- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > 治療中や手術後の気になる状態 >
- 腕・手・指
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
- 腕・手・指
- Q81 相談者 ニックネーム:べらら 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
-
中指の手のひら側面(薬指側)寄りの、第2関節上から第1関節に掛かる辺りをガラスで切りました。
週末だったため、週明けに外科を受診して、ハイドロコロイド材による治療を2週間しました。
その間、4回受診して、傷口の確認はして頂いておりました。
最後の受診(2週間後くらい)で『傷口もほぼ塞がったので、3日後くらいにハイドロコロイド材を外して、特に異常がなければもういいですよ』と言われて3日後に外したところ、最後の受診時よりも傷口が開いており、赤みも残っていましたが、あと数日で埋まるだろうと思い、抗生剤軟膏を塗りガーゼとテープでの保護に変えて、1週間になりますが、まだ傷口が埋まりません。
傷口の際に沿って、少し赤みはありますが、腫れてはいません。
傷口周辺に、触れると痺れを伴う痛みが受診時よりずっとあります。指は細かい神経があるので、どうしても痛みはある、時間がかかる、ということを言われました。
この痛みは、ごく軽く触っているとマシになり、放置しているとまた触れたときに痛い、という感じですが、総じて楽になってきています。
傷口は1㎜強程度、幅がある状態で埋まりつつありますが、まだ周辺の皮膚と段差があり、上皮化が出来ていないようです。ガーゼを当てていたのがいけなかったのでしょうか。
ガーゼは傷に引っ付かないよう、軟膏と、ここ3日ほどヘパリン類似物質を含むクリームを塗っていました。傷を負ってからは、今日で23日目です。まだ傷口がちゃんと埋まらないのは、異常でしょうか。
ガーゼを止めて、軟膏を塗ってからシリコンテープで保護しようかと思っていますが、指を使ったり強く曲げたりがほぼ出来ないので、関節も固くなりそうで、早く上皮化してほしいのですが。
可能な範囲で、手当の方法をご教授いただければ幸いです。
- A81 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
上皮化が完了するまで、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいてください。
創状態をときどき観察して赤み・腫れ・熱感などの感染兆候が無ければ、水道水での洗浄も消毒も軟膏も必要ありません。
一般的に、切創は受傷当日に創縁を合わせておけば1日~数日で接着しますし、表皮剥脱創はその深さと面積で上皮化までの日数が異なります。
いただいた情報だけでは、指を動かしたため切創の創縁と創縁の接着が阻害され隙間に肉芽が形成されてその上皮化を待っている状態なのか、受傷した時点から表皮が欠損していた創だったのか、判断が出来ません。
ご相談で具体的なアドバイスをお求めの際には、受傷機転、受傷時の創状態、診察の際の医師の説明、治療内容、治療経過、相談時の創状態など出来るだけ多くの情報を提供してください。
おかかりになっていた病院には失礼ですが、「傷口もほぼ塞がったので、3日後くらいにハイドロコロイド材を外して」も構わないという判断は適当ではなかったということですし、「傷口が開」かないように上皮化まで指を曲げずにいるようにという適切な指示が必要だったということです。
ご自身で治療法を検討する際に、処置に使う薬や医療材料の使用法をしっかりと読んで、厳密にそれに沿った正しい治療を選択すべきです。
例えば、表皮欠損創には、クリーム基剤の外用薬をお使いにならないでください。
外傷の正しい評価と正しい処置法の指導をしてもらい早く治癒させるため、ご自身で何となく判断なさるのではなく、手の外傷なので手外科を標榜する整形外科でも構いませんし、通常の外傷と同じように形成外科におかかりになっていただくのがよいでしょう。
