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創傷治癒よくある質問
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- Q101 相談者 ニックネーム:ねここ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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1年前に卵巣腫瘍で腹腔鏡手術を受けました。
少し前、仕事中落ち着いていたのに急に痛みが来てしまい、思うように仕事が出来なくなってしまいました。
私は自律神経失調症にもなっており、先日まで鬱傾向も高かったです。仮病扱いをされるのが嫌で上手く仕事の人に痛みを伝えることができません。自律神経失調症による目眩や痛みなどが慢性的にあります。申し訳がないです。仮病なのではないかと思われる気もしてしまいます。
あまり口には出さず、ほとんど堪えているのですが、何度か口にしたことがあり、嫌そうな顔をされてしまいました。
「こんなことで情けない。」とよく思います。
悔しくて堪らないです。私、仮病をするような性格ではありません。とても負けず嫌いでして…
なのに不調がある度こんなことになってしまい悔しさのあまり泣いてしまいます。
どうすればよろしいですか?
- A101 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「目眩」は「自律神経失調症」によるものでしょうし、続いて「鬱傾向」になったのも「自律神経失調症」が関係しているでしょう。
「自律神経失調症」が直接の原因で「痛み」が出ることはありません。
しかし「自律神経失調症」が基礎にあるため、本来大きくないはずの「痛み」を強い「痛み」として感じてしまうことがあります。
まず、器質的な「痛み」の原因の有無を調べて貰ってください。
「痛み」の原因があれば治療が必要ですし、痛みの原因が具体的に見つからないならそれをご自身が理解・納得することで「思うように仕事が出来なくなって」しまう程の大きな症状を感じずに済むようになるかもしれません。
また、全ての不調を整理せず抱え込んでしまうことが、周囲に「嫌そうな顔をされて」しまう原因の一つになっているのではないでしょうか。
周囲は「仮病なのではないかと思」っているのではなく、具合が悪いことを我慢して「仕事」をなさっていることにどう手助けすればよいか戸惑っているだけかもしれません。
「とても負けず嫌い」でもカラダに「不調がある」ならばしょうがないのですから、調子のよいときには頑張るので不調があるときは助けてくださいと、はっきり口に出してお願いすることが出来れば解決に近づけるでしょう。
- Q102 相談者 ニックネーム:ジン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:
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内痔核と痔瘻の手術をして一月半が経過。
術後以降、便を整える為に食事規制されていますがなかなか便が整わないので肛門周囲がただれ、今は痛みを通り越し、ずっと強烈な痒みをともなっています。
掻ける場所ではないのでめちゃくちゃ我慢しながら痒みを耐えています。
肛門科の先生に訴えても、そこは手術のキズ跡じゃないからと向き合ってくれません。
なのに、先日受診したら「肛門の周りが赤くただれてますね。これは便が軟らかいからただれるんです。ただれたら次没食子酸ビスマスをガーゼであてといてね」と言われました。
術後ガーゼ交換でさんざんビスマスを常用しています。一月半経過した現在もです。
今までもただれの痛みや痒みを訴えてきてるのに、まるで初めてただれに気づいたかのような対応をされ、対処方法はビスマスをガーゼであてといてねと今までと同様の方法。
先生からしたら本人が、軟便にならないように食生活に気をつけることが第一なんでしょうが、硬便が出るようになるまでこの痒みを耐え続けないといけないのでしょうか?痒みはこれまで同様ビスマスしか対処方法ないのでしょうか?
いい加減軟膏とかべつの薬を処方して頂いて赤みと痒みを鎮めたいのですが…全然処方してくれません。軟膏くださいと強く訴えた方がいいのでしょうか?
肛門周囲のただれを早く治す方法や対処方法を教えていただきたいです。
- A102 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「内痔核と痔瘻の手術」は術式によって異なりますが、一般的に術後4週から8週程度で創は完全閉鎖し通院が必要無くなります(術後6か月間ほど通院が必要な術式もあります)。
「内痔核と痔瘻の手術」は手術が上手くいくことも大切ですが、むしろそれ以上に術後の便を緩すぎず硬すぎないようにコントロールすることが重要です。
つまり、術後の便を緩すぎず硬すぎないようにコントールできる病院が「内痔核と痔瘻の手術」が上手な病院といえます。
便の性状を主治医に伝えて、事細かく上手な食事指導をして貰ってください。
また、「ただれの痛みや痒み」が辛いので「ただれを早く治す方法や対処方法を教えて」くださいと、しっかりとお伝えになるとよいでしょう。
同時に、手術部位の経過が順調なのか、今後の経過予測などをしっかりと説明してもらってください。
主治医に、肛門の術後治療と一緒に肛門周囲の皮膚の接触性皮膚炎の治療をしてもらうのが最良の選択です。
主治医が接触性皮膚炎の治療に積極的でないなら、肛門の術後ケアと肛門周囲皮膚の接触性皮膚炎の治療は同一時期に必要な別の疾患とお考えになって、皮膚科を紹介して貰うとよいでしょう。
- Q103 相談者 ニックネーム:niko 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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一ヶ月前に、開腹手術にて子宮筋腫核摘出手術をしました。横切開で真皮縫合してあります。キズのひきつり感は少しずつ良くなってきているのですが、
■ドレーンを挿入していたところ辺りが時々ズーンと痛む(特に座っている時やそのあと)
■1週間ほど前に、傷口がビリビリし始め、アットファインテープを剥がして見てみると、ビリビリ感のあったところにカサブタができていて、触るとビリビリする。↑は、異常な痛みではなく、治癒していく過程で当たり前の痛みなのでしょうか??
