傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q1 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

消化器外科で胆嚢摘出手術を1ヶ月前にしました。
傷痕が今も赤くなりビリビリした痛みが続いています。
病院では特に問題なしとの事で傷痕もそのままの状態です。
市販の塗り薬を塗ろうか形成外科を受診してみようかとも考えてます。
まだ暫く様子を見た方が良いのかどの選択が良いのか教えて頂けたらと思います。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の痛みです。
形成外科を受診して、自己ケアの方法を指導して貰ってください。
Q2 相談者 ニックネーム:いちご 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

漿膜下筋腫捻転のため総合病院の婦人科に転院し緊急で腹腔鏡手術をしました。
手術後はお臍が痛くピリピリしていましたが術後のテープが貼ってありましたので傷口は見ていません。貼っていたテープが取れてしまい傷口を見たら一部膨らんでおり手術前と余りに違いショックを受けています。術後3週ほど経ちますがこの傷口は元に戻るのでしょうか?出臍の様にも見えて不安になっています。
また、何か代わりのテープを貼ったほうが良いのでしょうか?凸凹している部位なのでどうしたら良いでしょうか。とにかく元に戻るか心配です。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腹腔鏡手術」から「術後3週ほど」経過して、発赤、熱感、腫脹、浸出液は伴っておらず、創は完全に閉鎖しているが「臍」の底の「凸凹している部位」が「一部膨らんで」いるなら、感染や皮下膿瘍などではなく、皮下組織が「膨らん」だ形のままで癒合したということでしょう。
時間の経過を待っても、「一部膨らんで」「出臍の様にも見え」る症状が著明に改善することはありません。
また、腹壁の修復が完全でないとすれば、将来的に腹壁瘢痕ヘルニアを起こす可能性があります。
先ずは主治医にご相談いただき腹壁ヘルニアでないことを確認して貰い、形だけの変形なら形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q3 相談者 ニックネーム:ちびまるこ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

25日前に、肺癌の手術をしました 胸腔鏡下手術です 4か所きずがあります 2か所の傷の下がえぐれていて、凹んでいます 場所は、脇下です 手術で、筋肉を切ったせいでしょうか? 時間と共に元どうりに治るか心配しています

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「胸腔鏡下手術」の際に、胸腔鏡(カメラ)や鉗子などの手術器具を挿入するためのポートを設置した部位で皮下の癒着が生じているのでしょう。
「時間と共に」多少の改善はあっても、自然経過だけで完全に癒着が剥がれることは無いと考えます。
主治医にご相談いただき、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:ちはる 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

腰椎椎間板ヘルニアで内視鏡、顕微鏡の手術をしました。消える糸で縫合してあったようです。
術後2週間経ち、現在フリーの状況です。
コルセットをしており、時々痛みは感じる他は特にトラブルはありません。医師からはこのままで大丈夫と言われていますが、少しでもきれいな状態に戻したいです。
保護テープ(アトファインやデュオアクティブET等)で保護しておくことはどうでしょうか?

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を目立たなくするために、伸展刺激、摩擦刺激を避け、紫外線対策と保湿に努めることをお勧めします。
「手術」の瘢痕を「少しでもきれいな状態」にしたいなら、薬局でご相談いただき、創傷治癒のための貼付材ではなく、傷跡ケア専用の貼付材をお求めください。
また、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:なら 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

11月に乳房部分切除手術をしました。その後、乳房部分切除の傷口が腫れ膿を出す処置を2回しました。それでも治りが悪く、傷口がふさがる→一部穴が開く→膿が出る→ふさがる→穴が開く…の繰り返しで治りません。主治医からは、傷の治りが遅いのだろうと言って、ゲンタシンとプロスタンディン軟膏の重ね塗りを指示されています。こんなに治りが遅いこともあるのでしょうか?また、切開排膿時は、近くの外科にかかったのでその時もゲンタシンを塗り、2ヶ月以上塗っていますが、耐性菌など大丈夫でしょうか?乳腺専門医や外科に数度通っているのに治らず不安です。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
乳腺腫瘍など原疾患が切除しきれているなら、血腫あるいは脂肪融解による皮下膿瘍からの排膿でしょう。
局所熱感や発赤、あるいは全身発熱などが無く、「乳腺専門医や外科」で抗生剤の経口や点滴による全身投与が為されていないのですから、感染は無いということです。
主治医に依頼して、形成外科を紹介して貰うことをお勧めします。
基礎疾患が無い「40代後半」の「女性」なら、通常、皮下膿瘍に対しゲンタマイシン外用薬を「2か月以上」継続しても、「耐性菌」の心配は無用です。