- Q82 相談者 ニックネーム:ドネ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
-
陶器を持ったまま転倒しました。その為手の中で陶器が割れて右手小指下の手背から掌にかけ筋肉に到達する裂傷を負い8針縫う大怪我をしました。現在、8ヶ月経ちますが傷は、綺麗な状態でケロイドはありません。傷口の上、小指側に約1センチ程赤く腫れ上がり中心は、白くなっています。熱と動かした時に痛み(文字を書く)と時に小指や傷周囲に痺れ(傷を押さえたり、重い物を持つ)を伴います。整形外科の先生に診て頂きましたがレントゲン上に陶器など異物は、写らずエコーもしましたが水腫もないとの事でした。筋腫?説明がありましたが形成外科での手術を勧められましたが…。素人考えですが文字を書く時に当たる為タコみたいになって炎症が起きているのか?思います。手術しても再発の可能性あるのでしょうか?仕事柄文字を書く作業に苦痛を感じ家業の農業も出来なくなると今後の生活に支障がでるため相談申し上げた次第でございます。宜しくお願い致します。
- A82 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「約1センチ程赤く腫れ上がり中心は、白くなって」いて「熱と動かした時に痛み(文字を書く)と時に小指や傷周囲に痺れ(傷を押さえたり、重い物を持つ)を伴」うなら、皮膚膿瘍あるいは比較的浅層に存在する皮下膿瘍の可能性が高いのではないでしょうか。
皮下の縫合糸膿瘍かもしれません。
「レントゲン」や「エコー」では確認が困難なことも少なくありません。
早めに「形成外科」や手外科を標榜する整形外科を受診し、先ずは診断を確定することをお勧めします。
治療は、皮下に異物を核とした肉芽や膿瘍が形成されているなら切除が必要ですが、「手術」というほどの施術は必要なく排膿処置だけで済むかもしれません。
診察をしなければ確実なことは言えませんが、頂いた情報から推測すると、正しく治療をすれば「文字を書く作業に苦痛を感じ」る症状が残るとか「家業の農業も出来なくなる」ことはなさそうですし、「再発の可能性」も大きくなさそうです。
- Q83 相談者 ニックネーム:テリー 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
-
仕事柄、たまにトゲが刺さるのですが3ヶ月前、掌に棘が刺さって奥で折れてしまったようで1週間経ってもなかなか抜けなく傷口が塞がらないままなので皮膚科に行ってやはり見えないのでゲンタシン軟骨をもらって帰りました。
今では棘が移動したのか人差し指第3関節が指を動かすと痛みます。このままほっとけば棘が出てくるでしょうか?
- A83 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「トゲ」の素材にもよりますが異物が長く皮下に存在すれば、異物による炎症が続いたり、異物を核として肉芽が増生したりします。
「掌に棘が刺さって」「傷口が塞がらないまま」なら、「ゲンタシン軟膏」を塗布するだけではいずれ表皮の創は塞がっても「ほっとけば棘が出てくる」可能性は高くないでしょう。
皮下で炎症が広がって腱鞘炎や腱炎が生じているため「人差し指第3関節が指を動かすと痛」むかもしれません。
経過観察でよいか「トゲ」を抜去する処置が必要か、診察のうえ判断する必要があります。
直ちに、手外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q84 相談者 ニックネーム:しょう 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
-
2週間前に包丁で左手示指の指尖部を切ってしまいました。その日に病院で縫ってもらい2週間後に抜糸しました。傷から指の先までの感覚がなく手外科の先生を紹介してもらいました。そこでは手術は無理と言われました。
しかしネットで調べて出てきた国立国際医療研究センター病院では神経再建できると言われました。手術をした方がいいですか?また手術をするなら早い方がいいのですか?
