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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
Q61 相談者 ニックネーム:ぽぽ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

鼻の下、人中を横断する形で傷があり白くつるつると膨らみとひきつれがありました。
瘢痕拘縮形成術を形成外科にて今年3月にしていただきました。主治医の指示通りテープでの保護を3か月行い、指示通りテープを外しました。その後、術後半年ほど経過した現在、傷跡が再度膨らんできている状態です。
すべてきれいになるわけではない、と理解しています。しかし、手術跡が一本の線になるわけではなく、形は微妙に違うものの手術前と同じような白くつるつるし少し盛り上がった傷に変化しつつあります。
術後、指定されたテープは鼻の下に貼るには粘着力が弱かったのかもしれない、そのせいかもしれない…と悔やんでおります。定期的な観察は12月にあります。
本人も気にしており、アトファインを張り付けて生活しております。
・瘢痕拘縮形成術の傷跡の経過を教えてください。
・この観察時に主治医に伝えてもよいものでしょうか?
・再度同じ個所を手術は可能なものでしょうか?
・テープを外す指示を受けてから、数週間のちにアトファインを貼りだしました。今更貼っても意味ないのでしょうか?

A61 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合痕は伸展刺激や摩擦刺激によって幅の広い肥厚性瘢痕になってしまいます。
いったん肥厚性瘢痕が形成されても6か月以上経過して赤みや盛り上がりは軽減することも少なくありませんが、瘢痕の幅が狭くなることはありません。
瘢痕が幅広くなったり肥厚したりすることを防ぐため、伸展刺激対策として「テープ」や「アトファイン」などが使用されます。
上口唇の「人中を横断する」瘢痕の瘢痕形成術後の「定期的な観察」を術後9か月後の「12月」に指定したということは、「形成外科」の担当医は肥厚性瘢痕の再発を想定していなかったということではないでしょうか。
「12月」の「定期的な観察」を待っていただいても構いませんが、担当医が推測する理想的な経過ではないのですから、「12月」まで待たず受診してご相談なさってもよいでしょう。
術後9か月経過しているので「テープ」や「アトファイン」などは必要ありません。
今回の経験を踏まえて、再度、瘢痕形成術をすることは可能ですし、レーザー治療で盛り上がりを軽減することが可能かもしれません。
担当医とよく話し合って治療方針を検討してください。
Q62 相談者 ニックネーム:みずき 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

1週間程前に転倒して顎を切り縫合しました。
縫合から6日で抜糸をしたのですが、顎にしこり?のようなものがあり、まだ麻酔が効いているような感覚で顎を伸ばしたりすると固く突っ張っている感じがします。
これは放置していて治るものなんでしょうか?

A62 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の硬結と縫合線の瘢痕によって「顎にしこり?のようなものがあり、まだ麻酔が効いているような感覚で顎を伸ばしたりすると固く突っ張っている感じ」がするのでしょう。
時間の経過とともに解消されることが殆どですが、3か月ほど経過して「しこり?のようなもの」が残っていたらマッサージをすると消褪までの期間が短縮されます。
Q63 相談者 ニックネーム:みかん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

5ヵ月前に前転法で眼瞼下垂の手術を受けました。術後3月頃から目の痙攣、筋肉のこわばり、痛みが毎日続いております。担当医はミュラー筋にはなにもしていないから痙攣が起きるはずがないと言われました。痙攣や筋肉の痛みは手術後の一時的な物で時間の経過と共に自然に治る可能性があるのでしょうか?もしくはミュラー筋などに糸がかかっていたり、傷がついている可能性があり、修正手術が必要なのでしょうか?

A63 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
お問い合わせには特に記載はありませんが、「目の痙攣、筋肉のこわばり、痛み」は、両側同様に起きているのでしょうか。
両側ほとんど同時に起きていたり、光のまぶしさを感じたりするなら、眼瞼痙攣かもしれません。
眼瞼下垂症の患者さんの中に腱膜性眼瞼下垂と眼瞼痙攣の両方を罹患している方が少なくないので、挙筋短縮術後に眼瞼痙攣の症状が顕著になることがあります。
手術手技が原因の合併症なら術後3か月を待たず手術直後から起きているでしょうし、症状は片側だけのことあるいは左右差が大きいことが多いものです。
先ずは、現状の詳細な診察と、正確な診断が必要です。
原因に関わらずご相談の症状なら、ミュラー筋に対する外科処置は必要なく、ボトックス注射で対応が出来るのではないでしょうか。
形成外科、眼科形成、眼科などを受診してご相談なさってください。
Q64 相談者 ニックネーム:みかん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

