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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q281 相談者 ニックネーム:hana  患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

人差し指先を包丁で深く切り縫合したのですが、5か月たった今でも、縫合の奥のほうにしこりを感じ、触れたりしたら、ぴりっとした違和感を感じます。
これから先もこの感覚は、治らないのでしょうか?それとも治療が必要なのでしょうか?

A281 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「5カ月」ならば瘢痕はまだ軟らかくなっていないので「しこりを感じ」るのかもしれませんし、神経の損傷があったため神経断端に「触れたりしたら」「ピリッとした違和感を感じ」るのかもしれません。
今後徐々に軽快する可能性は高いと考えますが、診察をしなければ具体的な診断が出来ないので、手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診して相談してください。
Q282 相談者 ニックネーム:U-KO 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

左手小指の第一間接を第二間接の間をぱっくり切り3針縫いました。
整形外科の紹介で形成外科に回ったところ神経も切れているので縫合手術をしましょうということになり、お正月も挟んだため手術日は切った日より3週間後になりました。
現在傷口はくっついた状態ですが左手小指の先がしびれており、手を洗うなどして小指手のひらの表面(傷口)を触ると電気が走りかなり不便です。
セカンドオピニオンで別の整形外科の先生に聞くと手術をしてもそんなに激的な回復は見込めないので手術はあまり薦めないと言われました。
その旨を担当の形成外科の先生に話したところ、50~60%の回復であろうこと。神経縫合の為にくっついた傷口を再度切ることと前後にさらに切り口を大きくすることなどのデメリットを話してくださいました。
私的には指の腹半分の知覚感覚と電気が走る状態をよくしたいのですが、これは手術をしても同じ症状は残りますといわれ、よく考えるように言われました。

A282 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「左手小指の先がしびれて」知覚鈍麻があるなら、指の神経の切断があったのでしょう。
また「小指手のひらの表面(傷口)を触ると電気が走り」とあるように瘢痕部付近を叩くと痛みが響くなら(叩打痛)、その部位に切断された神経の断端があると考えられます。
もともと指の神経は細いため、切断された神経を拡大鏡(顕微鏡)下に探し出し、断端をきれいにして(新鮮化して)神経を繋ぐために、切開線を元の外傷の瘢痕よりも広げる必要があります。
残念ながら神経の断端が見つからなかったり、短くなっていてそのままでは断端同士を繋ぐことが出来なかったりする可能性もあります。
治療方針の決定には整形外科や形成外科のなかでも、『手の外科』の専門医の診断が必要です。
「指の腹半分の知覚感覚と電気が走る状態」は、治療をせずに時間の経過を待っても多少は改善されますが、元の状態に戻ることはありません。
知覚鈍麻や叩打痛の軽快には心理的な要素も小さくはないので、信頼する医師のもとで治療することも重要ですから、複数の手の外科の専門医の意見をお求めになって、納得して治療なさって下さい。

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