傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q1 相談者 ニックネーム:ぽの 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2023年1月に登山の時に足首を骨折しプレートとボルトを入れる手術をしました。経過は順調のため1年後の2024年1月にプレート等をぬく手術をしました。
歩く走るなどは問題ないのですが、傷跡に登山靴のハイカットがあたると痛みが出てきて歩くことができなくなります。ハイカットでない普通のランニングシューズだと痛くありません
傷跡や傷跡周りをマッサージがてら押すと痛い所があります。
今後この痛みはどうなるのでしょうか。足首保護の観点からハイカットをはきたいのですが。骨折関連の治療は終了しており病院には行っておりません。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「歩く走るなどは問題ないのです」し、「痛み」があるのが「傷跡や傷跡周り」ですから、瘢痕そのものの「痛み」ではなく骨の変形治癒により瘢痕が擦れたり圧座されたりするための「痛み」ではないでしょうか。
また、「傷跡や傷跡周りをマッサージがてら押すと痛い」点が線状に並んでいるなら、皮下組織や骨膜を閉じた縫合糸の結紮部が皮膚の上から触れている可能性があります。
瘢痕部分にシリコンゲルシートを貼ってから靴下を履き、「登山靴」の足部分と足関節部分を別々の靴紐で締めてください。
足関節部を締め過ぎないで、且つ、緩くし過ぎないようにしてください。
Q2 相談者 ニックネーム:あみたん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

2ヶ月半前に右足外果骨折、プレートで固定する手術をしました。術後からふくらはぎが非常に痛み、包帯を取ると、しこりのように腫れていました。場所は傷自体ではなく、傷(プレート)上部から近位にかけて、大きさは4cm×6cm位。足の底屈背屈はできますが、底屈の時に痛みます。歩行もできますが、常に鈍痛と違和感があります。主治医からは原因不明と言われております。このまま症状固定で終わるのは耐えられないのですが、どのような原因が考えられるでしょうか?形成外科と、整形の足専門医と、どちらを受診した方が良いですか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血腫、筋膜炎、腓腹筋あるいはヒラメ筋の血流うっ滞などの原因が考えられます。
また、漿液腫、腱炎、静脈瘤、血管腫、外骨腫、骨膜炎、疲労骨折も否定できません。
CTやMRIで診断が可能ではないでしょうか。
形成外科でも整形外科でも構わないので、先ずは受診・検査して、必要に応じて最適な診療科を紹介して貰ってください。
また、既にCTやMRI検査もなさっているなら、現在の主治医に相談して、セカンドオピニオン外来を受診してみてはどうでしょう。
Q3 相談者 ニックネーム:bs1967 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

20代前半から関節リウマチを患っております。昨年11月に人工膝関節両側置換術を受け、15cm以上の手術痕があります。右膝の手術痕がはしる脛骨の傷痕の直ぐ横2ミリの所の皮膚下に1ヶ月以上前からビーズ程度の白い塊が出現。術後3ヶ月間の受診時に執刀医に患部を診て頂いた所、溶ける糸との事。で現在。その糸は、小さくなっている様にも見えますが、患部が赤く、かつとても痛いです、衣類が少しでも触れても痛いです。糸が皮膚を突き破って出てくるのでしょうか。手術痕上からも糸は、現在も出て来ていますが、それは痛くありません。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合糸膿瘍の感染でしょう。
早急に抜糸することをお勧めします。
直ちに受診が困難なら、主治医に連絡をして、ご近所の病院で処置をしていただいて構わないかお確かめになってください。
Q4 相談者 ニックネーム:こんにちわ!! 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

階段で転んだら、膝にそこそこ深い傷ができてしまい、5針縫いました。その後一週間くらいしたら膿んでしまいました。私はコンタクトスポーツをしているのですがいつ頃から復帰などはできるのですか?またサポーターは必要でしょうか

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷の程度が判らないうえ、感染を起こした場合は通常の経過ではないため、申し訳ありませんが「いつ頃から復帰などはできる」かお答えすることが出来ません。
一般的に、膝の縫合創は1週間から10日程度で抜糸が可能です。
「膿んでしま」ったなら感染巣の洗浄が必要ですし、縫合した創を再度開放することが必要になることもあります。
その場合は上皮化・創治癒までの期間は、個々の症例で全く異なります。
創が閉鎖し治癒しても瘢痕が残るため、膝をつくと痛みを感じることがあります。
瘢痕を保護するため、「サポーター」などをご使用いただいた方がよいでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:yyyyyyy 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

左足の裏側を6針ぬいました。その後抜糸をしたのですが、普通に生活できるようになってから長距離歩くと負担がかかり引きずってしか歩けない、座っているだけで激痛、といった症状がここ4ヶ月毎日のように出ています。
病院に行った方がいい感じなのか、行かなくてもほっておけばいいのか教えて欲しいです。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
浮腫みが生じて痛みに繋がっている可能性がありますが、通常は激痛が生じることはありません。
異状がないことを確認するために、形成外科などを受診してください。
Q6 相談者 ニックネーム:ニク 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

造園家さんが来て仕事されていてチェンソーを置いてあった所を通りそこでつまづき動いてはいなかったのですが刃が両足首に当たり切れて特に右足首は痛くて歩けない程で翌日、整形へ行き筋は切れていないで傷口だけの処置でした。5日後傷口が炎症おこしふくらはぎが腫れ痛くて、化膿止めの薬をもらい、1ヶ月して傷口はふさがったのですが足首痛く、かかとの裏まで痛くて、その時、足底筋膜炎と言われ、装具していました。それでも足首の傷口辺りはずっと痛く、2ヶ月過ぎても治らず、最近、傷口後はまだあり切り傷の筋辺りがズキズキと痛みます。レントゲン、CT,撮っても異常ないと言われるけどとても痛いです。どうしたらいいですか?最初の傷口は縫ったりしていません。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
末梢組織の損傷による疼痛、瘢痕拘縮に伴う疼痛、神経因性疼痛の可能性があります。
形成外科、ペインクリニック(麻酔科)の両方を受診して、痛みの原因を探って、的確な疼痛治療をしてください。
Q7 相談者 ニックネーム:ささむー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

