傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:Mike 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:男性

右手首をガラス片で切り、かなりの出血と指ものしびれで病院(整形外科)へ。診断は「右正中神経断裂」、症状は「神経麻痺」。応急措置し3日後:入院、翌日:手術、翌々日:退院。手術は神経縫合術。退院時、通院時(退院3日後)に忙しいようでほとんど説明がないのでお伺いさせて頂きます。
右手の指は上下は動きますが反り返し等には痛みがあり、中指は全く触られても感触はなく、他の指はしびれがあります。このような状態で右手が字が書ける、はしが使えるようになる等の時期はどのくらい先になるのでしょうか。(治癒期間はいろいろな要素があると思いますので、おおよその目途で結構です
なお、担当していただいた先生は「手外科専門医」です。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
正中神経は、拇指から示指、中指、環指拇指側までの指腹側と手掌の広範囲の知覚を担います。
神経再建術後、一般的に、再建部位から末梢に向けて1日1mmずつ神経は伸びていくと言われます。
ただし、回復までの期間は、年齢や栄養状態、損傷の程度など様々な環境の影響を受けるので、一般論は参考でしかありません。
手外科専門医は神経縫合が一般的な外科施術でないことは理解しているので、専門知識のない患者さんに対し、忙しいからほとんど説明がないということはあり得ません。
失礼ながら説明が簡潔過ぎるかむしろ丁寧過ぎて術後の経過について説明を聞き漏らしているか、主治医は手術から数日の状態を診て落ち着いたところで経過予測を説明しようとなさっているのではないでしょうか。
まだ術後1週間足らずで、手関節の背屈を制限するシーネ固定をしているはずで、近日中の再診を指示されているでしょう。
不安な点や疑問点は、次の診察の際に主治医にお尋ねになってください。
Q2 相談者 ニックネーム:もち餅子 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

10/14(月)の17時30~40分頃に、調理用カッターで左手親指の腹を誤って切ってしまい、1時間以上も止血しても血が止まらなかったので、皮膚科の救急外来を受診しました。
受診した病院で水で洗うよう指示されましたが、その際は水で洗うだけで激痛でした。
同日19~20時頃、傷口を4針縫いました。
10/16(水) 午前、経過観察のため来院しましたがその時点で経過は良好とのことでした。
その際診察した医師曰く、「中縫い」という処置をしていないとのことでした。
10/30(水) 14時30分頃に抜糸を行いました。

左手の親指の腹の傷口に強い力がかかる運動(ベンチプレス、ダンベルを持つ、重い荷物を持つ、懸垂など)は、縫合手術後または抜糸後からだいたいどのくらいでやっても良いのでしょうか?

診てくれた先生が忙しそうだったので、聞きそびれてしまいました。
色々調べてみましたが、サイトによって「縫合から1か月後」や「抜糸から最低でも2~3週間後」、「2~3か月後」などまちまちです。
傷の深さ・運動によってかかる傷口にかかる負荷の高さによって異なると思いますが、もし順調に治っている場合、上記の経過での目安が判れば教えて頂きたいです。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷から2週以上経過しているのですから、縫合瘢痕に負荷がかかる運動を開始しても構いません。
縫合瘢痕が離開しないよう、状態を観察しながら負荷の強度を上げてください。
Q3 相談者 ニックネーム:よも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

10日前に整形外科骨軟部腫瘍科で指の腫瘍摘出手術をしました。
検査結果はまだですが、肉眼的にはおそらく腱鞘巨細胞腫というものだそうです。
腫瘍をとってもらったはずなのに指の太さが手術前とあまり変わっていないので心配です。特に痛みはなく見た目には腫れているという感じはないのですが、時間が経てば細くなるものなのでしょうか。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
まだ腫れがあります。
巨細胞腫を包む腱鞘や軟部組織の肥厚があった可能性があります。
時間の経過とともに細くなるので、焦らずにお待ちください。
必要なら、いずれ余分な組織と皮膚を切除することも可能です。
Q4 相談者 ニックネーム:こばると 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

2ヶ月前ほどに、手首を割れた皿で切ってしまい
3針ほど縫ったのですが、抜歯し傷口も治った後でもいまだに手首が外側に曲がりません。整形外科に受診したら、手首の疲労による炎症だと言われ少し自分の中でモヤモヤが残ります。
この症状はどのような物なのでしょうか?

