傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q221 相談者 ニックネーム:ララ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1月の始めにお家で布団を干そうとして滑ってしまい股間をイスの背もたれ部分に強打してしましました。
当日はものすごい痛みがあったものの冷やして安静にしていましたが翌日もジンジンと痛みもあり腫れもあったので病院に行ったら速入院して翌日手術になりました。
この間検診に行って抜糸、消毒などしてもらいまた。
通常生活に戻って大丈夫との事でした。
かゆみがあったので軟膏だけ処方してもらいました。
その時点でもチクチクしたりかゆみがありましたが今は少しづつですが落ち着いてきてます。
今気になるのはまだ硬い部分が陰部にありショーツに擦れると痛みがあります。
これも日にちが来れば体内に吸収されて元通りに治るのでしょうか?

A221 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
詳細が判らないので、主治医にご確認いただくのが最もよいのですが、一般的な経過ならば、「まだ硬い部分」が瘢痕によるものなら、受傷後3か月~6カ月にかけて徐々に軟らかくなります。
また、マラソンなどに使うスポーツ用のショーツならば、体にフィットするので、擦れないで済むかもしれないので、ご検討になってみてはいかがでしょう。
Q222 相談者 ニックネーム:箱入り娘 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

クローン病は消化器内科、痔瘻の手術は外科でしてもらいました。クローン病の合併症で左陰部の近くに痔瘻を患い2011年にシートン法とくり抜き法で手術しました。
シートン法とくり抜き法で手術した後は肉芽が盛り上がってきて自然に傷跡が塞がるとの事でしたが一向に塞がりません。
傷周りの皮膚もコブみたいにぼこぼこ飛び出ていて長時間座っているととても痛いです。
同病院で外科受診していますがただ軟膏(ゲンタマイシン)を処方されるだけです。
何度か難治創になっていて肉芽の盛り上がりが悪いからと再手術の話が出て、お願いしたのですがやっぱりこのまま経過観察でとそのうち塞がるからしか言われません。
傷周りのコブみたいなぼこぼこも形成だねと言われただけで痛くて辛い事を伝えても大丈夫しか言われません。
個人的に皮膚科か形成外科を受診してもいいのでしょうか?
インターネットで近赤外線照射療法やフィブラストスプレーが難治創に効果があると書いてあったのですが効果はあるのでしょうか?また、クローン病でも使用可能なのでしょうか?
他にはどんな治療法があるのでしょうか?

A222 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、「痔瘻」の手術は、術後の数日間、便の硬さを上手にコントロールすることが大切ですし、「シートン法」はシリコンゴムの締め付けを適度な強さに保った状態を維持しなくてはいけないので、クローン病など腸管に基礎疾患がある場合の手術は特に経験と工夫が必要です。
さて、「2011年」の「痔瘻の手術」が治癒していないとすれば、ただ単に術後創が遷延治癒しているのではなく、クローン病の症状として肛門周囲膿瘍などの肛門病変が発症しているものと考えられます。
治癒が遷延しているのに現状の説明や今後の治療方針が明確でないということで、ご自身で様々な対処法を調べておられるのでしょうが、創状態をしっかりと把握することなく治療法を選択することは出来ないので、もう一度担当医に説明を求めて、それでも不安が解消されなければ、他の肛門科で相談なさってみてはいかがでしょう。
Q223 相談者 ニックネーム:サカイ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:男性

7月下旬に痔の手術(肛門狭窄)を受け、現在(12月下旬)痔の方はよくなっています。
ただ手術で切った皮膚の痕が赤いすじの様になっています。
特に長く歩いたり、走ったりしておしりの皮膚が伸び縮みすると目立ってきます。
また肛門近くの皮膚が切れて出血することもあります。歩いていておしりに違和感があるとたいてい出血しています。ガーゼにつく程度で出血量はわずかですが。
近くの皮膚科でゲンダマイシン、リンデロンVG,亜鉛華を処方してもらってますが直っていくでしょうか。手術後半年たっても直らないので心配です。

A223 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「赤いすじの様」な「痕」は肥厚性瘢痕です。
術後5カ月程度ならば、身体が温まったり擦れたりすると、赤みが「目立ってきます」し、瘢痕の硬さがあります。
「肛門近くの皮膚が切れて出血する」原因は、瘢痕が硬くて擦れて出血するのか、皮下膿瘍などが出来て易出血点があるのか、などが想像できますが、実際に診察をしなければ診断が出来ません。
お掛かりになっている「近くの皮膚科」か「痔の手術(肛門狭窄)を受け」た病院で、赤みの原因、出血の原因をお訊きになって、今後の治療方針、経過予想をお尋ねになってください。
Q224 相談者 ニックネーム:    患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

