傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q21 相談者 ニックネーム:k 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

1週間前に胆石症の腹腔鏡下手術を受けたのですが、まだお腹の痛みが激しく、おへその周りが固く、じゅくじゅくした液体が出てきます。これはよくある事でしょうか?それとも病院を受診した方が良いのでしょうか

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による皮下膿瘍あるいは縫合糸膿瘍でしょう。
必ずしも少ない合併症ではありません。
自己ケアで処置は可能ですが、具体的な治療法を指導して貰うため「病院を受診」してください。
Q22 相談者 ニックネーム:ぷー 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

1年前に子宮体癌でダビンチ手術しました。その後ヘソの辺りがカチカチの硬くなり歩くのも辛いです。先日CT検査したところお腹の中でヘソの縫合が外れていると担当医から言われました。痛く無ければ様子見で良いとの事でした。ヘソを結ぶ手術は大変と言う理由でしたが本当に放置で良いのでしょうか?
又,  この様な事は良く有るのでしょうか?

A22 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
臍は胎児の腹腔内と母体を繋いでいた臍帯の名残なので、もともと筋肉や硬い筋膜が欠損しているうえ腹壁が薄いため、腹腔鏡手術の際に手術器具を挿入する部位として選ばれています。
腹腔鏡手術の手術器具挿入孔の皮下縫合が緩んで線維化が起きて「ヘソの辺りがカチカチに硬く」なっている状態を、「担当医」は「お腹の中でヘソの縫合が外れている」と表現なさったのかもしれません。
また、「ヘソを結ぶ手術は大変」というのは、腹腔鏡手術ではなく皮膚を切開する手術ですという意味なのではないでしょうか。
日常生活に支障が無ければ「様子見で良い」のですが、「歩くのも辛い」なら、「手術は大変」であったとしても、治療の適応をしっかりとご検討なさるべきでしょう。
主治医とよく話し合ってください。
Q23 相談者 ニックネーム:ほの 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

今年の2月半ばに陥没乳頭の手術を行い、現在経過観察をしています。
2月末に抜糸を行ったのですが、抜糸忘れがあるのを少し前に気づき、本日抜き忘れてた分を抜糸して貰いました。
3ヶ月経っていたためかなり埋もれてしまっていたところを抜いたので前回の抜糸よりも出血が多かったです。
出血自体は止まりましたが、乳頭の溝?に血が固まっている状態です。
医師からは抜糸箇所に対して特に処方や注意事項など言われなかったのですが、洗い流すだけで大丈夫でしょうか?
手術後から抜糸までの間に塗っていた軟膏が未開封のものがまだあるのですがそれを塗ったりした方がいいでしょうか?
その他しばらく気をつけた方がいいことなどありましたら教えて頂きたいです。

A23 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
シャワーで洗って、血餅を除去しください。
念のため2日程、お湯を張った湯船に浸からなければよいでしょう。
抜糸創の乾燥を防ぐ目的で軟膏を塗っても構いません。
Q24 相談者 ニックネーム:もち 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

15年程前からある背中のしこりを切除しました。
その結果、腫瘍ではなく一部が線維化した塊だったというような結果でした。
手術から焼1ヶ月半経つのですが、見た目はまだ傷が見えますがだんだんと膨らみはなくなり柔らかくなってきました。
しかし、その傷をつまむと傷の皮下にしこりのようなものがあるのを感じます。
もう再発してしまったのか? もしかして悪いものだったのか?と不安です。
医師からの説明はありませんでしたが、多分外と中も縫ってあると思います。
そのせいでしこりのようなものを感じるのでしょうか?
それとも再発のようなものなのでしょうか?

A24 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
術後3~6か月程度、縫合による皮下組織の線維化が触れるのは一般的な経過です。
しかし、あなたの「傷の皮下」の「しこり」が、通常の経過なのか、「もう再発してしまったのか」、「もしかして悪いものだったのか」は、診察をしなければ回答できません。
あなたの感じる「不安」は、主治医の「説明」不足が原因です。
術後の病理検査による確定診断名、術後の経過予測などは、直ちに主治医にご確認ください。
Q25 相談者 ニックネーム:あや 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

中一の時、娘が側弯症手術をしました。手術跡のところが広がり、できものができ凹みもあります。もう少しで1年たちます。担当医は20歳くらいに気になる部分はまた縫い合わせもできますよといっていました。綺麗に修正するのは
総合病院(形成外科)か美容クリニックどちらが綺麗に修正できますか?
目的がきれいに治すのは 美容クリニックの方がいいのが悩んでいます。

