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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q91 相談者 ニックネーム:くうこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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婦人科にて腹腔鏡手術を受け、三日後に傷口を覆っていたテープを剥がしました。
臍を見ると、上部の肉と肉の間に止血剤?血を吸うようなものが入り込んでいるように見え、黄色い瘡蓋のようなものが反面を覆っていました。まさかと思いながら一週間過ごしましたがシャワーや汗がシミる感じが消えません。
見た目も片側だけ臍の形が間延びしていて左右に離れている印象でしたので、いよいよ不安が増し、今日そのゴミらしきものを剥がしたところ、臍の内側のしわに盛り上がっている肉が、深さ4ミリくらい、縦に8ミリくらいにぱっかりと開いていて、片側から出血しました。臍の周りを手で寄せるとぱっくりしてる部分がぴたりと一致します。
そこで、臍の外から傷に対し直角状にテーピングをし、その上から保護しましたが、このままでちゃんと元のようにくっつきますでしょうか??
外科的処置、縫直しがすぐに必要でしょうか?それとも、皮膚が弱っていて縫うよりはしばらくテーピングで様子見でも良いのでしょうか。ちなみに下半分はくっついています。別の箇所の傷の具合で診察を受けているのもあり(担当外の先生いわく瘡蓋か異物の区別が付かず様子見で、お腹はすぼまる力があるとのことでしたが…)再診は気が引けます。
- A91 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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腹腔鏡カニューレの挿入孔を閉じる際に創縁にずれがあるまま「テープ」で「傷口を覆」ったため、創縁に肉芽が形成されたのでしょう。
「ぱっくりしてる部分がぴたりと一致」するように「臍の外から傷に対し直角状にテーピングをし、その上から保護」しても、「ちゃんと元のようにくっつ」く可能性は低いと考えられます。
「外科的処置、縫直し」も可能ですが、時間はかかりますがそのまま湿潤療法で上皮化を待つことも可能です。
診察をすれば「瘡蓋か異物の区別が付か」ないことはありませんから、「担当」の主治医にご相談なさるか、それが無理なら形成外科を受診してください。
- Q92 相談者 ニックネーム:hanako 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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3週間前に呼吸器外科でロボット支援胸腔鏡下術にて胸腺腫を摘出しました。胸の中央に乳房の下からみぞおちにかけて4cmの縦の傷とその下1cmにドレーンの穴を塞いだ傷があります。そのドレーン跡が術後2週間位から陥没しておへそのようになりました。皮膚表面だけの傷ではなく深部に癒着しているようで、周りの皮膚は下垂するのにそこだけ固定されているためハの字状に見えます。術後20日で抜糸(飛び出していた糸をプツンと切っただけ)してもらいましたが治りません。触ると縦の傷との間にしこりもあります。痛みはありませんが突っ張り感があります。元に戻るのでしょうか。
- A92 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下の癒着が剥がれれば「元に戻」ります。
頂いた情報では、「4cmの縦の傷」の皮下で「癒着している」ため「突っ張り感が」あるのか、見た目通り「ドレーン痕」で癒着しているので「突っ張り感が」あるのか判断が出来ません。
手術をなさった「呼吸器外科」を受診して、形成外科を紹介していただくとよいでしょう。
- Q93 相談者 ニックネーム:ニックネーム = りぼん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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7か月前に胆石を腹腔鏡手術で切除しました。最近になりへそから出血し、出血は2日で止まりましたが膿が出て臭いもします。
これは何かの病気でしょうか?
- A93 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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脂肪融解による膿瘍あるいは縫合糸膿瘍でしょう。
手術をした病院あるいは形成外科クリニックを受診してください。
- Q94 相談者 ニックネーム:ればさぶ 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性
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内視鏡手術後に一つの切開部(ドレーンを挿入していた部位)において、ドレーンを抜いてから、皮内への出血が腹部に広範囲に広がってしまいました。若干の貧血状態になるほどの内出血だったらしく、高齢だったため大事に至らぬように輸血をするほどでした。他の切開部では、問題なかったのですが、その部位だけでそのようなことが起こった原因は何が考えられるでしょうか?ドレーンが挿管されていたことによる影響でしょうか?
- A94 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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血栓予防などで抗凝固剤をお飲みになっていませんか.
