傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q1 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

一か月ほど前に虫垂炎で緊急手術(腹腔鏡手術)をし、1週間ほど入院、退院後痛みも引いてしばらく日常生活を送っていました。5日ほど前に左下腹部~左腹部にかけて強い痛みを感じ、内科に行きましたが、音と触診で異常なし、熱もありませんし、排便・排尿に異常(血便や血尿、下痢や便秘)もありませんでした。胃や腸ではないかもしれない、婦人科に行ってほしいと言われたため、婦人科にも行き、超音波で卵巣・子宮を見てもらいましたが、そちらでも問題はなく…。腹筋や筋トレをしていない、激しい運動もしていないため、筋肉痛の線も限りなく薄いと思います。腹腔鏡手術では癒着が起こる確率が低いと言われていたものですから、その線を全く考慮していないのですが癒着の可能性もあるのでしょうか。また、心配になって一週間後にMRIの予約を取ったのですが、MRIでそんなことまでわかるのでしょうか。痛くて痛くて仕方なく、とても不安です。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
帯状疱疹の疑いがあります。
「5日ほど前」から「左下腹部~左腹部にかけて」「痛くて痛くて仕方」ない「強い痛み」が継続している症状で推測される疾患群から、消化管の「音」に「異常なし」、「触診」で腹壁防御反応もない、「排便・排尿に異常(血便や血尿、下痢や便秘)」なし、「超音波で卵巣・子宮」を検査しても「問題はなく」、「熱もありません」という情報で診断を除外しても、帯状疱疹の可能性を否定できません。
消化管や腸間膜の「癒着」が原因ではないでしょう。
診察をした「内科」、「婦人科」の両医師とも、緊急を要するという判断をしていないのですから、「一週間後」の「MRI」で腹腔内および腹壁に器質的な異常が無いことを確認してください。
Q2 相談者 ニックネーム:PUN 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

呼吸器外科です。
抜糸の19日前に内視鏡で肺葉摘出手術を受けました。手術そのものは問題なく検査結果も良好でした。
火曜日に抜糸しました。
その夜患部のガーゼに血と少量の膿が出ていました。病院に相談すると石鹸で清潔に洗ってガーゼで覆って明日朝電話するように言われ、金曜日に見ていただける事になったのですが、水曜に膿の量が増え大変不安でした。
翌木曜日(心配なのでテレワークにしました)には改善しました。(ここまでは膿+血。色は茶色)

その状態で金曜日に傷を見ていただき、抗生物質入りの軟膏を出していただいたのですが、その後悪化しています。
金曜夜には少量の膿(ここからは透明がかった黄色からオレンジ)がガーゼに付着しているだけだったのですが、土曜日には膿の量が3倍以上になっていて、別に皮膚辺に1cm弱の糸のようなものが着いた物(楔型に縦に表皮から抜けた印象)もガーゼに着いていてとても心配です。
次の診察は10日後ですが、このままで大丈夫でしょうか。
仕事も荷物持ちも大丈夫と言われていますが大変不安です。
先生方は手術でお忙しく、外来は週2回しかありません。
可能でしたら傷が落ち着くまで再入院したいです。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による膿瘍あるいは縫合糸膿瘍でしょう。
血流不良のため脂肪が融解し「膿」として排出されています。
貯留した「膿」が大量に排出されたため状態が「悪化」しているように見えたのでしょうが、感染の合併は無いと推測します。
一通り排膿が治まれば、自己ケアでも、創は自然治癒することが少なくありません。
筋層に達する膿瘍ではないので「仕事も荷物持ちも大丈夫」です。
発赤、局所熱感、腫脹は感染の兆候なので、それらの症状があれば、直ちに受診してください。
不安が強いのに、主治医の「外来」を頻回に受診できない事情がおありなら、主治医に代わって毎日診てくれる近医を紹介して貰ってください。
Q3 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

3日前に、脱腸の手術をしました。傷口の痛みは、それほどでもないですが、傷口の下の方、性器の横に、引っ張られるような痛みがあります。医療用ボンドを傷口の上に、塗ってもらったのですが、何か、関係があるのでしょうか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「医療用ボンド」で表皮の突っ張りを感じることはあっても、「引っ張られるような痛み」が生じることはありません。
「脱腸の手術」で設置したメッシュが原因かもしれません。
主治医にご確認ください。
Q4 相談者 ニックネーム:むらさき 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

