傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q91 相談者 ニックネーム:yuu 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

乳腺炎が化膿し切開して排膿してもらい、その後ドレーンをつけ2週間後に外しました。切開部分は縫合はされず、自然にくっつくと言われましたが、今現在も少量の出血が切開したところから出てきます。
肉芽種性乳製炎やガンの可能性もあるとのことで、針生検を受けたりとまだ病院に通っているのでその都度先生にはまだ少量の出血があることを伝えているのですが何も回答してくれません。
まだ出血することに不安で仕方ありません。
まだ切開した傷口がくっついていないのでしょうか?なぜ出血が続くのでしょうか?

A91 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「出血が続く」のは「切開した傷口がくっついていない」からです。
創治癒を遷延させる原因があるのでしょうが、申し訳ありませんが、診察をしな ければ具体的なアドバイスが出来ません。
まだ確定診断に至ってないので、乳腺外科の「先生」は治療方針を決めかねてい るのかもしれません。
「まだ少量の出血があることを伝え」るだけで「回答」をただ待つのではなく、 「切開した傷口」を診てもらい、現在の状況の説明、今後の経過の予測、今後の 治療方針をお尋ねになって、実際に処置をしてもらってください。
Q92 相談者 ニックネーム:みどり 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

二週間前に虫垂炎で救急車で運ばれ、そのまま腹腔鏡手術となりました。3日後に退院する時に傷跡のテープを全て剥がされ、入浴もできるとのことでした。
体毛のある場所の傷が引き攣れる感じがするのでよくよく見ると、傷の端に近くの毛が挟み込まれていて引っ張られていたので、何とか自分で引き抜きました。
が、その後傷の中央にも他の毛が結構深く入り込んでいることに気付きました。
これは自分で引き抜く気にならず、術後検診を繰り上げて医師に相談しようと思っていた矢先に、その毛が皮膚表面で切れてしまいました。
またその近辺に硬い糸の頭が出ているようでチクチクしていました。
医師に診てもらった際、糸は短く切ってもらい、毛の方は埋まったままでもそのうち吸収されるだろう、毛の多い場所では入りがちと言われました。
取り出すには麻酔をかけて再縫合とのことでしたので、そのまま様子を見ることにしましたが、後々この毛が悪さをするようなことにならないか心配です。

A92 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下に埋入した「毛」は「そのうち吸収され」ませんが、「後々この毛が悪さをするようなことに」なる可能性は殆どありません。
また、自然に排出されることもあるので、「そのまま様子を見ることに」しても問題は無いでしょう。
Q93 相談者 ニックネーム:ユウジ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

脱腸で手術をしました。
術後、12日目ですが、半分かさぶたがまだ出来ません。大丈夫ですか?

A93 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「かさぶた」が出来る必要はありません。
「かさぶた」(痂疲)は、手術創の治癒の阻害因子です。
一般的に、「術後、12日目」なら縫合創はすでに閉鎖しています。
まだ創閉鎖・上皮化していないとすれば、感染など見過ごせない状況かもしれま せん。
手術をした病院で創状態を診て貰ってください。
Q94 相談者 ニックネーム:こう 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

2週間前に坐骨付近にある腫瘍の摘出手術をしました。
お尻の皮膚から深いところにあるので大きな傷となりました。今現在、傷口とその下の筋肉部分(もしくは腫瘍にいたるまでに切開した箇所?)が硬くなっています。お医者さんからは瘢痕であり、半年くらいで治まると思うが、完全には治らないかもしれないと言われました。
お尻のマッサージやレーザー等のリハビリをした方がいいのでしょうか。それともあまり座らない等しばらく安静にした方がいいのでしょうか。
座ることが出来ず、とても不便です。少しでも早く改善出来ればと考えています。

A94 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後「2週」を過ぎた状態から更に「硬くなって」いくなら「瘢痕」でしょう が、変わらないかやや軟らかくなっていくなら軟部組織を寄せたための硬結が一 時的に残っていると考えられます。
頂いた情報だけでは、手術をしてくださった「お医者さん」の診断通り「瘢痕 で」あるという確信が持てないため、具体的なアドバイスは出来ません。
いずれにしろ、術後「2週間」なら、まだ「お尻のマッサージやレーザー」を検 討する時期ではありません。
形成外科は一般的に、術後瘢痕が日常生活の邪魔にならないよう考慮して手術切 開創を決定したり、術後のケア法や対策を指導したりします。
「瘢痕」のため「座ることが出来ず、とても不便」にもかかわらず具体的な指示 をいただけないとすれば、形成外科におかかりではないのでしょうか。
もしそうならば、直ちに形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
おかかりになっているのが形成外科なら、主治医に今後の治療方針をお尋ねに なってください。
Q95 相談者 ニックネーム:のの 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

