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創傷治癒よくある質問
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- Q101 相談者 ニックネーム:kabu 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:50代後半
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結腸ガンで腹腔鏡下手術を受けて 45日が経過しております
手術の際 おへそを少し切って あと4か所に孔をあけました
その後入院中に感染症になりましたが 退院時は特に問題ありませんでした
おへそが硬くなってきてる気がしますが 正常でしょうか
たまにチクチクと痛む時とかズボンのベルトがあたり痛いときがあります
指でおへそを押さえても痛くないですが治ってきている過程でしょうか
- A101 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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治癒過程で線維芽細胞の豊富な瘢痕が形成されつつあるため、「おへそが硬くなってきてる」のでしょう。
腹腔鏡手術後の「正常」な経過(通常の経過)でも瘢痕組織は形成され、3~6か月間「硬く」なり、それ以降きわめて緩徐に軟らかくなっていきます。
瘢痕とは別に、縫合糸膿瘍や脂肪融解による膿瘍が発症することもあります。
膿瘍の場合は、赤みや熱感と同時に内容物の排液が生じます。
診察をしなければ診断は出来ませんが、「腹腔鏡下手術を受けて45日が経過」、「退院時は特に問題ありませんでした」、「おへそが硬くなってきてる気がします」、「たまにチクチクと痛む時とかズボンのベルトがあたり痛いときがあります」、「指でおへそを押さえても痛くないです」という情報からは、暫く経過を診ていただいて構わないと考えます。
赤み、腫れ、熱感、痛みの増強、排膿があったら、手術をなさった病院を受診してください。
- Q102 相談者 ニックネーム:ゆか 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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11月4日に卵巣嚢腫の手術をうけたものです。初めから境界性と言われていましたが医師の判断で開腹ではなく、内視鏡で切除し、3日後に退院をしたのですが、お臍の下の部分が1センチ近くさけてそこから膿がでてきたので病棟に電話をし医師の判断でシャワーで洗い流してテープ(帰りに病院内にあるお店で買う指示をうけ購入)をはってくださいといわれましたが、日に日に痛みがまし、頭痛も毎日で起きているのがしんどい毎日を過ごしています。次の受診日が28日なのでまだ日もありますし、体調が日に日に悪くなり、吐き気もあります。傷の周りの赤みも広がっているのですが、大丈夫か心配で相談させていただきました。
- A102 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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日常生活に支障があるなら、担当医の想定外の経過と考えるべきでしょう。
最初の「膿」は脂肪が融解したものか感染によるものかはご報告からは判りませんが、「傷の周りの赤み」が「広がっている」なら炎症が進行しているということです。
全身の発熱を伴っていないなら「頭痛」と創状態は関係ない可能性が高いのですが、全身の発熱があるならそれが原因の「頭痛」でしょうから直ちに受診すべきです。
「次の受診日」というのは、何も問題なく経過したときの予定日です。
医師が提案する受診予定日は、患者さんの都合も考えて来院が頻回にならないように指定しているのですから、「大丈夫か心配」なら早めに受診しても構いません。
日数の経過を待つ必要はありません、早く受診してください。
- Q103 相談者 ニックネーム:かず 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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ネットで調べたら亀頭包皮炎のような気がします。普段は仮性包茎です。うつ伏せで背筋など鍛えたりして圧力があったときに包皮が剥けて亀頭が露出するときがあります。一ヶ月位でまた包茎に戻ります。
亀頭が露出したときに亀頭の3センチ位の部分が赤く湿ってる状態でした。下着にその湿ってる部分がくっついて引っ張ったときに少し血がでてきました。病院で診察してもらいましたが外傷性なので心配ないといわれましたが。朝起きてトイレに行くときに下着に亀頭がくっついていて剥がすときに血がしたたり落ちてきました。慌てて再診してもらいましたがバラマイシン軟膏を処方されました。包皮を引っ張り包茎に戻すようにしていたらようやく包茎に戻りました。これで亀頭が下着にくっついて引っ張り血が出ることは防げましたが。赤みと湿りは治りません。大丈夫でしょうか?また亀頭が露出したときが心配です。亀頭が露出したときに下着が普段より1週間位汚れます。尿かと思ったら普段はそんなにつかないし。
赤く湿ってる部分の液体なのかなと。過去にも亀頭が露出したときありましたが下着にくっついてなかなかとれないということはあまりなかったです。下着の生地にもよるのでしょうか。