また、アットファインテープを貼る前に、ヒルドイドクリームを塗るといいというのを見たのですが、どうでしょうか??
- A103 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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癒着により皮下組織が牽引され「ドレーンを挿入していたところ辺りが時々ズーンと痛む」のではないでしょうか。
術後3か月を過ぎて瘢痕の硬さが緩むと、解消されるでしょう。
また、「アットファインテープ」(アトファイン傷あとケアテープのことでしょうか?)によるかぶれのため「触るとビリビリする」と考えます。
しばらく「アットファインテープ」(アトファイン傷あとケアテープ?)をお休みしてください。
頂いた情報は断片的なものなので、診断の確定には診察が必要です。
手術をなさった婦人科、あるいは形成外科を受診してください。
「ヒルドイドクリームを塗る」と「アットファインテープ」(アトファイン傷あとケアテープ?)の肌固定力が弱まるため、目的の伸展刺激の抑制が出来ません。
インターネットや口コミで情報を収集する際は、専門家以外が発信する情報は参考程度にお考えになった方がよいでしょう。
- Q104 相談者 ニックネーム:りえちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性
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主人が、痔瘻と膿皮症で手術を受けました。退院して傷口を見ると、思ったより広範囲で驚きましたが、浸出液は、徐々に減ってきています。今は、リハビリパンツとパットで浸出液の染みを吸収しています。塗り薬はもらわなかったのですが、臀部から内腿にかけての広範囲の傷なので、乾燥しないように、何か薬を塗らなくていいのでしょうか?
- A104 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「思ったより広範囲」ということは、植皮手術をしたのでしょうか。
縫合創は1週間程度、植皮創は2週間程度、術後創としての処置が必要です。
「浸出液」があるならまだ創は落ち着いていないのですから、術後創の処置は手 術をした病院の指示に従ってください。
創が落ち着いたら、市販品でも処方薬でも構わないので保湿剤を塗った方がよい でしょうが、それも主治医に確認してください。
- Q105 相談者 ニックネーム:ふみモン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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腎臓ガンの手術から2週間後の血尿が出た二日目に小便といっしょに髪の毛の半分ぐらいの太さで長さ10センチ位の黒い糸が出てきました。腎臓を縫った糸かもしれないです。
腎臓を縫った糸だとすると腎臓の傷口が開いているのではと見えない所なので心配です。
- A105 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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組織の縫合は単結紮する(一針一針結ぶ)ので、「10センチ位」もの長さの糸 を体内に残しておくことはありません。
また、腎盂、尿路、膀胱、尿管に縫合糸が露出するような縫合をすることはあり ません。
「腎臓の傷口が開いている」なら、直ちに腹痛などの症状が生じます。
以上のことから、「腎臓を縫った糸」の可能性はありません。
「心配」でしょうから、「腎臓ガンの手術」をした病院の診察を受けてください。
- Q106 相談者 ニックネーム:ジン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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5月半ばに内痔核、複雑痔瘻、肛門狭窄の日帰り手術を個人病院の肛門科で行い、毎日通院しています。術後は家で食事や便や2時間置きのガーゼ交換と自己管理が大変なのですが、中でもガーゼ交換の際にガーゼに次没食子酸ビスマスをこんもりと乗せ患部にあたるようにいきみながらつけてくださいと言われ、そのようにやっているのですが、術後2週間くらいは軟便が続きその結果肛門周囲がただれてヒリヒリ。時には痒みをともなったりして、もしかしてビスマスが合わないのかな?と思い先生に相談すると、「ビスマスの量が少ないんですよ。それに貴方の場合便が軟らかいし、いつも診察時お薬塗布する前ペーパーに便がついてるからね、これは便が軟らかいからつくんです。便をしたらしっかりいきみながらトイレットペーパーを肛門に押し当てて、しっかり乾かしてからビスマスをしっかりつけといてね」と言われます。
結局ヒリヒリすることを訴えてもそのヒリヒリする患部には触れずに、便とビスマスの量や付け方を指摘されて終わります。
その後、先生の言うようにやっているのですが一向にただれのある一箇所だけが治らなくてずっとヒリヒリしてます。鏡で見ると赤く深めの亀裂が出来ててお風呂でシャワーしてもしみるし、もちろん便をしたあと肛門を拭く際にそこが引っ張られ切れて血が出ます。内痔核と痔瘻の傷あとは順調にいってるんですが、ただれの一箇所だけがいつまでも治らず、先生に言っても向き合ってくれない。内痔核と痔瘻の傷あと順調なのは嬉しいし、先生にも感謝しているのですが、それと同時にただれ一箇所の亀裂部分ここにも気を配って治して欲しいのです。