今年6月中旬に、局所麻酔にて良性の乳腺繊維線種の摘出手術をしました。
乳房の比較的上部かつ奥の方の腫瘍だったため、顔に近い側の乳輪上部にそって切開(約7センチほど)して摘出となりました。
表面は縫合されておらず(そのように見えました)、術後はテープ療法的な形で5,6枚の小さく切ったテープを貼っての1週間で、抜糸もなしでした。
術後1週間後の検診では問題無しとのことで、後は半年後の検診でいいですよ、とのことだったので、自分で定期的にテープの貼り変えをして過ごしております。
現在8月中旬ですので2か月経過ですが、傷の一部が、溝のようになっていて、きれいにくっついていないようにみえて気になっています。乳房なので年齢的なこともありテープを貼っていても重力で下がってる気がしますし、きちんとふさがるのか心配です。表面的には赤みや腫れなどは全くありません。何か浸出液があるなどもありません。

A95 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
実後2か月経過しているので、手術創は閉鎖し上皮化しています。
切開した創縁を閉じたときに同じ高さで合わさっていなかったため、段差が「溝 のようになって」います。
小さな切開創から遠くの乳腺の処置をするため、創縁に負担がかかり創縁と創縁 を全くズレが無いように合わせることが難しく、よくある状態です。
「テープ」は切開創の瘢痕が幅広くなるのを防ぐためのものなので、可能ならば 術後6か月程度継続してください。
Q96 相談者 ニックネーム:あや 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

約1年前に帝王切開で出産しました。横切りでした。傷の左端を指で押すと奥にしこりがある事に気づき婦人科を受診したところ、子宮には病気などの問題はないと言われました。腸でもなさそう、傷による脂肪の固まりのようなものかもしれないと言われましたが、これが最近生理がきた際に、しこりを押すと少し痛むようになりました。何もしなければ痛みはありません。婦人科にもう一度受診するべきでしょうか?それとも他の科に受診するべきでしょうか?他の科の場合はどの科がいいのでしょうか?

A96 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「生理がきた際に、しこりを押すと少し痛む」なら、異所性の子宮内膜症かもし れません。
また、「婦人科」の指摘通り手術による脂肪の偏りかもしれませんし、腹壁脂肪 腫などの皮下腫瘍なのかもしれません。
「婦人科」でも形成外科でも構わないので、エコーやMRIなどの検査で診断を確 定していただいてはいかがでしょう。
Q97 相談者 ニックネーム:ゆりしろ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

先月末に婦人科にて卵巣嚢腫あり、右の卵巣を腹腔鏡に加え、初めからの切開込での手術を受け切除しました。
経過としては、2週間が経ち切開部の痛みと内側からの痛みが多少ありますが、長時間動かなければ耐えられる痛みです。臍の所がよくじゅくじゅくすると看護師から言われ、退院後はゲンタシン軟膏で対応しております。現在も継続しているのですが、白く膜が張っていて、これは取り除いてもいいものなのでしょうか?指で触ると動くのですが、分からず引っ張ってしまった時は痛みがありました。石鹸で洗うだけと指導を受けましたが、このままでいいものなのかと思い不安で仕方がありません。切開部は入院中処置されたことはなく、退院後膿が出たのですが、ゲンタシン軟膏塗布しガーゼで対応するしてこちらは膿は出なくなりました。ただお臍の中の白い膜が、触れば動くので気になり不安です。

A97 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは「触れば動く」「臍の中の白い 膜」が何なのか確定が出来ません。
「白く膜が張っていて」「指で触ると動く」が「引っ張ってしまった時」に「痛 みが」あったならば皮下と連続している組織あるいは皮下の縫合糸と考えられる ので、ご自身で「取り除」くことは困難でしょう。
「このままでいいものなのかと思い不安で仕方が」ないのは予測される経過を説 明されていないためなのですから、手術を受けた「婦人科」を受診してご相談な さってください。
Q98 相談者 ニックネーム:チー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

肛門ポリープと慢性裂肛の切除手術で1ヶ月前に手術、5日間入院しました。
今は痛みもだいぶ引きましたが排便後や立ち上がる時等にまだひりつく痛み、突っ張る痛みがあります。
排便後に痛みがある時は処方された痛み止めを内服しています。
今、一番気になるのは術部の腫れです。切除した部分がだいぶポコっとしていて何か挟まっている違和感があります。痛みがあるのもその部分です。朝晩、処方されたボラザGを痛みのある部分に塗っています。
主治医はポリープと慢性裂肛はキレイに取れていて肛門の中の傷は綺麗になってきている。膨らみは徐々に小さくなるだろうが、もし膨らみが残っても悪いものではないから大丈夫と言われました。
ですが、肛門ポリープの切除したのに、また膨らみが残るのかという不安と痛みと、痛みや膨らみが気にならなくなるまであとどのくらいかかるのか不安でいっぱいです。
綺麗にお尻なりたいという訳ではないですが、膨らみを触る度に気持ちが落ち込みます。
1ヶ月経過していますが、痛みや腫れが最終的な段階になるのはどのくらいでしょうか。

