傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q101 相談者 ニックネーム:SK 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

半年前に整形外科にて手指の内軟骨種の腫瘍摘出と人工骨を入れる手術をしてもらって、術後1ヶ月くらいに気づいたんですが、手術箇所に小さくポツっとしたものがあって触るとチクッとしたので抜糸の糸が残って皮膚に埋まってしまったのか、もしくは人工骨の粒が骨の隙間から出てきてそのまま変なところで骨が固まってしまったのか、など色々考えて術後の通院の際に相談したらポツっとしてるところをその場で切ってもらい「少なくとも糸ではないが、異物ならそのまま傷口から勝手に出てくるからこれで様子見て」とのことで1ヶ月様子を見てたのですが結局何も出てこずポツっとしたものもそのまま変わらず、また1ヶ月後に見てもらったのですがその時は超音波で見てもらって「やはり異物ではないから皮膚の問題だと思う」とのことで、もう人工骨も馴染んできて指も曲げ伸ばしできるということで「もう通院しなくても良いけどまた気になったら半年以内に来てください」と言われました。
いまだにポツっとしたものは消えず、手を洗う時やタオルで手を拭く時などにそーっと撫でるだけで痛みがあります。
例えると皮膚の内側から爪楊枝で刺されているようなチクッとした痛みです。
あともう一つ気になっていたのが人工骨を入れた箇所をなぞると背骨のように一部がボコボコしていて、そこも皮膚の内側から爪で突かれているような微かな痛みがあります。
そこで相談なんですが、前回と状況が全く変わらない今、ダメ元でまた見てもらうべきでしょうか?
それともセカンドピニオンで別の病院で診てもらうべきでしょうか?

A101 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
存在「異物」の存在が「超音波」で確認できなかったため「皮膚の問題だと思う」と判断されたのでしょうが、「皮膚の問題」が原因で「ポツっとしたもの」を触れて「皮膚の内側から爪楊枝で刺されているようなチクッとした痛み」が起きる可能性は低いと考えます。
やはり皮下の縫合糸の存在をもう一度確認すべきと考えます。
「人工骨を入れた箇所をなぞると背骨のように一部がボコボコしていて、そこも皮膚の内側から爪で突かれているような微かな痛みが」あるのは、「人工骨」の上の皮下組織が薄いためでしょう。
形成外科を受診して、「内軟骨種の腫瘍摘出と人工骨を入れる手術」をした「整形外科」では「もう通院しなくても良い」と指示されたことをお伝えになって、ご相談なさってください。
Q102 相談者 ニックネーム:Hiro 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1ヶ月前、手の親指の付け根から手首付近を切創し、7針縫いました。
1週間後に抜糸をし、通院は終わったものの、付け根部分は塞がったのですが、痛みが消えず少し腫れた感じもあります。抜糸の際にもう通院はなくて良いとは言われたのですが、時間が解決するものなのでしょうか?

A102 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷したときの「切創」の状態、現在の「痛み」の性状、「少し腫れた感じ」の 程度と部位など頂いた情報だけでは症状の詳細が把握できないため、申し訳あり ませんが明確な回答が出来ません。
「痛みが消えず少し腫れた感じ」があって不安なのですから、現状の説明と今後 の経過を予想してもらうため、「切創」を縫合処置してくださった病院を受診す るか形成外科を受診してご相談なさってください。
Q103 相談者 ニックネーム:モアナ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

手首骨折で手術をしました。術後一か月になります。
黒い硬めの糸は抜糸したのですが少しだけ残っていたので自分でハサミで切ったのですが、皮膚スレスレにほくろのように糸がでている状態で残り、そこの部分に小さいですがニキビの膿のようなものができて周りが赤くなっています。
痛みや痒みはありませんが、このまま様子見で大丈夫でしょうか?
黒い糸がそのままになっていると問題があるのでしょうか?

A103 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸を核として感染が起きています。
縫合糸が自然に排出されることは無いでしょうし、感染を繰り返し瘢痕が残る可 能性があります。
縫合糸を除去するため、手術をなさった病院か形成外科あるいは皮膚科を受診し てください。
Q104 相談者 ニックネーム:ぷぅー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

5日前に仕事中20kg近いコンクリートをダンプに捨てる際謝って左小指をダンプ荷台とコンクリートに挟んでしまい小指内側第1、第2関節辺りを6針縫いました。
病院は骨に異常はないとのことですが今も手を広げたり力を入れると電気が走ったような痛みが来ます。
時間と経過で治るのでしょうか?
ちなみに、指先内側切った方だけ感覚が鈍く手を広げても痛みがかなりあります。
病院は時間がたてば次第に良くなるとの事ですが神経切れたりとか不安になります

