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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q111 相談者 ニックネーム:まーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

左膝の外側半月板縫合をしました。
今は松葉杖ですが座ったり松葉杖で立ったりしていると左足の色が悪くなってきて縫合した部分に少し痛みが出てきます。
横になると足の色は良くなりますし、痛みも無くなります。
これは特に問題ないのでしょうか?どうしてこんなふうになるのか心配になります。

A111 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
安静期間が長かったため下肢の血流障害が起きているのでしょう。
下肢・下腿の筋肉をつけることで症状は軽減します。
取り敢えずの対策として、弾性ストッキングを着用してみてください。
Q112 相談者 ニックネーム:さく 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

転倒による膝の怪我で、5針縫ってもらいました。その1週間後に抜糸をしてもらい順調に治っていたのですが、抜糸後3週間ほど経った頃から、縫合部分を囲むように痒みと腫れと浸出液(臭いはなく薄い黄色なので膿んでいるわけではないです)が出始めました。
抜糸していただいた医院で診てもらったところ、アレルギー反応を起こしていると言われました。食べ物や薬等思い当たるアレルギーはないので、ナイロン糸によるアレルギーではないかと言われ経過観察中です。

質問です。
糸によるアレルギーは時間が経ってからも出るものなのでしょうか。
また、症状が出始めてから2週間以上経ちますが痒みも浸出液もおさまりません。長くかかるものなのでしょうか。

A112 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下脂肪が融解して「浸出液」が出ているのでしょう。
既に「抜糸」した表皮縫合の「ナイロン糸」は「アレルギー」の原因にならないので、皮下縫合の「ナイロン糸」で遅発性「アレルギー」が起きているならば皮下縫合糸の抜去が必要です。
「抜糸していただいた医院」で診察してくださった医師は「痒み」があることやその他の根拠に基づき「アレルギー反応」と予測したのでしょうが、いただいた情報からは、もともと血流がよくない下腿の外傷と縫合により血流が悪化した脂肪が融解した可能性もあるのではないかと推測します。
内腔がある限り浸出液は止まらないので創部の安静と厳重な圧迫処置が必要で、巧く内腔の癒着が起きれば数日で「浸出液」の減少・停止が期待できます。
担当医に今後の治療方針をご確認いただき、必要に応じて形成外科を紹介していただくことも検討してください。
Q113 相談者 ニックネーム:キタさん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

5ヶ月前に大腿部腫瘍の生検をしました。異常無く経過観察中で来月受診予定です。
先月頃から創部が盛り上がってきていることに気がつき特に痛みも熱も無く放置しておりました。
すると薄皮部分がぷくっと膨らみ、ある日破け琥珀色の粘着液が垂れ流れ結構な量が出ました。
臭いも痛みも熱も無いので溜まったら手で押し出し、防水用の傷バンドを貼っています。
来月受診なのですが待たずに早く受診をした方が良いでしょうか?

A113 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血流が途絶えたための、脂肪融解による膿瘍かもしれません。
「来月受診」までまだ3週以上ありそうですし、自然治癒を待っていいかの確認のため、予約を待たずに「早く受診」してください。
Q114 相談者 ニックネーム:かず 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:男性

右足の壊死性筋膜炎の手術を受けた後の症状についての相談、二点です。
①一件目は、足の皮膚の感覚がなく、痺れた様な状態で、今後回復可能かどうかについての相談です。
具体的には、8か月ほど前に、緊急で右足付け根の鼠径部に沿って、長さ約15cm切る外科手術を行いました。壊死性筋膜炎という感染症と診断されました。その治療自体は順調に進み、回復したのですが、術後しばらくたっても、右足の手術を行った鼠径部の下側、ざっと直径10cm程度の範囲円状にわたり、皮膚表面の神経、感覚がないというか、軽い痺れの様な状態が、術後より続いています。いずれ快復すると思っていたのですが、術後半年以上たっても変化はありませんでした。
手術を行った病院の主治医に相談したところ、縦切りではなく、鼠径部に沿って、横切りの様な手術を行ったため、おそらく神経が切断され、その場合は回復は難しいとの話でした。
確かに、今回の手術は、もう一ヶ所太ももの外側も、10cm程度縦に手術を行ったのですが、そちらは、切った周辺含め、全く問題ありません。
右足の前側の太もも広範囲に渡っての感覚のなさと痺れ、違和感となるため、もし薬や治療で回復できる方法、可能性が少しでもあれば試してみたいのです。又、痛みはないのですが、このまま放置していて良いのかも気になります。
②二件目は、手術で切った傷から5cm程度離れた、ちょうど右の腰が張りだしている尾てい骨のあたりが、固く直径5cm程度おわん型に腫れあがっています。触っても痛くはなく固いです。
これも主治医に相談したのですが、リンパか何かが腫れていて固いし痛くもないのであれば、問題ないとの事で、治る事はないだろうといわれました。
こちらも、治す方法はないのか、放置していても問題ないのかが気になっています。