ドレーンを抜去した際に皮静脈が傷ついてしまった可能性があります。
加齢に伴い血管硬化と皮膚結合織の密度低下があったため、広範囲への皮下出血が生じたのでしょう。
- Q95 相談者 ニックネーム:みねま 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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気胸でドレナージを行い、17日前に手術を行いました。ドレナージの管を手術の次の日に抜き、縫合しました。
退院(管を抜いた翌日より)11日後に、診察、抜糸を行いました。
その夜から、黄緑がかった滲出液が下着が濡れるほど出るようになり、化膿し始めました。
翌日、形成外科で診察してもらったところ、ゲーベンクリームと抗生剤を処方され、ガーゼで保護するよう言われました。
まだ、滲出液はつづき、黄緑にうっすらと血も混じっているようで、少しピンクがかってます。ひふもぼっこり穴があいている感じですが、早急に、手術をした病院にかかる必要があるのでしょうか?
それとも、のんびり、近所の形成外科に通院しながら、待てばよい状況なのでしょうか?
- A95 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後の経過の皮膚感染なので「手術をした病院」におかかりになるのが一応の筋なのでしょうが、皮膚感染症と皮膚潰瘍は「形成外科」が専門です。
通常、胸腔内に感染が波及することはありません。
また、「近所の形成外科」は診察のうえで必要と判断すれば、「手術をした病院」にかかるよう指示を出したり紹介状を書いたりしてくれるのではないでしょうか。
「手術をした病院」の主治医にお問い合わせいただき、症状の経過と「近所の形成外科」におかかりになっていることをお伝えになり、「近所の形成外科に通院しながら、待てばよい」か「早急に、手術をした病院にかかる」べきかをお尋ねになるとよいでしょう。
- Q96 相談者 ニックネーム: 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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臍ヘルニアの手術を行いました
医療用ボンドで傷口を塞いで頂いたのですが湯船に入浴しても大丈夫でしょうか
また、ボンドが剥がれてしまった場合早すぎると思うのですがどうしたらよいでしょうか
- A96 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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一般的に「医療用ボンド」と言われるものは、成分によって接着力は大きく異なります。
皮膚の縫合と縫合部の保護に使われたなら、1週間シャワーで済ませ、強くこすらない様に気を付けた方が無難です。
「湯船に入浴しても」腹腔内に水やお湯が入ることはありません。
術後2日以上経過していれば問題ない可能性は高いのですが、「ボンドが剥がれてしまった場合」先ずは湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付し、手術をした病院にお問い合わせなさってください。
- Q97 相談者 ニックネーム:うらた 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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3月末にに内痔核の根治手術をうけました。
内痔核が3つありましたが、2つを切除し、1つは切除せずに残したままです。
担当医の方から、手術の際は溶ける糸を使うと聞いていたのですが、今日お風呂に入った際に糸が出てきてしまいました。引っ張ってみたところ、突っ張る感覚があったので怖くてそのままにしています。
お風呂で染みたり等は特に無かったのですが、糸はこのままにしていても大丈夫なのでしょうか?
- A97 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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通常、「溶ける糸」は加水分解されるため、縫合部を閉じておく力は2週間で50%程度になり、2か月で縫合糸として創を寄せておく張力はゼロになります。
また、創にかかる張力が極めて強ければ10日ほどで糸が切れてしまう場合もあると言われています。
ただし、どんな種類の「溶ける糸」でも、完全に分解され吸収されるまでに3~7カ月程度かかります。
おそらく「出て」きた「糸」は、放置していても自然に分解され切れて便とともに排出されるでしょうが、残っている糸の周囲で炎症が継続することもあるので、手術をなさった病院で一度診察をお受けになることをお勧めします。
- Q98 相談者 ニックネーム:りんこ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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昨年の11月心臓の大動脈弁狭窄症の手術をして胸に正中切開の傷があります。昨日から左胸が急に激痛になり病院へ行った所古傷が痛むとの事でした。そんなに急に激痛がするものなのか痛む場所は冷やしたほうがよいのか教えて下さい。
- A98 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「正中切開」の胸骨上の瘢痕部分ではなく、術後4か月経過して突然「左胸」に「激痛」が生じて1日経過しても「激痛」が継続しているということでしょうか。
また、手術をなさった循環器外科の主治医の診立てが、「古傷が痛む」ということだったということでしょうか。
