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創傷治癒よくある質問
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- Q111 相談者 ニックネーム:haru 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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腹腔鏡で胆嚢摘出手術をしました。退院して痛み止めを飲んでいます。帰ってから気付いたのですが、おへその周り、特にすぐ上の所が腫れて、押すと痛みがあります。この症状は術後あることなのでしょうか?何か通常とは違うことが起きているのでしょうか。発熱やおへその周りに膿とかもありません。腫れているところは少し熱い感じがします。ネットで調べても出てこないので教えてください。
- A111 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腹腔鏡で胆嚢摘出手術」をする際、手術器具を挿入するために「おへそ」を切開します。
皮下の周辺組織に多少なりともダメージがあるため、術直後の炎症が治まり瘢痕が軟らかくなるまで「おへその周り」を「押すと痛み」があります。
術後正常な経過なら「痛み」は悪化することなく、日数の経過とともに徐々に軽減します。
術直後は何ともなかったのに、「腫れて、押すと痛みがあり」「腫れているところは少し熱い感じが」出現し日がたつにつれわずかずつでも悪化しているなら、縫合糸膿瘍や脂肪融解かもしれません。
手術をなさった病院を受診してご相談なさってください。
- Q112 相談者 ニックネーム:siri 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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一年半ほど前に肛門癌の放射線治療を受け、放射線皮膚炎から裂肛状態になりました。
現在癌は消失しておりますが肛門狭窄で酸化マグネシウムを服用。また排便時にはワセリンを塗布しています。
薬を飲み忘れたりワセリン塗布を怠るとすぐまた切れるのですが、いずれ元の生活に戻れますか。
またワセリン塗布の際に傷痕のかさぶたらしきものを触れるのですが市販のアットノン等を使ってもよいものでしょうか。
- A112 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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放射線による瘢痕拘縮が原因の「肛門狭窄」は、組織の繊維化が著明なため自然に解消されることはありません。
「排便時」だけ「ワセリンを塗布」なさっているのでしょうが、普段から「ワセリンを塗布」して乾燥を防いでおけば「傷痕のかさぶたらしきもの」の違和感は軽減されます。
ヘパリン類似物質は肥厚性瘢痕にも有効なので、もちろん「市販のアットノン等を使っても」構いません。
- Q113 相談者 ニックネーム:ふみモン 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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腎臓ガンのダビンチ手術をしたら2週間後に血尿がありオシッコと一緒に糸が出てきてその糸を執刀医に見せたら尿道を縫った糸かもしれないと言われたのですが尿道がくっつく前に縫合糸がとれても後で尿漏れせずに綺麗に尿道がくっつくんでしょうか?
- A113 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮膚損傷の修復に比べ粘膜損傷の修復は速やかに行われるため、正しく縫合された粘膜創は1~2日程度で癒合するとお考え下さい。
口内炎を患ったことがあるなら、治癒傾向のときには1~2日で口内炎がきれいに治癒してしまうことは経験なさっているしょう。
腎臓や尿管あるいは尿道を操作する手術でも縫合部に余程強い緊張がかからない限り、縫合部が開いてしまうことはありません。
また、今回排泄された糸は、尿路再建のため臓器を縫合した糸がほどけて抜けたのではなく、縫合糸の切れ端が取り残されたまま尿路内に残ったものではないでしょうか。
手術から2週経過しているのですから既に縫合創は完全に癒合しているので、尿漏れの心配はありません。
- Q114 相談者 ニックネーム:yuu 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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乳腺炎が化膿し切開して排膿してもらい、その後ドレーンをつけ2週間後に外しました。切開部分は縫合はされず、自然にくっつくと言われましたが、今現在も少量の出血が切開したところから出てきます。
肉芽種性乳製炎やガンの可能性もあるとのことで、針生検を受けたりとまだ病院に通っているのでその都度先生にはまだ少量の出血があることを伝えているのですが何も回答してくれません。
まだ出血することに不安で仕方ありません。
まだ切開した傷口がくっついていないのでしょうか?なぜ出血が続くのでしょうか?