A25 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
美容外科は、形成外科の診療のうちの一分野です。
形成外科は、疾患に伴う整容治療や機能回復治療を主として扱いますが、その延長上に美容外科や美容皮膚科もあるとお考えいただくとよいでしょう。
また、美容外科あるいは美容整形外科を標榜しても通常の美容手術だけを扱う医師も多く、外傷や手術に伴う瘢痕の治療を得意としない場合もあります。
実際に治療をするか、塗布剤や貼付剤・内服薬で治療するか、手術を選ぶのか、いつ治療するのかなどは、ゆっくりと時間をかけてお考えになればよいのですから、早いうちに形成外科におかかりになって信頼して何でも相談できる主治医を決めて、定期的に経過を診てもらうことをお勧めします。
整容面の治療をするかどうかをお決めになるのはご本人ですので、治療を希望すればいつでも出来るんだという安心感を持ってもらえるよう環境を整えておくことが、周囲の務めと考えます。
Q26 相談者 ニックネーム:ごんちゃんママ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

壁瘢痕ヘルニア手術後、臍の横にテニスボール位の漿液腫が出来てしまい、1年経ちますが大きさは変わりません。
触ったり当たったりすると鈍い痛みがしばらく続きます。また長く歩くと、同じように鈍い痛みが起こります。
主治医は「穿刺吸引はしない。メッシュ感染の可能性のあることはしない」と断言しており、私としてもメッシュ感染は怖いと思っています。でも、この状態でずっと生活をしていくのかと思うと、本当に憂鬱になります。
穿刺吸引してもメッシュ感染を起こさない方法はないのでしょうか?
医師の技量でメッシュ感染は起こるのでしょうか?腕の良い医師に治療してもらえれば大丈夫なのでしょうか?

A26 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
多くの場合「漿液腫」の内腔は線維組織の豊富な膜で覆われているので、超音波検査などで「メッシュ」が「漿液腫」の内腔に露出していないことが確認できれば、内容液の「穿刺吸引」が可能かもしれません。
もちろん、「医師の技量」も「腕」も関係なく、「主治医」の言う通り「穿刺吸引」による「メッシュ感染の可能性」は否定できません。
「漿液腫」そのものは「痛み」は無いのが通常なので、「触ったり当たったり」「長く歩くと」生じる「鈍い痛み」は、腹壁の知覚神経が刺激されるためのものでしょう。
厚みのあるスポンジと腹帯などで圧迫を継続すると内容液は時間をかけて吸収され、内腔も癒着して「漿液腫」が無くなることも少なくありません。
他の病院を受診し、「腹壁ヘルニア」の再発でなく「漿液腫」であることを確認して貰い、「穿刺」も含め治療法をご相談なさってみてはいかがでしょう。
Q27 相談者 ニックネーム:ハヤ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

開腹で卵巣嚢腫の手術をし、現在術後10日目で自宅療養をしております。
傷は臍下約10センチほどで20年前に子宮筋腫の手術を受けており、今回は薄く残っていた前回の手術の傷をもう一度切開して手術をしたということでした。術後7日目に抜鈎しましたが抜鈎の跡が赤く点々とあり、かゆみを伴っていたのでレスタミンコーワクリームを処方され、かゆいだろうからテープなどは貼らなくてよい、と言われました。現在は肌着などの外的刺激があると痒いので、レスタミンコーワを塗りその上からカーゼを乗せてテープは使わず腹帯で固定しています。そこで質問なのですが、シャワーで傷を洗っていると恥骨の方にある傷口の約2センチほどの糸の中から白いニキビのような物体がポツポツと顔を出すのですが、液体でもなくにおいもありません。お風呂上がりで体温が下がるとその白いものは姿を消します。これはどのような現象なのでしょうか?抜鈎した日のシャワーではその白いものに加え傷口も若干口を開けているような感じでしたので気になってしまいました。そこ以外の傷口は綺麗に縫われて閉じているように見えますが、その白い物体の出る付近は盛り上がっており、あまったお肉を頑張って縫いました?というような印象で鰻の骨せんべいのようになっております。またこの白い物体が出てくる部分はかゆみが強くテープなどは貼れません。2週間後に術後初めての診察がありますので主治医に白い物体のことや薬、手当の仕方などを訪ねようと思いますが予備知識の意味でもご教示いただけたらと思います。

A27 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
推測の域を出ませんが、縫合不全のあった部位が瘢痕治癒した際に、皮脂腺開口部を塞ぐ形で上皮化を完了したのかもしれません。
入浴で瘢痕が温まり赤みが増すと、皮脂腺開口部は白いままなので「白いニキビのような」形で「ポツポツと顔を出」し、「体温が下がると」目立たなくなるのではないでしょうか。
申し訳ありませんが、「傷口の約2センチほどの糸の中から」という状態も症状の詳細も把握できないため、明確な回答が出来ません。
「2週間後に術後初めての診察が」予定されているのですから、曖昧な「予備知識」を手にすることなく、実際に「診察」をして診断と治療法を明確に提示してくださる「主治医」にご確認いただくことをお勧めします。
Q28 相談者 ニックネーム:みかん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別: 