だからおしり拭く時にいつもそこが裂けて痛むし、出血もするからあまりしっかりと拭ききれていないのかもしれません。でもそこから菌が入って新たな病気になるのはイヤだからやっぱりしっかりふき取っておかないといけないし。痛みに耐えながらも拭き取るしかありません。
看護師さんにも相談するのですが、看護師さんもほぼ先生と同じことしか言ってくれません。ただガーゼ交換の時、前のビスマスが付着してるからそれを取って、肛門をしっかり乾かしてから新たなビスマスを塗布してガーゼあてて。と言われます。付着したビスマスをきれいに落としきるにはお風呂に入らないと出先ではなかなか難しいと思います。でも付着してるビスマスの上から新たなビスマスを付けても意味ないし、余計痛くなると思うから頑張ってと看護師さんに言われます。
頑張ってと言うのは簡単ですが、本人としては出先でトイレすることもガーゼ交換することも不衛生そうでためらってしまうし、出かける気力もうまれません。ガーゼ交換おさらばするまでは極力家で引きこもっていたい。
ただれの亀裂部分に関しては今の病院に通院しながら他の肛門科を受診したほうがいいのでしょうか?
一向に治らない亀裂傷にはビスマスがしっかりこびりついていてお風呂でふやかして取るんですけど、それでもしぶとくまだ付着してます。
しかたなくその上からビスマスを新たに塗布してます。亀裂傷はこのままで治るのでしょうか?
他に相談できず不安でしかありません。
ビスマスの注意事項に発疹、かゆみ等過敏症状が現れたときは使用中止を要する場合もあります。医師または薬剤師に相談くださいとあります。
でも先生は中止するどころかビスマスの塗布量が少ないと言って薬を見直しする気配は一切ありません。一方本人はビスマスが合ってないんじゃないかと思い、先生にそのことを伝えるのですが結局また便とビスマスの量と塗布のしかたの話しになって診察が終わります。
本人的にはビスマス合ってないと思うので使いたくないのに先生はビスマスをもっとたくさんしっかりつけてくださいと逆の意見を言ってきます。他の肛門科も受診するべきなのかその必要はないのかわかりません。第三者の意見が欲しいです。
- A106 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「本人的にはビスマス合ってないと思うので使いたくない」ということですが、「かぶれ」とアカギレ(切れ痔)の原因は「次没食子酸ビスマス」の「過敏症状」でなく、軟便による接触性皮膚炎でしょう。
痔の手術は、術後の「便」を軟らか過ぎず硬すぎずコントロールする技術が極めて重要です。
既に術後3週間以上経過しているのですから、術後治療から同じ治療内容で継続しているとはいえ、現在は「内痔核、複雑痔瘻、肛門狭窄」の術後のために「次没食子酸ビスマス」を塗っているのではなく、「かぶれ」とアカギレ(切れ痔)の治療のために「次没食子酸ビスマス」を塗っていると考えてください。
担当医との会話が成り立っていないようにお感じになっているのでしょうから、いただいたメールから会話の内容を整理して、対策を考えてみましょう。
「ヒリヒリすることを訴えてもそのヒリヒリする患部には触れずに、便とビスマスの量や付け方を指摘されて終わ」るとありますが、「ただれのある一箇所だけが治らなくてずっとヒリヒリして」いるのは「ビスマスの量が少ない」からと回答があります。
そのうえで、「術後2週間くらいは軟便が続きその結果肛門周囲がただれてヒリヒリ」したように、「便が軟らか」くて「肛門」に残ってしまうと「かぶれ」が悪化するので、「便をしたらしっかりいきみながらトイレットペーパーを肛門に押し当てて、しっかり乾かして」くださいと担当医は指示しているのです。
「出先でトイレすることもガーゼ交換することも不衛生そうでためらってしまうし、出かける気力もうまれません。ガーゼ交換おさらばするまでは極力家で引きこもっていたい」と思っていることも担当医や看護師に伝え、温水洗浄便座などの上手な使い方を指導してもらってください。
「一向に治らない亀裂傷にはビスマスがしっかりこびりついていてお風呂でふやかして取るんですけど、それでもしぶとくまだ付着して」いるため「しかたなくその上からビスマスを新たに塗布して」いるということも報告すべきでしょう。
あなたの、治りが遅いし痛いのでアドバイスが欲しいという言葉は担当医に届いていても、同じ治療を続けることに不安があるという気持ちは届いていないのでしょうから、言葉にしてしっかり伝えてください。
「他の肛門科も受診するべき」とは思いません。
- Q107 相談者 ニックネーム:やえ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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腹式子宮筋腫核出術を3月頭に受けました。
経過は順調で、術後7日で退院しました。
退院後10日ぐらいで傷から飛び出ている糸の結び目のような物に気付き、術後3週間の診察時に相談をしました。
吸収糸のため、吸収を待つよう指示されました。その後、様子を見ていましたが、術後2ヶ月で同部分が化膿し、再受診しました。
