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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q31 相談者 ニックネーム:alicia 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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3週間前に、虫垂炎になり虫垂を取るため腹腔鏡手術を行いました。
その後術後の経過も順調で、退院後の体調も傷の治りや痛みもよくなり普通の生活を送っていたのですが、退院後の外来(手術から20日)の前日に急におへその下辺りが痛くなり、様子を見ていたら腫れと赤みも出てきました。
ちょうど翌日が外来だったので相談してみると、「筋肉を縫っているからその部分が盛り上がっているんだと思う。膿も出なさそうだし(ハサミのようなものでヘソの傷口をチェックされて)、様子を見てみて。痛みも徐々に引いてくると思う」と言われ帰宅しました。
その翌日、そのまた翌日と、痛みも強くなり、腫れも大きく、赤みも強く出てきて、だんだんと範囲も広がりヘソの上の方まで広がって痛みます。
少し触れただけでも痛く、歩くのも前屈みになり、くしゃみや咳などでも響いて痛いです。
これはどのような状況だと思われるでしょうか。
虫垂炎になる前から体外受精が決まっていて、妊娠のことも考えると、今後この痛みがどうなっていくのか心配です。
- A31 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合糸嚢胞あるいは脂肪融解による皮下嚢胞の感染があります。
腹腔内に及ぶ病変ではありませんが、排膿、抗生剤投与が必要でしょう。
早急に再診してください。
感染が治まれば、体外受精および妊娠に影響はありません。
- Q32 相談者 ニックネーム:Tamo 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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初期の乳がんで部分切除術を1か月前に受け、1週間後に抜糸をしました。しばらく傷跡ケアテープを貼って日常生活を過ごしてたのですが、抜糸から2週間後、一部分の傷が開いていて出血していたため病院へ行きましたが、たまにあること、化膿していないから問題ないと言われ、キズパワーパッドを貼られて終了。
3日後、入浴時にキズパワーパッドを貼り変えようとはがしたところ、前回開いていた箇所と、もう一か所から噴水のように出血しました。止血後キズパワーパッドを貼って診察しましたが、傷を直接見ることなく、キズパワーパッドを貼っていれば問題ないと言われました。その3日後、また貼り変えのため傷を確認したところ、傷の一部ではなく全体からだらだらと流血。傷はクレーターのようにえぐれ、手術直後より汚くなっており、痛みも出ています。
どんどん流血量が増え、キズパワーパッドも1日~2日で血が漏れて貼り変えが必要な状況です。すでに術後から1ヶ月が経っているのですが、この経過は主治医の言うように問題がないものなのでしょうか。
また、主治医に相談するのが怖くなってしまっており、他院への転院も検討しているのですが、この状況で他院へ行ってみてもらえるものなのでしょうか。
- A32 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後「1か月が経って」いて「だらだらと流血」があるならば、皮下血腫の可能性が高いのではないでしょうか。
新しい「出血」なら比較的明るい赤色のことが多いのですが、血腫として溜まった血液が排出されているなら暗赤色です。
「主治医」にとって「たまにあること」、「問題ない」ことであったとしても、貴方にとっては初めてのことですし、術後「1か月」で「傷が開いていて出血」していれば順調な経過でないのは明確なのですから、再度受診なさって、状態の評価と予想される経過、治療方針をしっかりとお尋ねになってください。
どうしても「主治医」と相性が悪いようなら、「他院」でも診てもらえます。
可能なら、「乳がん」の手術の際のデータなどをお持ちいただけるとよいでしょう。
- Q33 相談者 ニックネーム:ya 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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1か月前に12㎝の開腹で子宮全摘手術を受けました。
手術直後から傷の上部(お臍の下)が盛り上がっており、退院前診察では腸ヘルニアではなさそうだが原因はよくわからないとのことでした。
レディケアを貼ったところこの部分だけが赤くかぶれたようになり、痛みもあったため中止しました。
かぶれの痛みかと思っていましたがかぶれがなくなった今も痛みがあります。
また、傷の左右の腹部も広範囲でさわると痛みがあり、少し熱をもっているようにも感じます。
治っていく過程のよくある痛みなのでしょうか。
- A33 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手術中の所見が判らないため、「傷の上部」が「盛り上がって」いる原因が、手術の併発症かどうか判断出来ません。
腹壁ヘルニア(臍ヘルニア)、縫合糸膿瘍、脂肪融解性膿瘍なども頂いた情報だけでは否定できないので、超音波検査やCT検査で皮下の状態を確認して診断を確定して貰うとよいでしょう。
通常、「治っていく過程」に「痛み」が生じることはありません。
- Q34 相談者 ニックネーム:リョウ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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1ヶ月前に胆のうポリープによる腹腔鏡下胆のう全摘術を受けましたが、入浴について湯船に浸かるのはいつから可能でしょうか?