A104 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「骨に異常はない」ことや「指先内側切った方だけ感覚が鈍く」「手を広げたり 力を入れると電気が走ったような痛みが来」ることを診察で確認して、「時間が たてば次第に良くなる」と明確にお答えになっているのですから、おかかりに なっている病院は手指の外傷に精通した整形外科なのでしょう。
「感覚が鈍」い症状は知覚鈍麻ですし、「痛みがかなり」ある症状は知覚過敏で すから、全く同じ部位で起きているのではないでしょうし、同じ原因で起きてい るのではないでしょう。
それぞれの症状が、どの部位でどんな状況のときに生じるのかなど、おかかりに なっている病院は診察で詳細な情報を取得して診断しているのですから、「神経 が切れたりとか」心配する必要はありません。
受傷後5日なら浮腫と組織挫滅による症状かもしれません。
「不安」なら、おかかりになっている病院でそれぞれの症状の原因をお尋ねに なって、今後の経過を予測して説明してもらってください。
Q105 相談者 ニックネーム:gotto 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

山道で滑って親指の第1~第2関節付近の甲を負傷しました。
その時はかなりの出血で30分くらいして血が止まりました。
その日は病院へは行かずそのままにしていました。
次の日に緊急病院の外科へいって破傷症にならないようにとのことで抗生剤を点滴しました。(尚、損傷した時から時間が経過していたこともあり縫合まではしていません。)
3日後に近く整形外科へ行って経過を診てもらったところ[破傷症の心配はない]と言われました。
今現在2週間くらい経つのですが、傷はおさまっていますが、傷跡とその周りに肉が巻き付いた状態で傷跡がかなり膨れています。
親指を伸ばした状態では痛みはないのですが第1関節の親指を曲げると肉がまきついており曲がらなくなっています。
よって、この肉は切開等が必要でしょうか?
また、傷跡付近の皮膚の色も変色しております。

A105 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
破傷風の予防には破傷風トキソイドの皮下注あるいは筋注を3~8週の間隔を置い て2回行うことが必要ですので、今回その処置は行っていないようです。
外科では、局所感染を防ぐため抗生剤を点滴されたのでしょう。
ご相談の状態は、創は閉鎖したが薄赤あるいは暗赤色の肥厚性瘢痕が生じて、瘢 痕拘縮のため第1趾の屈曲制限があるということでしょう。
瘢痕の治療が必要なので、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q106 相談者 ニックネーム:ともみ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

1週間前に小指の手術をしました。
バスケで骨折をし6ヶ月前にプレートをいれる手術の後、指が曲がった状態で固まってしまい伸びなくなってしまったので、今回は小指の背中に針金をいれてまっすぐに固定しています。指先にかけて、血が溜まりパンパンに腫れてしまっていて、昨日病院に行った際は針で血を抜きました。しかし、1日たった今もまたパンパンになり自分で血を抜こうかと思っています。もちろん針は消毒します。病院は1週間後とのことですが、このまま壊死してしまわないのか不安です。

A106 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1週間後」ではなく、直ちに病院を受診してください。
ご自身で診断、処置をすべきではありません。
手を体側の方に置くなどして、指を心臓より高くしておいてください。
受診した際には、どうして「パンパンに腫れて」いるのか、「1週間後」までにどうしておけばよいのか、何があったら直ちに受診しなければいけないのかを尋ねてください。

「パンパンに腫れてしまっていて、昨日病院に行った際は針で血を抜」く処置をなさったということですが、「指先」に「血が溜まりパンパンに腫れて」いるという説明を受けたのでしょうか。
「指先」に「血が溜まりパンパンに腫れて」いるため「針で血を抜」いたのかもしれませんが、浮腫みによって血流障害が起きていないかを調べるために「指先」に「針」を刺して出血を確認したのかもしれません。
また、「針」を刺した際に、血液の色も担当医は確認しているはずです。
専門医師は短時間の診察でも、微細にわたり多くの情報を収集し判断を下しています。
見様見まねで同じ処置をしてよい場合とそうでない場合があるので、安易に自己判断をすべきではありません。
また、再診までに間隔が開くときは、為すべきことの指示を貰うだけでなく、してはいけないことと再診予定日まで待たずに受診しなければいけないのはどういうときかを確認しておくとよいでしょう
Q107 相談者 ニックネーム:たかし 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

飲食店でキャベツや玉ねぎをみじん切りにする電動の機会で親指一ヶ所、人差し指二ヶ所、中指二ヶ所手のひら側を切りました。すぐに救急車を手配して麻酔して縫いました。五日くらいで抜糸をしたんですがその際先生には神経まで切れてはいないと言われました。
それから一ヶ月経ちますがいまだに中指と人差し指が半分くらいしか曲がらなく指先に感覚が半分くらいしか戻りません。おまけに手を上に上げたり下の荷物を取ろうとして下げると手が痺れたりします。
先生には薬を飲んだり湿布したりして治るものではなく自然に治るのを待つしかなく治りきるには二ヶ月くらいかかると言われたんですが正直とても不安です。後遺症なく治るものなんでしょうか?もう一度見てもらった方がいいんでしょうか?

