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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
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- Q101 相談者 ニックネーム:どんぐり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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フクラハギが強い衝撃で筋肉の手前まで裂け中の組織が色々見えており14針縫合しました。膝からしたが内出血で色が変わり2週間たっても浮腫んでいます。
縫合したところは固く膨らんでいます。触ると痛みもあります。
このまま抜糸するだけで大丈夫でしょうか?
- A101 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「フクラハギが強い衝撃で筋肉の手前まで裂け」たなら、裂創部および周辺の表皮、真皮、脂肪織、筋肉、血管、リンパ管、末梢神経なども挫滅されているでしょう。
「筋肉」が切れていなければ、皮下組織、表皮が閉鎖していれば、抜糸は可能です。
抜糸後は、主治医にご確認いただき、弾性ストッキングや圧迫サポーターなどをご使用になった方がよいでしょう。
- Q102 相談者 ニックネーム:ミヤ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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雨の日に外の階段で転んでしまい、膝を8センチ近く縫う怪我をしました。外科、整形外科に診てもらいその日に縫ってもらいました。
怪我の位置は膝の皿下、筋に到達しない程です。
特に動く位置なので曲げると傷が開いてしまうと言われたので今は曲げないようにしていますが、
治療日からどのくらい経てば椅子に座る程度の膝を曲げる事が出来ますか?
- A102 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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縫合創に緊張がかかる部位は創離開が無いように皮下縫合をするなどしているはずなので、「特に動く位置なので曲げると傷が開いてしまう」ことはありません。
本来は、出血さえなければ、縫合翌日から「椅子に座る程度の膝を曲げる事が出来ます」。
ただし、おかかりになった「外科、整形外科」の担当医は極めて慎重なのかもしれませんので、次回受診まで「曲げないようにして」おいた方がよいかもしれません。
また、「外科、整形外科」の担当医は、抜糸後も緊張がかかる部位の瘢痕は幅広い瘢痕になってしまうということを伝えたのかもしれません。
瘢痕を目立たないものにしたいとお考えならば、なるべく早くに形成外科におかかりになった方がよいでしょうから、「外科、整形外科」の担当医にご相談いただき、抜糸を待たずに形成外科を紹介して貰ってはいかがでしょう。
- Q103 相談者 ニックネーム:henri 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:男性
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昨年9月末に交通事故に遭って、整形外科に通うことになりました。右下肢のふくらはぎ下部後ろが筋肉断切に至って患部が汚れ菌の侵入を防ぐため昨年12月1日に手術を受けました。患部は移植により塞ぐ方法を取らず、自然に塞がる方法を取りました。順調に治癒が進み、本年3月中旬頃、患部は漸く塞がりました。それから3か月が経ちましたが、塞がった個所は固くなり凹凸があり、時々ツーンとする痛みが瞬間ですが走るようになり、今でも回数は少なくなったものの傷みます。それとむくみが直らず、術後あたりからむくみはどうしても無くなりません。このまま放置して自然体でむくみも固さも無くなるものでしょうか?
- A103 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕治癒させたので血流、リンパ流が極めて悪い状態です。
時間の経過とともに、浮腫も硬結も疼痛も僅かずつ軽減しますが、数年以上の時間が必要でしょう。
整形外科の主治医にご相談いただき、リハビリや自宅ケアなどの指導をしてもらうか、必要ならば形成外科などを紹介して貰ってください。
- Q104 相談者 ニックネーム:ひろ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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鼠径部に出来た脂肪腫を外科手術にてとりました。とける糸とボンドなので術後3日の診察にて術後ケアは終了したのですが、切った所の上部と下部が開いてきています。その開いたところから橙色っぽい汁がでてきます…。
術後の診察で化膿してるけど来週には治るでしょうと言われましたが、本当にこのままで大丈夫なのでしょうか?
月曜日に手術したので明後日で落ち着くと言われた1週間です。もう一度受診した方が良いでしょうか?
