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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q11 相談者 ニックネーム:まみ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

子供がサッカーの練習中にヘディングをしたところ、別の選手とぶつかり、おでこを、中を4針、外側を7針縫って、順調な経過で抜糸も終わったのですが、抜糸後、サッカーの練習を開始し、試合などもありヘディングをしていて、縫ったところの痛みと、縫った所の傷の周りの肉が盛り上がってぼこぼこしてきました。見た目はボコボコしているだけで、赤みはありません。でも痛みもあるので、縫合したのが外科で、その後は形成外科に行っていたのですが、どこの科に受診したらよいのか、そのまま様子を見ても良いのかお尋ねです。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷や瘢痕および外表の異常の専門科は形成外科です。
引き続き形成外科でご相談なさってください。
Q12 相談者 ニックネーム:えりぽん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2月に形成外科にて額の外骨腫摘出手術を受けました。
手術翌日にドレーンを抜き、その2日後には特に圧迫もしないでいいと言われ、その後も抜糸なども順調に済み、傷の経過をみていました。
しかし、半年経った今も、骨腫を摘出したはずのところに、まだ硬いしこりが残っており、主治医にも相談したところ、「骨を削ったから、防衛反応で腫れているんじゃないか」というようなことを言われました。
今は2ヶ月に一度の診察で、触診のみです。
時間が経てばひいてくるとも言われましたが、半年経ってもまだ硬く、このようなことはよくあることで腫れはひいてくるものなのでしょうか。
手術も1cmほどの骨腫に対して、少しの切開と聞いていたのに、額の生え際を10cm近く切開したと術後に知ったので、このまま主治医を信じて診察を受けていればいいのか悩んでいます。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「額の」骨との癒着は無く皮膚とともに動くなら、皮下組織を寄せて縫合した「しこり」でしょう。
「手術翌日にドレーンを抜き、その2日後には特に圧迫もしないでいいと言われ」たことから、皮下血腫の線維化は考えられません。
時間の経過とともに軟らかくなりますが、気になるなら、圧し潰すようにマッサージをすれば「しこり」を触れなくなるまでの時間を短縮できます。
表皮との癒着は無く、「額の」骨の上で動かないなら、「外骨腫」を完全に削ることが出来なかったか、再発かもしれません。
再手術も可能ですが、見た目が気にならなければ、放っておくことも選択肢のひとつでしょう。
「手術」の切開線に関しては、血管や神経を避けて「外骨腫」を削除するために、皮膚「切開」を予定より長くせざるを得ないこともあります。
「しこり」の診断には、レントゲン検査や超音波検査も有用です。
「外骨腫」は良性の骨腫瘍なので、「摘出手術」の目的は整容の割合が大きいのが通常です。
整容に関わる「手術」は、診断と治療計画の決定30%、施術が30%、術後経過観察と術後ケア30%と言われるくらい、術後のケアも重要です。
「形成外科」の医師は、通常、術後半年から1年程度経過した状態を治療の一区切り(完了)と考えています。
お掛かりになっている「形成外科」では術後の経過も定期的に診てくださっているようですから、気になる点はすべて「主治医」に質問して疑問を解消することで、不安なく治療を続けることが出来るでしょう。
Q13 相談者 ニックネーム:かずくん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

3週間前に夜間、海に釣りに行き約5メートルのテトラポッドから落下しました。落下中に左こめかみ、左目上、後頭部を激しく強打し挫傷しました。他、背骨一部破損、全身打撲から骨盤を痛めそのままま海中へ落下しました
奇跡的に気絶しなかった為海中から這い上がる事ができ九死に一生を得ました。
夜間という事もあり知っている救急病院まで車で約2時間かけて自力で病院までいきました
その間かなりの出血をしていました。多分、コップ一杯くらいと思います
脳外科でMRI及びCTで診察しその後左こめかみと左目上を6針縫合しました
気になるのは眉毛の根本の方なのですが、落下時に傷をおった時えぐれてしまい、縫合により表面がでこぼこして、眉毛が無くなっています
人相が変わってしまい鏡を見るたびに悲しくなってしまいます。
でこぼこなのは縫合時に皮膚表面がひろく削れてる状態でえぐれたので皮膚を周りから引っ張って縫合してる為だと思います。
3週間たっているのですがまだ痛みと腫れがあります。抜糸はしました。
でこぼこの皮膚は治るのでしょうか?また無くなった眉毛などは再生できるのでしょうか?
現在脳神経外科に診てもらっています
診断名は聞いていませんが脳内出血の経過観察を3ヶ月ほどしてくださいとの事
現在は眉毛を全部剃り市販の傷が治るというクリームを塗ってバンドエードを貼っています

