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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
- 腕・手・指
- Q191 相談者 ニックネーム:カツ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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自転車で転倒して右の手の平の小指付け根部分を18針縫合手術しました。既に1カ月半たちましたがグー・チョキ・パーが上手く出来ず、縫合部分の皮膚のツッパリ感と指先の痺れが強く力も入りません。あとどれくらいでこの状況が改善されるのでしょうか。
- A191 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「縫合部分の皮膚のツッパリ感」は瘢痕拘縮による症状で、「指先の痺れが強く力も入」らず「グー・チョキ・パーが上手く出来」ないのは尺骨神経の損傷かもしれません。
瘢痕拘縮は手指をしっかり使っていただければ徐々に改善されますが、「痺れ」と「力も入」らない「状況」は治療が必要です。
直ちに、手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
- Q192 相談者 ニックネーム:こなみん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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2020年2月に右人差し指(第2関節より少し上)中指爪3分の2、薬指爪半分を完全切断しました。人差し指は形成外科でマイクロサージャリーによる手術をし繋がりました。一年が経過し、通院も終わりました。最近、人差し指の手術をしたところや周辺がボコボコと何箇所か隆起し始めました。触ると固いですし痺れや痛みもあります。第2関節が横にボコっと出ぱってきました。指の曲がりも以前より固くなってきました。通院していた病院が県外で遠いので、また通うとなると大変ですが、診てもらった方がいいのでしょうか?それとも近くの「手外科」に行った方がいいでしょうか?
- A192 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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先ずは、「近くの『手外科』に行っ」って下さい。
日常生活を問題なく送るために治療をするのですから、「通院」の「終わり」を決めるのは、本来、医師ではなく患者さん自身です。
「第2関節が横にボコっと出ぱって」きているのは、瘢痕拘縮により関節裂隙の狭小化と関節変形(脱臼)が起きているのかもしれません。
指の再接着後1年ならばまだリハビリが必要なことも少なくないですし、右利きならば積極的に手指を使おうとするため日常生活がリハビリになりますが、左利きや左手を上手に使うヒトは、右手指を使わずに済ませてしまうため、ますます「指の曲がりも以前より固くなって」しまいます。
「通院していた病院が県外で遠いので、また通うとなると大変」ならば、ご自身で「手外科」を探して受診するか、ご近所の手指のリハビリに詳しい病院を紹介して貰ってください。
そこでも必要ならば通院の指示が出るでしょうが、ご自身で可能なリハビリも教えて貰う必要があります。
例えば、再接着した「指の曲がり」が重度なら、椅子に座る際に掌を上に向けてお尻の下に敷くだけでも自然に指関節が伸びますし、再接着した「指の曲がり」が軽度なら、手の甲を上に向けてお尻の下に敷いて座ると指関節が伸びるようになります。
大切な手指の機能を維持するために、いつでも相談できる主治医をご近所で見つけてください。
- Q193 相談者 ニックネーム:あちゃり 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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変形性母指MP関節症と変形性CM関節症で、3ヶ月前にMP関節固定術とCM関節靭帯再建術を受けました。
術後MP関節の皮下組織と腱の癒着があるが、固定術をしているからなかなか日常動作やリハビリでは剥がれない、と外からのマッサージをと指導され行っていますが、創も赤く痛みもあり(術後1ヶ月くらいで創部が赤く、エクラープラスターを処方され貼りましたが更に赤くなり皮膚が薄くなってきたからと中止になりました)、OTさんのリハ以外、自力ではなかなかできません。
MPの癒着のせいか、IPの屈曲時は皮膚がつっぱり曲がり辛く進展時は痛みがあります。
CM関節もまだ滑らかに動く感じがしません。6週くらいで靭帯は癒合したから、今から潤滑になっていく、、とは言われていますが、いまだにクレ556を挿したいくらいギシギシするような感覚です。CM関節の創もやや癒着があります。
術前よりも、物を持つ際の痛みはなくなりましたが、まだピンチ力が弱く0.5で(健側は3.8くらい)、まだまだ動作には限界があります。
どうしたら癒合は剥がれるのか、自己リハは母指の回旋など以外でないのか。IP関節もややへバーデン気味ではありますが、IPが動いてくれないとどうにもならないのでなんとか癒着を剥がしたいのです。剥離術は希望しません。
主治医はMP関節に関してはマッサージしかない、との事でした。
看護職で手先を使います。なんとか、出来る限りの動作を復活させたいのです。
- A193 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、指の関節形成術は、術前の関節変形の程度も含め手術内容の詳細が判らなければ、術後の経過予測ができません。