A98 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頂いたメールの中に、「排便後や立ち上がる時等にまだひりつく痛み」、「突っ 張る痛み」、「術部の腫れ」、「何か挟まっている違和感」、「膨らみ」、「ポ リープを切除したのに、また膨らみが残るのかという不安」という複数のお悩み の記載があり、ご自身の中でそれぞれの症状が整理されていないため「不安」が 大きくなっているようです。
まず、術直後の痛みは、「1か月」で「今は痛みもだいぶ引」いているのですか ら、「肛門ポリープと慢性裂肛の切除手術」自体の術後経過はおおかた順調とい うことでしょう。
「排便後や立ち上がる時等にまだひりつく痛み」は、縫合部の瘢痕が擦れたため か伸ばす方向に力がかかったためではないでしょうか。
「突っ張る痛み」は、瘢痕の硬さが原因ではないでしょうか。
「術部の腫れ」は、「ポリープと慢性裂肛はキレイに取れていて肛門の中の傷は 綺麗になってきている」のですから、切除後の組織をきつく寄せて縫合したため の「膨らみ」ではないでしょうか。
「何か挟まっている違和感」は、肛門周囲の知覚神経末梢が切断されたための一 時的な知覚鈍麻が原因ではないでしょうか。
「排便後」の「ひりつく痛み」を軽減するために、排便前にワセリンや「ポラザ G」を肛門に塗って粘膜を保護してください。
「突っ張る痛み」は徐々に軽減し、3か月~6か月で感じなくなります。
「膨らみ」も6か月までに気にならなくなりますし、「違和感」も時間の経過と ともに消失します。
診察をしていないので、以上の診断や経過予測は確実なものではありません。
主治医に現在の症状を細かく伝えて、ひとつひとつの症状の原因と今後の経過を お尋ねになってください。
落ち着いて質問ししっかりと回答を貰うために、症状とお悩みを箇条書きにして メモして行くとよいでしょう。
Q99 相談者 ニックネーム:さき 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

3ヶ月ほど前に、小陰唇縮小の手術をしました。バイクリルという糸で中縫い縫合でした。
今になって痛みが増してきており、その痛い部分は赤くて少しブヨブヨした感触があります。そっと触れるだけで皮膚が敏感な痛みです。
術後かなりビランになり、上皮化に時間がかかったせいかとも思いましたが、最近痛みが増してきたので他に原因があるのではと思っています。
原因としては何が考えられるでしょうか。
異物肉芽腫とかが出来ている可能性はありますか?
まずは抗生剤の内服とかで経過見てもいいのでしょうか…

A99 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「バイクリルという糸で中縫い」をして「3か月ほど」経過したなら、縫合糸は ほぼ吸収されているはずです。
「術後かなりビランになり、上皮化に時間がかかった」なら、縫合線が瘢痕化し て下着などで擦れたためスキンテアあるいは表皮剥離が起きて「そっと触れるだ けで皮膚が敏感な痛み」が生じているのではないでしょうか。
手術をなさった病院あるいは形成外科を受診してください。
Q100 相談者 ニックネーム:ぽち 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月に子宮体癌で、子宮全摘と卵巣卵管切除の開腹術を受けました。
術後2ヶ月過ぎには、普段痛む事もほぼなくなりました。
傷跡はずっとサージカルテープでケアを続けています。
先日テープ後に少し赤みがあった為、一晩テープを貼らずに過ごしました。その時に傷跡を見ると、傷跡の下半分は線のような傷跡ですが、上半分は一部皮を寄せたようになっていて、傷の始まり部分が傷の上からのたるみのせいか、くぼんでいます。今後のケアでどうにかなるのでしょうか。
それとも、お腹なので、こんなものなのでしょうか。
それと、傷上部のすぐ左横に押さえると軽い痛みがあります。日にちと共におさまってくるものかと、様子をみていますが、主治医に相談した方が良いでしょうか。

A100 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後4か月経過しているのですから、「サージカルテープでケア」は終了してもよいでしょう。
残念ながら「一部皮を寄せたようになって」いる状態、「傷の始まり部分が」「くぼんで」いる状態は、ご自身の「今後のケア」だけでは「どうにか」なりません。
「傷上部のすぐ左横」の「押さえると」生じる「軽い痛み」が腹腔内の症状か、表皮あるいは皮下の症状かは診察をしなければ判断が出来ません。
婦人科主治医にご相談いただければ「傷上部のすぐ左横」の「軽い痛み」の原因を追究してくださるでしょうし、ご希望に応じて形成外科を紹介してくださるでしょう。
形成外科で腹壁の手術瘢痕の治療法やケア法を提案、アドバイスしてもらってください。

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