除手術をしました。
手術から1週間経ちませんけど、舌の切除した部分が硬くなってとても違和感がありまして歯にあたり気になっています。
舌の切除した硬くなった部分も時間が経過すれば柔らかく普通の舌に回復しますか?
期間としてどれくらいかかりますか?

A133 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
口腔白板症は、口腔内に生じる白色の角化性病変です。
生検したために「硬くなってとても違和感が」あるのか、病変として正常組織より硬い感じなのか、診察をしなければ判断できません。
切除後瘢痕としての硬さなら、「時間が経過すれば柔らかく普通の舌に回復します」ので、3カ月程度はお待ちください。
Q134 相談者 ニックネーム:ヒップ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

数ヶ月前、友人とお酒を飲み少し酔っていたこともあって、不注意から段差に引っかけてしまい顎から転倒、左顎強打し出血を伴う怪我を負いました。
その後、急患の病院にて左顎傷口を8針縫合、一週間後抜糸となり治療が終了しました。

しかしながら、傷跡が残っているに加えその日以来、今まで出せていた声(電話や歌の場面での高音)が
全く出せなくなってしまいました。

声帯には全く問題がないとの診断であったため、もしかすると左顎縫合した後から何らかの組織が癒着し、
声が出しづらくなってしまったのかと思い、相談いたしました。
縫合癒着による不具合の可能性は考えられますでしょうか。

A134 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
顎の外傷と発声異常は、直接の関連はないでしょう。
ただし、顎を強打した際に顎関節の損傷を合併していれば、開口障害により構音の不具合が生じるかもしれません。

また、発声自体に問題はないのに、転倒時に顎関節骨頭が外耳や中耳に影響を与えて、音の聞こえが変わってしまうこともあるのかもしれません。

もちろん、本当に高音が出し辛いなら、心因性のものである可能性もあり得ます。

形成外科や口腔外科、耳鼻科、精神科でもご相談なさってください。
Q135 相談者 ニックネーム:なみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

10日前に美容外科にて、二重瞼の線の辺りにできた小さな出来物をレーザーで取りました。一週間くらいで上皮はしてきたのですが、傷口の周りが一部硬いしこりになっています。
傷口は、ちょうど米粒を横にしたような傷です。上側のヘリの部分が硬いしこりのようになってしまっています。
テープが貼れない部分なので眼軟膏だけぬって6日間過ごしていたんですが、もう一度病院に行ったところ、デルモゾールG軟膏に変更になりました。
一週間から二週間くらいデルモゾールG軟膏をぬったら、また眼軟膏に戻るように言われたんですが、このデルモゾールG軟膏で、硬いしこりのような部分は取れるのでしょうか?
それとも自然と取れていくものなのか、このまま残ってしまうものなのか とても心配です。
デルモゾールG軟膏に変更になったのは、先生が目で見て少し炎症を起こしてるみたいだからと言って出して下さったので傷口には触れていないので、しこりの事はわからなかったのではないかと思います。
自分自身もそっと洗い流すだけだったので、気が付きませんでした。
だいぶ上皮してきたので、夕べ初めて指で触ってみて気が付きました。もう、しこりの事が心配で心配でなりません。

A135 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
処置をした病院に確認しなければ詳細は判りませんが、炭酸ガスレーザーを使用したのではないかと考えます。

術後創は熱傷創と同じですので、治癒過程で硬結が出来ることもあり得ます。
2週間程度で上皮化すればいずれ軟らかくなるのが一般的な経過なので、しばらくは様子見ていただいて問題ないでしょう。
Q136 相談者 ニックネーム:れおん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

先日転んで救急で眉の上を5センチほど切り4針縫いました。その時の救急病院の先生の対応が悪く後日違う病院で治療を受けました。
1週間で抜糸をしたのですがその時の抜糸してくれた先生に雑な縫い方だね、傷痕残
るよ。もし傷痕が嫌だったら美容形成で治さしなと言われました。
まだ抜糸をしたばかりでどの様にしたらいいかわかりません。
たぶん傷口を見たところ上の皮膚と下の皮膚が被さった感じの縫い方でした。
どの様な傷痕になるのでしょうか?
怪我したのは今年の2月2日です。救急車で救急病院で縫いました。

A136 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「上の皮膚と下の皮膚が被さった感じ」のままの「傷痕になる」可能性があります。
瘢痕を目立たなくするために、何をすべきか、いつどんな治療をするかを検討するため、
早期に形成外科を受診しておくとよいでしょう。
Q137 相談者 ニックネーム:あくあぽりん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

一週間ほど前に転んでおでこをドアノブに強打し4針縫いました。
その時に縫ってくださった先生は上手みたいで傷跡はまっすぐな線なのですが、今日抜糸をした時にステリストリップを貼られませんでした。
前回とは違う先生で、看護師さんは貼らなくて良いんですか?と言っていたのに貼らないの一点張り。できれば傷跡は残したくありません。ステリストリップは貼らないで良いのでしょうか?