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脳挫傷が無かったなら、脳神経外科では粒打撲による硬膜外血腫が起きないことを経過観察しているのでしょう。
眉部分の外傷は、当日は圧迫止血だけに留め、翌日形成外科におかかりになるべきでした。
瘢痕に沿って再度創を開き、縫合し直す必要があるかもしれません。
直ちに形成外科を受診して、今後の方針をご相談なさってください。
Q14 相談者 ニックネーム:ka 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

びまん性の神経繊維腫(アザ、良性腫瘍)が顔にあり、幼少期に右瞼に植皮、右頬に皮弁術をしています。
昨夜より、原因不明の高熱が出て(コロナ、インフル陰性)今日の朝起きたら、植皮した方の右瞼が腫れ上がってしまっていて、右頬も腫れています。
こんなこと初めてなのですが、植皮したところも腫瘍は全部取りきれておらず腫瘍が大きくなっているのか、熱で炎症を起こしているのかわかりません。
解熱はしてきてるのですが、右頬、右瞼の腫れは自然と治りますか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
比較的大きな腫瘤型の「神経線維腫」もありますが、一晩で「神経線維腫」が増大した報告はありません。
同側で「腫れ」の症状があることからおそらく浮腫みにが原因と考えられるので、一両日中に「右頬、右瞼の腫れは自然と治」ると推測します。
Q15 相談者 ニックネーム:にく 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

下顎骨内異物除去術を約2ヶ月前に行いました。
術中の出血量はさほどなかったにも関わらず、手術2日目の夜から急に腫れが強くなり、その後内出血が見られました。
左右同じような処置をしましたが、腫れと青アザが左半分下顎に出現し、1ヶ月ほどアザも消えませんでした。
ちなみに、術後ドレーンはありまませんでした。
術中に、出血がほとんどなかったのにもか変わらずそのような内出血が術後見られることに関して、担当医も疑問に思っていました。
腫れの引きが遅いだけかと思っていましたが、内出血の酷かった下あごに大きくしこりのような固いでっぱりがあります。
口の中から触ってもにもありませんが顎のラインに沿って表面から触るとひっかかるほどのしこりがあり、輪郭もポコッとしてしまっています。
今後吸収されていくのか、このまま残ってしまうのか、不安です。
顔が一回り大きくなっまたような印象に鳴ってしまい、左右非対称も気になります。
何か手立てはあるのでしょうか。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
浮腫ならいずれ完全に消褪するでしょうが、皮下血腫なら線維化して「しこり」が残る可能性があります。
術後「約2か月」なら、超音波検査やCT検査、MRI検査で、浮腫か皮下血腫か診断が出来ます。
先ずは、診断が必要なので、主治医とご相談なさってください。
Q16 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

息子が交通事故で瞼(眉毛からまぶたを通って目尻まで)挫創し縫合してもらいました。受傷から2週間経ち傷跡は綺麗に治ってきていますが、傷跡の周りだけ水が溜まってるようにブヨブヨしています。痛み痒みなどはなく、ケロイドとは違う感じです。
眼窩底骨折あり、5日ほど前に眼球打撲と視神経の治療で入院してステロイドパルス療法を1クールしてもらっています。
次の受診は2日後ですが、それまで様子を見ても大丈夫でしょうか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「眼窩底骨折」はあるが眼球運動にも視野にも問題はなく、「眼球打撲」に伴う網膜障害の予防的治療として「ステロイドパルス療法」をなさったと理解します。
受傷後「2週間」で、「瞼」の「縫合」部の「周りだけ水が溜まってるようにブヨブヨして」いるのは、浮腫みが原因ではないでしょうか。
「次の受診」が「2日後」なら、「それまで様子を見ても大丈夫」と考えます。
Q17 相談者 ニックネーム:tam2 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

転倒により額に裂傷が起きました。

自分なりにさまざまな医療情報にアクセスしたところ、創傷被覆材を用いた湿潤療法が用いられるものと思い、どこの医院にかかっても変わらないだろうと自宅最寄りの整形外科を受傷翌日に受診しました。

医師が選択したのは縫合処置で、現在は受傷部位にガーゼを貼った状態です。出血や傷の程度を見ての判断なのかもしれませんが、古い町医者であり医師の専門も創傷治癒系統ではなかったことに疑問を持ち「湿潤療法を用いないのですか?」と質問したところ要領を得ぬ回答でした。

また、傷が皮下組織にまで達していた等の理由で縫合が選択されていたとしても「抜糸まで一週間濡らさないように」「ガーゼを貼るように」と、湿潤環境を保つことを薦めない治療方針だったため、一抹の不安を感じております。

