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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q251 相談者 ニックネーム:ちゃめ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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5月の25日に卵巣腫瘍の手術をしました。
術後一週間で本当は退院なのですが、家の都合で2日早く退院してきました。
退院前に診察があり超音波検査などは以上がなかったのですが、診察台を降りる時に先生が恥骨のあたりを触って「熱もってるぽいなぁー」と言ってました。
来週には、また病院に行くのですが、なんか気になり出して…熱もってるとどこかダメ何でしょうか?
自分で冷やしたりした方がいいのでしょうか?
- A251 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「超音波検査などは異状がなかった」のに、「恥骨のあたり」が「熱もってる」ということは、縫合部で感染が起きているということを示唆する兆候です。
ただしメールに赤みがあるや痛みがある、あるいは腫れているなどの記載がないことから、担当医の言う「熱もってるぽいなぁー」という言葉は、『触った部分が多少熱っぽい様だけど特に異状を感じさせる程でもないし特に問題のない経過で治癒するでしょう』という程度の意味と考えます。
異状を察知した医師は「…ぽいなぁー」などと曖昧な表現をすることなく、『…の可能性があるので…の兆候に気をつけてください』とか『…の可能性があるので…をしておいてください』と出来るだけわかりやすく指示を出すものです。
具体的な指示が出なかったなら、「自分で冷やしたり」する必要はないでしょう。
メールの情報から回答いたしましたが、具体的な判断は診察をした医師だけが出来るものです。
主治医は診察をしてくださった婦人科の先生なのですから、不安なことは全てその先生にお尋ねになるのが最良の方法だということを追記しておきます。
- Q252 相談者 ニックネーム:al 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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2カ月前に鎖骨の骨折をして金属プレートとボルトを入れる手術をしました。
骨はまだくっついていないので、現在も通院中ですが、抜糸もおわり感染症もなく、傷も塞がっています。
先ほど縫った所を見ていたらわずかに膨らみがあり、押したら膿と血がでました。
子供の小指の先ぐらいの量ですがビックリしてしまいました。
整形外科での診察を三週間後に予定していますが、一度早めに相談したほうが良いのでしょうか?
- A252 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合創の感染でしょう。
脂肪層、筋層を越えて膿瘍が骨まで達していることはないでしょうが、確認のためにも、直ちに「整形外科」を受診して診てもらって下さい。
- Q253 相談者 ニックネーム: 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:20代前半
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私は包茎手術をして傷痕が残りました。
再生医療など幹細胞や細胞外マトリックスを使って包皮を再生させたり、傷痕を消すことは出来ますか?
出来れば包皮を再生させたい
- A253 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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形成外科を受診してください。
瘢痕修正、引き攣れ修正が可能です。
今のところ「幹細胞や細胞外マトリックスを使って包皮を再生させたり、傷痕を消すことは出来」ません。
- Q254 相談者 ニックネーム:rapu 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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6才の息子が10日前に小児外科で臍ヘルニアの手術を受けました。
傷口にはそのまま貼っておけるというテープが貼られ、退院後も普通に生活をしていました。
今日、診察で傷口に貼られたテープを取りました。
本人がおへそを触らせてくれなかったので、気づきませんでしたが、おへそが全体的に固くなり盛り上がっています。
家に帰ってわかったので、主治医には聞けませんでしたが、しばらくすると直るものなのでしょうか。
再度診察を受けた方がよいですか。固くとび出ているので、直るか心配です。
- A254 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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6歳ならば腹筋も皮下脂肪も薄いので、皮下の臍ヘルニアの結紮部分が「固くなり盛り上がって」触れています。
結紮されたヘルニア嚢は皮下で瘢痕になり数カ月間は硬いままですが、いずれ萎縮し、成長とともに「固くとび出ている」状態は改善されます。
- Q255 相談者 ニックネーム:アビー 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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3月9日乳癌手術後22日目に38度の発熱があり創部が腫れ、手術した病院で翌々日に診察してもらいシプロキサン錠を4日分処方して貰いましたが、更に痛みが増して2日後診察して貰い赤みが少し良くなっているとの事でシプロキサン錠を3日追加になり帰りました。
しかし痛みも熱も増すばかりで、4日後リンパ節生検した所の傷口が開いて膿のようなものがたくさん出で、パジャマ左の背中びっしょりになる程出ましたので又受診しました。
たくさん膿が出たお陰か熱は37.5度と下がり痛みもだいぶ良くなりました。
傷を水で主治医に洗ってもらい膿も揉んで出して貰いもう出切ったようですと言われ帰りました。
家に帰ってまだ少し腫れていましたが、今度はその傷1センチくらいですが、更に少し上から又傷口が開き膿が出始めました。黄色い色に少し血が混じっています。
病院へ電話したら水で流して良いというのでシャワー浴びて流しました。
今はまだ膿が出ていますがいつ頃まで膿が出るのでしょうか?