- A84 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
インターネットで調べた「神経再建できる」という文言は指神経の太い部位の接合のことで、手の外科を標榜するほとんどの整形外科で可能な手術です。
一般的に、「指尖部」の知覚神経は細すぎて神経再建手術は困難です。
また、「指尖部」の末梢神経損傷による知覚鈍麻は、時間の経過とともに軽減し知覚は回復するのが通常です。
おかかりになった「手外科の先生」は「手術は無理」と仰ったのではなく、「手術」の必要は無いと説明なさったのではないでしょうか。
もし「国立国際医療研究センター病院」を受診して「神経再建できると言われ」たのなら、「手術をした方がいい」か「手術をするなら早い方がいい」かは、診察をした担当医にお尋ねください。
- Q85 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
-
親指つけ根下部を5針縫い3日たち包帯を巻いてもらい過ごしています。キズパワーパットに貼り変えたいのですが良いものなのか教えて下さい。
- A85 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
一般的に、赤み、腫れ、熱感など感染兆候がなければ湿潤療法専用の創傷被覆材に替えても問題はありません。
しかし、外傷の状態からの判断で、安静目的で「包帯を巻いて」あるのかもしれません。
診察をしなければ適切なアドバイスが出来ません。
おかかりになっている病院にご相談なさってください。
- Q86 相談者 ニックネーム:as 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
-
ギヨン管症候群と診断され7月末に手術を受けました。
術前は手をついた時に手首から指先に激痛がはしるのと、小指.薬指中指の半分の感覚が余りない状態でした。
術後 その感覚は戻りましたが、腕から指(特に親指・人差し指・中指)に電気が走るような状態が常に続き止まりません。例えると正座して立てない時の状態が腕や指に起こっている感じです。夜も余り寝れないでいます。
毎月一回定期的に診察を受け、薬も服用していますが、全く効き目がありません。
担当医に訴え続けた結果、先月やっと理解してくれ、首が悪いのでは?と言われ、レントゲンも撮りました。「そこまでではないけど4.5.6の骨が…」と術後まだ日にちは経っていないので、もう少し様子をといわれています。
術前 全く異常のなかった症状で悩んでいるのですが、この状態で本当良くなるのでしょうか?不安でなりません。
- A86 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「腕から指(特に親指・人差し指・中指)」の手掌側に「電気が走るような状態」は、正中神経領域の知覚障害です。
何らかの原因で正中神経が圧迫を受けている際に生じます。
手根管症候群なら夜中や明け方に痛みやしびれが強く出ることが多く、回内筋症候群は掌を上に向けているだけで痛みやしびれが出るので、いずれの場合も「夜もあまり寝れ」なくなることがあります。
前腕まで症状があるのですから、手根管症候群より回内筋症候群なのかもしれません。
しかし、回内筋症候群とすると物を持ち上げたり、腕を回したりする動作で症状が悪化するはずなので、「電気が走るような状態が常に続き止まりません」という訴えには矛盾があります。
もちろん、診察をして最大の情報を持っている「担当医」が「首が悪いのでは?」と疑っているのですから、頸椎異常による正中神経圧迫症状の可能性も高いでしょう。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは、症状の詳細な所見が得られないため確定的な診断が出来ません。
手指や上肢の神経障害は、知覚異常の部位や運動障害・機能障害の状態を診察し、患者さんの訴えを詳細に聴き取ることで診断できることが少なくありません。
ご自身の感情は別にして、有る症状と無い症状を、出来るだけ詳しく「担当医」に伝える必要があります。
専門用語を使う必要は無いので、次の診察までにご自身の症状を箇条書きにしたメモを作成しておき、「担当医」に診ていただいてはいかがでしょう。
- Q87 相談者 ニックネーム:手 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
-
50日前に歩道で転倒した際、指を外側に曲げた状態で接地してしまい右手中指と薬指を負傷しました。中指は第二関節背面の中心に直径3mm程度の丸い傷・薬指は第二関節背面を縦方向に横切るように1.5mm×1cm程の傷ができました。どちらも傷は深く流血があり、えぐれたようになっていました。当日に皮膚科を受診し、デルマエイドとアズノールを処方され湿潤療法での治療を開始しました。指の運動に問題はなく、翌日よりハイドロコロイドに切り替え、3週間ほどで上皮化してからは毎日シリコンジェルシートと紫外線をカットするテープを貼り、シナールを服用し、ヒルドイドを塗っています。