お掛かりになっている「主治医」は「乳腺専門医」であり、「外科」は消化器や呼吸器など内臓疾患を専門に治療します。
したがって、厳密には、皮膚や皮下軟部組織(脂肪織や筋肉など)の疾患や腫瘍は、「乳腺専門医や外科」の守備範囲外なのです。
もちろん、専門外の疾患の治療に広く精通する医師も少なくはないのですが、今回のご相談の様に治療経過が良好でない場合は、専門の医師を紹介して貰った方がよいでしょう。
皮膚や皮下軟部組織を専門にする外科は形成外科です。
皮下膿瘍治癒後の瘢痕や整容面まで含め相談に乗ってもらうとよいでしょう。
Q6 相談者 ニックネーム:クレア 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

昨年7月半ばで子宮内膜増殖症疑 腹腔鏡術にて子宮卵巣全摘後 3ヶ月頃から下腹部痛の為に婦人科 3件受診異常なし その後泌尿器科受診 cT異常なしその後 消化器内科受診 腹腔エコー 採血 尿異常 異常なし 婦人科 消化器内科先生の診断 術後の痛みはある 婦人科からも言われ 後子宮萎縮老化 等 後 どうしたら良い?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「下腹部痛」の記載だけでは、部位、出現条件、継続時間など痛みの性状や随伴症状などの情報が把握できないため、診断が出来ません。
情報が無い中での推測ですが、「婦人科」、「泌尿器科」、「消化器内科」の精査で診断が確定されていないうえ、術後「3か月頃」から痛みが出現しているなら、帯状疱疹も否定できません。
帯状疱疹なら、身体の正中線を超えることなく、身体の左右どちらかだけに痛みが限局して継続しているはずですし、皮膚に水疱が出現することがあります。
皮膚科あるいはペインクリニックを受診して相談してください。
Q7 相談者 ニックネーム:じぇい 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

10日前頃に腹腔鏡下胆嚢摘出術を行ったのですが、1番上部の数がぱっかり開いており塞がっていない状況なのですが問題ないでしょうか?
また、開いている傷口が白くなっているのですがこちらも問題ないでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「開いている傷口」から「白く」見えているのは、線維芽細胞の増殖した組織です。
出来るだけ早い時期に、手術をした病院に対応策をお問い合わせください。
感染を併発しなければ自己ケアでも上皮化は完了するでしょうが、数か月の期間が必要かもしれません。
Q8 相談者 ニックネーム:i 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

睾丸摘出、陰嚢切除で手術をし溶ける糸で縫っていただきました。
少しずつ取れてはいるようですが、3ヶ月経った今でも糸はまだ全然のこっており、触ると少し痛いです。
透明の糸が出ている根本が瘡蓋の塊のように黒くなっていて硬いです。
これは放っておいたら、いつかは全部ポロポロ取れてくるものなのでしょうか?
人によっては何ヶ月も糸がまだ溶けていないことはあるのでしょうか?
このままずっと残ってしまったらどうしようと毎日トイレに行くたび、不安な気持ちになります。今日見ると瘡蓋が取れたのかすこし血が出ている箇所もありました。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「溶ける糸」(吸収糸)は、縫合部の条件によって、切れるまでの期間が数日~数か月まで大きくばらつきます。
また、皮下組織の中で「溶けて」完全に吸収されるまで。数年を要する吸収糸もあります。
いずれ自然に「取れてくる」でしょうが、自然に脱落するまで待つと縫合糸の穴が完全に塞がらず皮膚膿瘍を繰り返すようになることもあります。
手術をした病院あるいは近医を受診して、抜糸して貰うことをお勧めします。
Q9 相談者 ニックネーム:うさぎ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

4ヶ月前にチョコレート嚢胞のため、卵巣は残しながら、嚢胞のみを摘出する腹腔鏡手術を受けました。手術痕は臍と鼠径部左右1ヵ所ずつです。
主治医より、傷の経過とエコーによる卵巣の状態は良好と言われています。
ですが、手術後から胸下から鼠径部にかけて軽く押すと痛みがある状態が続いています。痛みは下に行くほど強くなり、手術痕の鼠径部あたりが一番押すと痛いです。手術前から便秘ぎみなのですが、排便が1日ないと痛みが強くなる傾向があります。
主治医にも伝えていますが、卵巣はエコーで問題ないので癒着かもしれないが癒着の場合調べることも対処もなにもできないと言われています。
腹腔鏡手術後このように広い範囲で癒着が起こることはあるのでしょうか?

