傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q131 相談者 ニックネーム:    患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

顔の怪我をして、上唇のラインにそって広角から2センチ程縫いました。
縫ってから今3ヶ月たちましたが縫った傷跡が硬く全く伸びないないので笑うと唇の
ラインの皮膚に糸を食い込ましたようになります。
笑顔がとても可笑しくて人前で笑うことができず人にも会えなくなりました。
海外から輸入してシリコンジェルのDermatix とオニオンエキスの塗り薬medermaを
使って2ヶ月たちますが一向に良くなりません。
マッサージもしています。
今度は火傷などに効果があるというグリーンピールを受けようと思っています。
他に、傷跡が柔らかくなる治療法や方法などがあればアドバイスください。

A131 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
親指と人差し指で口の中と外から瘢痕を挟み、1分ほど徐々に力を強くするようにして揉み解すのが最も効果があります。
痛みはありますし、数時間で硬さは戻りますが、毎日お続けになれば軟らかくなるのが早まります。
ピーリングはほぼ意味がありません。
6ヵ月まで経過を待って気になるなら、瘢痕形成術をお受けになるとよいでしょう。
Q132 相談者 ニックネーム:ブルちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

交通事故に遭い、右眉の上を15針縫合しました。
形成外科にかかって、傷は一応の回復を経過していたのですが、5日ほど前から縫合かしょの一部が赤く、触っただけで強い痛みを感じます。
この部分は、当初から周りの皮膚が硬くなってコブのように盛り上がっていましたが、触れないほどの痛みではありませんでした。
この時期になって、炎症性の痛みで赤く腫れることはあるのでしょうか?
また、傷の周りの皮膚の塊は、今後にひいてくるでしょうか? マッサージなどは有効でしょうか?

A132 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「当初から周りの皮膚が硬くなってコブのように盛り上がって」いたならば、創内にガラスなどの異物が入っているということは無いでしょうか。
また、縫合後1か月半経過して「縫合箇所の一部が赤く、触っただけで強い痛みを感じ」るならば、皮下血腫の後に感染がおこった可能性も否定しきれません。
瘢痕の痛みかもしれません。
情報が少なすぎて、原因を追究できません。
直ちに形成外科を受診してください。
申し訳ありませんが、「傷の周りの皮膚の塊は、今後にひいてくる」か「マッサージなどは有効」かも同じ理由でお答えすることが出来ないので、それも形成外科でご相談いただき、定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
Q133 相談者 ニックネーム:おきょう 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

8月に交通事故で顔面から擦りむき、打撲、歯が3本欠けました。
左顔面半分損傷し、最も酷い所は鼻の下の擦り傷が深く、今現在では、赤く盛り上がってしまい、1㎝ほど跡があり、まだ痒みもあります。
テープ治療を形成外科の先生から言われておりましたが、テープしても痒く、辞めてしまいました。
後は1年後に、盛り上がりを切って縫い合わせる治療しかないとの事ですが、麻酔や痛みもまた伴うので、1㎝程度なら、もうしばらくしたら赤みも引き、目も慣れて気にならなくなる。と言われました。
どちらの方がいいのか、悩んでます。
化粧して何とか隠せるレベルですが、自分としては気になるので、また接客業なので、事故以来ずっとマスクをしております。
そのまま1年経過観察してから、手術するか決めても遅くはないでしょうか?
頬などはきれいに治っている。と言われ、鼻の下なら他人の目にも気にならない箇所なのかな?
とも思います。先生も自分の意識次第。と言われました。

A133 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の治療をするかどうかを決めるのは、確かに「自分の意識次第」です。
「頬などはきれいに治っている」のか、「鼻の下なら他人の目にも気にならない箇所なのか」も「先生」が決めることではなく、ご自身がそう思うかどうかです。
著明な効果でなくとも多少でも効いている筈の「テープ治療」を「テープしても痒く、辞めてしま」ったのも、ご自身で決めたことです。

受傷後半年ですから、まだ瘢痕が赤い時期で、徐々に赤みは薄くなっていくでしょう。
「1年後に、盛り上がりを切って縫い合わせる治療」をした方がよいかは「1年経過観察してから、手術するか決めても遅くは」ありませんし、それまでの間にステロイドの注射やレーザー治療などを施行してもよいでしょう。

厳しいアドバイスかもしれませんが、お悩みになっているなら判断を医師任せにせず、一般の方でも読みやすい外傷や瘢痕の治療に関する本がたくさんありますので、一読なさってみてください。
Q134 相談者 ニックネーム:ボブ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