- A104 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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主治医の予想した通りの経過でないのですから、直ちに「もう一度受診」すべきです。
最近、治療期間の短縮と来院回数を減らすことが重視され、「切った所の上部と下部が開いて」「開いたところから橙色っぽい汁がでて」いるような、診察と治療を必要とする創状態の患者さんにまで自宅ケアを指示する病院も少なくありません。
患者さんは、ご自身の体を守るために、不明なことがあったり経過に不安を感じたりしたら、直ちに主治医に確認するようにしたほうがよいと考えます。
- Q105 相談者 ニックネーム:miii 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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アキレス腱の手術のためかかりつけの整形外科から、総合病院へ行き術後かかりつけの整形外科に戻ったんですけど、術後次の日から微熱が1週間続き総合病院に連絡したら、かかりつけの整形外科の指示にと言われ、整形外科は消毒はしてくれるけど、熱は内科へと言われ困ってます。微熱は37℃から37.4℃位です。他に症状はありません
- A105 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「アキレス腱の手術」の「次の日から」「37℃から37.4℃位」の「微熱が1週間続」いている状態で、「かかりつけの整形外科」を受診して「消毒はしてくれるけど、熱は内科へと言われ」たならば、「微熱」と「手術」は関係ないと診断したということでしょう。
手術部位の感染ならば、手術創付近の熱発、発赤、腫脹、痛みが必発で、1日中全身の「微熱」が続くのでなく短時間に熱が上昇し下降するスパイク状の熱形になることが少なくありません。
「かかりつけの整形外科」の主治医にお尋ねになって手術が原因の「微熱」でないことをご確認いただき、紹介された内科で「微熱」の原因を精査して貰ってください。
- Q106 相談者 ニックネーム:よっしー 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性
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6週間ほど前に膝蓋腱での前十字靭帯再建手術を行いましたが、3週間程前から膝蓋腱採取の傷口が開きはじめ、排膿がありました。
2週間前に縫合糸膿瘍と診断され、皮下吸収糸の一部除去と再縫合の処置を受けました。
その後、経口抗生剤と、軟膏(ゲンタシン、プロスタンディン)が処方され、傷パッドを貼って治療をしていますが、穴が開いた状態の傷は塞がる様子がありません。
今は初期のような排膿はないのですが、拡がるようなら再手術と言われています。
今の治療方針は正しいのでしょうか?
一度、形成外科などにかかるべきでしょうか?
- A106 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「縫合糸膿瘍」の診断がついているのですから、診察のうえで創状態に応じた治療計画が立てられているものと考えます。
感染が治まり排膿が止まるのを待って縫合閉鎖するか、開放創のまま肉芽形成して上皮化するのを待つか、主治医にご確認なさってください。
主治医だけでは創状態の評価や治療方針の決定が難しい場合は、形成外科を紹介して貰いセカンドオピニオンを求めればよいでしょう。
- Q107 相談者 ニックネーム:まーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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左膝の外側半月板縫合をしました。
今は松葉杖ですが座ったり松葉杖で立ったりしていると左足の色が悪くなってきて縫合した部分に少し痛みが出てきます。
横になると足の色は良くなりますし、痛みも無くなります。
これは特に問題ないのでしょうか?どうしてこんなふうになるのか心配になります。
- A107 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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安静期間が長かったため下肢の血流障害が起きているのでしょう。
下肢・下腿の筋肉をつけることで症状は軽減します。
取り敢えずの対策として、弾性ストッキングを着用してみてください。
- Q108 相談者 ニックネーム:さく 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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転倒による膝の怪我で、5針縫ってもらいました。その1週間後に抜糸をしてもらい順調に治っていたのですが、抜糸後3週間ほど経った頃から、縫合部分を囲むように痒みと腫れと浸出液(臭いはなく薄い黄色なので膿んでいるわけではないです)が出始めました。
抜糸していただいた医院で診てもらったところ、アレルギー反応を起こしていると言われました。食べ物や薬等思い当たるアレルギーはないので、ナイロン糸によるアレルギーではないかと言われ経過観察中です。質問です。