- A34 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「腹腔鏡」手術から順調に「1か月」経過しているなら、「湯船に浸か」っても、なんら問題ありません。
一般的に、「腹腔鏡」手術後にトラブルが無ければ、最大限慎重に判断するとしても抜糸後から「湯船に浸かる」「入浴」が「可能」です。
日常生活にどの程度の制限が必要かは、個々の症例の経過と、主治医の主義主張で異なるのですから、疑問な点や不安な点は大きくても小さくても、おかかりになっている病院にお問い合わせになることをお勧めします。
また、ご質問なさる際の重要ポイントの一つは、~頃からとか調子よければなどという自己判断に委ねる曖昧な表現ではなく、明確に指示を出してもらうことでしょう。
- Q35 相談者 ニックネーム:パチュン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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2024年4月に近所の外科にて、腹腔鏡下大腿ヘルニア手術を受けました。
術後初(退院2週間後)の受診時に「ヘルニアが2箇所あったのでメッシュで大きく穴を塞いだ」と説明を受けましたが、具体的な場所までは聞けませんでした。もともと左鼠径部に膨隆があったので、おそらく左鼠径ヘルニアと左大腿ヘルニアの複合タイプだったと思われます。
キズの治り自体は良好で、浸出液が出たりしたこともありません。
①ところが、手術から3ヶ月経過した現在も未だにへその痛みが続いています。痛み自体の苦痛と先の見えない不安で、不眠症状も出ています。痛みについては手術直後のような激しいものとは質が違いますが、数日おきに繰り返すタイプのしつこい疼痛です。ズキズキしたりひりひりしたり、動作によっても変わることがあります。普段は便秘ではないですが時々お腹が張ったときに、同時にへそも痛くなることが多いです。
②術後2,3週間後から下腹部のキズ周辺のわりと広い範囲に、「火傷した後のような皮膚のひりひり感」を伴った感覚異常が続いています。おそらくへその痛みとこの感覚は連動しており、触れると飛び上がってしまうほどの不快感があります。
手術直後から鎮痛剤の処方を受けており、先日(手術2ヶ月半後)も主治医に上記①②について相談しました。視診と触診を受けたものの、やはり「このキズ(の状態)で痛みはありえない」「感覚異常は聞いたことがない。手術とは無関係」という返答でした。特に検査をしていただけるでもなく、鎮痛剤と漢方薬(当帰芍薬散)を処方され再び経過観察となりました。
私としては特に②については術前にはまったくなかったものなので、(主治医の技術云々には関係なく)手術による影響に違いないと思っていますが、一番困るのはやはり痛みです。
このまま経過を見ていてよいのでしょうか。先が見えているのならまだ我慢できますが、主治医から「前例がない、手術とは無関係」ばかり繰り返されて具体的な見込みを示していただけないことで、毎日不安な気持ちでおります。
- A35 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしていないので、頂いた情報から推測できる回答です。
①「手術から3ヶ月経過」して、「手術直後のような激しいものとは質が違」う「動作によっても変わることが」ある「繰り返すタイプのしつこい疼痛」は、腹壁の瘢痕拘縮による「痛み」の可能性があります。
②「下腹部のキズ周辺」に「続いて」いる「火傷した後のような皮膚のひりひり感」を伴った感覚異常」が身体の片側に限局しているなら、帯状疱疹による神経痛の可能性があります。
主治医にご相談なさって、形成外科と神経内科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
- Q36 相談者 ニックネーム:k 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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1週間前に胆石症の腹腔鏡下手術を受けたのですが、まだお腹の痛みが激しく、おへその周りが固く、じゅくじゅくした液体が出てきます。これはよくある事でしょうか?それとも病院を受診した方が良いのでしょうか
- A36 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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脂肪融解による皮下膿瘍あるいは縫合糸膿瘍でしょう。
必ずしも少ない合併症ではありません。
自己ケアで処置は可能ですが、具体的な治療法を指導して貰うため「病院を受診」してください。
- Q37 相談者 ニックネーム:ぷー 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性
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1年前に子宮体癌でダビンチ手術しました。その後ヘソの辺りがカチカチの硬くなり歩くのも辛いです。先日CT検査したところお腹の中でヘソの縫合が外れていると担当医から言われました。痛く無ければ様子見で良いとの事でした。ヘソを結ぶ手術は大変と言う理由でしたが本当に放置で良いのでしょうか?