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「いまだに手首が外側に曲がりません」というのは、受傷前は可動域に異常はなかったが、受傷直後から手関節をまっすぐ伸ばした状態から背屈ができないということでしょうか、それとも尺側に曲がらないということでしょうか。
痛みは無く、他動的に動かすことは出来るが、自身では掌屈は出来るが掌屈状態から背屈方向に動かすことが出来ないということでしょうか。
「手首を割れた皿で切って」しまった程度の切創だけで、手関節の背屈が出来なくなることは一般的に考えられません。
受傷時に強く手を衝いて転んだなどということは無いのでしょうか。
痛みのため動かせないならTFCC損傷なども考えられますし、上腕の外傷もあったなら橈骨神経麻痺も否定できません。
頂いたメールでは情報が少なすぎて、症状の把握も、原因の推測も出来ません。
「整形外科」で「手首の疲労による炎症」と診断されたなら、「手首を割れた皿で切って」しまったことと関係ない、手根管症候群ということなのかもしれません。
前述した通り必要な情報が殆どないので、申し訳ありませんが、明確にお答え出来ません。
診察が必要なので、どうぞ、手外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
Q5 相談者 ニックネーム:やま 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

右手中指【手掌】の腱鞘巨細胞腫の手術を、大学病院の形成外科で受けました。手術後に大きな腫れや痛みもなく、先日抜糸をいたしましたが、唯一の症状として、痺れもなく、力も入るのですが、中指末節尺側の知覚鈍麻が残っています。当然ドクターにも申告し、検査、投薬も受け、戻るまでに時間がかかると言われたのですが、一般論で構わないのですが、このような状態からの感覚の回復は見込めるものなのでしょうか? 手をかなり使う仕事をしており、ドクターにもかなり話はしたものの、いくらか不安がありまして、質問をさせていただきました。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「巨細胞腫」を摘出する際、指神経を多少引き延ばしたための一時的な「知覚鈍麻」か、浮腫による「知覚鈍麻」ではないでしょうか。
「巨細胞腫」は神経を巻き込まないのが通常なので、術後に特に説明されていなければ神経切断の可能性を考える必要は無いでしょう。
「一般論」としては、「戻るまでに時間がかかる」としても、「感覚の回復は見込めるもの」です。
「ドクターにもかなり話はした」のに「いくらか不安が」あるなら、必要なのは、一般論ではなくご自身の将来のことでしょう。
ご自身の症状を「ドクターにも申告」するだけでなく、「ドクター」に、「知覚鈍麻」の原因をどう推測したのか、「検査」によって診断は確定したのか、今後どういう経過で「戻る」と予測できるのか、「回復」までの期間自身ですべきことあるいはしない方がよいことはあるのか、など具体的に説明をして貰ってください。
Q6 相談者 ニックネーム:ばしま 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

3週間前に手首の骨折の手術をしました。
抜糸後にしばらくテーブを貼るようにとのことでしたが、リハビリではテープを早期に除去し、創部を動かしたりして、皮下組織の癒着を防ぐ方が良いと言われました。傷自体はきれいですが、つまんで揺り動かすと痛みがあります。
傷をきれいに治すためには創部の安静が大切とのことですが、テープを剥がしたりすることは真反対のことのように思えます。この場合、テープは剥がした方が良いのでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮膚の瘢痕が幅広くなる方向に張力がかかることを防ぐため、伸縮性のない「テープ」(紙絆創膏など)を瘢痕に対して垂直に貼ります。
また、しばらく固定されていた手関節の可動域を早期に回復させるため、「リハビリ」をします。
手関節の「リハビリ」の動きを「テープ」が阻害することが無いように、また「皮下組織の癒着を防ぐ」ように、「テープを早期に除去」するアドバイスがあったのでしょう。
「テープ」は縫合した瘢痕の表皮だけを固定するものなので、「皮下組織の癒着を防ぐ」動きの邪魔になることはありません。
「テープ」(紙絆創膏など)を貼ったまま、「リハビリ」をしてください。
Q7 相談者 ニックネーム:もち 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