昨年に、回腸ストーマを腹腔鏡下にて造設し、同年管理困難となり、5ヶ月後にストーマを違う位置で腹腔鏡で再手術し作り直しました。
ストーマを作り直した時、閉鎖した部分は縫合糸膿瘍となり、硬くなり痛み瘢痕になりました。
その後4ヶ月後に癒着性イレウスとなり、開腹手術のため癒着剥離を行いました。
その際の傷は、赤く盛り上がりとても痛みます。
その後、イレウスは治りましたがストーマが脱出し、半年後(2ヶ月ほど前)ストーマの作り直しのために別の病院の外科で初めてストーマを作った後の瘢痕となった部分にストーマを再造設しました。

その手術は開腹手術だったのですが、ストーマの造設はできましたが、開腹した後の傷のところから術後穴があいてしまい、滲出液が多く出てくるようになりました。
手術を行った病院では、ストーマ外来がないので他院の外科に紹介されストーマケアと傷の処置を行ってもらっているのですが
その処置の内容としては穴が空いて皮下ポケットができた部分を切開し、洗浄→その後も不良肉芽が盛り上がり、肉芽が取れる→また洗浄し、陰圧閉鎖療法を行ったが、不良肉芽が盛り上がる→肉芽を取ってもらい陰圧閉鎖療法→治らず、再度皮下にポケット。
ここまでの治療で、縫合糸を取り除いてきたり等しましたが、さらにまた中から糸がでてきたりを繰り返し、傷が治りません。
ここまで2ヶ月ほど治療を行いましたが、新たにポケットができました。
ストーマと傷の距離があまりにも近く、1センチないため、どうしても装具を貼る部分にかかってしまい、治りにくいのはわかるのですが今月再度切開して、通気をよくして適宜洗えば、治る、切開した後縫合はしない。
と言われたのですが、形成外科への紹介を一度お願いしたのですが、形成ではそういうのは見ないのではないか?と言われました。
またもう一度行っても、不良肉芽になり治らないのではないか?と思ってしまい、今後の治療に悩んでいます。
ストーマ管理ができるwocのいる、形成外科に紹介をしてもらうことはできるのか、わかりません。
以前の閉鎖部分は上皮化しましたが、そこがすごく痛み、しこりのように硬くなっており糸もさわれます。すごく痛いです。
新しいストーマの増設部分も痛みますが、これは以前の閉鎖の瘢痕と関係はあるのでしょうか?
次正中切開して治るのかどうなのかわからず困っています。

A28 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ストーマケアを専門とする形成外科でなくとも、瘢痕を伴う難治性潰瘍の相談と治療方針の提案をしてもらうために、形成外科を受診してご相談なさってはいかがでしょう。
消化器外科を主治医として、医療機関同士で連携をとって治療することも可能かもしれません。
むしろ、WOCナースを中心として、消化器外科や形成外科などにおかかりなるための指導・指示をしてもらうとよいかもしれません。
Q29 相談者 ニックネーム:たんぽぽ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月中旬、腹腔鏡手術にて、子宮卵巣全摘をしました。退院後、3週間後に急におへそから、滲む程度の出血があり、黄色?の液体も出ています。臭いもします。とりあえず、ガーゼで押さえているのですが、退院後の初めての診察をを待たずに、受診した方が良いのでしょうか?

A29 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
脂肪融解による膿瘍でしょう。
退院時に説明されていない症状は、主治医の想定外の経過ということです。
急激に悪化することは無いでしょうが、「退院後の初めての診察を待たずに、受診」していただいて構いません。
Q30 相談者 ニックネーム:マサ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

2年半前に、痔瘻の開放手術をしました
それから 半年後肛門後ろに瘢痕が できました
一年位痛かったり 痛くなかったり してました
しかしこの3月頃からその瘢痕を 押さえてから かなり強い痛みが出始め
その手術した病院でステロイドの注射を 瘢痕部分に打ちました
2週間後その打った所がへこみ 痛みもあります
そのへこみは 治らなくてもいいので 痛みがとれませんか
それとも また瘢痕になるのですか

A30 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ステロイドの注射」で瘢痕が縮小したか瘢痕周辺組織の脂肪が萎縮して、「へこみ」が生じたのでしょう。
「瘢痕」による肛門狭窄、「瘢痕」の乾燥と割創、陰部神経痛が、「痛み」の原因として推測できます。
瘢痕が存在するだけで「かなり強い痛みが」出現することはありません。
「痛み」が生じる時間、「痛み」が増強するきっかけ、痛みの範囲と正常などの情報を明確にして診断を確定しなければ、治療方針や経過予測が出来ません。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、先ずは、おかかりになっている病院で痛みの原因をお尋ねになってください。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る