傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:はる 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

壊れた傘を使用し、ワンタッチが開かなかったので、手動で傘を開こうとした時に右手に激痛が走りました。親指と人差し指の股に壊れた傘の折れた骨が刺さってしまったのです。夜だったので傷口をよく洗い止血してから絆創膏を貼って翌日整形外科を受診しました。傘の骨は3~4cm刺さったようです。レントゲンの結果、残留物はなく、指に感覚はあり動くので神経は切れていないとのことでした。破傷風の注射をして、抗生物質を2週間服用し、傷口は開放のまま消毒と軟膏を塗って滅菌ガーゼを貼り、これを一日おきに3週間通院しました。傷口は良くなったので通院はおわりました。怪我から2か月経ちましたが、手全体のあちこちに痛みやだるさ、指にむくみがあります。箸が上手く使えません。握力は以前の半分くらいです。何か改善する方法がないかと思っています。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
刺創を受傷してから「2か月」経過して、左手は勿論なんの症状もなく、受傷した右手だけ「手全体のあちこちに痛みやだるさ、指にむくみが」あるということなら、最も考えられるのは感染でしょう。
夕方から晩にかけて全身の熱発があるなら、直ちに「抗生物質」(抗菌剤)の投与が必要かもしれません。
外傷によりリンパ液の流れが滞った場合も「むくみ」が生じますが、「親指と人差し指の股」の受傷は、殆どの場合「むくみ」は拇指、示指、環指に限局します。
診察をしなければ診断も具体的な治療法の提案も出来ないので、手外科を標榜する「整形外科」あるいは形成外科を受診してください。
Q2 相談者 ニックネーム:ぴい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

扉に挟み指先約1センチを切断し再接着をし約一年経ちました。
切断時はパニックすぎて、救急搬送からの入院を2週間しました。
再接着をしてもらったのはいいのですが付けた時から曲がっていたのと、私自身半年ぐらいは怖くて調べられなく知識不足な部分もありした。

最近落ち着き症例なども見れるようになり湿潤治療についてしりました。
接着した部分は、瘢痕してしまい血流が悪く白っぽくなりやすいです。
感覚は少しずつ戻ってはきていますが見た目の面、指先の感覚どれも気になります。

指先が綺麗に治ってる方などを見るとあまり痺れ感が残ってなさそうに見えていてこの先も悩むぐらいならもう一度切断し湿潤治療に切り替えたいなと考えているのですが無謀ですか

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
先日、既に回答していますが、1年程前、受傷直後の治療中にもご相談いただいていることに気づきましたので、その時の状況も踏まえて、再度回答いたします。
1年前と今回頂いたメールに記載された所見から、ある程度、指の外傷および再接着・再建に精通している医療施設で、受傷直後から退院までは「湿潤」療法で保存的に治療したと推測されます。
接着部位が「白っぽくなりやすい」のは、「血流が悪」いことが原因です。
角質の下にある手足に特徴的な透明層が厚いため硬く白く見えますが、「瘢痕」ではありません。
診察をしていないのであくまでも可能性ですが、指の末節骨に損傷は無く、「再接着」した「付けた時から曲がって」いるだけなら、指の局所皮弁術で見た目の解消が出来そうです。
「指」の整容面と機能面を兼ね備えた治療法を計画する必要があるので、形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
Q3 相談者 ニックネーム:ぴい 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

扉に挟み指先約1センチを切断し再接着をし約一年経ちました。
切断時はパニックすぎて、救急搬送からの入院を2週間しました。
再接着をしてもらったのはいいのですが付けた時から曲がっていたのと、私自身半年ぐらいは怖くて調べられなく知識不足な部分もありした。

最近落ち着き症例なども見れるようになり湿潤治療についてしりました。
接着した部分は、瘢痕してしまい血流が悪く白っぽくなりやすいです。
感覚は少しずつ戻ってはきていますが見た目の面、指先の感覚どれも気になります。

指先が綺麗に治ってる方などを見るとあまり痺れ感が残ってなさそうに見えていてこの先も悩むぐらいならもう一度切断し湿潤治療に切り替えたいなと考えているのですが無謀ですか

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手指の外傷は、手指の骨と関節、腱、筋肉、神経、血管、皮膚の構造と役割を十分に理解し、手指の見た目と機能を正しく評価し再建できる専門医におかかりになるべきです。
手外科専門医のいる整形外科あるいは形成外科におかかりになって、現状の評価と今後の経過予測をお訊きになり、悩みや気になっていること、希望をご相談いただくとよいでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:かずき 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