- A103 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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亀頭包皮炎で間違いなさそうです。
朝晩1日2回、包皮を剥いてバラマイシン軟膏を塗って包皮を戻しておいてください。
通常3~5日以内に治癒します。
それ以上期間がかかるようなら、組織培養や血液検査が必要になる場合もあります。
包茎手術の適応がありそうですので、泌尿器科でご相談いただくとよいでしょう。
- Q104 相談者 ニックネーム:haru 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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腹腔鏡で胆嚢摘出手術をしました。退院して痛み止めを飲んでいます。帰ってから気付いたのですが、おへその周り、特にすぐ上の所が腫れて、押すと痛みがあります。この症状は術後あることなのでしょうか?何か通常とは違うことが起きているのでしょうか。発熱やおへその周りに膿とかもありません。腫れているところは少し熱い感じがします。ネットで調べても出てこないので教えてください。
- A104 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腹腔鏡で胆嚢摘出手術」をする際、手術器具を挿入するために「おへそ」を切開します。
皮下の周辺組織に多少なりともダメージがあるため、術直後の炎症が治まり瘢痕が軟らかくなるまで「おへその周り」を「押すと痛み」があります。
術後正常な経過なら「痛み」は悪化することなく、日数の経過とともに徐々に軽減します。
術直後は何ともなかったのに、「腫れて、押すと痛みがあり」「腫れているところは少し熱い感じが」出現し日がたつにつれわずかずつでも悪化しているなら、縫合糸膿瘍や脂肪融解かもしれません。
手術をなさった病院を受診してご相談なさってください。
- Q105 相談者 ニックネーム:siri 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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一年半ほど前に肛門癌の放射線治療を受け、放射線皮膚炎から裂肛状態になりました。
現在癌は消失しておりますが肛門狭窄で酸化マグネシウムを服用。また排便時にはワセリンを塗布しています。
薬を飲み忘れたりワセリン塗布を怠るとすぐまた切れるのですが、いずれ元の生活に戻れますか。
またワセリン塗布の際に傷痕のかさぶたらしきものを触れるのですが市販のアットノン等を使ってもよいものでしょうか。
- A105 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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放射線による瘢痕拘縮が原因の「肛門狭窄」は、組織の繊維化が著明なため自然に解消されることはありません。
「排便時」だけ「ワセリンを塗布」なさっているのでしょうが、普段から「ワセリンを塗布」して乾燥を防いでおけば「傷痕のかさぶたらしきもの」の違和感は軽減されます。
ヘパリン類似物質は肥厚性瘢痕にも有効なので、もちろん「市販のアットノン等を使っても」構いません。
- Q106 相談者 ニックネーム:ふみモン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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腎臓ガンのダビンチ手術をしたら2週間後に血尿がありオシッコと一緒に糸が出てきてその糸を執刀医に見せたら尿道を縫った糸かもしれないと言われたのですが尿道がくっつく前に縫合糸がとれても後で尿漏れせずに綺麗に尿道がくっつくんでしょうか?
- A106 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮膚損傷の修復に比べ粘膜損傷の修復は速やかに行われるため、正しく縫合された粘膜創は1~2日程度で癒合するとお考え下さい。
口内炎を患ったことがあるなら、治癒傾向のときには1~2日で口内炎がきれいに治癒してしまうことは経験なさっているしょう。
腎臓や尿管あるいは尿道を操作する手術でも縫合部に余程強い緊張がかからない限り、縫合部が開いてしまうことはありません。
また、今回排泄された糸は、尿路再建のため臓器を縫合した糸がほどけて抜けたのではなく、縫合糸の切れ端が取り残されたまま尿路内に残ったものではないでしょうか。
手術から2週経過しているのですから既に縫合創は完全に癒合しているので、尿漏れの心配はありません。
- Q107 相談者 ニックネーム:yuu 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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乳腺炎が化膿し切開して排膿してもらい、その後ドレーンをつけ2週間後に外しました。切開部分は縫合はされず、自然にくっつくと言われましたが、今現在も少量の出血が切開したところから出てきます。
肉芽種性乳製炎やガンの可能性もあるとのことで、針生検を受けたりとまだ病院に通っているのでその都度先生にはまだ少量の出血があることを伝えているのですが何も回答してくれません。
まだ出血することに不安で仕方ありません。
まだ切開した傷口がくっついていないのでしょうか?なぜ出血が続くのでしょうか?
