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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
- 腕・手・指
- Q161 相談者 ニックネーム:まろ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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1ヶ月ほど前に小指の手の甲側から掌にかけてガラスで切ってしまい、近所の大学病院の形成外科を受診し8針縫いました。傷の深さは小指側面の一部感覚が鈍くなるほどでした。
2週間後に無事抜糸しテープで傷跡を保護していたのですが、傷跡が硬くなり小指を握りこもうとするとかなり突っ張ってしまって動きに支障があります。
経過観察で受診した際に相談したところ、医師には「関節が硬くなってしまうといけないので意識的に動かしたりマッサージをして馴染ませてください」、「結局動かしていかないと突っ張りはとれませんから」と言われました。
しかし傷の治癒について調べてみると、傷跡に緊張がかかっていたり刺激を受けると瘢痕が異常化しやすいとの記述が多く、このまま出来る限り安静を保つべきなのか、むしろ意識的に動かすべきなのか混乱しています。
受傷したのが利き手側ということもあり、握りこむ動きに支障が出たままだと多くの作業が制限されます。
傷跡のケアにはどちらを選べば良いのでしょうか。また、この突っ張りはどの程度で治癒するものなのでしょうか。
- A161 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮について形成外科で定期的に経過観察してもらっているのですから、担当医のアドバイス通りにしていただくのがよいでしょう。
形成外科ならば、初診時に切創を診察し縫合閉鎖する時点で、瘢痕の経過について予想して、手指の機能障害が起きないように縫合線を検討しているのが通常です。
また、肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮は修正可能ですが、関節拘縮が生じるとリハビリが大変です。
利き手ならば、一般的に、日常生活が自然とリハビリになるので、積極的に手指を使ってください。
3~6か月以内に瘢痕による突っ張りは解消されると推測されます。
- Q162 相談者 ニックネーム:ryo 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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ハンマーで右親指爪の根本部分を、叩いてしまいました。出血があったので止血し冷しましたが少量の出血が続き次の日近くの整形外科にいきました
骨折はなく、じきに出血は、止まるとのことで消毒と処置と抗生剤と痛み止めもらってきましたがもまだ少量の出血が止まる気配が有りません。
このままで本当に良いのでしょうか
- A162 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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爪甲(爪根)の脱臼があるかもしれません。
爪母を損傷すると爪が無くなってしまいます。
爪の脱臼は一見すると見逃すこともあるので、直ちにおかかりになった整形外科を再診するか、可能ならば形成外科あるいは手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q163 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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1週間前に親指の付け根、人差し指側を包丁で切り身の部分まで見えるほどでした。
痺れもあり家事の負担も大きかったので2日後皮膚科を受診したところ、この部分は神経があまりないので大丈夫、痺れは気のせいと塗り薬と化膿止めの飲み薬のみの処置となりました。
5日経ちましたが身の部分は治り皮のみまだ開いてる状態ですが痺れはあり力を加えることは出来ません。このまま自然治癒で完治しますか?
- A163 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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拇指掌側のMP関節付近の比較的深い切創なら、正中神経末梢知覚枝の損傷や拇指内転筋浅層の損傷の可能性を否定できません。
診察医の言う通り「痺れは気のせい」かもしれませんが、「痺れはあり力を加えることは出来」ないなら、詳細に診察して専門的な診断が必要なので、治療が必要かどうか判断するためにも、なるべく早く手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q164 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性
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ゆずのトゲを指の爪付け根近くをお刺してしまい、水ぶくれになりました、皮膚科に見てもらい針で破り軟膏バンドエイドで治療しましたが、水ぶくれは治らず同じ処置を何回もして半年にもなりますが直りません、他の皮膚科で見てもらいましたが治療はしないで自然に治るまでだと言われました。どうしたら良いか教えて下さい。
- A164 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「指の爪付け根近く」に「水ぶくれ」が出来て、「針で破」っても「水ぶくれは治らず同じ処置を何回もして半年にもな」っているならば、「トゲ」の一部が皮下に残っているか、外傷とは関係のない粘液嚢腫やガングリオンの可能性も否定できません。
