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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
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- Q21 相談者 ニックネーム:葵 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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用水路に転落し、色々怪我をしたのですが、顔面は、コンクリートにぶつかり、前歯が4本折れるくらいの衝撃でした。
ご相談したいのは、顔の傷の内、上唇と鼻の間にある傷です。
昨日まで約1週間、湿潤療法のテープを貼っていましたが、洗顔時に外れてしまい、張替えテープもなってしまいました。
今の傷の状態は、じゅくじゅくは無くなり、薄い皮膚に覆われているように見えますが、傷全体が、赤みを帯びて、少し盛り上がっています。
この後、どのように治療していけば、跡が残らずに治るでしょうか?
- A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷の創縁に挫滅が多い場合、「赤みを帯びて、少し盛り上がって」上皮化し、肥厚性瘢痕になることが少なくありません。
上口唇は食事や会話で常に動く部位なので、紙絆創膏などを貼って瘢痕と瘢痕周囲の皮膚に緊張がかからないようにしておく必要があります。
目立たない瘢痕にするため、形成外科で自宅ケアの方法を指導して貰い、定期的な診察で適時・適当な治療を提案して貰うとよいでしょう。
- Q22 相談者 ニックネーム:あにき 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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居酒屋のカウンターに座ってる時に寝てしまい顔から床に強打しました。翌日、脳神経外科で診察をしてもらい骨には異常はないと言われました。その後、1ヶ月くらいで腫れや内出血は治ったのですが、眉間のあたりにうちみのような痛みがあります。我慢できない程ではありませんが気になります。3ヶ月半くらい経ちますがそのまま放置で治りますでしょうか?それとも病院に再度行った方がよろしいでしょうか?
- A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが頂いた情報だけでは、眉間部分の打撲による瘢痕が原因の痛みか顔面神経痛か判断が出来ません。
継続する痛みなら副鼻腔の炎症が原因の痛みかもしれません。
顔面の外傷、顔面骨の外傷は形成外科の分野です。
形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q23 相談者 ニックネーム:みこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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ランニング中転倒してしまい頬骨骨折と眼窩下神経を損傷し頬骨骨折観血的整復術を受けました。
骨折した側の目頭が下に引っ張られているような感覚があります。つっぱっているような。これは神経の損傷が原因でしょうか?
時間が経てば治るものでしょうか?
左右で見た目が少し違うので気になっています。
あと、頬骨骨折観血的整復術を受けた際の目の下の切開場所ですが手術後何日から保湿やメイクは可能でしょうか?
- A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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眼窩下神経の損傷で下眼瞼~上口唇までの範囲で知覚鈍麻が起こります。
「目頭が下に引っ張られているような感覚」は「頬骨骨折観血的整復術」の切開縫合によるものかもしれません。
「左右で見た目が少し違う」症状も、「目頭が下に引っ張られて」「つっぱっているような」「感覚」も、縫合線の瘢痕が軟らかくなるにつれ、軽減・消失するのではないでしょうか。
抜糸後から、「保湿やメイクは可能」です。
ご相談に一般論でお答えしましたが、術後の経過に関するご質問は、手術をしてくださった担当医にお尋ねになっていただいた方が明確な回答が得られます。
- Q24 相談者 ニックネーム:はるお 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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ベランダのガラスで顔を切ってしまい、40針ほど形成外科で縫ってもらいました。
抜糸までは1日2回ワセリンとメロリンガーゼで保護し、抜糸後は1日1回(テープも張り替えで)エキザルベとマイクロポアテープで保護していました。
受傷してから1ヶ月後の受診で、1日2回ロコイドクリームを塗り、出かける時だけマイクロポアテープもしくはエアウォールをつけるようにと言われました。
ネットで調べていると、3ヶ月はマイクロポアテープを剥がれるまで貼りっぱなしにすると傷がきれいに治ると書いている所が多く、今の処置で合っているのか不安になり相談しました。
おでこ、瞼、頬、顎を怪我しているので食事をする時や会話をするときに皮膚が動くのにテープ固定しなくていいのでしょうか?
それともマイクロポアテープを貼りっぱなしにして、テープの上から軟膏を塗るのがいいのでしょうか?