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腹腔鏡手術」の術直後から「胸下から鼠径部にかけて軽く押すと痛みがある状態が続いて」いるが、少しずつ症状は軽減しているなら、二酸化炭素で腹腔を膨らませたための筋肉痛、腹壁に二酸化炭素が入ったための皮下気腫の可能性があります。
腹壁の「痛み」ではなく「主治医」の推測通り「癒着」が原因の「痛み」とすれば、「胸下から鼠径部にかけて軽く押すと痛みがある」のも「排便が1日ないと痛みが強くなる」のも、「癒着」で腸管の動きに制限が起きて腸内にガスが溜まってしまい牽引痛などが起きると考えられます。
「癒着」が原因で「胸下から鼠径部にかけて」「広い範囲」に「軽く押すと痛みがある」としても、腸間膜の一部が癒着しているだけで、「広い範囲」に「癒着」が起きているわけではないので、重度の便秘を繰り返すとか腸閉塞を起こすというようなことが無い限り、侵襲的な治療をしないのが通常です。
また、「痛み」の程度が常に一定で、「胸下から」左右どちらかの「鼠径部にかけて軽く押すと痛みが」あって、「痛みは下に行くほど強くなり」左右どちらかの「手術痕の鼠径部あたりが一番押すと痛い」ならば、腹壁神経など知覚神経の症状かもしれません。
時間の経過とともに症状が軽減するのが通常ですが、慢性疼痛になることもあるので、「主治医」と相談して鎮痛剤などの服用を検討してください。
申し訳ありませんが、頂いた情報だけでは詳細が把握できないので、診断・経過予測および治療方針の検討には診察が必要です。
婦人科の「主治医」の診察で不安なら、消化器科や形成外科で一度診て貰ってはいかがでしょう。
Q10 相談者 ニックネーム:虫垂炎オペ後 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

去年11月中頃、腹腔鏡で虫垂炎のオペを日帰り専門クリニックで受けました。
手術自体は問題なく終わり、傷口はおへその1か所のみでした。
術後の診察はなく、手術以降は電話での様子確認のみでした。
術後1週間経っても腹部の痛みは治まるどころかどんどんと増強し、お臍周囲の皮膚は赤く硬くなり、傷口から膿が溢れ出してきました。
手術医の診察を受け、蜂窩織炎?脂肪織炎?と言われ、クリニックが自宅から遠いという理由もあってか、切開し膿を出した後、おへそにナイロン状のドレーンを入れました。以降は2週間に1回の頻度で通院し、洗浄してもらっています。
「肉が盛り上がってきたらドレーンは抜ける」、「少量の膿があっても肉が盛り上がって組織が出来上がってきたら、血液などの力?で感染と戦うことができる」と手術医から言われていますが、年が明け今現在もドレーンは入れたままです。
膿はいつくらいになったら治まるものでしょうか?
またドレーンを抜くタイミングは手術医から聞いている通りでしょうか?
私個人としては、少量でも毎日膿が出ている状態でドレーンを抜くことへの再感染が恐怖です。
切開、排膿、ドレーンの挿入はとっても痛い経験だったので同様の思いをするのであれば慎重に進めたいという思いがあり、手術医もその思いもあるのですが、ドレーンを入れて以降 経過は順調でしたが、本日になり、以前と同様にお臍下の1円玉くらいの大きさの発赤と、傷口近くにプツっとしたデキモノ?(芯に膿が溜まっているニキビ様なもの)がみられます。
そのため、明日手術医の診察を受ける予定です。
これはドレーンを入れていることにより感染なのか、はたまた縫合糸腫瘍なのか、蜂窩織炎•脂肪織炎の再燃なのか、どういった理由が考えられますでしょうか?
手術医にも説明を求めますが、毎回具体的な返答がなくあまり親身になってもらっていない感覚、不信感があり、今回ご相談させていただきました。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
単孔式の腹腔鏡手術は、筋肉の損傷部分が少ないため術後早期に日常生活への復帰が可能なうえ、傷跡が臍部分だけで済むというメリットがあります。
一方で、挿入するカニューレが太いため、カニューレ挿入部周辺組織のダメージが大きく、もともと血流が良くない臍部分の脂肪融解が起きやすい傾向があるので、術後の創状態の経過観察を慎重に行う体制が必要と考えます。
単孔式腹腔鏡手術後に脂肪融解が生じて感染を併発したのですから、切開排膿に加えカニューレ設置は適切な処置です。
カニューレからの排膿が無くなるか、感染が鎮静したことが確認できるまで、閉創すべきではありません。
主治医が通院は大変だろうと気をまわしてくれたため、術後は電話診察のみで、臍部に炎症(感染?)が起きてからも2週間に1度の診察だったのかもしれませんが、術後1か月以上の期間、感染制御、炎症鎮静化、創の閉鎖が出来ていないのですから、これからしばらくの期間は間隔を置かず通院し適時適切な処置をすべきでしょう。
主治医には、どうしてこうなったか説明を求めるのではなく、現在の創の状態の説明と今後の治療方針、予測される経過をお尋ねになって、指示された通りに通院するので出来るだけ頻回の診察をお願いしたいと申し出てみてはいかがでしょうか。

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