胸の中央、胸骨部に「急に激痛」が生じて「激痛」が継続しているなら、手術の際に縦に2分した胸骨を閉鎖したときのワイヤーが皮膚を刺激しているのかもしれません。
ご報告の通り「左胸」の「激痛」が「急」に生じたなら、肋間神経痛や帯状疱疹の可能性が高いのではないでしょうか。
肋間神経痛や帯状疱疹は早期に治療を開始したほうがよいので、直ちに神経内科におかかりになってください。
- Q99 相談者 ニックネーム:じゃま 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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2022年12月上旬に乳がん(stage2a,ホルモン受容体陽性)で、右乳房全摘+一次インプラント再建しました。術後出血・血腫で翌日血腫除去をしましたが、皮膚壊死を起こし、壊死部分の切除しました。インプラントは継続しましたが、創部離開を繰り返し2月中旬にインプラント感染でインプラント除去しました。その抜糸した当日に創部離開し、洗浄しやすくするため切開を追加し、創部が7cm×4cm現在も開いて肋間筋など筋肉が見えています。ポケットもあるので、形成外科から今は植皮も皮弁も出来ないと言われています。しかし、毎日38度、滲出多量、痛みで麻薬を使用しています。明らかな感染はないとの事ですが、滲出の多さち熱で栄養も追いつかず、貧血も進行中です(Hb7台)。ポケットが大きく、当分このような状態が続くと思うと、人生を終わりにしたいと思うくらいです。ポケットが埋まるまで植皮や皮弁ができない、VAC療法も発熱があってできないと言われて、耐える他ないのでしょうか?毎日洗浄しても軟膏処置をしても、この状態、何か良い方法がありましたら、ご教示ください。もう通院も嫌になってしまい、治療を止めたいと思っています。こういう患者さんは皆様、このような長期の経過を辿り、ポケットが埋まるまで蓋(皮弁や植皮)をしてもらえないのでしょうか。たぶんあと2ヶ月とかかかると思うと、体力も心理面も耐えられないです。良い方法があったら教えてください。
- A99 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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治療経過が長いにもかかわらず「たぶんあと2ヶ月とかかかると思う」というご意見をお持ちというのは、主治医や治療の担当医が「2か月」と口にしたのでしょうか、それとも「ポケット」に肉芽が増殖していてご自身の予測としてこのペースでいけばあと「2か月」くらいで「ポケットが埋まる」のではないかということでしょうか。
「ポケット」があっても「明らかな感染はない」ならおかかりの「形成外科」は筋皮弁移植や脂肪筋弁移植なども検討しているはずですが、「Hb7台」の「貧血」のため、安易に手術計画を立てることが出来ないということではないでしょうか。
また、創状態、全身状態を注意深く観察しながらなら「VAC療法」(局所陰圧閉鎖療法)も可能でしょうが、「滲出」液の多い胸部の開放創ならば入院が必要でしょう。
一旦ご自身の不安や衝動な気持ちは抑えて、「形成外科」主治医に、現在の創状態の評価、治療法の選択肢、今後の経過予測、積極的な治療のメリット・デメリット、大気的な治療のメリット・デメリットなどをしっかりとお尋ねになってください。
冷静に話を訊くには、質問を箇条書きにメモしていくのも一つの方法です。
また一般的に、人の常として自身の欲しい言葉しか記憶には残らないものなので、説明していただいた言葉は全て記録に残してください。
判らない言葉や説明があれば、必ず自身の言葉に替えて確認してください。
ご自身も治療計画の検討にかかわることで、少しでも前向きな気持ちになれるものと考えます。
- Q100 相談者 ニックネーム:ゆう 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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去年の11月に虫垂炎の手術をしました。(待機手術)
お臍を切られるのが怖かったため、臍の下を切り(1か所(単孔?)5cm~6cm程)、待機手術ということもあり、3日で退院してその後、臍に膿が出てきたりしましたが、抗生剤で治り、その後特に問題はなかったのですが、手術後から今現在(術後4か月すぎ)に至るまで、傷口付近を圧迫するような服(ジーンズやズボンのゴムがキツイもの)を着るとズキズキと痛み耐えられないほどではないけど、嫌な感じなので、ワンピースなどを着ております。
圧迫しない服を着ていてもたまにズキっとしたり、軽いかゆみがあります。
傷口は赤茶色っぽく、しこりがあります。(ミミズ腫れというほどでもないけど、少しもり上がりがある)
普段からジーンズしか履かないので、履きたいけど履けない。
パジャマもゴムのキツイものは夜中にズキっとして起きることもあります。
ネットで調べたら肥厚性瘢痕かな?と思うのですが、術後4か月で判断するのは早いのでしょうか?
- A100 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷口付近を圧迫するような服(ジーンズやズボンのゴムがキツイもの)を着るとズキズキと痛み耐えられないほどではないけど、嫌な感じなの」は、縫合糸膿瘍や脂肪融解による膿瘍が存在する可能性があります。
「傷口は赤茶色っぽく」「ミミズ腫れというほどでもないけど、少しもり上がりがある」状態で「しこり」として触れるなら、「たまにズキっとしたり、軽いかゆみが」あったりするのは「肥厚性瘢痕」に由来する症状でしょう。
「虫垂炎の手術」をした病院などで相談して、形成外科を紹介して貰ってください。
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