その際も、見えてる糸は内部が吸収されると、表面の糸は瘡蓋のように取れる、それを待つよう言われ、化膿部の消毒以外の処置はありませんでした。6月で術後3ヶ月が過ぎたものの、この糸は取れる気配なく、糸の周囲は他の傷跡にくらべ少し赤みがあります。
また、擦れたり圧がかかるとチクチクした痛みもあります。
そのため、ガーゼを当てて保護しています。質問1.吸収糸が溶けて露出部が取れるのにはどのくらい時間がかかるものなのでしょうか?
質問2.出ている糸を放置しすぎると、取れなくなる等の問題はありますか?
質問3.正直ストレスを感じており、この糸が取れるものなら取ってスッキリしたいのですが、形成外科でみていただけるのでしょうか?
- A107 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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形成外科や皮膚科を受診して抜糸してください。
吸収糸といっても多種あり、加水分解される期間は種類によって異なります。
張力がかかれば5日程度から2か月程度の期間で切れますが、完全に吸収されるには6か月以上必要なものもあります。
強く緊張がかかることの少ない腹壁の縫合痕に、表皮縫合糸を残しておく意味はありません。
- Q108 相談者 ニックネーム:ちっぴ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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4月25日に腹腔鏡下胆のう全摘術をしました。5月2日に臍下皮膚が赤くなり出し、6日に排膿があり受診。菌の培養検査と洗浄をしました。その後、19日に再度臍下の皮膚が赤くなり、血性の浸出液が出ました。処方してもらってたリンデロンvを塗り様子見。その後赤みは引いてきたが、31日再再度臍下の皮膚が赤くなり、次の日には臍上の皮膚も赤くなり、血性の浸出液が少量出ました。リンデロンvを塗り続け、赤みや痛みは3.4日で引きましたが、臍下に米粒の半分ほどのふくらみと赤みはずっとあります。5月6日3回炎症を起こしたので受診をしました。その時はすでに赤みはひいていたので、特に治療はなしと。今後はまた赤みが出たらエキザルベを、膨らみのある赤みにはゲンタシンをと、きずを癒えやすくする柴苓湯が処方。その受診した夜、臍の中の上部に肉芽のようなものがありました。浸出液かなと思い、ティッシュで拭ってみたけど取れません。風呂に入ると、生肉に火が通ったみたいに色が白っぽくかわり、風呂から上がるとまた赤くなります。今日で3日目。6日の夜より少し大きくなってる気がします。肉芽のように見えるものなんですか?ちなみに、ティッシュのこよりで拭うとペラペラと動きますが取れません。こよりで触るくらいは痛みもないです。臍の周りは、まだ時々チクチク痛みもあります。先程、臍下に蕁麻疹様の赤みもでてました。
- A108 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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血流不良による脂肪の融解か縫合糸膿瘍ではないでしょうか。
肉芽のように見えるものは縫合糸を核とした肉芽かもしれませんし、皮下真皮層の繊維質かもしれません。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ませんが、術後1か月以上にわたり症状の憎悪・軽減を繰り返しているのですから、一時的に軽快したように見えても、同様の症状が再発する可能性は高いでしょう。
主治医の判断次第かもしれませんが、洗浄・デブリドマン・再縫合など積極的に治療すべきか検討してください。
先ずは主治医に、現在の状態、今後の経過予測、自宅でのケアは何をすればよいのかあるいは何をしてはいけないのか、どんな症状が出現したら直ちに受診すべきかなど、全ての項目をしっかりと説明してもらってください
主治医が診断や判断が難しいようなら、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
- Q109 相談者 ニックネーム:Hiro 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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5月19日に会陰に出来た癌の外科的切除手術を受けました。元々、直腸癌でストーマだったのですが、その時に閉じたお尻をまた開いて、そこからアプローチして、会陰〜膣にまで広がった3から4センチ程の癌を切除しました。5月24日に退院した時は、小指の先ほどの出血しかなかったのが、5月28日の朝、いきなりドバーっと膣から、薄ピンクの血液が出ました。心配になり、手術を受けた病院で診察を受けましたが、貧血にもなっておらず、体液に混じって血が滲んでいる状態。
止血剤を1週間飲んで、様子を見てください。との事で帰宅しました。術後のお尻の痛みは、
まだ座れない程痛いのですが、膣が痛いということはありません。膣の中と、お尻を縫合しており、膣の中はデリケートだから、溶ける細い糸を使っているとの事でした。生理用のパットの半分ぐはいはピンクに染まるぐらい出血しており、
1日6回ぐらい交換しています。いづれおさまるものなのでしょうか?