A114 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
鼠径部から大腿前面あたりに痛みを伴うことのない「直径10cm程度の範囲」の「軽い痺れの様な状態」ならば、大腿神経本幹あるいは閉鎖神経の損傷でなく、知覚神経末梢枝の損傷でしょうから、長い時間はかかりますが徐々に知覚が回復する可能性はあります。
ビタミンB群配合剤などの投与が有効とされます。
知覚低下があっても、「このまま放置していて」も問題はありません。
「手術で切った傷から5cm程度離れた」腸骨稜「あたりが、固く直径5cm程度おわん型に腫れあがって」いるのは、「リンパか何かが腫れて」いるのではなく、皮下組織の偏りではないでしょうか。
超音波検査で確認ができます。
形成外科を受診して診察をしてもらい、現状の評価と今後の経過予測を説明して貰ってください。
Q115 相談者 ニックネーム:あーにゃ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

一昨年の夏に右足首を三果骨折し形成外科で手術してプレートとボルト数本骨にくっつけ2ヶ月入院とリハビリを経て退院、そして一年経った去年の11月にプレートとボルト数本全てを抜く手術をしましたが、術後3か月は転ばないようにと言われ気を付けていましたが、仕事で右足首を挫いてしまい、内側の踝の部分が通常よりも骨が出っぱっていて、触ったり歩くのに支障はありませんが押すと痛みがあります。
これは形成外科で診てもらった方が良いでしょうか?
歩くのには全く支障はありませんが、出っぱった骨?が気になります…
また、挫いて骨がズレたなどしたせいで再び手術をしなくてはいけないのでしょうか?

A115 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おかかりになったのは整形外科ではないでしょうか。
「内側の踝の部分が通常よりも骨が出っぱって」いるのは「足首を挫い」たこととは関係なく、「挫い」たことをきっかけに骨折による変形が気になり始めたのではないかと予測します。
「触ったり歩くのに支障」が無ければ急ぐ必要はありませんが、「押すと痛みが」あるのなら、骨の変形によるものか、腱が擦れていずれ支障が生じないかなど整形外科を受診して確認して貰った方がよいでしょう。
もちろん、「一昨年の夏」におかかりになって治療なさったのが形成外科ならば、そちらでご相談なさってください。
Q116 相談者 ニックネーム:マダムドック 患者様(相談対象者) 年齢:80歳以上 性別:女性

左足の大腿骨頭の複雑骨折で手術をした母の事についてお伺いします。
2ヶ月前に手術し、1ヶ月に退院、退院時から現在でも両足の膝から下が異常に浮腫んでいます。
手術前は浮腫むことなど一切ありませんでした。
手術した左側のスネ側面に内出血と皮膚の割れた様な瘡蓋も出来ています。
就寝時には足をかなり高く上げていると、朝は比較的スッキリしていますが、夜にはまたパンパンに浮腫んでいます。
この謎の内出血や関係ない足も浮腫むのはどうしてなのか不安です。時間が解決するものなのでしょうか?

A116 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「大腿骨頭の複雑骨折」の手術の際の体位と固定によって、「手術した左側のスネ側面に内出血と皮膚の割れた様な瘡蓋」ができたのではないでしょうか。
あるいは「「大腿骨頭の複雑骨折」受傷時に、「手術した左側のスネ側面」も打撲などの組織損傷があったのかもしれません。
また、「夜には」「両足の膝から下が異常に浮腫んで」しまうとすれば、入院による下腿の筋力低下か膝窩部での微小血流あるいはリンパ流の障害が原因です。
形成外科や整形外科でご相談いただき、必要ならば血流やリンパ流を造影や超音波検査で確認してもらうとよいでしょう。
重度の浮腫みは下肢のだるさに繋がり活動範囲が小さくなるため、更に筋力が低下してしまいます。
Q117 相談者 ニックネーム:くらまき 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

階段から落ち、両脚を打撲しました。直後から右脚の脛が大きく腫れコブになり、しばらく湿布で冷やし弾性包帯で圧迫していました。3週間経過し、変色は収まってきたのですがコブが治りません。直後よりは少し小さくなった程度です。今のコブの大きさは直径4センチ、厚みは1~2センチほどです。触るとブヨブヨしていて少し痛みます。
形成外科では血腫が固まらないうちに切開し血を出すよう勧められましたが、整形外科では切開せずに様子見と言われています。傷を残したくないため、出来れば切開したくないのですが、このまま様子見で大丈夫でしょうか?形成外科と整形外科は同じ総合病院ですが、違う先生が担当しています。レントゲンの結果は骨折していません。MRIはしていません。