抗生剤は効いているのか?
でも先生は抗生剤で抑えきれなかったんですねと言いながら同じ薬です。
カロナールも服用しています。
これからどんな事に注意したら良いでしょうか?
放射線は傷が治ってからやるそうです。
- A255 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「38度の発熱」、「痛み」、「赤み」は感染の兆候です。
一方、「膿のようなものがたくさん出てパジャマ左の背中びっしょりになる程」だったなら、排出した内容液はサラッとした水溶性ということがわかります。
術後であることから、皮下の空間に組織液とリンパ液が溜まった漿液腫が出来て、感染を併発したと考えられます。
感染をしっかりコントロールすれば漿液腫は自然に出来なくなりますが、圧迫をして内腔を潰しておいた方が治癒までの時間が短くなります。
- Q256 相談者 ニックネーム:ヒロ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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昨年の12月に乳ガン全摘出手術を受けました。3ヶ月が経ちました。その傷跡は 醜く餅が乗っているようです。
担当医師の説明では 小さな傷が残る程度です。と聞いてどこのホームページにも載っているのと同じと思い安心していました。
しかし 傷跡だけでなく 胸を圧迫して息も出来ません。
真ん中にへばり付いた肉塊は胸の圧迫だけではなく 脇下にひきつり 背中まで引っ張られます。
その痛みは 恐怖です。このまま一生続くのかと。何度も何度も先生に聞きに行きました。
「何ともならない。手術をしても治るとは言えない。」との答です。
始めは 再建を望んでいましたが 今は日常がスムーズに送りたいと願うのみです。
リハビリを続けて 少しはましになっています。
しかし 脇下からのひきつり 背中の痛さは 痛さを増すばかりです。悲しいです。
日常の手を伸ばして ものを取る動作すら出来ません。リンパ腺は取っていません。
胸の傷が収縮して脇下を引っ張っています。自分で治してくれる医師を探そうと思っています。
形成外科のホームページを見ても よく分かりません。どうか助けて下さい。
何を見て 病院を探せばいいですか。治りますか。
- A256 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「乳ガン全摘出手術」とありますが、腫瘍切除と乳腺切除あるいは乳房切除では術後の状態が全く異なるので、申し訳ありませんがメールの内容だけでは症状の把握が難しく、必ずしも正しい助言になっていないかもしれないことをご承知おきください。
「リンパ腺は取って」いないならばリンパ流のうっ滞による症状とは考えられないの
で、「真ん中にへばり付いた肉塊は胸の圧迫だけではなく 脇下にひきつり 背中まで引っ張られ」ているのは「胸の傷が収縮して脇下を引っ張って」いることが原因と考えられるので、皮膚と皮下組織の癒着を剥がせば引き攣れは無くなり「痛み」も「餅が乗っているよう」な状態も解消されます。
ご自身だけで治療法を決定するわけではないのですから、「形成外科のホームページを見て」お考えになっているより、先ずは実際に受診して相談してみてはいかがでしょう。
さて一方で、乳腺外科の担当医が「何ともならない。手術をしても治るとは言えない」と回答しているうえ、「胸を圧迫して息も出来」ないとお感じになっているとすれば、癌に伴う気持ちの落ち込みが症状をより強くしている可能性もあるので、心療内科や精神科にお掛かりになって気持ちのフォローをしていただくことも有効ではないでしょうか。
また乳癌の患者さんの会が全国にいくつもあるので、情報交換やお悩みの相談のためにも参加なさってみることをお勧めします。
- Q257 相談者 ニックネーム:きい 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1ヵ月前に子宮全摘、卵巣左側切除術を受けました。
退院後、1週間はこんなものかなとおもい過ごしていましたが、下腹部左側に痛みがあり、排尿後搾られるような痛みがずっと続いています。
4日前に急に発熱、微熱ですが、2日続き、昨日39℃近くまで上がったので内科を受
診。
インフルエンザを疑いましたが陰性で、考えられるのはどこかで炎症反応を起こしていると言われ、翌日、全摘した婦人科を受診。
内診、エコーでは悪いところは見当たらず、血液検査でCRPが6.0白血球は正常値でした。
