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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 腕・手・指
Q21 相談者 ニックネーム:WB 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

3週間前夕方に道路で転んで手の中指第2関節付近を深くギザギザに切り、1日傷パワーパッドで自己治療後、整形外科受診。2針縫い、3週間後に抜糸しました。
しかし、怪我した当時から赤く腫れて、関節の皺もなかった第2関節の左半分が、現在も受傷時と同じ状況で、曲がる角度も受傷時と変わらず、本来の半分くらいしか曲がりません。第2関節が完全には曲がらないので、第1関節も同様です。更に中指の根元は受傷時から赤く変色したまま、今も変わりません。
現在中指第2関節が第2関節の指の背側の左半分が腫れていて皺がなく、通常の半分程度しか曲がらないこと、腫れた部分に何か触れると声が出るような痛みで、ブラウスをズボンに入れるにも激痛で困るような状態です。
抜糸で治療は終了し、手外科への紹介状を頼んだのですが断られました。これから完全に元に戻るのかの質問にも答えて頂けず、不安です。職業的に手で重いものを持つことがあり、それが現在は難しい状態です。
これはよくあることで放っておいてよいのか、手外科にかかる方がよいのか(いつ頃)、自分でのリハビリはどうすればよいのか、アドバイス頂きたいです。

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腫れた部分に何か触れると声が出るような痛み」があるなら、断端神経腫あるいは皮下膿瘍の可能性を完全に否定することはできません。
受傷時に皮下出血や感染などがあったなら、まだ「3週間」しか経過していないので浮腫みが残っていてもおかしくはない時期ですが、それが原因なら日々症状は軽減するのが通常です。
おかかりになった「整形外科」で特に指摘が無かったのですから一般的な打撲と皮膚挫創だけなのでしょうが、通常の生活に戻れるまでしっかりと経過を診てもらうために、形成外科あるいは手外科を受診してみることをお勧めします。
Q22 相談者 ニックネーム:カツト 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

交通事故で、右手の小指のさせつ骨(第三関節から10mm程の所)を骨折して、手外科の病院に行って、薬指側に少し傾いていた為、整復して骨折部分が完全にくっ付いた後に、指を真っ直ぐにしても、第二関節が少し曲がっていたので、レントゲンを撮ったら手の甲側に少し曲がって着いた事が分かり、腱が引っ張られています、重いものが持てないなど、説明され、手術をするなら、折れた所を元に戻すのはナンセンスです、少しづれた所をプレートを入れてなど、他の所からアプローチして、指を真っ直ぐに伸ばした時に、第二関節が、真っ直ぐ見える様には、手術出来るが、骨折した所はそのままだから、後遺症が、残ると言われました。手外科の先生が言われる事だからそれしか方法が無いと思うのですが、諦め切れず、他にも方法などがあれば教えて頂きたいのですが。

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
小指基節骨骨折の変形治癒で、浅指屈筋腱の距離が相対的に足りなくなったためPIP関節の伸展制限が生じているということでしょう。
腱損傷が無いのですから、骨切りして基節骨の変形を修正する手術で関節面の整合性が得られれば、右手の機能障害は残らない可能性があります。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないので、具体的な治療法を提案できません。
画像診断と臨床症状を総合的に評価して治療方針を検討するため、他の手外科でも意見をお訊きになってみてはいかがでしょう。
Q23 相談者 ニックネーム:ぼん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

右手人差し指の爪の生え際にガングリオンが有り、摘出手術をしました。3針程縫合してあり、2週間後、抜糸予定です。
薄めのガーゼが付いたパットで保護していますが、毎日少し血が滲んでます。(入浴後にパットを交換してます)
傷の辺りも腫れてます。
血が滲むのは大丈夫なのか心配なのですが、抜糸まで様子見でよろしいでしょうか?