一ヶ月前に頬を強打し、形成で圧迫の処置をして貰いました。
その後、腫れはひきましたが、しこりが出来ました。
最近少しずつしこりは小さくなっていますが、同時にしこりの脇に一センチ四方の凹みが現れています。

どうやら皮膚が癒着をしているようで、笑っても引きつれ、凹みが目立ちます。
剥がす手術以外に、何か治す方法が有れば是非教えて頂きたいです。

A134 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
強めのマッサージで癒着が剥がれる可能性があります。
ただし受傷後「一ヶ月」で「笑っても引きつれ、凹みが目立」つならば、「皮膚が癒着」しているのではなく、「しこり」が硬く伸展性がないために「しこりの脇に一センチ四方の凹みが現れ」ているのかもしれません。

「癒着」によるものか「しこり」によるものかは診察でわかるでしょうから、形成外科を受診してください。
Q135 相談者 ニックネーム:さっちん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

友達の前歯が左頬に刺さり、奥2センチの深い傷を負い4針縫ってもらったのですが翌日目の腫れが異常に強く熱も38.5分まで上がったため再度病院に行くと、感染していると言われ抜糸をし毎日しばらく消毒をしに通院することになりました。
目の腫れがものすごくて開けることができません。
こういった感染で目が腫れた場合、どのくらいで腫れが引くものでしょうか?

A135 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下出血による眼瞼の腫れか、感染の拡大による腫れか、診察をしなければ判りません。
原因と経過によって「腫れが退く」までの時間は全く異なります。
ヒト咬傷は感染の起きやすい外傷のひとつなので、
縫合前に十分過ぎるくらい洗浄して感染を予防するか、湿潤状況で1日程度経過を観て感染が無いことを確認してから縫合すべきと考えます。

せっかく治療をしてくださっている先生には申し訳ないのですが、外傷治療を得意とする形成外科などでセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。
Q136 相談者 ニックネーム:りん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

20日前に、美容外科で目の下、こめかみの汗管腫(エクリン汗嚢腫)施術を50こ受けました。
施術直後は、出血し、血が固まった状態で、ガーゼや薬はなしで帰宅しました。
すぐにかさぶたになり、無理にははがしてはいませんが、お風呂に入ったりして痛みや出血もなく自然に4.5日でとれました。
かさぶたが取れた痕の状態は、皮膚に穴が空いた状態で赤くなっていました。
20日経過した今の状態は傷口は塞がっており、赤色で少し盛り上がっているところもあれば、赤色で平たんな痕2ミリ~4ミリあります。

質問は
1.赤色がいつまで続くのか(もともと皮膚の色が白いので大変目立つ)
また色素沈着をおこさないか。
2.少し盛り上がった所は平らになるのか。

主治医に相談したところ、個人差があるため赤みはいつなくなるかわからない、ただ引くのを待つだけです。
一切余計なことをしないで待ちなさいと言われました。大変不安です。
私が今気をつけていることは、患部を触らない、保湿、紫外線予防です。

A136 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
汗管腫をCO2レーザーで処理したのでしょうか、くり抜き切除をしたのでしょうか。
治療内容によって経過の詳細は異なりますし、
真皮層まで熱処理あるいは切除した場合、
その深さによって「赤色がいつまで続くのか」、「色素沈着をおこさないか」、「少し盛り上がった所は平らになるのか」に違いが出ます。

現在特にすべき処置はありませんし、症状の改善を早める処置もありません。
ほとんどは「一切余計なことをしないで待」つだけで目立たなくなりますが、半透明に赤みが残ったり、盛り上がったまま残ったりした場合は、レーザーや焼却、剥削、切除が必要になることもあるので、手術をなさった病院か、形成外科あるいは皮膚科で経過を診てもらって下さい。
Q137 相談者 ニックネーム:まさ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

受傷後6時間たちました。クロスバイクにて走行中落車で転倒しコンクリートにて下顎を3cm程度裂傷しました。
傷口も出血もあり、日曜であった為受傷後1時間後に救急病院にて外科のDrに治療していただきました。最終的に5針を縫っております。

傷跡は残ってしまうだろうとの先生に言われております。
抜糸は1週間後ぐらいに近くの病院でも構わないとのことでした。

ご相談内容としましては今回の縫合や今後の傷跡も含めて形成外科でフォローアップしてもらう方が良い判断でしょうか。
その場合本日直ぐにでも受診するべきでしょうか。
また、形成外科を受診せず今後の傷跡にどのような影響を及ぼすことが考えられますでしょうか。

A137 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「形成外科でフォローアップしてもらう方が良い」かどうかご自身で判断してもらうため、医師の専門性についてアドバイスをしたうえで、意見を述べさせていただきます。