CM関節形成術の術後は、リハビリにより時間をかけてゆっくりと関節可動域は拡大するのが通常ですが、強いピンチ力の回復は困難なことも少なくありません。
また、IP関節伸展時の痛みはへバーデン結節によるものと思われますが、IP関節の屈曲・伸展は可能なのですから、腱癒着ではなく皮下組織の癒着あるいは表皮瘢痕拘縮のために可動制限が起こっているのではないでしょうか。
追加の手術は避けたいということですから、主治医の指示通り、リハビリに加え、MP関節部と手術瘢痕の保湿とマッサージを根気よく続けてください。
リハビリやマッサージの際に、通常のハンドクリームではなく、消炎鎮痛作用のあるクリームを使うとよいでしょう。
- Q194 相談者 ニックネーム:あちゃりん 患者様(相談対象者) 年齢:0代前半 性別:女性
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3ヶ月前に、MP関節の固定術と、CM関節の靭帯再建術をしました。
創の癒着がなかなか剥がれず、毎日リハビリで温めて超音波かけて動かしていただいていますが、中の方が剥がれていないのか、皮膚がつっぱりIP関節も動かし辛いです。ピンチ力は0.5でした。(健側は3.8程でした)
また、指を背屈するとCM関節の靭帯がまだきしむ感じでスムーズではありません。
明日から仕事復帰です。固定術部は外からのマッサージしかないのかもしれませんが、皮膚が炎症起こしているのでなかなか強く頻回にはできません。どうしたら、癒着は剥がれますか。固定されているので日常動作では剥がれにくいとは言われましたが剥がれてくれないと、せっかく手術したのに動かすたびに痛すぎます。
- A194 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「MP関節」「固定術部」の「皮膚が炎症起こして」というのが、瘢痕と瘢痕周辺の表皮の赤みとテカリのことならば、術後「3ケ月」なので、組織量に十分な余裕がある場合を除けば通常の経過の想定範囲内でしょう。
「IP関節も動かし辛い」とすれば、「MP関節」部で腱の「癒着」があるのか、表皮瘢痕拘縮のためなのか、あるいは表皮組織量が足りないのかが原因ではないでしょうか。
そうであれば、「IP関節」および「CM関節」の動きに関して、「MP関節」固定部の「マッサージ」は必ずしも有用ではないかもしれません。
また、「CM関節の靭帯再建術」が腱脱臼に対する偉功手術だったとすれば、「指を背屈するとCM関節の靭帯がまだきしむ感じでスムーズでは」ないという状態は、リハビリでは改善されないかもしれません。
「ピンチ力」が「健側は3.8程」に比べ「0.5」とすれば、拇指丘の萎縮も考えられます。
申し訳ありませんが、基礎疾患や術前の状態、手術法の詳細が無いため、具体的なアドバイスが出来ません。
主治医に、現状の評価(癒着しているかどうか、痛みの原因は何かなど)と、リハビリや自宅ケアも含めた今後の治療方針、予想される経過と最終目標状態をお尋ねになれば不安は解消されるのではないでしょうか。
- Q195 相談者 ニックネーム:まる 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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1ヶ月前に皮膚科で右手手のひらがわの手首の液体窒素の治療を受けた際、ビリッと親指にかけて電気がはしったようになり、その後もピリピリ違和感があり、さわると親指の爪のしたから第二間接にかけてビリッとした部分に感覚が麻酔をしたように鈍くなっていました。1ヶ月様子を見ましたが、感覚は鈍いままで、親指を曲げる際も突っ張った感じがします。
熱さにもにぶいため、料理などで湯気の感覚もなく、気を付けています。
神経にふれてしまったのでしょうか?
神経にふれた可能性があるというお医者様と、液体窒素ではふれないというお医者様がいらっしゃり、どちらを信じれば良いか困っています。
皮膚科を受診する際、ペンで治療希望の場所に書き込んだりする際にはきちんと感覚があり、治療後ビリッとしてからしびれが続きさわったら感覚があまりなく、ペンで同じように書いても明らかに感覚が変でした。
神経を傷つけた場合、感覚はもどるのでしょうか?どのくらいの期間がかかるのでしょうか?
- A195 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「液体窒素」は表皮の処置なので知覚神経を損傷する可能性は極めて低いのですが、症状は正中神経末梢枝の障害(手掌側の知覚低下)か橈骨神経末梢の障害(手背側の知覚低下)のようです。
「神経を傷つけた場合」でも神経は緩徐に伸びるので、発症時の症状以上に悪化することはなく日々改善傾向にあるので、原因が何であっても徐々に「感覚はもど」ります。
むしろ、「液体窒素」の処置をするときの手首の角度により手根管症候群の症状が出現したなどというように、原因疾患があるならその治療が必要です。
手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q196 相談者 ニックネーム:きなこもち 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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劇症型A群溶連菌感染症による壊死性筋膜炎で人差し指の腹側指先から第二関節まで腱が見える程の欠損があります。湿潤療法を開始して1ヶ月程経ちますが肉芽が盛り上がって来ません。
このまま湿潤療法を続けて皮膚まで再生しますか?再生した皮膚の知覚は回復しますか?
今は全層植皮を勧められています。日常生活に不便があるのと痛みが続いているので早く解消したいです。適切な方法はどちらでしょうか?