又, この様な事は良く有るのでしょうか?
- A37 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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臍は胎児の腹腔内と母体を繋いでいた臍帯の名残なので、もともと筋肉や硬い筋膜が欠損しているうえ腹壁が薄いため、腹腔鏡手術の際に手術器具を挿入する部位として選ばれています。
腹腔鏡手術の手術器具挿入孔の皮下縫合が緩んで線維化が起きて「ヘソの辺りがカチカチに硬く」なっている状態を、「担当医」は「お腹の中でヘソの縫合が外れている」と表現なさったのかもしれません。
また、「ヘソを結ぶ手術は大変」というのは、腹腔鏡手術ではなく皮膚を切開する手術ですという意味なのではないでしょうか。
日常生活に支障が無ければ「様子見で良い」のですが、「歩くのも辛い」なら、「手術は大変」であったとしても、治療の適応をしっかりとご検討なさるべきでしょう。
主治医とよく話し合ってください。
- Q38 相談者 ニックネーム:ほの 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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今年の2月半ばに陥没乳頭の手術を行い、現在経過観察をしています。
2月末に抜糸を行ったのですが、抜糸忘れがあるのを少し前に気づき、本日抜き忘れてた分を抜糸して貰いました。
3ヶ月経っていたためかなり埋もれてしまっていたところを抜いたので前回の抜糸よりも出血が多かったです。
出血自体は止まりましたが、乳頭の溝?に血が固まっている状態です。
医師からは抜糸箇所に対して特に処方や注意事項など言われなかったのですが、洗い流すだけで大丈夫でしょうか?
手術後から抜糸までの間に塗っていた軟膏が未開封のものがまだあるのですがそれを塗ったりした方がいいでしょうか?
その他しばらく気をつけた方がいいことなどありましたら教えて頂きたいです。
- A38 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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シャワーで洗って、血餅を除去しください。
念のため2日程、お湯を張った湯船に浸からなければよいでしょう。
抜糸創の乾燥を防ぐ目的で軟膏を塗っても構いません。
- Q39 相談者 ニックネーム:もち 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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15年程前からある背中のしこりを切除しました。
その結果、腫瘍ではなく一部が線維化した塊だったというような結果でした。
手術から焼1ヶ月半経つのですが、見た目はまだ傷が見えますがだんだんと膨らみはなくなり柔らかくなってきました。
しかし、その傷をつまむと傷の皮下にしこりのようなものがあるのを感じます。
もう再発してしまったのか? もしかして悪いものだったのか?と不安です。
医師からの説明はありませんでしたが、多分外と中も縫ってあると思います。
そのせいでしこりのようなものを感じるのでしょうか?
それとも再発のようなものなのでしょうか?
- A39 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後3~6か月程度、縫合による皮下組織の線維化が触れるのは一般的な経過です。
しかし、あなたの「傷の皮下」の「しこり」が、通常の経過なのか、「もう再発してしまったのか」、「もしかして悪いものだったのか」は、診察をしなければ回答できません。
あなたの感じる「不安」は、主治医の「説明」不足が原因です。
術後の病理検査による確定診断名、術後の経過予測などは、直ちに主治医にご確認ください。
- Q40 相談者 ニックネーム:あや 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
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中一の時、娘が側弯症手術をしました。手術跡のところが広がり、できものができ凹みもあります。もう少しで1年たちます。担当医は20歳くらいに気になる部分はまた縫い合わせもできますよといっていました。綺麗に修正するのは
総合病院(形成外科)か美容クリニックどちらが綺麗に修正できますか?
目的がきれいに治すのは 美容クリニックの方がいいのが悩んでいます。
- A40 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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美容外科は、形成外科の診療のうちの一分野です。
形成外科は、疾患に伴う整容治療や機能回復治療を主として扱いますが、その延長上に美容外科や美容皮膚科もあるとお考えいただくとよいでしょう。
また、美容外科あるいは美容整形外科を標榜しても通常の美容手術だけを扱う医師も多く、外傷や手術に伴う瘢痕の治療を得意としない場合もあります。
実際に治療をするか、塗布剤や貼付剤・内服薬で治療するか、手術を選ぶのか、いつ治療するのかなどは、ゆっくりと時間をかけてお考えになればよいのですから、早いうちに形成外科におかかりになって信頼して何でも相談できる主治医を決めて、定期的に経過を診てもらうことをお勧めします。
整容面の治療をするかどうかをお決めになるのはご本人ですので、治療を希望すればいつでも出来るんだという安心感を持ってもらえるよう環境を整えておくことが、周囲の務めと考えます。
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