A107 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「神経まで切れていない」外傷で、「中指と人差し指が半分くらいしか曲がら」ない、「指先に感覚が半分くらいしか戻」っていない、「手を上に上げたり下の荷物を取ろうとして下げると手が痺れたり」するのは、浮腫みによる症状のようです。
仕事のとき以外は、反対側の胸や肩に手を置くなどして受傷した手指を心臓より高く保つようにすれば浮腫みは軽減されます。
また、関節拘縮や腱癒着を防ぐため、反対側の掌で受傷した指を曲げる訓練をした方がよいかもしれません。
日常生活や仕事で不安なく手指を使えるようになったときが治癒なのですから、おかかりになっている病院でリハビリなどの指導をしてもらってください。
別な病院をお探しになるなら、手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
Q108 相談者 ニックネーム:白石君 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

2022年4月26日に、右母指CM関節形成術の手術をしたんですが、5月13日にシーネを外しました。1カ月なるのですが、手の腫れ、痛みがひどいです。

A108 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
拇指CM関節の関節形成術の術式にもよりますが、大菱形骨を切除している可能性がありますし靱帯再建をしているので、いわゆる骨折と同じ状態です。
リハビリは術後6週経過頃から開始します。
通常の経過なら、浮腫みは徐々に消褪しているはずですし、浮腫みの軽減に伴って痛みも軽減していきます。
左胸や左肩に右手を当てるなどして、出来るだけ心臓より高い位置に手を置いてください。
術後の経過途中で、術直後に比べ腫れや痛みの症状が悪化したなら、感染など想定外のことが起きている可能性もあります。
現在の、手の腫れと痛みが問題あるかどうか判断するために診察が必要ですから、手術をした病院でご相談なってください。
Q109 相談者 ニックネーム:杏 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

4月末に包丁で手の甲側の人差し指の付け根を切りました。
あまり痛みはなかったのですが出血が止まらない+動かすと痺れがあり、2日後に病院に行ったところ、3針縫われました。
そこから1週間半程で抜糸をし、今で2週間くらい経ちましたが、
傷口に触れると人差し指に痺れを感じます。表面上はくっついていますし、普段は痛みも痺れもありません。
これは時間経過で治るものでしょうか?
通っている病院からは「とにかく安静に、動かすな」の一点張りですが、利き手の人差し指を使わず生活するのは困難、かつ痛みがないので中々意識することが難しいです。やはり動かさない方が良いのでしょうか?

A109 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察している医師の指示が正しいことも少なくありませんが、今回のご相談に関しては「とにかく安静に、動かすな」という指導は根拠のないものである可能性があります。
腱損傷や神経損傷で安静を強いる必要があればシーネなどで指を固定しますが、固定処置はされていません。
おかかりになっている病院は、手の外傷の分野には精通していないのかもしれません。
手の外科を標榜する整形外科や形成外科でセカンドオピニオンを求めた方がよいでしょう。
Q110 相談者 ニックネーム:くぅちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

三週間前に左手中指を薪割りの機会に挟んでしまいました。病院でレントゲンをとり骨には異状なしとの事で3針第2関節の所を縫ってきました。
抜糸もして三週間になりましたが指が腫れて、傷口より上が突っ張ってる感じがあります。
指の色は変わりないのですが曲げれるが真っ直ぐ伸ばせません。病院に行った方が良いのでしょうか?

A110 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「曲げれるが真っ直ぐ伸ばせ」ないということは、高度の腫脹ではありません。
受傷直後には「レントゲン」で骨折線が明確でないことも少なくないのですが、「腫れ」や「突っ張ってる感じ」が「三週間」経過するうちに多少でも軽減しているなら「骨には異常なし」の診断に間違いはなかったということでしょう。
もし、「腫れ」や「突っ張ってる感じ」が悪化しているか全く変わっていないなら、「骨」の「異常」や腱の損傷が無いことを再度精査してもらった方がよいでしょう。
いずれにしろ不便を感じないで日常生活を送れるようになるためご自身でのリハビリが必要になる可能性もあるので、手の外科を標榜する整形外科を受診して、現状の評価と今後の経過を予測して、自己ケアの方法を指導してもらってください。

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