ちなみに指は拘縮で動かないので見た目はそんなに気にしません。
- A196 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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いただいた情報だけで実際の診察無しで状態を推測して回答をしますので、臨床で診察をした主治医の判断が最適であろうということをしっかりとご理解いただいたうえで以下をお読みください。。
「指」の難治性皮膚欠損の遷延のご相談をいただいているのですから、現在「壊死性筋膜炎」の進行・拡大は治まっているものと理解いたします。
「腱」が露出しているならば「肉芽」増生は順調に進まないことが多いので、局所陰圧閉鎖療法(NPWT)の適応を検討なさってはいかがでしょう。
手術をせずに「肉芽」増生および上皮化が完了するかもしれませんし、「全層植皮」術をするとしても血流豊富な組織が腱を覆っていなければ植皮の生着率も低いので、局所陰圧閉鎖療法(NPWT)は有益と考えます。
また、「指は拘縮で動かないので見た目はそんなに気にし」ないが、作業・生活のためにも「知覚」が大切という条件で考えるならば、全層植皮より有茎皮弁や血管丙付皮弁でカバーした方が長期的に手を使うためには有利かもしれません。
主治医に、現状の説明と創状態の評価、今後の治療方針、予測される治療経過をお尋ねになって、提案される治療法以外にも選択可能な治療法も提言してもらい、全ての治療法のメリット・デメリットを理解し、主治医とともに治療計画をたて納得のいく治療を受けてください。
- Q197 相談者 ニックネーム:T 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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指をぶつけて関節に石灰があると言われて石灰を溶かす薬を1週間分貰いました。1週間で溶けてなくなりますか?
- A197 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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肩の石灰沈着性腱板炎なら、数週間の服用が必要なことが少なくありません。
「指」の診察で指関節の「石灰」を指摘されたなら、関節軟骨の石灰化があった と考えられます。
H₂ブロッカーという薬が処方されることがありますが、著効・即効を示す薬では ないので「1週間」では難しいでしょう。
服用期間は主治医にご確認なさってください。
- Q198 相談者 ニックネーム:サンチャン 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:男性
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1月14日仕事中に電工ナイフで小指の第一関節の外側を1Cm切り形成外科に行治療してもらいました
23日現在傷口ふさがり見た目はきれいになってるが関節をさわると痛くてたまりません
1回目は治療と点滴 2回目は傷口を(膿が溜まっていないか調べる為)1㎝切開そして点滴 3回目は消毒治療でも痛くて袖を通すことが痛くて
- A198 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「2回目は傷口を(膿が溜まっていないか調べる為)1㎝切開そして点滴」という処置が気になります。
受傷時だけでなく、2回目の受診でも(おそらく抗生剤を)点滴したならば、感染兆候があったか受診時の所見で関節を包む関節包まで損傷があったのではないでしょうか。
赤みや腫れが無く「傷口ふさがり見た目はきれいになってる」ならば感染ではないのでしょうから、関節包損傷に伴う関節包炎の可能性が高いでしょう。
治療をしてくれた形成外科を再診するか、手の外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q199 相談者 ニックネーム:ネダ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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去年の年末に右手の親指を切断してしまい切れた指を接合したのですが残念ながらつかず丸める事にして縫合痕も塞がり抜糸も済んだのですが、その親指の丸めた辺りが妙に冷たく少しながらの痺れと痛みが有るあります。 痛みは縫合箇所付近の皮が引っ張られて痛いのかよく判らないのですが左手などで温めると少し和らぐ感じがします、温めたほうが良いのでしょうか?
- A199 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合線には緊張がかからないように断端形成されているはずなので、「縫合箇所付近の皮が引っ張られて痛い」ということは通常はありません。
血管も神経も切断されているので、血流が悪いため「妙に冷たく少しながらの痺れと痛みが有る」のでしょう。
感染や炎症による「痛み」ではないでしょうから、「温め」めて頂いて構いません。
- Q200 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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10日前に包丁で親指の腹の部分を縦2cmほどに切ってしまいました。血が翌日まで滲みでるように止まらなかった為、外科のお医者様に傷を縫って頂き抜糸まで終わりました。現在抜糸から2日経っております。その際担当していただいた方には絆創膏を貼っておけばよく、痛みなど気になる事があれば来るようにと言われました。アフターケアについては聞きづらくまたどのくらい必要かも何も話されませんでした。本当に絆創膏だけでよいのでしょうか?出来るだけ綺麗に直したいのですが、インターネットではサージカルテープなど使った方が良いとのことでした。抜糸後すぐに開始して問題ないものでしょうか?現在、赤みや膿んでいるような様子はありません。
- A200 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「親指」の屈側(手掌側)の切開創で、「抜糸から2日経って」いるならば瘢痕保護は必要ないでしょう。
日常生活で気になって保護を必要とするなら、「絆創膏」でも「サージカルテープ」でも構わないので、使いやすい方を貼ってください。
瘢痕がIP関節(第一関節)にかかっているなら、瘢痕拘縮が起きた場合には指が伸ばしにくくなることがあります。
手の外科を標榜する整形外科あるいは形成外科で一度診察を受けて、具体的なアドバイスを貰ってください。
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