念の為ということでCTを撮ってもらうと、傷口内側奥で膿が溜まっている。と診断されました。
これが何を意味することなのか、原因として考えられること、今後の治療がどうなっていくのか不安です。
- A257 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「微熱」が「2日続き」、スパイク状に「39℃近くまで上がった」熱型は、「どこかで炎症反応を起こしている」可能性を考えさせます。
「CT」で「傷口内側奥で膿が溜まっている」というのは、皮下膿瘍を形成したか脂肪組織の融解が起きているのではないでしょうか。
「抗生物質」で「熱も下が」っているので、自然に膿瘍が無くなるのを待つか、注射針を刺入して内容物を吸引するか、縫合部を一部開いて排膿させるかいずれかの治療をすることになるのではないでしょうか。
主治医にご確認いただければ今後の治療方針を説明して貰えます。
- Q258 相談者 ニックネーム:hiro 患者様(相談対象者) 年齢:30歳前半 性別:男性
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抜糸が数日遅れる場合に不都合な点はありますか?
脇腹のシコリを切除し縫合しました。
一週間後に抜糸に来てくださいと言われましたが都合が悪く数日遅れることになるかもしれません。
その場合のデメリットはありますか?(糸の跡が目立つようになるなど)
逆にメリットはあるのでしょうか?(傷がよくくっ付いているなど)
もし一週間後が最適であれば都合をつけてでもその日行こうと思います。
- A258 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合をどんな方法で行っているかによって条件が違うので一般的な経過の推測だけで論ずることは出来ませんが、「抜糸」が「数日遅れること」で「糸の跡が目立つようになる」かもしれません。
専門的な手技で皮下縫合をしっかりと行っている場合、抜糸する表皮の縫合糸は、表皮縫合線の段差をなくすように左右の皮切縁を合わせているのであって、創の閉鎖は皮下縫合で終わっています。
したがって、手術翌日~1種間程度で抜糸をしても全く問題はありません。
一方、抜糸時期が遅れた場合、表皮縫合に皮膚の組織反応が小さい縫合糸を使ってはいても、炎症により縫合糸痕が残りやすくなる可能性があります。
個別の手術において「抜糸」の「最適」な時期は、担当医にお尋ねになってください。
- Q259 相談者 ニックネーム:HS 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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平成22年12月(12月11日手術)に横行結腸癌で開腹手術(以下1回目の手術:切除長さは20㎝超)をしました。(ステージⅡ)
1回目の手術では胆嚢にも癒着があり胆嚢も切除しています。
また、1回目の手術ではリンパに転移している可能性が有るとの事で、リンパを30数個、腸に繋がっている太い血管を2本切除し病理検査に出し、転移していない事が確認されました。昨年平成27年9月(9月17日手術)に新たな横行結腸部に癌が見つかり2度の目の開腹手術(以下2回目の手術:切除長さは10㎝)を行いました。(ステージⅠ)
1回目の手術で腸の大部分に癒着があり、2回目の手術で癌の切除と癒着部分の切離しを行ったと
主治医から説明がありました。(外科)因みに1回目の主治医と2回目の主治医は別ですが病院は同じで、1回目の主治医は手術から3年目で離職した為、変わりました。
尚2回目の開腹部は1一回目と全く同じ位置を切りました。癌自体は1回目も2回目も進行はステージⅢまでには至らないものでしたので、定期的な検査と診察で現在も過ごしています。
特に生活に支障が出るような気がかりはありまあせんが、2回目の手術後、腹部(左右両わき腹から右下腹部)に痛みが生じています。
1回目の手術後の経過では感じた事とのない腹部の痛みと感じています。先月12月に術後の診察で痛みを主治医に伝えた所、レントゲンを取り見て頂きました。
レントゲンの結果は特に以上は見られないとの回答で、主治医の話では癒着部分を切離した事で、
痛みがでているのでは無いかとの説明でした。