当方11月6日に高所作業中3.5メートル高さから転落して、(着地点コンクリート)左橈骨遠位端骨折、左手根骨、右尺骨肘頭骨折を受傷しまして、その日に観血的手術を施工しました。1ヶ月入院して3ヶ月経った今も通院中です。
CT検査を行って医師の見解としては、右肘頭骨折のみ予想よりも若干不十分な接合だけども、他はほぼくっついているとのことで、就労可能とのことでした。
今後右肘頭骨折については、経過を見ながら再手術も検討とのことなのですが、
自分の不安としては、仕事が牧場経営行っている為、肉体労働がメインとなっていきます、体力や筋力は体得を目指そうとしてますが、仕事をしながら、後遺症のような骨折箇所の痛みと付き合っていくのが不安です。
当方田舎在住で、遠方のペインクリニックも受診して、漢方薬処方も行ってもらまだ受傷して3ヶ月なので、今後徐々に痛みも快方に向かってくと説明を受けましたが、やはり今後のことを考えると不安でこちらに投稿しました。
今後自分でできる行動として何があるか教えて頂ければ幸いです。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後「3か月」以上経過して骨癒合は完了しているので、「骨折箇所の痛み」は手術による皮膚および筋肉など軟部組織由来の「痛み」と考えられます。
「まだ受傷して3か月」ではなくもう受傷して3か月ですし、長期的に「後遺症のような骨折箇所の痛みと付き合っていく」ものではないので、「不安」なく「牧場」の仕事をなさってください。
筋力の回復には時間がかかるでしょうから、作業後はゆっくりとお風呂に浸かって筋肉をほぐしていただいた方がよいでしょうし、筋肉と知覚神経の再生を促すため良質のタンパク質とビタミンB群を積極的に摂取していただくとよいでしょう。
また、ご不安なら、おかかりになった整形外科で、リハビリとして何をすればよいかお尋ねになるのではなく、日常生活や「牧場」の「肉体労働」で何をしてはいけないかをご確認になるとよいのではないでしょいうか。
骨折をした部分の骨はむしろ硬くなっているので、基本的に、少しずつ作業量を増やしてという慎重(過ぎる)なアドバイス以外、行動や仕事の制限はないはずです。
Q5 相談者 ニックネーム:たかはし 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

去年の6月に自家用車の倒してあったリアシートを戻そうとしたところ右手薬指の第1関節を挟んでしまい屈筋腱を断裂しました。形成外科で縫合術を行いました。
何度か頼んだのですが先生からリハビリの許可がおらず術後から3ヶ月が経ちやっとリハビリをすることができましたが、固まってしまったらしく第1関節が曲がらない為癒着の可能性があるとのことで医科大に紹介してもらい1月31日に剥離術を行いました。リハビリの際指を伸ばすと手の震えが止まらないことがあり、先生に相談したところ緊張だと言われましたが毎回伸ばすと手の震えが出て来ます。術後13日で抜糸を行いましたがその時も痛みと手の震えが止まりませんでした。14日目から装具も外していいと許可をいただきましたが指が第2関節から曲がっておりやはり少しずつ伸ばすのですが痛くて伸ばせず手の震えも少し出て来ます。リハビリを続ければ徐々に伸びてくるのでしょうか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「震え」は、環指を伸ばしたり曲げたりする際に、他の神経あるいは他の筋肉の緊張により起きているものなので、いずれ慣れれば無くなります。
屈筋腱の損傷は修復され癒着も剥離されており、関節の損傷は無いのですから、リハビリで環指の屈曲制限および伸展制限は完全に解消される筈です。
自動的リハビリ、他動的リハビリ、静的リハビリすべてが必要です。
自身で環指を握り込む際にDIP関節、PIP関節、MP関節のどの関節を曲げるのかを意識して自身の力で曲げてください。
左手を使って右環指を動かす動作は、リハビリ施設で指導されているでしょうから、ゆっくりと関節の曲げ伸ばしをしてください。
椅子に座る際に、右手の手背(手の甲)を下にしてお尻の下に敷いてください。
お尻のカーブに沿って環指が無理のない程度に伸展されます。
慣れてきたら、右手の手掌(手のひら)を下にしてお尻の下に敷いてください。
右環指のDIP関節、PIP関節とも、ゆっくりと伸ばされて静的リハビリになります。
環指は、拇指と対立して指先で挟む動きより、掌側に握り込む動きが重要です。
環指は、日常生活だけでは可動域の制限はいつまでたっても改善されないのが通常なので、鎮痛剤を服用したり塗布したりしても構わないので、積極的にリハビリをしてください。
Q6 相談者 ニックネーム:ひつじ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