糸によるアレルギーは時間が経ってからも出るものなのでしょうか。
また、症状が出始めてから2週間以上経ちますが痒みも浸出液もおさまりません。長くかかるものなのでしょうか。
- A108 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下脂肪が融解して「浸出液」が出ているのでしょう。
既に「抜糸」した表皮縫合の「ナイロン糸」は「アレルギー」の原因にならないので、皮下縫合の「ナイロン糸」で遅発性「アレルギー」が起きているならば皮下縫合糸の抜去が必要です。
「抜糸していただいた医院」で診察してくださった医師は「痒み」があることやその他の根拠に基づき「アレルギー反応」と予測したのでしょうが、いただいた情報からは、もともと血流がよくない下腿の外傷と縫合により血流が悪化した脂肪が融解した可能性もあるのではないかと推測します。
内腔がある限り浸出液は止まらないので創部の安静と厳重な圧迫処置が必要で、巧く内腔の癒着が起きれば数日で「浸出液」の減少・停止が期待できます。
担当医に今後の治療方針をご確認いただき、必要に応じて形成外科を紹介していただくことも検討してください。
- Q109 相談者 ニックネーム:キタさん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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5ヶ月前に大腿部腫瘍の生検をしました。異常無く経過観察中で来月受診予定です。
先月頃から創部が盛り上がってきていることに気がつき特に痛みも熱も無く放置しておりました。
すると薄皮部分がぷくっと膨らみ、ある日破け琥珀色の粘着液が垂れ流れ結構な量が出ました。
臭いも痛みも熱も無いので溜まったら手で押し出し、防水用の傷バンドを貼っています。
来月受診なのですが待たずに早く受診をした方が良いでしょうか?
- A109 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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血流が途絶えたための、脂肪融解による膿瘍かもしれません。
「来月受診」までまだ3週以上ありそうですし、自然治癒を待っていいかの確認のため、予約を待たずに「早く受診」してください。
- Q110 相談者 ニックネーム:かず 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性
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右足の壊死性筋膜炎の手術を受けた後の症状についての相談、二点です。
①一件目は、足の皮膚の感覚がなく、痺れた様な状態で、今後回復可能かどうかについての相談です。
具体的には、8か月ほど前に、緊急で右足付け根の鼠径部に沿って、長さ約15cm切る外科手術を行いました。壊死性筋膜炎という感染症と診断されました。その治療自体は順調に進み、回復したのですが、術後しばらくたっても、右足の手術を行った鼠径部の下側、ざっと直径10cm程度の範囲円状にわたり、皮膚表面の神経、感覚がないというか、軽い痺れの様な状態が、術後より続いています。いずれ快復すると思っていたのですが、術後半年以上たっても変化はありませんでした。
手術を行った病院の主治医に相談したところ、縦切りではなく、鼠径部に沿って、横切りの様な手術を行ったため、おそらく神経が切断され、その場合は回復は難しいとの話でした。
確かに、今回の手術は、もう一ヶ所太ももの外側も、10cm程度縦に手術を行ったのですが、そちらは、切った周辺含め、全く問題ありません。
右足の前側の太もも広範囲に渡っての感覚のなさと痺れ、違和感となるため、もし薬や治療で回復できる方法、可能性が少しでもあれば試してみたいのです。又、痛みはないのですが、このまま放置していて良いのかも気になります。
②二件目は、手術で切った傷から5cm程度離れた、ちょうど右の腰が張りだしている尾てい骨のあたりが、固く直径5cm程度おわん型に腫れあがっています。触っても痛くはなく固いです。
これも主治医に相談したのですが、リンパか何かが腫れていて固いし痛くもないのであれば、問題ないとの事で、治る事はないだろうといわれました。
こちらも、治す方法はないのか、放置していても問題ないのかが気になっています。
- A110 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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鼠径部から大腿前面あたりに痛みを伴うことのない「直径10cm程度の範囲」の「軽い痺れの様な状態」ならば、大腿神経本幹あるいは閉鎖神経の損傷でなく、知覚神経末梢枝の損傷でしょうから、長い時間はかかりますが徐々に知覚が回復する可能性はあります。
ビタミンB群配合剤などの投与が有効とされます。
知覚低下があっても、「このまま放置していて」も問題はありません。
「手術で切った傷から5cm程度離れた」腸骨稜「あたりが、固く直径5cm程度おわん型に腫れあがって」いるのは、「リンパか何かが腫れて」いるのではなく、皮下組織の偏りではないでしょうか。
超音波検査で確認ができます。
形成外科を受診して診察をしてもらい、現状の評価と今後の経過予測を説明して貰ってください。
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