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、術後「血が滲む」程度なら問題ありません。
ただし、個々の症例で詳細は異なるのですから、出血や腫れなど説明されていない症状が術後に見られた場合は、手術を担当した医師の想定外のことが起きているのかもしれないのですから、常に万一のことを考えて、手術をしてもらった病院にお問い合わせなさってください。
Q24 相談者 ニックネーム:HIRO 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2週間ほど前に動脈(皮)弁術手術をしていただきました(人差し指の第一間接から上)
現在、爪以外の所は抜糸していただき1日1回手洗いをして軟膏を塗っていますが皮膚が白くなり剥けてきています。皮膚が剥けて新しい皮膚になるのでしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
古くなった角質が落ちています。
指示通りにして経過を診ていただいて構わないと考えますが、術後の経過で不安な点は手術をしてもらった病院にお問い合わせになってください。
Q25 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

4ヶ月前のジョギング中、障害物にぶつかり転倒し、左手人差し指の第一関節の先(爪の根元のから指の先にかけ斜め方向)バッサリ切って3針縫いました。
10日後に抜糸したが、その頃と現在を比べても「触ると痛い」という痛みのレベルが変わらないままです。
古い爪は取れて、新たな爪が7割ほどのサイズになっているのはたぶん順調だと思うが、縫った傷が硬くなり触れると痛いのが不便です。
縫合してくれた整形外科には、抜糸後に診てもらい診療は終了となりました。
この痛みがいつまで続くのか不安になります。この状態はよくあることなのでしょうか?

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「4か月」で「新たな爪が7割ほどのサイズになっている」なら、爪母の損傷は無いので爪は通常通り伸びているということです。
知覚神経末梢の損傷あるいは瘢痕の硬さが原因で「触ると痛い」のではないでしょうか。
手指の外傷は、手指を不自由なく使えるようになった時点で治癒なので、「診療は終了」ではないでしょう。
「10日後に抜糸した」「頃と現在を比べても「触ると痛い」という痛みのレベルが変わらない」なら治療経過中に血腫などが生じたのではないということでしょうが、断端神経腫などの可能性も完全には否定できません。
診察をしなければ具体的な診断やアドバイスが出来ないので、手外科を標榜する整形外科か形成外科を受診してください。
Q26 相談者 ニックネーム:りぃ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

包丁で手首を切ってしまい7針縫いました。
初めて行った病院だったのですが抜糸までガーゼと包帯は取らないようにと言われ痛み止め3錠のみ処方されて傷口は言われた通り放置しています。
そもそも抜糸は縫ってからいつ頃すればいいのか分からないのと 普段不眠症でブロチゾラムとベルソムラを飲んでいるのですが それが効かないくらい傷口の痒みが凄くどうしたらいいか困っていて相談しました。

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手関節部の切創は、縫合から7日程度を目安に抜糸をするのが通常です。
縫合処置をした医師は「抜糸までガーゼと包帯は取らないよう」指示を出しているのですから、再診の日程も提案しているのではないでしょうか。
おそらく、再診の際に抜糸の予定なのでしょう。

創処置が難しいとか、創傷被覆材を外すと創面を傷めてしまうなどの理由で自身では処置をしないよう診察医が指示を出すこともありますが、そもそも「抜糸までガーゼと包帯は取らないように」する確たる根拠はありません。
感染が無い創は、湿潤療法の方が治癒までの期間が短く、瘢痕も目立ちにくくなります。
「痒み」が浸出液や軟膏によるかぶれが原因の可能性もあるので、ガーゼを外してシャワーの流水で縫合創を洗浄し、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいた方がよいでしょう。
手関節部の切創は、後に瘢痕が気になることも少なくないので、瘢痕を目立たなくするための意識を持って治療に当たってくれる病院におかかりになってもよいのではないでしょうか。
Q27 相談者 ニックネーム:こむぎ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

2週間前に右手人差し指の甲皮(第2関節)を包丁で深く切りハッキリ骨が見えるほどだったので救急の整形外科にて4針縫いました。1週間前に抜糸をして頂き今後特に受診は不要との事でしたので、大きめの絆創膏を貼り指が曲がらないように毎日固定しています。現在傷口は表面がすこし割れているような感じですが石鹸などで洗っても問題ありません。しかし固定していたせいか指を曲げようとすると皮膚の中の肉が突っ張るような感じでほとんど曲がりません、また曲げようとすると指がプルプル震えてしまいます。無理やり曲げようとするとまたパカッと開いてしまいそうで怖いです。今後も指があまり曲がらないように固定しておくべきなのか、少しずつ曲げられるようにリハビリのような運動をしていくべきなのか教えて頂ければ幸いです。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
指関節や腱の損傷が無かったならば、指を曲げて構いません。
利き手ならば、日常生活で手指を使うようにすれば、長期間を要さず動かせるようになることが殆どです。
利き手でなければ、積極的に指を曲げるよう意識してください。
ご心配ならば、テニスボールを握ることから始めれば、無理のないリハビリになります。
Q28 相談者 ニックネーム:つぶこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