- A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合処置の後、瘢痕と周辺の皮膚の安静を保つために「マイクロポアテープ」などの紙絆創膏を貼るよう勧めることもありますが、ご相談の外傷治療に際し、主治医は、「おでこ、瞼、頬、顎」の瘢痕は部位と創の向きから「食事をする時や会話をするときに皮膚が動」いても瘢痕を幅広くする方向に過度に緊張がかかることはないと判断して、「マイクロポアテープを貼りっぱなしに」する指示を出さなかったのでしょう。
おかかりになっているのは「形成外科」なのですから、主治医は瘢痕の経過を予測し将来的にどれくらいの瘢痕が残るかを推測しつつ、瘢痕をなるべく目立たなくするための治療法および自宅ケアの方法を指導しているはずです。
瘢痕の部位が顔で3か月までは赤みが出やすいということから「1日2回ロコイドクリームを塗」るように、紫外線対策と保護の目的で「出かける時だけマイクロポアテープもしくはエアウォールをつけるように」というアドバイスなのでしょう。
診察をせずに具体的なアドバイスは出来ないので、おかかりになっている「形成外科」で引き続き瘢痕が目立たなくなるまで、定期的に瘢痕の状態を診てもらってください。
また、主治医にケア方法などをお訊きになる際は、何をすべきかだけを聞くのではなく、何故その方法が必要なのかをお尋ねになるようにしてください。
- Q25 相談者 ニックネーム:プーどん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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1週間前、ゴルフプレー中に自打球が右頬に当たり(木に跳ねたボールが直撃)、腫れと創傷ができました。
翌日脳神経外科にかかりCT検査の結果、顔の骨には一切損傷がないことが確認できました。
今現在、頬にしこりのような膨らみ(その周辺に若干の痛みあり)と、右口元からのど、右目の下に青紫の染み(痛みはなし)があります。
気になるのは当たった箇所の右頬しこり様の硬いふくらみ状態(変色はほぼなし)と、それに押されるように右口元が下がり話しにくいことです。これは自然治癒するものなのか、または治療を受けるべきなのか(その場合の受診科)の判断が付きかねています。
- A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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頬部に皮下血腫があるのではないでしょうか。
また皮下血腫あるいは浮腫みによって顔面神経が圧迫を受けている可能性があります。
出来るだけ早く形成外科を受診して、顔面骨、表情筋、顔面神経などに異常が無いことを確認して貰ってください。
顔面骨骨折が無いことは確認済ということですが、形成外科で再確認してもらうまで、鼻をかんだ際に骨折線から眼窩に空気が入ることがあるので強く鼻をかむことは避けてください。
- Q26 相談者 ニックネーム:Sae 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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2日前の金曜日の夜間におでこをひどくぶつけ大量に出血し夜間救急受診。
脳外科の医師に、眉間の上から生え際、右目尻の3センチくらい上までぐるっと21針縫ってもらいました。動脈からの出血あり次の金曜日に。骨膜まで切れていて、三層縫ったそうです。頭のCTは異常ないと言われました。次の金曜日に抜歯予定ですが、昨日から眉間が腫れてきて今朝は両目が開けづらくなるまでになってきました。 昨日の消毒時には腫れることはないだろうと言われましたが、帰宅後腫れが出てきました。
- A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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通常の経過でも腫れます。
安静にして、タオルで保冷ジェルパックを包んで冷やしてください。
冷やし過ぎて凍傷にならない様に気を付けてください。
腫れが完全に退くまでに3週間ほど必要です。
- Q27 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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額の傷、眉上2センチの場所、眉頭からこめかみに向かって横に約3センチの縫合痕についてのご相談です。筋層までの傷のため救急で真皮縫合と表層は埋没縫合の処置をしていただきました。現在は形成外科にかかり、遮光テープを貼り、上からエンビロンクリームを塗っています。
受傷から1ヶ月が経過しましたが、目を開けると、眉毛と傷の間が盛り上がり、傷がへこんでいて、少しひきつれたような感じになり目立ちます(目を伏せると、傷跡の凹みは多少ありますが、もりあがりはあまり気になりません)。傷跡自体はある程度覚悟していますが、もりあがってへこむのがとても気になり、まだ傷は治る途中とは思いますが心配です。。6ヶ月、1年と時間とともに筋肉の回復などで馴染むのか、このもりあがりと凹みは改善しないのかご意見うかがいたいです。また将来的に再治療の方法があるかも教えてください。
- A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合線の瘢痕が皮下で癒着しているので、前頭筋の動きによって歪みが出現するのでしょう。
受傷後3か月、6か月と瘢痕の状態は変化します。
マッサージや治療が必要になることもあります。
形成外科におかかりになっているのですから、定期的に瘢痕の経過を診てもらい、適時適当なケア法や治療法を提案して貰ってください。
もし成長後に気になる状態が残っても、瘢痕形成術やサブシジョン施術で治療は可能です。
- Q28 相談者 ニックネーム:リリー 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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半年程前にした頬骨の手術の手術痕から、滲出液の様な黄色くて透明な物が出て固まっていました。(耳の前の手術痕で、ニキビ位の大きさです)
腫れ感、熱感、痛み、赤味などは今の所ないのですが、様子見で大丈夫でしょうか?