A137 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ステリストリップ」は縫合するまでの必要がない真皮浅層までの外傷や、皮下縫合のあと表皮のズレが無く表皮を縫合する必要はない場合に、表皮縫合の代わりに貼付するものとお考えいただければよいでしょう。
受傷後「一週間ほど」経過しているならば、創は治癒しているでしょうから「ステリストリップ」は必要ありません。
もちろん「できれば傷跡は残したく」ないでしょう。
抜糸した時点で割創の治療が終わり瘢痕を目立たなくするための治療が始まったのですから、検討すべきは瘢痕の治療法です。
今後のケアとして、瘢痕を開く方向に肌を引っ張る緊張がかからないように紙絆創膏を瘢痕に貼ります。
紙絆創膏は毎日貼り換える必要はありませんが、3~6か月程度継続してください。
瘢痕が順調に改善しているかは、形成外科を受診して瘢痕の経過を診てもらって下さい。
Q138 相談者 ニックネーム:きな 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

先日左目まぶたの上を切り5針縫いました。
抜糸をした後、左目の周りに熱をもち、左ほっぺたに発疹が出ています。
傷口は、きちんとついている様に見えます。乾燥もしています。
傷の中が炎症しているのでしょうか?
膿など、出ていません。

A138 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、縫合後順調に創治癒し抜糸まで行った後に炎症が生じることはありません。
また、「発疹」は創感染の症状では無さそうですので、他の全身疾患の初発症状の可能性も否定できません。
診察をしなければ具体的な症状の把握と診断が出来ないので、小児科か創処置をしてくれた病院を受診して相談してください。
Q139 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

8月頭に原チャリで事故をしておでこを縫いました。
埋没の糸での治療でした。赤みと凸凹がなおりません。
注射で治療をしていましたが、もううたなくていいといわれたんですが、うちはじめてから今にかけてなにも変化がありません。
もとの綺麗なおでこになるような治療方法を教えてください。お願いします。顔に傷があることが耐えられないです。

A139 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
残念ながら全く瘢痕のない「もとの綺麗なおでこになるような治療方法」はありませんが、様々な治療を組み合わせて時間をかけて治療すれば瘢痕を目立たなくすることは可能です。
治療をするかどうか、どの状態を治療の終着点とするかは患者さん自身が決めるものですから、「もううたなくていい」というのは「うちはじめてから今にかけてなにも変化が」無いので、『この治療を続けるのは止めてほかの治療法を検討しませんか』という提案だったのではないでしょうか。

診察をしなければ具体的な治療法のアドバイスは出来ないので、先ずは主治医に状態の説明と今後の治療方針を確認し、他の形成外科でも意見を聴いて、それぞれの治療法のメリット・デメリットの両方をご自身で十分に理解し、主治医と決めた医師と一緒にじっくりと治療方針を検討してください。
Q140 相談者 ニックネーム:さくら草 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:女性

先月、シェーグレン症候群の検査で小唾液腺の生検を受けました。
生検の翌日くらいから唇が腫れ、その後腫れはひきましたが、腫れの縁が細い糸のように紫色に残って、口を開けたりすると痛いのです。
約一か月経ちましたが、治りません。
生検をした医者はリップクリームを塗っておきなさい。と言われましたので、ワセリンのリップクリームを塗っています。

A140 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「生検の翌日くらいから唇が腫れ」、「腫れの縁が細い糸のように紫色に残って」いることから皮下出血があったと考えられるので、「紫色」は徐々に薄くなっていくと推測されます。

おそらく、「紫色」と「口を開けたりすると痛い」のは直接の関係はありません。
口内炎が出来ているのでなければ、「シェーグレン症候群」による唇の乾燥のため「口を開けたりすると痛い」のでしょう。

「リップクリーム」で対処する以外に、唾液分泌促進、人口唾液補充を担当医に処方していただくのと、意外と口腔乾燥作用を持つ薬剤を気付かずに内服していることもあるので担当医あるいは処方箋薬局に相談してみてください。

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