傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q171 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:男性

頬に事故後の傷跡があります。長さは6?程です。引きつれもなく、傷方向は皺からもそれほどずれてないようです。
セカンドオピニオンでいろんな形成外科に行っているのですが、病院によって手術法が違うので迷ってます。
ある医師はそのまま切り取ると言い、ある別の病院の医師は収縮するのでジグザグに切り取ると言います。みなさん形成外科認定医の資格を取得されてます。
直線の傷にするより、ジグザグにする方がやはり凸凹段差などが残りにくいのでしょうか?
また長い傷にはジグザグは有効なのでしょうか?

A171 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
残念ながら、今のところ瘢痕を完全に無くすことは出来ません。様々な治療法を組み合わせて瘢痕をより目立たなくするための検討をするのですが、担当する医師によって治療方針が異なることも少なくありません。

診察していないので、ご相談の瘢痕の治療にどのような方針が良いか具体的にお答えすることは出来ませんが、瘢痕形成術後を「直線の傷」にせず「ジグザグにする」のは、柔らかい膨らみのある「頬」で、手術瘢痕が一本の皺として目立つのを防ぐ目的が大きいのではないでしょうか。
一本の線状にしたとしても長さが「6cm程」ならば、「収縮する」のを防ぐという意味合いは小さいように考えます。
また術後の瘢痕を「ジグザグにする」場合も、元の瘢痕を「ジグザグに切り取る」こともありますが、瘢痕を直線状に切除して正常な組織の損失を極力少なくするのが一般的な手法です。

複数の医療施設で治療法を提案して貰って検討するのは大変良いことと考えますが、それぞれの治療法の利点と不利益を十分にご理解なさらずに複数の治療法を並列して比べると、誰でも「迷って」しまいます。

「セカンドオピニオン」を上手に利用するには、ご自身が信頼できるとお感じになった担当医の提案する治療方針を持って他の機関を訪れ、その治療方針をどう評価するか、その治療を支持する理由あるいは支持しない理由を説明して貰い、元の担当医とその意見を再検討すると良いでしょう。
Q172 相談者 ニックネーム:やよい 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

中学1年生の娘の事です。体育のバレーボールの授業でボールが顔に当たり掛けていたメガネがズレて、恐らく小さなネジによって鼻に2センチ強の傷が出来ました。
皮膚科で診察を受けました。看護師さんは縫うほどであれば形成科をとおっしゃっていましたが、医師に診ていただくと傷が浅く出血も止まっていたので塗り薬を3種処方していただ
きました。

A172 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察していないので、一般的なアドバイスだけになります。
外傷後の瘢痕(傷跡)の治療と経過は、受傷機転にかかわらず(「縫った傷」だろうが、そうでなかろうが)違いは無く、紫外線防止と圧迫固定が有効です。
ご相談のケースは、鼻根部分のおそらく比較的浅い外傷で、特に外力の加わる部位ではないので、ご本人が嫌がるようならば「マイクロポア」を貼らなくても特に問題は無いでしょ
う。
担当医の「その必要は無い」という言葉も、「縫ってないので」「必要は無い」のではなく、真皮深層までの外傷ではないので、瘢痕が幅広くなる可能性は少なく、瘢痕の固定は必要なしとの判断によるものと思われます。
ただし「日焼け止めをキチンと塗ること」は、大切です。
担当医の指示通り、SPF50の商品が理想です。
「プールの授業」は「日焼け止め」を塗ってプールに入ることを学校が許すならば問
題無いのですが、水質の劣化を嫌って日焼け止めの使用を止められた場合は「マイクロポア」などを貼っておいた方が良いでしょう。
「マイクロポア」は瘢痕に「直接傷に貼」っても問題ありませんが、剥がすときには良く濡らして皮膚を傷めない様にそっと剥がすか、周りから剥がれてきて汚くなるまで数日間貼りっぱなしでも構いません。
お嬢さん自身に安心していただくためにも、形成外科を受診なさって、診察して貰ったうえで、今後の自己ケアおよびキュアのアドバイスを貰っては如何でしょう。
Q173 相談者 ニックネーム:キャメロン 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1か月程前に目尻から下瞼にかけてタテに約1cm程の裂創を負い、2時間後ぐらいに緊急外来で形成外科の先生に縫合していただきました。(二層縫合がされたかどうかは不明です。)
4日後に抜糸は済み、現在は3Mのテーピングをしています。やはりまだ縫合跡は真っ赤で、傷が固い状態なのですが、傷跡を少しでも綺麗にするため又は柔らかくするために、マッサージをしたり、保湿のためオイルを塗ったりしても傷には支障はないでしょうか?

A173 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1か月程前」の「目尻から下瞼にかけて」の「約1cm程の裂創」ならば、通常「まだ縫合跡は真っ赤で、傷が固い状態」です。
「マッサージを」開始する時期は、瘢痕の部位、状態によって違うので、診察なしのアドバイスは控えさせていただきます。
「保湿のためオイルを塗ったりしても」特に問題はありませんが、「3Mのテーピング」は出来なくなります。
日々の経過を診たうえで治療方針が決定されるのですから、形成外科を定期的に受診して、担当医の指示に従って下さい。
Q174 相談者 ニックネーム:ちびまる子 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

上唇の脂肪腫(出てきた中身はこめ粒程度)を切開して出しました。
吸収糸て1針縫ったそうですが、真皮縫合でもないのに、吸収糸で縫合され、唇の外に出ています。
笑ったり、食べ物を少しでも大きな口で食するとピリッと痛みがあり、出血するそうです。
飛び出た吸収糸に血液が付着し、剥がすに剥がせないといった状態です。
唇の上に飛び出ている吸収糸はいつ頃なくなりますか?

A174 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤唇を吸収糸で縫合することはよくあります。
(むしろ、真皮縫合に吸収糸を使うことは多くありません)
吸収糸と言えど、糸に緊張がかかっていたり浸出液の多い部位であったりしなければ、自然に切れるまで数週間かかることも少なくありません。
洗顔や歯磨きの際に水に濡れると、張り付きを防げますし、切れやすくなります。
1週間程度で自然に脱落しなければ、抜糸してもらうとよいでしょう。

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