A117 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
MRIあるいは超音波検査で皮下の液体貯留が確認できます。
MRIならば内容物が血性か漿液性かの判断まで可能でしょう。
切開すれば内容の完全除去と洗浄は可能ですが、注射針を刺して内容を吸引し生理食塩水で洗浄して圧迫をしておくだけで治療出来ることも少なくありません。
形成外科で、切開ではなく内容を穿刺吸引できないかお尋ねになってみてください。
Q118 相談者 ニックネーム:sasha 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

9日の夜、仕事中に怪我をしまして、救急外来にて縫合手術を受けました。
場所は膝下で、深さがあり、10針近くの縫合でした。

運動に近いような膝の曲げ伸ばしは極力しないようにとの事でしたので、翌日から仕事は休んでおります。
客室清掃の仕事なので、膝の曲げ伸ばしが頻繁に発生する為です。

次回の受診で、順調ならば抜糸の予定なのですが、仕事復帰は抜糸後どれぐらいで可能となりますでしょうか?
仕事復帰して、頻繁に膝の曲げ伸ばしが発生し、傷口が開いてしまったでは再休業となってしまいますので、安全な時期で復帰したいと考えております。

A118 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「膝下」の「深さ」がある外傷は、通常、縫合後10日~2週で抜糸をします。
皮下縫合で創をしっかり寄せてあるならば表皮縫合の抜糸以前でも「膝の曲げ伸ばし」は可能なはずなので、皮下組織が薄く厳密な皮下縫合が出来なかったのでしょう。
縫合後1週間もあれば表皮縫合糸を抜糸しても「傷口が開いて」しまうことはありません。
ただし、「仕事復帰して、頻繁に膝の曲げ伸ばしが発生する」なら、縫合後瘢痕が幅広いものになってしまうかもしれませんし、一時的に肥厚性瘢痕が生じることもあります。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、可能ならば形成外科におかかりになって定期的に経過を診て貰うことをお勧めしますが、それが困難なら、主治医に仕事開始時期を確認して指示に従ってください。
Q119 相談者 ニックネーム:スカイヒメ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

左足ふくらはぎ内側筋肉の下側に5センチ弱のしこりが出来。MRIとCTの判断では明細が不明だと
症状はないのですが2日前に摘出しました。
筋膜??では無いかとの診断ですが手術後縫合して傷縫合後透明なテープが貼ってあり包帯で固定しています。形成の先生は傷口を洗って軟膏を付けて包帯で保護する様に指示ありましたが
透明な薄いテープは剥がして洗うのですか?
その後塗り薬を塗り市販の縫い口が広がらない様にテープひ貼れば良いのでしょうか?

A119 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
主治医が「透明な薄いテープ」を「剥がして洗う」ように「指示」をしていないのですから、わざわざ剥がさないでください。
「傷口を洗っ」た際に自然に剥がれたなら、そのままで「軟膏を付けて包帯で保護」しておけばよいでしょう。
具体的に指示があるまでは、「市販の縫い口が広がらない様にテープを貼」る必要はありません。
Q120 相談者 ニックネーム:真剣に悩んでます。 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

現在総合病院で治療中のものです。
1ヶ月前に右足を重機に挟まれ、頸骨骨折と足の甲の皮膚に深い傷を負いました。
足の甲の傷の状態が2X2センチ幅で深さが1センチくらいの、えぐれたような形になっていて、そこをデブリ後植皮したと言われました。
術後は植皮部を吸引する機械で皮膚を生着させ、経過を見ていくと言われました。二回植皮術をして、皮膚は無事に生着したようなのですが、えぐれた部分は凹んだままでした。
自分でも色々と調べましたが、湿潤療法という治療を受けた方の傷の方がよっぽどひどく深い傷の方が沢山いて、それでも1ヶ月でだいぶ皮膚が盛り上がって、3ヶ月後には塞がってるような方が沢山いました。
湿潤療法を植皮後に受けることは可能でしょうか?他に治療法などございましたら教えてください。

A120 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
植皮手術後も創は完全に閉鎖せず、局所陰圧閉鎖療法で経過を観ているということでしょうか。
局所陰圧閉鎖療法は肉芽増生と上皮化に有効です。
申し訳ありませんが、創状態を診察せずに具体的なアドバイスをすることは出来ません。
治療に不安があるならば、担当医に、現在の状態と今後の治療方針、予想される治療経過をお尋ねになってください。

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