2ヶ月前に、腸捻転を繰り返す為、捻転根治の為、腹腔鏡手術をしました。1ヶ月前に、横腹あたりの腹痛があったので、CT.血液検査をして、異常なしでした。最近、5センチぐらい切ったあたりが、ピリピリ、チクチクと痛む感じがあります。毎日、お通じは、あるのですが、術後、2ヶ月でも、このような痛みあるのかと不安です。病院に行った方がいいのか、様子をみた方がいいのか迷ってます。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「切ったあたりが、ピリピリ、チクチクと痛む感じ」は腹壁切開による痛みで、腹腔内の異常が原因ではないでしょう。
筋肉の牽引による痛みや、瘢痕の痛みの可能性が高いのではないでしょうか。
通常の日常生活では起きないような症状があって不安なのですから、「様子をみた方がいい」ということはありません。
緊急で「病院に行った方がいい」ということではありませんが、「異常なし」ということを確認するため早めに受診してください。
Q5 相談者 ニックネーム:かめちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性

2か月前、前立腺がんでダビンチによる摘出手術を受けました。
開腹部が5か所ありますが、最も大きく開腹した部分で、1か月後くらいから浸出液が出るようになりました。
退院直前に、看護士が開腹部のバンソウコを取りましたが、前記の最も大きく開腹した部分の皮膚が少し重なった状態でくっ付いていいなかった(傷口が塞がっていたようで、出血はありませんでした)ので、再度バンソーコを貼りました。
1か月経過して、再度バンソーコを貼り直した傷口部の一部から浸出液が出てきましたので、外来診療を受けましたが、よくあるケースで問題なしと言われ、なんの治療もして貰えず、市販のキズパッドを貼っておけば大丈夫と言われました。
現在2か月経過しますが、まだ浸出液が出ています。こんなに、傷口の完治の時間がかかるのでしょうか、また、BANーAIDキズパワーパッドを使っていますが、BANーAIDキズパワーパッドの説明書には浸出液が殆どでない乾いた傷に使うようにと書かれています。このまま、使って様子見でよいのでしょうか。
また、担当医にどのように相談をしたらよいのでしょうか

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による膿瘍や漿液腫が出来ているのかもしれません。
また皮下の縫合糸を核に縫合糸膿瘍が出来る場合もあります。
今まで通り湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付していただいて構いませんが、浸出液で周辺皮膚が接触性皮膚炎(かぶれ)を起こすことがあるので、かぶれを起こすようなら通常の創処置に替えてください。
主治医には、施術から2か月経つが縫合部が上皮化せずに浸出液が続いていると、事実だけをお伝えになればよいと考えます。
具体的な対処法の指導が無ければ、形成外科を紹介して貰ってください。
Q6 相談者 ニックネーム:るる 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4ヶ月程前に子宮内膜異型増殖症とのことで大学病院を紹介され子宮摘出の腹腔鏡手術を受けました。
術後は順調で1ヶ月後の検診でも問題はありませんでした。

ところが先日、別の件で元々かかっていた婦人科を受診した際、「縫ったところにポリープが出来て出血している」と教えていただきました。
術後半年の検診までまだ期間が空くので、出来れば早めに手術を受けた大学病院で診てもらった方がいいかもしれないとのこと。

痛みもなく今まで気づかなかったのですが、ポリープ肉芽による出血とのことで、治療が必要ならば、どのようなことが行われるのでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報では、「ポリープが出来て出血している」「縫ったところ」の部位の特定ができないため、明確な回答が出来ません。
また、「出来れば早めに手術を受けた大学病院で診てもらった方がいいかもしれない」とい言葉では、緊急性を要するのか、積極的な治療をした方がよいのか、判断が出来ません。
膣の盲端(最深部)に「出血」を伴う「ポリープ」状の「肉芽」が存在しているなら、担当医の判断によって「肉芽」をレーザーで蒸散処理をすることも可能ですが、「肉芽」を切除して病理検査をすることになるでしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:はむ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3ヶ月前に卵巣嚢腫の摘出で腹腔鏡手術を行ったのですが、それからずっとお臍の方から浸出液?膿?が止まりません。 透明ではなく白か黄色い感じで臭いもあります。 量としてはそう多くはなく、腹痛や熱など他の症状もないのですがこれは放っておいても良いのでしょうか。
経過観察で診てもらった際に「様子見で大丈夫」と言われたのですが、中々止まる気配がなく……。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による皮下膿瘍、あるいは縫合糸を核とした感染性膿瘍です。
手術をしてもらった婦人科で、経過観察で自然治癒するとアドバイスされたなら、感染性膿瘍ではないということなのでしょう。
術後3か月を過ぎて浸出液が止まる気配が無いなら、積極的な治療を選択すべきでしょうから、再度婦人科主治医にご相談いただき形成外科を紹介して貰ってください。
Q8 相談者 ニックネーム:ぶたこけし 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