先月転倒し左橈骨遠位端骨折してしまいプレートで固定する手術をしました。手の浮腫がひどかったのですが一週間程で腫れは引いたのですが、手術した傷後の周りに水疱が出来てしまい感染の一歩手前だと主治医に言われました。幸い感染は、大丈夫だったのですが、今は、包帯で処置されています。水疱は、治るのでしょうか?心配です。骨折も完治するか不安です。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、こすれ、かぶれ、アレルギー、感染など、「水疱」の原因が特定できません。
診察の際に、担当医に、水疱の原因、今後の経過予測をお尋ねになってください。
骨折は、整復して「プレートで固定」しているのですから、通常4週間で癒合します。
Q7 相談者 ニックネーム:soi 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

肘のボルト手術後間もなく、風呂に入っていると病院で貼って貰った絆創膏のようなものに水が入ってしまいました。実際私ははがしてバンドエイドを貼りましたが、そのような場合新しく貼るべきかそのまま貼っておくべきかどちらにすれば良いですか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「風呂」が許可されているのですから、「病院で貼って貰った絆創膏のようなものに水が入って」しまうことは主治医の想定内です。
具体的な指示がなかったならば、濡れた創傷被覆材を剥がしてそのままにしても、新しい創傷被覆材を貼っても、どちらでもよかったということです。
Q8 相談者 ニックネーム:シェリー 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

1週間前に左手人差し指の腹を包丁でざっくり切ってしまいました。すぐに止血したのですがなかなか止まらず、次の日に止血したまま仕事に行き、夕方病院を受診しました。
軟膏をもらい塗るとすぐに血は止まったのですが、指の関節が曲げづらい状態です。
このまま軟膏を塗りながら様子を見ても大丈夫ですか?それとも、再度受診した方がいいですか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは、切創の部位が示指の末節か中節か基節かが判りませんし、曲げづらい関節がDIP関節かPIP関節かも判らないため、お答えが出来ません。
末節の指腹部の切創で受傷2日目にDIP関節が曲げづらいだけならば、浮腫みが原因でしょうが、感染の有無や関節損傷の有無も診察をしなければ判断できません。
診察を受けた病院が手指の外傷治療にどの程度詳しいかも判りませんし、念のため再度受診することをお勧めします。
Q9 相談者 ニックネーム:やまみ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

爪周囲炎で切開し、膿を出す処置をしましたが、腫れが引かず、ヒリヒリします。手の親指ですが、下におろすと特にじんじんします。
膿はmriでもみとめられないし、炎症が残っているだけで日にち薬とのことですが、一ヶ月もたつのに治癒しません。尚、当初に比べて赤黒い色はましにはなりましたが、まだ指を曲げるとつっぱり、はれているのがわかります。痛みどめ以外の治療はないのでしょうか?

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
消炎鎮痛剤だけでなく抗生物質の投与が必要かもしれません。
また、巻き爪や陥入爪があるのかもしれません。
形成外科を受診してください。
Q10 相談者 ニックネーム:よも 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

二ヶ月半前に腱鞘巨細胞腫の手術をしました。傷口自体はきれいになって痛みもありませんが、手術をした指をぶつけたり強い力がかかると傷口ではなく内側に痛みがあります。この痛みはこのまま良くならないのでしょうか。時間の経過とともに少しずつ良くなるのでしょうか。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腱鞘巨細胞腫」は良性腫瘍ですが、周囲の組織に広がっていることも少なくありません。
指骨や関節、靱帯が破壊されていたり、指神経と癒着していたりする場合もあるので、症例により術後の後遺症や回復の具合も異なります。
また、「腱鞘巨細胞腫」は再発も有り得ます。
まだ術後「二ヶ月半」しか経過していないのですから、「指をぶつけたり強い力がかかると」生じる「痛み」は「時間の経過とともに少しずつ良くなる」と考えられますが、念のため、手術をしてもらった病院を受診して状態を診て貰ってください。

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