傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q141 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

今月3月2日に腹腔鏡手術でチョコレート嚢胞で左卵巣と卵管と摘出しました。その日におへそからの出血がガーゼいっぱいになり次の日の昼までに6回ほど交換してもらいました。担当医がおへそを局所麻酔で縫いまして出血は収まりました。
次の日に内診と膣内エコーとしたら子宮も卵巣後も綺麗でおへそを縫ったところも綺麗で3月5日に退院しました。ずっとロキソニンを飲んでるのですがお腹全体の痛みは収まってきましたがおへその傷が角度や下着などにあたると痛みます。
これは異常でしょうか?ちなみにまだロキソニンは継続して飲まないと痛みます。

A141 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
臍は胎生期に胎盤と体の中を繋いでいた名残で、腹壁の最も弱い部位のひとつと言えます。
腹腔鏡手術は、臍部分に手術器具を挿入するため小切開を加えるのが通常で、皮膚、皮下、筋肉の縫合が必要です。
「担当医がおへそを局所麻酔で縫」った際に腹直筋膜をしっかりと合わせて閉鎖したため、「おへその傷が角度や下着などにあたると」引っ張られるなどして痛むのでしょう。
「痛み」は徐々に軽減していくはずです。
まだ術後数日しか経過していないのですから、術後の経過は主治医にご確認なさってください。
Q142 相談者 ニックネーム:まいっきー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

3週間程前に、乳がんの部分切除と脇のセンチネルリンパ節生検を受けました。
術後の傷に3種類のテープが貼ってあります。
1番下から、ベージュの幅4mm位の長方形のテープ、白の幅4mm位の長方形のテープ、幅が広いベージュのテープです。
自然に剥がれるまで、何もせずそのままで…と指示があったのですが、痒みが出てきた為、テープを剥がしてみました。
すると傷口にそって線状に硬いしこりになっていました。
これは手術創が治る過程で普通に起こる症状でしょうか?
何ヶ月くらいで元に戻りますか?

A142 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合線が「硬いしこり」として触れているだけです。
3か月以上の経過を経て軟らかくなっていきます。
Q143 相談者 ニックネーム:める 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

左胸外側上部の乳腺葉状腫瘍摘出手術を受けました。4cmほどの傷が脇の下らへんに縦にまっすぐあります。
術後2週間ほど経った後から今までニチバンのアトファインというテープを5日に1回変えながら貼り続けています。そのため傷自体はきれいに治ってきましたが、もうすぐ3ヶ月経つ今、とにかく傷や傷周りがかゆくて気になります。傷は盛り上がるというよりは、裂けたように谷になってくっついているような見た目です。
テープのせいで荒れてるのかなと思っているのですが、テープのない生活は摩擦などで痛んだりしないか不安です。特に赤くなったりなどはしていないのですが、ただひたすらかゆみがあり気になり始めると痛がゆい感じになったりします。
何か対処法はありますでしょうか。

A143 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「テープのせい」で「傷や傷周り」の「かゆみ」が発生していると考えます。
1週間ほどテープを中止することをお勧めします。
腕の動きなどで瘢痕周囲の皮膚が引っ張られ強い緊張がかかる部位ではありませんし、ブラジャーなどの下着をつけておけば胸の重みで瘢痕に緊張がかかるということもないでしょう。
手術からおよそ「3ヶ月」経過しているのですから、瘢痕が「摩擦などで痛んだり」することはありません。
「傷は盛り上がるというよりは、裂けたように谷になってくっついているような見た目」なら、「かゆみ」が消褪した後も「テープ」は必要ないでしょう。
ご心配ならば、手術をした病院か形成外科あるいは美容皮膚科で一度診ていただいてください。
Q144 相談者 ニックネーム:FF 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

お尻のニキビが巨大化して膿んで潰れて病院いくと簡単な手術をしてもらいました。術後もまだ膿と血は多少出るのですが改善はしてきています。そして今はお風呂上がりに塗るゼビアックスの油性クリームを処方してもらったのですが、それを塗って朝起きると下着に膿の跡が付いてます。下着などに膿がつくのが嫌なので市販で買える絆創膏などを油性クリームを塗った上から貼ってもいいんでしょうか?

A144 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
粉瘤を切開排膿したのでしょう。
ガーゼや絆創膏を貼っても構いません。
Q145 相談者 ニックネーム:ケイ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

2021/3に肛門周囲膿瘍で切開手術を行ったのですが、今現在も傷口が塞がらず、出血を繰り返しています。痔瘻という診断を受けていまして、手術するよう言われています。このまま放置しておくとまずいでしょうか?

A145 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
膿が完全に排出されれば自然に瘢痕治癒することもありますが、再発の可能性もあります。
感染巣の洗浄が出来ないため不良肉芽が増殖して治癒を阻害しているのでしょう。
痔瘻摘出手術をなさった方が治癒までの期間は短くてすむのではないでしょうか。
Q146 相談者 ニックネーム:ルナ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

11月2日に開腹手術で子宮全摘出、卵管摘出手術をしました。退院は11月9日でした。
縫合した傷の下腹側に小さいしこりみたいなものを感じます。
特に痛いとかはありませんが少量の茶色いサラサラしたものが下着に付着するので、おりものシートを使用しています。
再診では異常なしと言われたので、このまま自然におりものとしこりがなるのでしょうか?