率直に、今回のケースではセカンドオピニオンを求めるべきでしょうか?
また、よろしければ縫合後の創傷ケアについてすべきことをご教示いただけますと幸いです。

 

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をせずに具体的な治療のアドバイスは出来ません。
一般的に、「額」の「裂傷」なら、創縁をピタリと合わせて治癒させた方が瘢痕が小さくて済むので、「縫合処置」は正しい選択と考えます。
一方で、縫合創をシャワーなどで濡らしていけない根拠はありません。
一本の線状に縫合されているなら、湿潤療法の有無で治癒までの時間や瘢痕の長期的な経過に大きな違いはないでしょう。
自宅での自己ケアが必要な治療は、基本的に、患者さんと担当医の間で相互の信頼が必要です。
瘢痕を少しでも目立たなくしたいとお考えなら、ご自身が信頼できると感じる形成外科医を主治医とすることもご検討なさるとよいでしょう。
Q18 相談者 ニックネーム:maymay 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

先週旅先で子どもが額を5センチほど縦にざっくり切り、縫合とテープで治療しました。
自宅に帰り形成外科を受診し、そのまま一週間後に抜糸しました。抜糸後はテープも薬もなしとのことですが、かさぶたや傷口が気になります。テープを貼ったほうがいいでしょうか?その場合、かさぶたがなくなってからのほうがいいですか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「形成外科」に診ていただいたなら、「抜糸」をして治療が終わりということは無いでしょう。
次の診察の予約があるはずで、次の受診までは「テープも薬もなし」でいてくださいという指示ではないでしょうか。
「額」の「縦」方向に「5cm」もの切創は、比較的瘢痕が残りやすいので、なるべく目立たない瘢痕にしたいとお考えならば、定期的に経過を診てもらい、適時適切なケア法をアドバイスしてもらう必要があります。
抜糸後に具体的な受診の指示もなく、瘢痕を目立たなくするためのアドバイスも無かったなら、直ちに他の形成外科を受診してください。
ある程度瘢痕が残っても構わないなら、洗顔などで「かさぶたがなくなってから」「テープ」などの瘢痕ケアを始めるとよいでしょう。
Q19 相談者 ニックネーム:かな 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

2日前に額を深く切ってしまい、病院を受診してCTを撮ってもらったところ、頭蓋骨近くまでの深い傷であることがわかり6針縫合してもらいました。
何もなければ1週間後に抜糸といわれたのですが、2日後の今日、顔全体が腫れてきました。
病院では菌が入ってしまったら手術になるのですぐ来るようにといわれています。
本人は打撲による腫れではないかといっていますが、受信したほうがいいでしょうか。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合部の発赤、腫脹、熱感、疼痛の増強のいずれも無く、受傷「2日後」に目の周りが腫れてきたなら、額を強く打ったための浮腫みの可能性が高いと考えます。

わざわざ「病院」で「菌が入ってしまったら手術になるのですぐ来るように」と忠告されたということは、創汚染を警戒すべき状況での受傷だったのでしょうか。
また、「何もなければ1週間後に抜糸といわれた」ということですが、顔の浮腫みが予測される状態だがそれくらいは外傷後の通常の経過として理解しているでしょということなのか、顔の浮腫みは起きないはずなのに受傷から「2日後」に診察医の想定外に「顔全体が腫れて」きたのか、頂いた情報だけでは判断できません。
問題ないことを確認するためだけでよいので、直ちに「受診」してはいかがでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:MARI 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間前の夜に家具の角にぶつけて上唇の左端から1センチくらいのところが割れてしまった
総合病院の救急に夜間受診し、口腔外科の先生に電話で指示を仰ぎながら当直の外科の先生が縫合
表面は溶けない糸、口の中は溶ける糸で合計20針程度
翌日の受診で傷口は痛くても膿まないように指の腹でよく洗うように指示あり
翌々日に受診の指示あるも、腫れがないので5日後の受診で抜糸に
抜糸(溶ける糸の方も抜糸済)後、傷は良くなったがその部分に硬さがあるようで、なめらかな飲み口の器なら問題ないが水筒のように段差がある飲み口だと柔軟性がないからか口の端からこぼれてしまうよう
だんだん改善はしていくものでしょうか?

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の瘢痕は3か月程度硬さが続き、6か月に向けて徐々に軟らかくなっていきますが、その後も、しこりとして残ることが少なくありません。
3か月以降は、しこりを潰すようにマッサージをすると硬さの解消までの期間が短縮されます。
口腔外科あるいは形成外科で経過観察して貰うとよいでしょう。

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