私は昨年の12月に乳ガンの全摘出の手術を受けました。
現代に至るまでリハビリもしましたが 癒着がひどく傷の下に大きな石が張り付いているようです。
傷は脇を 肩を 腹を 引き込みます。手術を受けた方はパンパンに張っています。
これて私の人生も終わってしまったのかと悲しくなります。
主治医から形成外科を紹介され行きましたが「一か八かです」と言われました。
他の形成外科も行きましたが同じようなものです。
一か八かで手術をする事に恐怖を感じます。何かいい方法はありませんか。

A224 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
癒着を剥がし、筋脂肪弁を皮下に挿入すれば、「傷の下に大きな石が張り付いているよう」な症状は改善されます。
また、同時に腋の癒着を剥がせばリンパ流の滞留が軽快し、多くの場合、「パンパンに張って」いる状態も解消され、腕を動かす苦痛も軽減されます。

小さな手術ではありませんが、ご自身の筋肉や脂肪を使って乳房再建を行っている施設にとっては通常手技のうちの手術ですので、「一か八か」という選択ではありません。
どうぞ当ホームページの『医療機関のご案内』なども参考になさって、いくつかの形成外科で相談してみてください。

■医療機関のご紹介
http://www.woundhealing-center.jp/kikan/index.php

また、お独りでお悩みになっているより、全国にいくつも『乳癌の患者の会』がありますから、ご参加になって、不安の共有や情報交換をなさってみてはいかがでしょう。
Q225 相談者 ニックネーム:やまちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

9月5日に 乳ガンの右胸を全摘出しました。リンパには ガンはありませんでした。
一ヶ月たった10月5日に 高熱がでて 傷のリンパ液が溜まるところが 腫れて赤くなり痛くなりました。
翌日 乳腺かで診てもらいました。エコーでは 患部にはリンパ液は溜まっていない。おそらく感染症だろうと言われました
抗生物質の点滴と抗生物質の薬を処方されました。
熱は 翌々日には平熱になりました。患部の赤み、腫れ、痛みは変わりません。右腕もあがらなくなり、不安で不安でたまらないです。
患部を冷やしてもいいのでしょうか?
先生は4日くらいで落ち着くと言われたのですが、熱以外は あまり変化はありません。
どのような対処をしたら よろしいでしょうか?

A225 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「患部の赤み、腫れ、痛み」は確かに感染症を考えさせる症状ですので、「患部を冷やしても」構いません。
「右腕もあがらなく」なるほどの症状ですから、「抗生物質の薬」だけでなく「抗生物質の点滴」はまだ必要でしょう。
お掛かりになっている「乳腺科」を受診してください。
Q226 相談者 ニックネーム:Ma-tsu 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

母78歳が9月8日に乳がん(Stage I)で左乳房を全摘手術を受けました。持病は、糖尿病、高血圧。5年前の脳こうそくの後遺症(高次脳機能障害)があり左半身に多少の麻痺あり。

医師から、傷口がうまくつかないので、もうしばらく入院というお話がありましたが、10月2日に見舞いに行った際、傷口がぱっくりと、大きく開いたままの状態でした。
縫ったあとはなく、開口部の大きさはなんと、直径15センチ以上もありました。
ちょうど見舞いに行った際、食事後でしたが、なぜかガーゼがゆるく、はずれおちていたため、この開口部を目にしてしまいました。

ドレーンというようなものは手術後、2日目ぐらいではずしたようでした。 
手術後1週間目ぐらいは、順調です、というお話だったのですが、、、。

このまま、医師の判断に任せるしかないと思うのですが、全摘した場合、昔風な傷の縫合、縫い合わせ、のようなことは行わないのでしょうか?

傷が開いたまま、本人は痛みはないと申しておりますが、目にした家族はショックが大きく、どうしていいのかわかりません。
どのようなことを担当医に尋ねればよいのかなど、アドバイスを頂戴できると助かります。

A226 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
高齢で乳腺が萎縮していたため「Stage I」ではあったが乳腺全摘(「乳房全摘」ではなく)になったということでしょうか。

もちろん「全摘した場合」であっても「傷の縫合、縫い合わせ」をしないということはないので、「糖尿病」のため手術創の治りが悪く縫合部から皮膚の壊死が進んで、壊死組織を切除したので「縫ったあとはなく」「傷口がぱっくりと、大きく開いたままの状態」になっているものと想像します。

「どのようなことを担当医に尋ねればよいのか」などとお悩みになる必要はないので、開放創を「目にした家族はショックが大き」いことをお伝えになって、手術後の経過と現在の創の評価、今後の治療方針と経過予想など、お知りになりたいことを全て順を追ってお尋ねになってください。
Q227 相談者 ニックネーム:さおり 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