A146 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後6週経過して「縫合した傷の下腹側に小さいしこりみたいなもの」があって「茶色いサラサラしたものが下着に付着する」状態は、縫合創の経過として順調とは言えません。
縫合糸膿瘍の可能性があります。
自然治癒することはほとんど無いので、手術をした病院を受診してください。
Q147 相談者 ニックネーム:はる 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

腹腔鏡子宮卵巣摘出術をしました。術後3日目ですがお腹全体的に張っています。これは問題ないですか?問題ないのであれば原因は何でどれ位で正常に戻りますか?

A147 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
腸管の動きが悪いため、腸管内にガスが溜まっているのかもしれません。
腸蠕動が正常に戻ればガスは自然に吸収あるいは排出されます。
主治医にご確認なさってください。
Q148 相談者 ニックネーム:M 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

2か月くらい、ちょっと腰が痛かったのですが、急に凄く痛みが出て、あまり眠れませんでした。朝、トイレに行きましたが、凄く痛くて大変で、なんかフワフワした感じだった気がします。部屋に戻ったら、意識を失いました。たまたまクロゼットの戸が壊れていて、そこにぶつかったのかもしれませんが、背中を切りました。肩甲骨の下あたり、5センチくらいの傷らしいです。6針縫いました。腰は、ヘルニアで、倒れたのは、迷走神経反射と言われました。抜糸しましたが、病院では、大きいバンドエイド貼って終わりました。ダンスで背中があく衣装を着るので、傷跡をなるべく綺麗にしたいです。ネットで検索しましたが、ニチバンのアトファイン、マイクロポア テープなどがありますが、何かおすすめありますか?背中のちょうど自分で貼れない位置なので、貼りっぱなしができたら良いのですが、何かアドバイスお願いします。または、何もはらない方が良いですか?

A148 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
現在の瘢痕の状態の詳細が把握できないので、申し訳ありませんが、ケア法の具 体的なアドバイスができません。
「肩甲骨」付近は、瘢痕に張力がかかるため、幅広い瘢痕や肥厚性瘢痕が生じや すい部位です。
「傷跡をなるべく綺麗にしたい」なら、受傷後2か月ですし、直ちに形成外科で 瘢痕の状態を診察してもらい、自己ケア法・治療法を指導してもらってください。
もし瘢痕治療が必要なら、複数の形成外科や美容皮膚科で治療法を提案していた だくことをお勧めします。
Q149 相談者 ニックネーム:フミ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

10日ほど前に腹腔鏡下膣式子宮全摘術の手術をうけました。子宮筋腫で、お腹に3箇所傷があります。右下の傷だけがズキズキ痛み、寝返りが打てない、何が動作をしようと体を動かしたときに、痛みます。婦人科にて、超音波エコー、CTを撮り、傷の辺りをよく見ましたが、脱腸などの可能性はない。体内の手術周りも問題なし、血液検査の炎症値も正常範囲です。対応としては、痛み止めを飲んで過ごすしかないとの事でしたが、ロキソニンが効いてる実感がないのです。 
 痛みがいつくらいまで続くのか、痛み止め以外の対応はあるのかが知りたいです。

A149 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「膣式子宮全摘術」は開腹しないので腹壁の傷の痛みは生じませんが、子宮を摘 出する際に周囲の組織から切断し縫合したことによる下腹部の痛みは生じます。
「腹腔鏡」を刺入した創は小さくとも腹壁を貫通しているので、筋肉の動きによ る痛みは生じます。
また、刺入創の痛みならば瘢痕を押せば痛みは増強するでしょうし、子宮切除に よる痛みなら瘢痕への刺激によって痛みは変わらないはずです。
腹壁の刺入創の痛みならば、創を寄せるようにテーピングをしておけば痛みを抑 制できますが、時間の経過とともに徐々に痛みが軽減するとしても完全に消失に は3か月程度はかかるかもしれません。
婦人科主治医に相談して形成外科を紹介してもらってはいかがでしょう。
Q150 相談者 ニックネーム:ロク 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

9月に直腸がんで腹腔鏡手術を受けました。術後1週間たった頃から腹痛が酷くなり、オヘソの傷口周辺が赤くなってきたので先生がゾンデて傷口に穴を開けたら大量の膿が出てきました。その時に絞り出したことで腹痛も和らぎ、傷口をシャワーで綺麗にしておいて下さいと言われて洗う度にガーゼを取り替えていました。しかし、この膿は退院する時もした後も今だに出続けています。時折左脇腹が痛くなったりしています。先生は腹の中に溜まるより出てる方が良いんですよって言われますが、心配です。先生はこの膿は脂肪が溶けて出てきていると思います。って本当なんでしょうか?この膿はいつまで出続けるのでしょうか?

A150 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後脂肪融解ならば融解した脂肪組織を完全排出すれば、1か月以上にわたり連日排膿が続くことはありません。
皮下に感染性膿瘍が出来て排膿しているのではないでしょうか。
皮下縫合糸を核として膿瘍が出来ている可能性も否定できません。
また、治癒を遷延させる原因として糖尿病など基礎疾患があるかもしれません。
主治医に現在の状態を説明してもらい、経過予測と治療方針をお尋ねください。
感染性膿瘍を外科的にデブリッドメントしたり切除して縫合したりしたほうが早く治癒することもあるので、今後の治療の決定を医師任せにすることなく、ご自身で創状態を理解し、納得した治療を受けるようにしてください。

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