古傷から滲出液が出る。手術痕から滲出液が出る。など、こういった事は良くある事ですか?
どうなった場合は、すぐに病院に行ったほうがいい。などの症状はありますか?
- A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下縫合糸が排出される可能性があります。
瘢痕や色素沈着を残さないため、早期に形成外科を受診してください。
- Q29 相談者 ニックネーム: 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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他人が車のハッチバックを閉める際に下に入ってしまい、左のおでこをぶつけました。切り傷、出血があり休日外来で診てもらったところ、大したことはないとそのまま返されました。
一週間が経ち、傷は瘡蓋になり、傷の周りは黄色くなっているものの触ると少し痛みがある程度です。
が、傷周辺を触ると、傷から5センチほど離れた部分(頭皮)が引っ張られる感覚があります。髪の毛が引っかかっているような…でも見た目はなんともありません。
このような症状はありえますか?様子を見ていれば良いでしょうか。
休日診療では皮膚科の先生だったので、改めて形成外科など受診した方が良いでしょうか。
- A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷の周り」が「黄色くなっている」ことから皮下出血があったことは明らかで、前頭筋と前額部皮膚および皮下組織が癒着して、「傷」の上部の「頭皮」が「引っ張られる感覚」が生じているのかもしれません。
また、前額部の末梢知覚神経が損傷して、「引っ張られる感覚」の原因になっているのかもしれません。
可能性は極めて低いでしょうが、顔面神経の前額枝のダメージが原因で前頭筋の動きが制限されているのかもしれません。
原因が何にせよ「引っ張られる感覚」は一時的な症状で、数週~数か月の期間で改善するのが通常です。
一度、形成外科で持て貰ってください。
- Q30 相談者 ニックネーム:HaKU 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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片側顔面痙攣の診断を受け左耳後ろの髪の毛の生え際に沿って10cm程切開、直径40mmで開頭オペを受けました。オペ後から左側の後頭部から頭頂にかけて感覚麻痺があり、2週間経過しても改善の兆しがありません。執刀医にはまだ話をしていませんがこのまま戻らないのか、徐々に改善するのか分からず不安でたまりません。 ネットで調べても感覚麻痺についてはヒットしません。
- A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「後頭部から頭頂にかけて知覚麻痺」なら大後頭神経の障害ではないでしょうか。
「顔面痙攣」の神経血管剥離術で大後頭神経を切断する可能性は低いので、手術中の体位などによる一時的な神経損傷なのかもしれません。
「改善の兆しがありません」という記載が、術後「2週間経過」して多少とも知覚が戻ってきているがまだ完全ではないということならば、「徐々に改善する」のをお待ちになってもよいでしょう。
記載の言葉通り、全く知覚鈍麻の軽減が無いということならば、早めに治療を開始したほうがよいかもしれません。
術前に説明の無かった状態があるならば、その症状が手術に関係するかどうか自信を持って完全に理解できるのは手術を担当した医師だけです。
「不安」を抱えて「ネットで調べても」一般的な情報しか書いてないわけですし、多くの方の経過にご自身が当てはまるかもどうかも明確にはなりません。
診察をしなければ症状の詳細を把握できないので、明快な回答が出来ません。
なるべく早く、手術をなさった病院で主治医にご相談いただくのが最良の選択肢と考えます。
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