- A114 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「出血が続く」のは「切開した傷口がくっついていない」からです。
創治癒を遷延させる原因があるのでしょうが、申し訳ありませんが、診察をしな ければ具体的なアドバイスが出来ません。
まだ確定診断に至ってないので、乳腺外科の「先生」は治療方針を決めかねてい るのかもしれません。
「まだ少量の出血があることを伝え」るだけで「回答」をただ待つのではなく、 「切開した傷口」を診てもらい、現在の状況の説明、今後の経過の予測、今後の 治療方針をお尋ねになって、実際に処置をしてもらってください。
- Q115 相談者 ニックネーム:みどり 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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二週間前に虫垂炎で救急車で運ばれ、そのまま腹腔鏡手術となりました。3日後に退院する時に傷跡のテープを全て剥がされ、入浴もできるとのことでした。
体毛のある場所の傷が引き攣れる感じがするのでよくよく見ると、傷の端に近くの毛が挟み込まれていて引っ張られていたので、何とか自分で引き抜きました。
が、その後傷の中央にも他の毛が結構深く入り込んでいることに気付きました。
これは自分で引き抜く気にならず、術後検診を繰り上げて医師に相談しようと思っていた矢先に、その毛が皮膚表面で切れてしまいました。
またその近辺に硬い糸の頭が出ているようでチクチクしていました。
医師に診てもらった際、糸は短く切ってもらい、毛の方は埋まったままでもそのうち吸収されるだろう、毛の多い場所では入りがちと言われました。
取り出すには麻酔をかけて再縫合とのことでしたので、そのまま様子を見ることにしましたが、後々この毛が悪さをするようなことにならないか心配です。
- A115 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下に埋入した「毛」は「そのうち吸収され」ませんが、「後々この毛が悪さをするようなことに」なる可能性は殆どありません。
また、自然に排出されることもあるので、「そのまま様子を見ることに」しても問題は無いでしょう。
- Q116 相談者 ニックネーム:ユウジ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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脱腸で手術をしました。
術後、12日目ですが、半分かさぶたがまだ出来ません。大丈夫ですか?
- A116 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「かさぶた」が出来る必要はありません。
「かさぶた」(痂疲)は、手術創の治癒の阻害因子です。
一般的に、「術後、12日目」なら縫合創はすでに閉鎖しています。
まだ創閉鎖・上皮化していないとすれば、感染など見過ごせない状況かもしれま せん。
手術をした病院で創状態を診て貰ってください。
- Q117 相談者 ニックネーム:こう 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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2週間前に坐骨付近にある腫瘍の摘出手術をしました。
お尻の皮膚から深いところにあるので大きな傷となりました。今現在、傷口とその下の筋肉部分(もしくは腫瘍にいたるまでに切開した箇所?)が硬くなっています。お医者さんからは瘢痕であり、半年くらいで治まると思うが、完全には治らないかもしれないと言われました。
お尻のマッサージやレーザー等のリハビリをした方がいいのでしょうか。それともあまり座らない等しばらく安静にした方がいいのでしょうか。
座ることが出来ず、とても不便です。少しでも早く改善出来ればと考えています。
- A117 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後「2週」を過ぎた状態から更に「硬くなって」いくなら「瘢痕」でしょう が、変わらないかやや軟らかくなっていくなら軟部組織を寄せたための硬結が一 時的に残っていると考えられます。
頂いた情報だけでは、手術をしてくださった「お医者さん」の診断通り「瘢痕 で」あるという確信が持てないため、具体的なアドバイスは出来ません。
いずれにしろ、術後「2週間」なら、まだ「お尻のマッサージやレーザー」を検 討する時期ではありません。
形成外科は一般的に、術後瘢痕が日常生活の邪魔にならないよう考慮して手術切 開創を決定したり、術後のケア法や対策を指導したりします。
「瘢痕」のため「座ることが出来ず、とても不便」にもかかわらず具体的な指示 をいただけないとすれば、形成外科におかかりではないのでしょうか。
もしそうならば、直ちに形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