3年前に腹腔鏡下で左卵巣嚢腫摘出術を受けました。しばらくは嚢腫があったときの痛みなどが取れ、安心していたのですが、1年後より再度左腹部の痛みが出現し、最近は激痛になることもあります。排便も少なくなってきたように思います。癒着を懸念していますが受診したほうが良いでしょうか。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ゆっくりですが、症状が強くなっているのですから、なるべく早く受診して精査することをお勧めします。
もちろん腹腔内臓器の癒着も考えられますが、症状が強くなっているということは他の疾患が存在する可能性もあります。
50歳代以降は、1年に1度の健康診断と数年ごとの全身精査は必要とお考え下さい。
Q9 相談者 ニックネーム:もや 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

婦人科で腹腔鏡手術を受け約5年経過しました。その間、お臍部分が赤く、また硬くなっています。
術後検診でそのうち改善されるとのことで、その間コロナ禍もあり通院もしづらく、そのままきてしまいましたが、もう治らないのでしょうか。
半年ほど前に臍炎になり形成外科に行った際に、お臍がずっと赤いのが気になると話ましたが仕方ないねとのことでした。同時期に腹腔鏡手術手術をしたところで臍炎とずっと赤い話もしましまたが治療は終わってるので形成外科に行ってくださいとのこと。
改善されないものなのか、改善されるとしたらどういう治療をしていただくのがいいのか判断しあぐねています。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腹腔鏡手術に伴い皮下膿瘍が出来て、炎症が継続しているのでしょう。
縫合糸を核とした皮下膿瘍が感染を繰り返しているのかもしれません。
また、尿膜管依存症があって、臍炎の原因になったのかもしれません。
形成外科で治療可能なので、診断と原因をお訊きになって、治療方針を提案して貰ってください。
Q10 相談者 ニックネーム:なつ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

もともと子宮筋腫を患っておりましたが、子宮体癌がわかり、子宮と附属器(卵管と卵巣)を全摘しました。その際開腹手術でしたが、その後の傷跡についてお伺いしたく思います。
へそ下15センチほど縦に切り、術直後は白いテープを貼って頂いていましたが、そちらが剥がれて来ましたらマイクロポアテープを垂直に貼り替えるとの指導を受けました。丁度1週間後に剥がれて来ましたので張り替えようと全て外したところ、へそ下5センチくらいの部分のお肉をかなり寄せてテープを貼っていたからか、傷の横がひだのようになってボコボコしていました。強く寄せていたのですが傷そのものではなく傷横のお肉の部分ですし一時的なものかな?と思い、自身でテープを貼りかえたのですが、その後1週間後に張り替えた際にもまだボコボコしています。今丁度術後三週間を経て、もしかしたらこのままボコボコしたままになってしまうのかと不安になって来ました。肝心の傷は今赤みがあり、このまま治癒していくのかなと言う感じに見えます。次に病院へ行くのは術後一ヶ月検診の時ですので、あと三週間後となります。それまで様子を見てこのままで良いのか、それとも傷が出来上がってしまう前に今直ぐに受診した方がいいのか、ご意見お聞かせ頂きたく思います。術後三週間経っておりますのでもう手遅れなのか、この凸凹したお腹のまま過ごしていくのはつらく思います。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後瘢痕の治療は、婦人科ではなく形成外科におかかりになってください。
「今直ぐに受診」する必要は無いので、「あと三週間後」の「検診の時」に婦人科主治医にご相談いただき、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
「それまで」の期間は「自身でテープを貼りかえ」て「様子を見て」頂いて構いません。

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