傷が塞がった25日目あたりから傷跡がテカテカしはじめ、指を伸ばした状態だと少し盛り上がっています。赤みもまだあります。また、薬指は曲げた時や入浴時などに未だにジンジンした痛みが少しあり、なるべく曲げないように生活しているとなぜか怪我をしていない第一関節が深く曲げられなくなってしまいました。
人に手元を見られる仕事のためどうしてもきれいに治したいのですが、このままなるべく指を曲げずに生活するべきでしょうか。肥厚性瘢痕かどうかわかりかねていますが、治療を開始したい場合はどれくらい様子を見るべきでしょうか。傷は3ヶ月は赤みや硬さがあるものと見かけたので、もう少し待つべきか迷っています。また、ステロイドのテープなどによる治療でもテカリなどの見た目が改善される可能性はありますでしょうか。形成外科を探し、今からでも切って縫合してもらった方がきれいに治るでしょうか。
- A87 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「形成外科」は、受傷直後の治療の初期段階から瘢痕を目立たなくすることを見据えて治療計画を立てます。
「どうしてもきれいに治したい」なら、直ちに「形成外科」を受診してください。
瘢痕の状態を診てシリコンジェルシート、トラニラスト内服、ステロイド剤貼付、レーザー治療、ステロイド注入、瘢痕形成手術などの治療法を提案してもらえるでしょう。
より良い結果のために複数の治療法を組み合わせることも必要でしょうから、信頼できると感じる主治医を見つけて、焦らずに治療をなさることをお勧めします。
- Q88 相談者 ニックネーム:シンジ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
-
2日前の仕事中に左手親指の爪を上からプレス機で潰してしまい先生の判断で親指の型を作って縫合されています
次の日に近くの大きな病院で診てもらいましたがまだ分からないと言われました
怪我は『挫滅創・開放骨折』になります
調べても治る事は書いてありますが最初の先生いわく8割アウトと言われました
3日目現状は傷口付近はズキズキしますがそこまでの痛みはなく指先は痺れてる感じです
- A88 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
挫滅した組織は修復できなくとも、日数はかかりますが拇指末節を再生させることが可能かもしれません。
完全に湿潤環境を保つ必要がありますし、再生を阻害しないための知識と経験が必要です。
直ちに、通常の外科や整形外科でなく、手の外科を標榜する整形外科におかかりください。
- Q89 相談者 ニックネーム:くまさん 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
-
ガラス製のグラスを持ったまま転倒しました。
その際に右手人差し指を落として割れたガラスで切ってしまい3針縫いました。
抜糸後1ヶ月程経ちましたが、傷口付近を触ったり、押したりすると痛みます。
ガラスの破片が残ってる可能性はありますか?
また一度病院で受診した方がいいですか?
- A89 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
縫合時に「ガラスの破片」などの異物が無いことは確認しているはずです。
知覚神経末梢の損傷による知覚過敏、あるいは瘢痕が硬いための痛みかもしれません。
また、響くような痛みなら断端神経腫も否定できません。
手の外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
- Q90 相談者 ニックネーム:トマト 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
-
1週間前にドアに右手を挟みました。すぐに腫れて内出血があり激痛だったので受傷後病院へ行きました。レントゲン検査では骨折は無く、処置は何もありませんでした。手の甲側の腫れは少しづつ治まり、痛みは触れるとあります。手の内側人差し指の付け根の腫れは1週間経っても変わらず、痛みも変わりません。触れるとかなり痛く、触れずにキーボード操作等で指を使うと痛みます。曲げたり伸ばしたり出来ますが、受傷前のようには出来ません。1週間になりますが再度病院へ行って良いのでしょうか。様子を見て再度受診する際の日にちの目安はありますか。
- A90 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
受傷直後の「レントゲン検査では骨折は無」いように見えても、翌日以降に骨折線が明確になることもあります。
再診して「レントゲン検査」やCT検査をした方がよいかもしれません。
直ちに、手の外科を標榜する整形外科を受診して、「手の内側人差し指の付け根の腫れは1週間経っても変わらず、痛みも変わ」らないことをお伝えになって、診断と治療法、自宅での対処法を示唆してもらってください。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side