おかかりになっているのが形成外科なら、主治医に今後の治療方針をお尋ねに なってください。
- Q118 相談者 ニックネーム:のの 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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今年6月中旬に、局所麻酔にて良性の乳腺繊維線種の摘出手術をしました。
乳房の比較的上部かつ奥の方の腫瘍だったため、顔に近い側の乳輪上部にそって切開(約7センチほど)して摘出となりました。
表面は縫合されておらず(そのように見えました)、術後はテープ療法的な形で5,6枚の小さく切ったテープを貼っての1週間で、抜糸もなしでした。
術後1週間後の検診では問題無しとのことで、後は半年後の検診でいいですよ、とのことだったので、自分で定期的にテープの貼り変えをして過ごしております。
現在8月中旬ですので2か月経過ですが、傷の一部が、溝のようになっていて、きれいにくっついていないようにみえて気になっています。乳房なので年齢的なこともありテープを貼っていても重力で下がってる気がしますし、きちんとふさがるのか心配です。表面的には赤みや腫れなどは全くありません。何か浸出液があるなどもありません。
- A118 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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実後2か月経過しているので、手術創は閉鎖し上皮化しています。
切開した創縁を閉じたときに同じ高さで合わさっていなかったため、段差が「溝 のようになって」います。
小さな切開創から遠くの乳腺の処置をするため、創縁に負担がかかり創縁と創縁 を全くズレが無いように合わせることが難しく、よくある状態です。
「テープ」は切開創の瘢痕が幅広くなるのを防ぐためのものなので、可能ならば 術後6か月程度継続してください。
- Q119 相談者 ニックネーム:あや 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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約1年前に帝王切開で出産しました。横切りでした。傷の左端を指で押すと奥にしこりがある事に気づき婦人科を受診したところ、子宮には病気などの問題はないと言われました。腸でもなさそう、傷による脂肪の固まりのようなものかもしれないと言われましたが、これが最近生理がきた際に、しこりを押すと少し痛むようになりました。何もしなければ痛みはありません。婦人科にもう一度受診するべきでしょうか?それとも他の科に受診するべきでしょうか?他の科の場合はどの科がいいのでしょうか?
- A119 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「生理がきた際に、しこりを押すと少し痛む」なら、異所性の子宮内膜症かもし れません。
また、「婦人科」の指摘通り手術による脂肪の偏りかもしれませんし、腹壁脂肪 腫などの皮下腫瘍なのかもしれません。
「婦人科」でも形成外科でも構わないので、エコーやMRIなどの検査で診断を確 定していただいてはいかがでしょう。
- Q120 相談者 ニックネーム:ゆりしろ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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先月末に婦人科にて卵巣嚢腫あり、右の卵巣を腹腔鏡に加え、初めからの切開込での手術を受け切除しました。
経過としては、2週間が経ち切開部の痛みと内側からの痛みが多少ありますが、長時間動かなければ耐えられる痛みです。臍の所がよくじゅくじゅくすると看護師から言われ、退院後はゲンタシン軟膏で対応しております。現在も継続しているのですが、白く膜が張っていて、これは取り除いてもいいものなのでしょうか?指で触ると動くのですが、分からず引っ張ってしまった時は痛みがありました。石鹸で洗うだけと指導を受けましたが、このままでいいものなのかと思い不安で仕方がありません。切開部は入院中処置されたことはなく、退院後膿が出たのですが、ゲンタシン軟膏塗布しガーゼで対応するしてこちらは膿は出なくなりました。ただお臍の中の白い膜が、触れば動くので気になり不安です。
- A120 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは「触れば動く」「臍の中の白い 膜」が何なのか確定が出来ません。
「白く膜が張っていて」「指で触ると動く」が「引っ張ってしまった時」に「痛 みが」あったならば皮下と連続している組織あるいは皮下の縫合糸と考えられる ので、ご自身で「取り除」くことは困難でしょう。
「このままでいいものなのかと思い不安で仕方が」ないのは予測される経過を説 明されていないためなのですから、手術を受けた「婦人科」を受診してご相談な さってください。
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