痛みが取れる期間として人それぞれの長さがあるので、1ヶ月で痛みがなくなる人もいれば、長い人では3ヶ月4ヶ月かかる人もいる。との説明だったので、自分としてはその説明で一応納得して病院を後にしました。この日は痛み止めを処方してもい2日間くらい服用しました、その後一旦痛みは治まった様な気がしていましたが、今年の仕事始めから3日4日後から、また同じ痛みがはじまり現在に至っています。
先の通り、生活に支障を来たす痛みではないので通常通りの生活をしていますが、術後4ヶ月ほど過ぎたのに、まだ痛みが残っている事に少々不安があり相談に至りました。
【痛み方】
1、最初の感覚は、持久走などしている時に横っ腹が痛くなる感覚。(大きく息を吸うと部位が痛む)
2、最初は左側が痛くなったが、日ごと右側へ痛みが移った感じ。(今でも左右に傷みが行き来している感じで、特に右側は痛みが長い気がします)
3、触ると(部位を押すと)痛みがある。
4、痛い時は、歩いている振動でも痛みを感じる。
5、えび反りのような動き(体勢)をする度に痛む。(何となくつっぱた感じもする)
6、痛部を押すと何となく硬さも感じる。
7、日によっては盲腸の部分が痛むのか?と思うほど右下腹部の痛みがある。(今の所左下腹部には同様の痛みは感じていない)
8、術後ストレッチや筋トレを開始したので、腹筋痛か?とも思った時期もあり。
9、今年に入ってから、痛みを発症した前日に、やや腹筋を使う動作を行っていた。
10、術後5㎏体重が減ったので(元々やせ気味の体系)体重を戻す為に、幾分食事量は多めに取っている。
※以上のような経過と症状です。
※何れにしても痛みが取れない状態なので相談する事にしました。
因みに、血便はでていませんし、便の調子も悪くはありません。
- A259 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕の痛みならば、術後6カ月程度がピークで、瘢痕が軟らかくなって引き攣れが無くなると痛みは軽減します。
また、手術による筋肉の損傷による痛みならば、一般的に痛みの増減は無く、徐々に軽快するはずですが、運動をしたときに痛みが増強し痛みの部位が固定しているならば、手術中に筋肉を過伸展したためかもしれません。
痛みの部位が移動したり症状の程度が悪化・軽快を繰り返したりするとすれば、腸間膜が牽引されることによる痛みの可能性があるのではないでしょうか。
「レントゲン」検査では、腸管や腸間膜の動きは見えないので、症状とMRIなどの検査で推測することになります。
主治医は「癒着部分を切離した事で、痛みがでているのでは無いか」と診断なさっているようですし、今のところ、痛みの治療は消化器外科あるいは消化器内科にお任せするのが正しい選択でしょう。
また主治医に確認して、腹壁の異常が痛みの原因である可能性がゼロではないならば、形成外科を紹介してもらい診断を仰いでください。
- Q260 相談者 ニックネーム:うさぎ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性
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2015年7月17日に心臓バイパス手術をしました。
胸部正中切開で胸骨を金属アレルギーのためエチボンドという糸でしばっています。
傷跡はきれいになおっているのですが、手術後一か月ごくらいからだんだんみぞおち、横隔膜の引っ張れ感と胸骨の中心にむかっての引っ張れ感が半端ではなく、どんどん強まって、現在5か月たつのですが、毎日このつらさがつづいています。
体重も5キロへってしまいました。
食事をして胃が膨らむと底上げされるように、少しましになります。体内に残っている撚糸が原因ではないかと思っています。糸を取ることは可能でしょうか?
また、筋肉の緊張を緩和してやる方法はあるでしょうか?
- A260 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「傷跡はきれいになおっている」ということですが、お悩みの症状は、「胸骨」を閉じた「エチボンド」ポリエステルスーチャーが原因ではなく、骨膜、筋、筋膜、皮下組織、皮膚のいずれか、あるいはそれらすべての層に存在する瘢痕と瘢痕拘縮による可能性が大きいように考えます。
「エチボンド」ポリエステルスーチャーを「取ることは可能」ですが、同時に瘢痕拘縮を解除した方がよいかもしれませんし、瘢痕の治療だけで症状が軽減するかもしれません。
主治医に相談して、瘢痕の治療まで含めて形成外科を紹介して貰うことをお勧めします。
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