先日、膝の裏の1センチほどのホクロを除去したのですが、縫合が初めてのため、わからないことが多く質問させていただきました。
まず、傷が綺麗に治るためのコツのようなものがあれば教えていただきたいです。
次に、私はバトミントンをやっているのですが、そこで膝を曲げ、屈伸のような状態で歩いたり、階段ダッシュしたりするトレーニングがあるので、それらを縫合からいつまで控えたらいいかを教えていただきたいです。また、体育でも、体操の時に屈伸をしたり、ランジをしたり、しゃがんでからジャンプをする場面があり、不安です。最後に、膝裏ということもあって、膝を伸ばすことに抵抗があるのですが、気をつけた方が良いことを教えていただきたいです。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫合線を開く方向に皮膚の緊張がかかると幅の広い瘢痕になってしまいます。
縫合線とその周囲の皮膚の局所安静を目的として、伸びない紙絆創膏を3~6か月貼ってください。
運動などの制限はありません。
膝裏の直径1cmの母斑を切除縫合したということなら、形成外科におかかりになったのではないでしょうか。
ご質問の内容は、個別の症例で術後のケア法が異なるので、治療をしていただいた病院で具体的な指示や指導をしてもらってください。
Q8 相談者 ニックネーム:e 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2ヶ月ほど前に自宅で転倒し、その際右足親指の裏、付け根辺りを切ってしまい、病院へ行き六針縫いました。
足の裏ということもあり、歩行がしにくく、現在も体重をかけると痛みがあったり、親指を主に右足全体が腫れてしまっている状況です。
当時主治医の先生には傷が深く完治には時間がかかると言われていましたが、縫った後2ヶ月経っても足は腫れ続けるものなのでしょうか?
痛みが続いている場合は再診すべきでしょうか?
普段の生活で気をつけた方がいいこと、冷やした方がいい、温めた方がいい等アドバイスがあったら教えて欲しいです。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
足の外傷で浮腫が続くこともありますが、「傷が深く」とも縫合処置後「2か月」経過して「足全体が腫れてしまって」いるのは通常より長いと考えます。
感染症や、骨の異常があるかもしれません。
先ずは形成外科におかかりになって、必要があれば整形外科を紹介して貰ってください。
Q9 相談者 ニックネーム:ちい 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

アキレス健の手術を2度5月、8月 ,そのあと傷口を2度 なかなか膿がおさまらず口が開いてくる状態
現在、手術後、2週間抜糸してないで 横がつぱっていたい状態
あと1週間後抜糸と言われましたが 横から皮膚が裂けてる状態
同じ医者で診てもらって なおるんでしょうか? 時間がかかりすぎています

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、下腿(特に足関節)の傷は治りにくいものです。
ご相談の状態は、表皮量や皮下組織量が足りなくなっているため、縫縮したことで「横がつぱっていたい」のでしょうし「横から皮膚が裂けてる」のではないでしょうか。
主治医に現在の状態を客観評価し説明してもらい、今後の経過予測、治療法の選択肢、主治医が勧める治療法とその理由、治癒までの時間と治癒の状態を予測して説明して貰ってはどうでしょう。
明確な治療計画を作ることが難しいようなら、形成外科を紹介して貰うとよいでしょう。
Q10 相談者 ニックネーム:きらりん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

一昨年の夏(7月)右足のリスフラン靭帯断裂で手術をして足にボルトと金属が入っていて未だに正座ができません。
そして手術後傷口付近を触ると痺れが指先に走っていたので手術していただいた病院に行って相談したら注射したら治るって言われしたけど治らずその後何回か通ってその度痺れがって言うと注射注射で合計8回もしました。
8回もして痺れが全く取れなかったのでもういいと諦めました。
稀にある後遺症と言っていいのでしょうか?
痺れは今もまだ残っています。
正座もできないしスポーツも怖くて今まで通り本気ですることができません。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
リスフラン関節の整復固定手術は、1/3程度の症例で切開創周辺皮膚の知覚鈍麻が生じるとされていますが、知覚鈍麻は、通常、時間の経過とともに回復します。
ご相談の症状が、知覚鈍麻ではなく、切開創の瘢痕あるいは瘢痕より末梢側の皮膚を軽く叩くと第1趾あるいは第2趾に痛みが響くということなら、浅腓骨神経あるいは深腓骨神経の損傷の可能性があります。
手術をしていただいた病院で、現在の状態の評価と診断名、今後の経過予測、治療方針をお尋ねになってみてはいかがでしょう。
頂いたメールだけでは、ご相談の痺れが知覚鈍麻か知覚過敏かそれとも運動制限か明確でないうえ、痺れが全く変わっていないのかまだ残っているということなのか判断が難しい様に、主治医に症状が正しく伝わっていない可能性もあります。
正座が出来ないという訴えも、ボルトと金属が入っているのですから正座をすれば当たって痛いのは勿論で、注射をして痺れが徐々に軽減して、痺れが無くなったので注射を希望しなくなったと主治医は考えているのかもしれません。
主治医に、正座もできないし、痺れは今もまだ残っていてスポーツも怖くて今まで通り本気ですることができないということをしっかりお伝えになって、正座が出来るのはいつか、痺れが無くなってスポーツを本気で出来るのはいつかを確認して頂くとよいでしょう。

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