- A109 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後9日目に鮮血でなく「薄ピンクの血液」様の浸出液が「いきなりドバーっと膣から出」たということなら「体液に混じって」少量の「血が滲んでいる状態」なので、出血に関しては緊急を要する状況ではないでしょう。
一方、どこの神経をどう処理しているかによって「痛み」の有無が異なるので、「膣が痛いということはありません」という情報は残念ながら安心材料にはなりません。
「生理用のパットの半分ぐらいはピンクに染まるぐらい」で「1日6回ぐらい交換」が必要な排出量ならば比較的多い量と推測できるので、腸管からの消化液なのかもしれません。
大腸と膣に瘻孔が出来る可能性があるかは手術内容を担当医に確認してください1。
術後9日目の診察で「止血剤を1週間飲んで、様子を見てください」という指示が出たのは、出血量が多くないのは明白で内服止血剤で十分なので、1週間で浸出液の量が減るかどうか確認したいということではないでしょうか。
多くの方が口内炎で経験なさっている通り粘膜の創は治り始めれば数日で閉鎖することが殆どなので、浸出液の量が日々少しずつでも減っているなら「様子を見て」いただくという判断になるのかもしれません。
今後どんな病気の治療でも不要な不安を抱かないために、診察の際に投薬や生活習慣などすべきことの指示を貰うだけでなく、経過の予測と再診の予約はもちろん、通常の経過でなければどんな症状が出現するか、何があったら直ちに受診すべきかを確認するようにしてください。
- Q110 相談者 ニックネーム:食パンマン 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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亀頭部に重度の癒着があって、包茎手術にて癒着剥離という手術を行い、現在1週間が経過しました。現在、お風呂あがりに軟膏(白く小さくて浅い容器で薄緑の蓋のものです。)を塗ってから茶色の伸び縮みする包帯を巻いている状況ですが綺麗に治るのかが心配です。
普段は痛みはなく、お風呂の時の包帯をとる瞬間ととった直後は痛いのですが、時間と共に痛みは減っていきます。しかし朝立ちの際には、包帯を巻いている箇所がとても痛んで血が出てきます。
今は黄色くなっていたり赤くなっていたり皮膚からは血が少し出ているのが亀頭部全体的に散らばっている感じです。
包茎手術をしてもらった先生には時間と共に綺麗になっていくとは言われているのですが、毎日自分ができる最大の事をしたいと思っています。傷についてとても詳しい先生にも意見を聞いてみたくて質問しました。
今のやり方で大丈夫なのかと、朝夜2回お風呂に入って包帯を巻き直した方がいいのか、綺麗に治す為に有効なやり方、日常で自分ができる事などを教えて欲しいです。
大事な部分なので本当に綺麗に治したいと思っています。
- A110 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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勃起したときに痛みがあったり血が滲んだりするのは、部分的に再癒着が起きてそれが剥がれるからです。
粘膜の剥離創は再癒着さえなければきれいに治るので、剥離した部分の再癒着を防ぐために軟膏が付いていない部分が無いようにしっかりと塗ってください。
直接擦れたり下着が軟膏で汚れたりすることを防ぐため包帯を巻いているのでしょう。
感染はほとんど起きないので、必ずしも朝夜2回お風呂に入る必要もありませんし、包帯を巻いておく必要もありません。
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