先ず、おかかりの皮膚科で、診断名、現在の状態の説明、半年も治癒しない理由、今後の治療方針をご確認ください。
治癒しない理由は明確ではないかもしれませんが、担当医が推測すらせずに治療しているようなら、再度、別な病院でセカンドオピニオンを求めては如何でしょう。
- Q165 相談者 ニックネーム:まぁ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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5/19 右中指末骨開放骨折をしました。指の腹から爪側へ向けて骨折しました。初期処置はほねつぎとシーネでの固定でした。
5/21 手の外科医がいる病院に転医し、爪の脱臼があるとの事で爪の縫合3針+爪母付近に固定の為のガーゼ付きで1針を行いました。
5/31 骨の転位があり、ワイヤー2本を入れる手術を行い、指の腹を10針、爪上方部からワイヤーが出ている状態で爪固定3針、爪母付近に固定の為のガーゼ付きで1針縫っていただきました。
6/11 抜糸しました。
次回は7/7にCTを撮り、骨がくっついていればワイヤーを抜く予定です。次回7/7まで自己消毒(ポビドンヨード)で診察はないのですが、抜糸後から指の腹の縫合部分がまだついていなかったのが、一部開いています。また、爪の付け根と皮膚が離れてきています。
縫合部に関しては、消毒してから湿潤療法のテープで開かないようにとめています。
担当医の診察日が週2日しかなく、聞ける日がまだ先な為(担当医以外の手外科医が不安な為)、このままの対処で良いのかお伺いできればと思います。指を強く握る、細かく動かす楽器をやっている為、キレイに早く治る事を願っています。
- A165 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、ご報告いただいた状態が「手の外科」の「担当医」の想定範囲内の症状かどうか判断が出来ないため、治療内容に関して具体的なアドバイスは出来ません。
治療に関わる医師は、受診予定までに期間が開き自宅での自己処置を指示する際は、通常の経過だけでなく起こりうる症状を説明し、どういうが状況になったら直ちに受診すべきかを患者さんに明確に伝えなければいけないと考えます。
同時に、患者さんは診察医の指示に従うなら、通常の経過と直ちに受診すべき症状を確認し、しっかりと理解しておかなければいけません。
「キレイに早く治」すために、治療経過として問題ないということを確認し、これまで通りの処置を継続するよう改めて明確に指示して貰うため、直ちに受診してください。
指の外傷は順調に治癒していても、表皮層で創が開いているように見えることが少なくありません。
また、爪の脱臼があると、治癒過程で一度爪が脱落することがあります。
一般論として、腫れ、熱感、赤み、痛みの増強という感染の兆候が無ければ、指示された通りの処置でも構わないでしょう。
手指は整容的・機能的な回復のために極めて専門的な治療が必要になることが多いため、手の外科という専門医が存在するのです。
「指を強く握る、細かく動かす楽器をやっている為、キレイに早く治る事を願って」いるならば、ご自身の治療を一般論に当てはめるのではなく、自身の指のためにより慎重になってください。
- Q166 相談者 ニックネーム:くりぱか 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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庭仕事で右親指をノコギリで切ってしまいました。腹ではなく、表の方を2〜3センチ切ってしまった為、救急外来を受診しました。縫わずに済んだのですが、当分消毒に通うように指示されました。ところが休みが思うように取れず、出血もしていないので、翌日一度行っただけで絆創膏だけで過ごしてきました。外見は傷痕はありますが、それほど腫れているというわけではありませんが多少赤い状態です。
一ヶ月経ちますが、傷痕がズキズキと痛むことがあって心配です。字を書く時に、ひどく痛むので、あまり力を入れずに書いています。
字を書く時以外はあまり痛みません。痺れたり、関節が曲がらないということもありません。
痛み止めと抗生物質を処方してもらいましたが、ほかに飲んでいる薬があったり、当初はそんなに痛まなかった為、飲んでいません。再度受診した方が良いでしょうか?再受診したところで、消毒だけなら行っても仕方ないかな?とも考えています。
- A166 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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知覚神経末梢枝の損傷でしょう。
知覚神経末梢枝の損傷ならば、放っておいても時間の経過とともに症状は自然に軽快することが殆どです。
1週間前と症状が全く同じならば、あるいは1週間後に症状が多少なりとも軽減していなければ、知覚神経末梢枝の損傷でない可能性もあります。
頂いた情報だけでは神経断端腫などを完全に否定することは出来ないので、一度、形成外科や手の外科を標榜する整形外科におかかりになることをお勧めします。
- Q167 相談者 ニックネーム:くぅ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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1か月程まえ、飲食店での仕事中に油が入ってる間の切口に手がぶつかり人差し指の親指側の側面を切ってしまい、翌日皮膚科に行ったところ10針程度縫いました。今は傷口は塞がってきたのですが指が第二関節は少し曲がるのですが第一関節が曲がらず力も入れることできず、指を曲げれません。傷口をテープで固定していたのとまだちょっと晴れがある?とのことで後1週間様子見ることになりました。
今行ってるところは深い傷はみれない皮膚科らしく、形成外科など別の病院を受診した方がよいですか?