- A107 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「出血が続く」のは「切開した傷口がくっついていない」からです。
創治癒を遷延させる原因があるのでしょうが、申し訳ありませんが、診察をしな ければ具体的なアドバイスが出来ません。
まだ確定診断に至ってないので、乳腺外科の「先生」は治療方針を決めかねてい るのかもしれません。
「まだ少量の出血があることを伝え」るだけで「回答」をただ待つのではなく、 「切開した傷口」を診てもらい、現在の状況の説明、今後の経過の予測、今後の 治療方針をお尋ねになって、実際に処置をしてもらってください。
- Q108 相談者 ニックネーム:みどり 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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二週間前に虫垂炎で救急車で運ばれ、そのまま腹腔鏡手術となりました。3日後に退院する時に傷跡のテープを全て剥がされ、入浴もできるとのことでした。
体毛のある場所の傷が引き攣れる感じがするのでよくよく見ると、傷の端に近くの毛が挟み込まれていて引っ張られていたので、何とか自分で引き抜きました。
が、その後傷の中央にも他の毛が結構深く入り込んでいることに気付きました。
これは自分で引き抜く気にならず、術後検診を繰り上げて医師に相談しようと思っていた矢先に、その毛が皮膚表面で切れてしまいました。
またその近辺に硬い糸の頭が出ているようでチクチクしていました。
医師に診てもらった際、糸は短く切ってもらい、毛の方は埋まったままでもそのうち吸収されるだろう、毛の多い場所では入りがちと言われました。
取り出すには麻酔をかけて再縫合とのことでしたので、そのまま様子を見ることにしましたが、後々この毛が悪さをするようなことにならないか心配です。
- A108 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下に埋入した「毛」は「そのうち吸収され」ませんが、「後々この毛が悪さをするようなことに」なる可能性は殆どありません。
また、自然に排出されることもあるので、「そのまま様子を見ることに」しても問題は無いでしょう。
- Q109 相談者 ニックネーム:ユウジ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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脱腸で手術をしました。
術後、12日目ですが、半分かさぶたがまだ出来ません。大丈夫ですか?
- A109 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「かさぶた」が出来る必要はありません。
「かさぶた」(痂疲)は、手術創の治癒の阻害因子です。
一般的に、「術後、12日目」なら縫合創はすでに閉鎖しています。
まだ創閉鎖・上皮化していないとすれば、感染など見過ごせない状況かもしれま せん。
手術をした病院で創状態を診て貰ってください。
- Q110 相談者 ニックネーム:こう 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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2週間前に坐骨付近にある腫瘍の摘出手術をしました。
お尻の皮膚から深いところにあるので大きな傷となりました。今現在、傷口とその下の筋肉部分(もしくは腫瘍にいたるまでに切開した箇所?)が硬くなっています。お医者さんからは瘢痕であり、半年くらいで治まると思うが、完全には治らないかもしれないと言われました。
お尻のマッサージやレーザー等のリハビリをした方がいいのでしょうか。それともあまり座らない等しばらく安静にした方がいいのでしょうか。
座ることが出来ず、とても不便です。少しでも早く改善出来ればと考えています。
- A110 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後「2週」を過ぎた状態から更に「硬くなって」いくなら「瘢痕」でしょう が、変わらないかやや軟らかくなっていくなら軟部組織を寄せたための硬結が一 時的に残っていると考えられます。
頂いた情報だけでは、手術をしてくださった「お医者さん」の診断通り「瘢痕 で」あるという確信が持てないため、具体的なアドバイスは出来ません。
いずれにしろ、術後「2週間」なら、まだ「お尻のマッサージやレーザー」を検 討する時期ではありません。
形成外科は一般的に、術後瘢痕が日常生活の邪魔にならないよう考慮して手術切 開創を決定したり、術後のケア法や対策を指導したりします。
「瘢痕」のため「座ることが出来ず、とても不便」にもかかわらず具体的な指示 をいただけないとすれば、形成外科におかかりではないのでしょうか。
もしそうならば、直ちに形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
おかかりになっているのが形成外科なら、主治医に今後の治療方針をお尋ねに なってください。
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