整形外科に通院中 。11月上旬に手首を骨折して治療していました。
12月上旬に親指の腱が切れていたので、腱移行術をしました。
傷は溶ける糸だったようで、傷には白いテープが貼ってあり、看護師さんからテープは自然に剥がれたらそのままで大丈夫と言われました。
先程指に近いテープが剥がれ傷口が見え傷口か塞がっていませんでした。手首側はテープがついてますが傷は塞がってます。
まだ全部剥がれていないのでとれないように覆っています。
来週リハビリもあり病院に行くのですが、そのままで大丈夫でしょうか?
念の為に水には触れないようにします。
また縫うことになるでしょうか? 仕事も復帰したいので心配です。
術後3週間でやっと固定が外れたところです。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「指に近いテープが剥がれ傷口が見え傷口か塞がっていません」ということですが、表皮が閉鎖していないアカギレのような状態ではないでしょうか。
腱が露出していなければ、創を水道水のシャワーで洗って湿潤療法専用の創傷被覆材を貼って、「来週」「病院に行く」までそのままにしておいていただいても構わないでしょう。
腱が露出していれば、直ちに受診が必要です。
また、「来週」までの間に、赤みや熱や腫れが生じたなら、「リハビリ」予定日まで待たずに受診してください。
手術後の治療中は、施術者や治療担当医の方針と計画に沿った治療が成されます。
また、再診予約は、順調に経過することを前提に日程を決定しています。
こんなことが起きるよとあらかじめ説明されていない状況が起きた際には、治療計画や経過予想と異なる状態になっているとお考えになってください。
したがって、本来ならば、直ちに再診すべきかどうか、直ちに受診しないとすればどのようにケアしておけばよいかは、おかかりになっている病院にお尋ねになるようにしてください。
Q29 相談者 ニックネーム:G 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

昨年秋ごろから腱鞘炎で左手首の痛みがあり、通院してステロイド注射の治療を受けましたが、繰り返すため今年4月に左手関節の腱鞘切開術を受けました。
術後の通院を終え、月日が経ち気が付いたのですが、現在手術創の皮膚だけに知覚麻痺があります。触れられている感覚はありますが、痛覚はないように感じます。なお手術創付近の皮膚は正常です。
特に日常生活において不自由はなく、気になることもなかったのでそのままにしていたのですが、最近、将来的に影響が生じるのではないかと不安を感じるようになりました。
これは手術による障害で仕方のないものなのでしょうか。

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
幅のある手術瘢痕があって、瘢痕自体に「痛覚はないように感じ」るということなら、瘢痕には知覚神経の神経終末は入り込んでいないので、「痛覚はない」のは普通のことです。
細い線状の瘢痕で、手術直後に知覚鈍麻があったのに、今は「触れられている感覚はありますが、痛覚はないように感じ」るなら、皮膚に分布する知覚神経末梢が徐々に回復しているということです。
どちらにしろ、「将来的に影響が生じる」ことはありません。
手術をしていただいた病院あるいは形成外科で診てもらってください
Q30 相談者 ニックネーム:狐の手 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

2日前に手のひらを包丁で3センチほど切ってしまい、皮下組織も見えるほどであったため救急外来にて縫合を行いました。
本日傷の洗浄のためガーゼを取り縫合箇所を目視した所、縫った間の皮膚から皮膚とは異なる形質の物(ぶよぶよした物)が1~2ミリほど飛び出していました。
救急外来後の外科診察時には縫合箇所について特に問題ないと言われていたのですが、このまま抜糸時まで放置でも問題ないでしょうか。

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下の結合織か脂肪球でしょう。
創縁がぴたりと合わさっていないことが原因です。
いずれ自然に脱落するか、抜糸時に除去することになるでしょう。
抜糸までそのままでも構いませんが、ご心配ならば、形成外科あるいは手外科を標榜する整形外科におかかりになっていただくとよいでしょう。

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