曲がらない状態を調べると腱が切れてるかもしれないと出るのですが、手術になる可能性はありますか?
- A167 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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切創の受傷部位が「指の親指側の側面」の場合、通常ならば屈筋腱の損傷は起きません。
受傷後「1か月程」の期間を通じて伸展位を保ったため、「第一関節」および「第二関節」の屈曲制限が残っているのでしょう。
「腫れ」は関節可動域の制限の原因になるので「皮膚科」主治医の指示通り「あと1週間様子」をみる選択肢もあるでしょうが、もともと手指の外傷は創閉鎖・創治癒だけでなく手指の機能がかかわるので手の外科におかかりになるべきと考えます。
可能な限り早く、形成外科や手の外科を標榜する整形外科で相談なさってください。
- Q168 相談者 ニックネーム:よしお 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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右手親指の第一関節の下あたりをガラスで切ってしまい、6針縫うことになりました。
現在は抜糸もして傷口もくっつきかけてるのですが親指の先端から中央にかけて若干痺れ、感覚麻痺が生じます。指自体は動かせるのですが触られた感覚があまりありません。
神経も切ってしまっていたのでしょうか。
- A168 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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知覚神経障害の可能性がありますが、「触られた感覚があまりありません」という表現だけでは症状を詳細に把握できません。
「指自体は動かせる」ならば前骨間神経の障害はないので知覚神経末梢枝だけの損傷でしょうから、内服薬だけで経過を見ることになるかもしれません。
申し訳ありませんが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、手の外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
- Q169 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性
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昨年11月に右手の人差し指の第二関節を上から落ちたガラスな破片で切ってしまいました。指は動きましたが、血を止めるために、傷テープでしっかりと押さえて止めました。わりと深い傷でしたが、10日くらいでテープ無しでも大丈夫でしたが、指を真っ直ぐにしていたせいか、曲がりにくい状態でしたが、少し様子を見ていました。しかし、3ヶ月程経っても、第二関節と、第一関節が曲がりにくいので、近くの整形外科に行きました。エコーで診て頂いたら腱は切れていないと言われました。左側の人差し指と比べると半分くらいしか曲がりません。指が腫れているので曲がりにくいし、動かすと痛みます。リハビリは最初は教え頂きましたが後は自分でやってくださいと言われました。あまり頑張って行うと余計に腫れて、痛みます。良くなるには時間もかかると言われましたが、本当に治っていくのでしょうか。
- A169 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腱損傷が無いのですから、浮腫が無くなれば動かせるはずです。
ただし、積極的なリハビリが必要です。
ご心配でしょうから、リハビリ指導も含め、手の外科専門医にご相談なさってください。
- Q170 相談者 ニックネーム:よしだ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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2週間前に仕事中、中指を深めに切りました。直ぐに病院に行き、外科の先生に見てもらい血管も切れてるとのことで部分麻酔で縫合手術しました。
それから1週間後に抜糸をしテーピングで止めている状態でした。
それからまた1週間後の昨日に病院に行った際、まったく傷口がくっついていないのに、くっついてると言われ、付けていたテーピングやガーゼ全てとられ、なにもない状態で帰ってきました。
傷口が開いていたので菌が入るかもと思い、手を清潔にした後直ぐに市販で売ってるガーゼの絆創膏を貼ったのですが、違う病院に行った方がいいでしょうか??
- A170 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「まったく傷口がくっついていない」ように見えているのに「外科の先生」に「くっついてると言われ、付けていたテーピングやガーゼ全てとられ」たとすれば、まるでアカギレのように、真皮層あるいは表皮深層までは創閉鎖が完了しており、角質層から表皮全層が閉鎖されていないということなのでしょう。
日常生活で創縁が引っかかると痛みもあるでしょうから、「市販で売ってるガーゼの絆創膏を貼っ」た対処は正しかったと考えます。
診察をしなければ創状態の詳細が把握できないので、具体的なアドバイスが出来ません。
おかかりになっている病院の次の診察まで創縁が引っかからないように気を付けて保湿をしておけば問題ない可能性が高いのですが、ご心配ならば形成外科など「違う病院」におかかり頂いてもよいでしょう。
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