1年前に大腸がんで人口肛門になり、半年前に人口肛門閉鎖術して閉鎖部分にシコリがあり傷みが気になります。
痛み止め(ロキソニン)を飲んでも痛みます。このまま痛みが何年も続くと思うと辛いです。
病院では日にち薬だと…。
何か痛みに対処できる治療や対策などありましたらアドバイス宜しくお願い致します。

A227 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、「シコリ」が何なのか、「痛み」の原因が何なのかが判らなければ具体的なアドバイスが出来ません。

主治医が「日にち薬だ」と仰るなら腸管や腸間膜の癒着による痛みではなく、
「人工肛門閉鎖術」に伴う皮下組織及び皮膚の瘢痕か、筋肉の引き攣れによる一時的な「シコリ」でしょうから、「このまま痛みが何年も続く」ことはないでしょう。

「痛み止め(ロキソニン)を飲んでも痛」むなら、「ロキソニン」が有効ではないことを主治医に報告して、「ロキソニン」とは作用機序の異なる鎮痛剤を処方してもらって下さい。

また主治医の許可があれば、紹介状をいただいて、形成外科などでセカンドオピニオンを求めてはいかがでしょうか。
Q228 相談者 ニックネーム:ルビン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

私は レックリングハウゼン病です
乳がん手術をして (医療用ボンドで傷口は塞いでいます)3週間です 2週間前にブラジャーに 血のような物が付いていて 次の日 病院へ 診て貰い 絆創膏貼っていれば治るよとのこと しかし 段々酷くなり 黄色い液や白いジグジグした液が 見れば 少し 開いてる  傷のそばに ちょうど 線維腫があり そのせいで 付かないのでしょうか ? また 違うところからも 出血して 白いジグジグした液が出てきています
やはり病院へ行った方が良いのでしょうか その時 やはり 再手術になりますか?

A228 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
レックリングハウゼン氏病の患者さんの創治癒が通常より遅いということは、ありません。
「繊維腫」の上を切って手術しているわけではないでしょうから「傷のそばに ちょうど 線維腫があり そのせいで 付かない」とは考えられません。

診察をしなければ詳細はわかりませんが、皮下に血腫あるいは膿瘍が出来ている可能性もあります。

通常の創治癒の経過でないのですから、もちろん「病院へ行った方が良い」です。
お掛かりになっている乳腺外科で治療するか、形成外科を紹介してもらうとよいでしょう。

レックリングハウゼン氏病の女性患者さんは乳癌発症リスクが4~5倍高いという報告があるので、もちろん今後も定期的な癌検診が必要です。
Q229 相談者 ニックネーム:ちゃめ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

5月の25日に卵巣腫瘍の手術をしました。
術後一週間で本当は退院なのですが、家の都合で2日早く退院してきました。
退院前に診察があり超音波検査などは以上がなかったのですが、診察台を降りる時に先生が恥骨のあたりを触って「熱もってるぽいなぁー」と言ってました。
来週には、また病院に行くのですが、なんか気になり出して…熱もってるとどこかダメ何でしょうか?
自分で冷やしたりした方がいいのでしょうか?

A229 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「超音波検査などは異状がなかった」のに、「恥骨のあたり」が「熱もってる」ということは、縫合部で感染が起きているということを示唆する兆候です。

ただしメールに赤みがあるや痛みがある、あるいは腫れているなどの記載がないことから、担当医の言う「熱もってるぽいなぁー」という言葉は、『触った部分が多少熱っぽい様だけど特に異状を感じさせる程でもないし特に問題のない経過で治癒するでしょう』という程度の意味と考えます。

異状を察知した医師は「…ぽいなぁー」などと曖昧な表現をすることなく、『…の可能性があるので…の兆候に気をつけてください』とか『…の可能性があるので…をしておいてください』と出来るだけわかりやすく指示を出すものです。
具体的な指示が出なかったなら、「自分で冷やしたり」する必要はないでしょう。

メールの情報から回答いたしましたが、具体的な判断は診察をした医師だけが出来るものです。
主治医は診察をしてくださった婦人科の先生なのですから、不安なことは全てその先生にお尋ねになるのが最良の方法だということを追記しておきます。
Q230 相談者 ニックネーム:al 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

2カ月前に鎖骨の骨折をして金属プレートとボルトを入れる手術をしました。
骨はまだくっついていないので、現在も通院中ですが、抜糸もおわり感染症もなく、傷も塞がっています。
先ほど縫った所を見ていたらわずかに膨らみがあり、押したら膿と血がでました。
子供の小指の先ぐらいの量ですがビックリしてしまいました。
整形外科での診察を三週間後に予定していますが、一度早めに相談したほうが良いのでしょうか?

A230 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合創の感染でしょう。
脂肪層、筋層を越えて膿瘍が骨まで達していることはないでしょうが、確認のためにも、直ちに「整形外科」を受診して診てもらって下さい。

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