1週間程前に手首を包丁で怪我してしまい8針縫いました。その後経過見てもらいましたが大丈夫そうで来週抜糸です。それまでにはグーパーとかして動かしてと言われ動かしてます。ですがそれから指の痺れ、腫れ、痛みが治らず酷くなってきてる気します。
痺れは元からありましたが腫れと痛みがひどいです。神経を傷つけてると腫れることもありますか?
指を動かさないで安静にしてた方がいいのか動かした方がいいのかも分かりません。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
切創の深さが腱鞘まで到達していたので、腱の癒着を防ぐため「グーパーとかして動か」す指示が出たのでしょうか。
受傷・縫合から「1週間程」経過して、受傷直後に比べ「指の痺れ、腫れ、痛みが治らず酷くなって」いるなら、浮腫みが症状を悪化させている可能性があります。
診察をしなければ、具体的な診断やアドバイスが出来ません。
手外科を標榜する整形外科におかかりになってください。
Q8 相談者 ニックネーム:みっこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

夕方6時45分ごろに右手の人差し指を野菜のスライサーで切り落としてしまいました。脂肪が見える深さで出血が10分経っても止まらず、夜7時45分頃に夜間病院へ行きました。
その際、切り落とされた皮膚は拾って洗って指先に乗っけておきましたが、血が止まらないので出血部位は血のゼリーのように指先に盛り上がり、その上に皮膚が浮いている状態です。

病院では皮膚を縫合してもらいましたが、家に帰り手を動かした表紙にガーゼごと包帯がすっぽ抜けてしまいましたので縫い目を見てみたところ、縫合された皮膚の指紋の向きが横ではなく縦になっていて、90度回転して縫合されていました。
夜中の0時を10分ごろ病院に電話して、縫ってから2.3時間だったので縫い直してもらえないかと思ったのですが、縫い直しはせずに、気になるようであれば翌日糸を切ってつけた皮膚を剥がすといわれました。また、縫合したけどくっつかないかもしれないとも言われています。

私としてはせっかく縫合するなら縦と横を間違えずに指紋に沿って縫合してもらって、くっつかなかったそらはそれはそれで仕方ないのですが、指紋が縦と横で明らかに違う状態でくっついてしまうのはいやです。

もう皮膚片は取り外してしまうしかないのでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合した切片組織がそのまま生着する場合もありますが、脱落する可能性もあります。
皮膚片を翌日に剥がして縫合し直すという処置でも、皮膚片の生着に大きな影響はありません。
いずれにしろ、数か月の経過のうちは指紋も分からない硬結のようになって、表皮の入れ替わりを繰り返し、いずれ指紋の向きも通常の状態になります。
Q9 相談者 ニックネーム:pic 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

親指の抜糸をしてもらったのですがまだ、痛く、傷口をみると赤い線のような傷が飛びであり、これは傷口が開いているのでしょうか

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外科系の医師の多くは通常の診療の中で手指の切創の縫合処置をしてくれますが、必ずしもすべての医師が手指の神経や腱、表皮の構造に精通しているわけではありません。
また、指腹側の切創は角質層が厚いため、抜糸後に一時的にアカギレのように傷が開いて見えることがあります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないため、具体的な回答は困難です。
縫合処置をしてもらった病院、あるいは形成外科を受診してください。
Q10 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

2週間程前に右手小指にできた腫瘍の摘出手術をしました。
取り除いた腫瘍は病理にだしていてまだ結果が出ていません。
手術後指先のしびれが中々治らず主治医に話すと、神経を傷つけたかもしれない、時間はかかるけど少しずつ良くなるからと、神経の修復を助けるビタミンBの錠剤を処方されました。
ただここ数日手術した指がとにかく冷たく、血が通っていないような感覚です。
現在7月ですがホッカイロを手に当てていないと指先が冷たくてどうしよもありません。
これは一時的なもので、麻痺が少しずつ良くなるように、この冷たさも改善されてくるのでしょうか?

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、手術で末梢神経を損傷した場合、時間の経過とともに神経は再生され、知覚の改善が期待できます。
手指の皮下に触れる腫瘍は、ガングリオン、巨細胞腫、類上皮嚢腫、脂肪腫、神経腫、神経鞘腫、線維腫などがあります。
爪の下に出来ることが多いのですが、体温調節の役割を持つグロームス体から発生するグロームス腫瘍の可能性もあります。
小指に好発するデュピュイトラン拘縮を、腫瘍として手術する場合もあります。
も王仕分けありませんが、腫瘍や症状について詳細な情報が無いので、経過について具体的なアドバイスが出来ません。
「主治医」が「神経を傷つけたかもしれない、時間はかかるけど少しずつ良くなるから」と言っているのですから、そのまま経過を待っていただいてもよいのではないでしょうか。
ご心配ならば、手外科を標榜する他の整形外科でセカンドオピニオンを求めてください。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る