体表の外傷および瘢痕の専門医は、形成外科です。
もちろん形成外科専門医でなくとも、外傷や瘢痕の治療を上手になさる先生も少なくないでしょう。
それを踏まえて、形成外科以外の領域を専門としている医師と形成外科医の違いを述べるなら、形成外科以外の医師は創傷治癒を目的とした治療をしており、
形成外科医は初診の時点から創傷の治癒はもとより上皮化後数か月~数年経過して瘢痕が目立たなくなることや機能損傷のない瘢痕になることを見据えて治療を開始しています。

具体的には、慎重な形成外科医なら、外傷の縫合翌日には感染兆候が無いか確認するでしょうし、顔の抜糸の時期は「1週間後ぐらい」ではなく縫合後2日~7日程度と判断するでしょう。

つまり、お考えになっている通り、「今回の縫合や今後の傷跡も含めて形成外科でフォローアップしてもらう方が良い」でしょうし、可能なら、「本日直ぐにでも受診するべき」です。
Q138 相談者 ニックネーム:ソラン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

先日、白板症という事で大学病院の口腔外科で舌の縁部分の切除手術をしました。
手術から1週間経ちませんけど、舌の切除した部分が硬くなってとても違和感がありまして歯にあたり気になっています。
舌の切除した硬くなった部分も時間が経過すれば柔らかく普通の舌に回復しますか?
期間としてどれくらいかかりますか?

A138 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
口腔白板症は、口腔内に生じる白色の角化性病変です。
生検したために「硬くなってとても違和感が」あるのか、病変として正常組織より硬い感じなのか、診察をしなければ判断できません。
切除後瘢痕としての硬さなら、「時間が経過すれば柔らかく普通の舌に回復します」ので、3カ月程度はお待ちください。
Q139 相談者 ニックネーム:ヒップ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

数ヶ月前、友人とお酒を飲み少し酔っていたこともあって、不注意から段差に引っかけてしまい顎から転倒、左顎強打し出血を伴う怪我を負いました。
その後、急患の病院にて左顎傷口を8針縫合、一週間後抜糸となり治療が終了しました。

しかしながら、傷跡が残っているに加えその日以来、今まで出せていた声(電話や歌の場面での高音)が
全く出せなくなってしまいました。

声帯には全く問題がないとの診断であったため、もしかすると左顎縫合した後から何らかの組織が癒着し、
声が出しづらくなってしまったのかと思い、相談いたしました。
縫合癒着による不具合の可能性は考えられますでしょうか。

A139 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
顎の外傷と発声異常は、直接の関連はないでしょう。
ただし、顎を強打した際に顎関節の損傷を合併していれば、開口障害により構音の不具合が生じるかもしれません。

また、発声自体に問題はないのに、転倒時に顎関節骨頭が外耳や中耳に影響を与えて、音の聞こえが変わってしまうこともあるのかもしれません。

もちろん、本当に高音が出し辛いなら、心因性のものである可能性もあり得ます。

形成外科や口腔外科、耳鼻科、精神科でもご相談なさってください。
Q140 相談者 ニックネーム:なみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

10日前に美容外科にて、二重瞼の線の辺りにできた小さな出来物をレーザーで取りました。一週間くらいで上皮はしてきたのですが、傷口の周りが一部硬いしこりになっています。
傷口は、ちょうど米粒を横にしたような傷です。上側のヘリの部分が硬いしこりのようになってしまっています。
テープが貼れない部分なので眼軟膏だけぬって6日間過ごしていたんですが、もう一度病院に行ったところ、デルモゾールG軟膏に変更になりました。
一週間から二週間くらいデルモゾールG軟膏をぬったら、また眼軟膏に戻るように言われたんですが、このデルモゾールG軟膏で、硬いしこりのような部分は取れるのでしょうか?
それとも自然と取れていくものなのか、このまま残ってしまうものなのか とても心配です。
デルモゾールG軟膏に変更になったのは、先生が目で見て少し炎症を起こしてるみたいだからと言って出して下さったので傷口には触れていないので、しこりの事はわからなかったのではないかと思います。
自分自身もそっと洗い流すだけだったので、気が付きませんでした。
だいぶ上皮してきたので、夕べ初めて指で触ってみて気が付きました。もう、しこりの事が心配で心配でなりません。

A140 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
処置をした病院に確認しなければ詳細は判りませんが、炭酸ガスレーザーを使用したのではないかと考えます。

術後創は熱傷創と同じですので、治癒過程で硬結が出来ることもあり得ます。
2週間程度で上皮化すればいずれ軟らかくなるのが一般的な経過なので、しばらくは様子見ていただいて問題ないでしょう。

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