眼瞼下垂の術後5ヵ月経過しましたが、痙攣、筋肉の痛みが続いております。また、目が痙攣し、筋肉が前後左右に引っ張られたり縮むことにより、本や携帯を見ると実際には揺れいない目が揺れているような感覚があります。
眼科に行き乱視の検査をし、目の検査もし、異常はありませんでした。脳外科でMRIの検査も以上はなく、こちらのサイトで別の方の相談を拝見していたら『眼球は、眼窩と呼んでいるソケットの中に入っていて、6つの筋肉が複雑なバランスを保ちながら眼球を動かします。この筋肉のバランスがちょっとでもくずれたり、またソケット自身がゆがんで眼球がずれたりすると、物がニ重に見えるようになります。つまり眼球自身の動きがおかしい場合と、眼球の位置がずれてしまう場合とがあります。』と記載があり、眼瞼下垂の手術で脂肪や組織などを多く取られすぎてしまったことが原因で揺れるように見えてしまうのではないか?と不安になってしまいます。
眼瞼下垂の術後、痙攣の影響で目が揺れるようなやなることもあり得るのでしょうか?
また筋肉が固まることで痙攣が起こり一時的にこのような現象が出てしまっているのでしょうか?

A64 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
眼瞼下垂症手術で眼窩内脂肪が引き出され外眼筋に影響を与えることは、通常ならば考えられません。
眼科でも脳外科でも診察の際に、意識的な眼球の動きだけでなく無意識下の眼球の動きも確認しているはずですし、視野検査で複視の有無も検査しているでしょうから、そこで異常なしと診断されたなら、近くを注視したときの目が揺れているような感覚は眼瞼痙攣に関連したものでしょう。
ご自身で情報を検索しいろいろお悩みになるよりも、信頼できる形成外科あるいは眼科形成または眼科の主治医を決めてご相談なさることをお勧めします。
Q65 相談者 ニックネーム:かな 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

2日前に、下唇やや内側に出来た粘液嚢胞を取り除く処置を受けました。その後取り除いた部位を縫合してもらいましたが、ドッグイヤーと言われる突起が外側に出来てしまい悩んでいます。
主治医の先生も縫合時に気にしてくださったようで、一度縫い直してくれたようです。ただ最終的にはどうにもならず『取り除いて縫合すると、どうしても出来てしまうもの。』という説明を受けました。
下唇の外側に、犬の乳首のようにハッキリと突起があり非常に目立つので、いち早くどうにかしたいと思っています。
そこで『この変形は、多少は修正可能なのでしょうか。』
また『今回の縫合部位が完治してから形成外科等に相談に行くべきか、抜糸前の早めのうちに形成外科に行くべきか。』どちらが良いのでしょうか。

A65 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
粘液嚢腫の切除は形成外科におかかりになっていないということでしょうか。
術後2日経過しているなら既に縫合創は癒合閉鎖しているのでいったん治癒を待って治療を計画することになるでしょうが、抜糸前でも抜糸後でも構わないので早期に形成外科を受診して経過を見て貰ってください。
Q66 相談者 ニックネーム:アップル 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

3ヶ月前に鼻をドアに強打してしまい、その時に出来たしこりとたんこぶが今だに治らず悩んでいます。
打撲した直後には、痛みがひどく鼻血が出ました。痛みはすぐに無くなりましたが、夜間に打撲して翌日の正午頃まで鼻血が止まりませんでした。
青あざができ、しこりとたんこぶの様なものも同時にできました。
耳鼻科でレントゲンやCT検査をしてもらいましたが、骨には以上が見られないと診断されました。
2ヶ月たった時に形成外科にも行きましたが、まだ時間がかなり掛かると言われました。
今の段階で手術をしても逆にひどくなってしまう恐れがあるので一年ぐらい様子を見て、それでも治らない様であれば手術を考えて見ても良いと思うと言う診断でした。
他の形成外科でも診察してもらった方が良いのか悩んでいます。

A66 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこりとたんこぶ」が、鼻軟骨の脱臼か血腫の線維化か、それ以外の原因か、判断が出来ません。
鼻軟骨の脱臼ならば直ちに矯正は可能かもしれませんが、皮下血腫の線維化やそれ以外の原因なら、症状の軽減があるか少なくとも6か月程度経過を待つことをお勧めします。
申し訳ありませんが、情報を詳細にお伝えいただくか、診断名を訊いてきていただかなければ、具体的なアドバイスが出来ません。
Q67 相談者 ニックネーム:かお 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

はじめまして、自転車で転けて、目の横が切れて縫いました。傷が深くて中は、溶ける糸で、縫いました。縫って6日後に、抜糸致しました。今は、テープ固定をしております。別の病院で、神経生理検査を受ける事になりました。顔に電気刺激をして、神経、筋肉の反応を調べます。抜糸をしたばかりで、この検査をしても良いでしょうか?傷が開かないか、心配なのです。

A67 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
検査をしても「傷が開」くことはありません。
目を閉じることが出来、法令線が保たれ、口角が下がっておらず、涎が垂れることもなく、涙や鼻汁・唾液の分泌低下が無く、頬の知覚鈍麻も無いならば、顔面神経の損傷はないでしょう。
いずれかの症状があれば、直ちに検査を受けてください。
Q68 相談者 ニックネーム:ちひろ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

顔面を強くうちつけ、鼻と頬を骨折したのですが、特に手術はなく3週間経ったいま、骨の方は問題ないと言われています。しかし、腫れは引いたはずなのですが、打ちつけた鼻の脇から頬にかけてしこりらしき硬いものがあり、腫れているようにみえます。鼻翼部分も硬くなっており、片鼻はつまめない状態です。
鼻の下をのばすと、打った方の鼻だけ位置が変わらず、正面から見た時、鼻が斜めになります。
このしこりは、時間の経過とともになくなるものなのでしょうか?
たとえばマッサージなど、何かしておいた方がいい処置などはあるのでしょうか?

A68 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「鼻の脇から頬にかけて」の「しこり」は、皮下血腫か皮下組織の腫脹によるものでしょう。
「鼻翼部分も硬くなっており、片鼻はつまめない状態」とすれば、やはり浮腫か腫脹が残っていると考えられます。
「鼻の下をのば」しても「鼻の位置」は移動しないのが通常ですが、「鼻の下をのばすと、打った方の鼻だけ位置が変わらず、正面から見た時、鼻が斜めに」なるように感じるとすれば、やはり浮腫か腫脹が原因でしょう。
頬の知覚鈍麻があるなら、頬骨体部骨折による眼窩下神経の圧迫なども疑われます。
「マッサージ」は「しこり」の解消に有効ですが、骨折が癒合していることを主治医に確認してから「マッサージ」を開始してください。
Q69 相談者 ニックネーム:kyoko 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

先日形成外科で鼻の下の傷跡修正手術を行い三日前に抜糸しました。
その後のケアとして朝晩のバイオイルを進められたのですがテーピングはしなくていいと言われました。
抜糸後はテーピングだと思っていたので不安です。ケアはバイオイルのみで平気でしょうか?

A69 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
治療を受ける患者さんはもちろん治療を担当する形成外科医も、瘢痕を目立たなくするという目的を達成するための様々な手段を検討のうえ、最適な方法として瘢痕形成術を選択するのです。
つまり、瘢痕形成術を施術する形成外科医は、手術をして治療が終了と考えているわけではありません。
抜糸をした時点から、瘢痕を目立たなくするための治療が始まっているのです。

「朝晩のバイオイルを勧められ」、「テーピングはしなくていい」と指導があったなら、「鼻の下」の瘢痕に外力がかかる状態ではないので、保湿だけで構わないということなのでしょう。
あなたの「形成外科」主治医があなたの術後の状態を診て判断しているので、指示通りで構わないと考えます。
良く動く部位の「傷跡修正手術」の場合、「抜糸」後に瘢痕の安静を保つため「テーピング」が指示されることがありますが、診察なしの一般論は、あなたにとって必要ないはずです。
Q70 相談者 ニックネーム:    患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

自転車で転倒し鼻の下と唇を縫合しました。左顔面に数ヶ所擦過傷があります。
抜糸も終わり、鼻の下はマイクロポアテープを貼ってます。抜糸後10日ほどなのですが、鼻の下の縫合部分が赤くボコボコしています。
早めに形成外科を受診したほうが良いのか、まだ経過を見た方がよいのか。因みに経過を診てくれているのは整形外科医です。あと、頬の擦過傷部分なのですが、湿潤療法し上皮化されてます。紫外線と乾燥に気を付けていますが、仕事時にマスクをしなくてはなりません。マスクの上部が患部に当たり、前よりも赤くなっています。ワセリンを薄く塗りテープを貼ったりもしましたが、患部にくっつき赤くなります。何かよい方法はありますでしょうか?

A70 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕が完成されてから修正するのではなく、最初から目立たない瘢痕にすることが大切です。
顔面の外傷は顔面骨も含め、形成外科の領域です。
直ちに形成外科を受診してください。
マスクは、柔らかいスポンジマスクをして、その上からゴムが緩めの不織布マスクをしてください。

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