傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q141 相談者 ニックネーム:クルミ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

今月8日に職場で子供用ペダル無し自転車につまずき右下腿打撲、右足擦過傷を負いました。
打撲の方はもうほとんど痛みもきえたのですが右足甲の傷がなかなか治らず、最初よりも周りが赤紫になっていて腫れて酷くなったように思います。
形成外科を受診して手当を受けていますが、今までの治療内容で疑問に思ったことが2点ありセカンドオピニオンをお願いしたく思います。
一点は湯船に入っても良い、との事で怪我して4日目くらいに入浴しましたが、その次の朝から痛みが増したように思った事。
2点目は、傷の真ん中が穴のように窪んでおり、黒いかさぶたのようなものが出来ていたのを、剥がす治療をされた事です。それを残しておくとなかなか自然には剥がれずウミや液体などが出られなく、足の甲の中を回って腫れてしまうから剥がした方良いというもの。
怪我からこっち、仕事もしていて、立ちはたらいたりする中で足を踏みしめると腫れと痛みを感じ、長い距離は歩けませんでした。
現在はやや軽快に向かっているように思いますが、怪我をして5、6日目に腫れや痛みが酷くなったのは、正常な治癒の経過でしょうか?
それとも入浴したり、歩く機会が多かったために悪化したのでしょうか?蜂窩織炎とは違いますか?
5、6日目には傷の周りの足指の根元や足首にアザが出現もしました。
これは傷から内部的に血液が流れて行くものとの事であまり気にはしていませんが、最初よりも数日後の方が傷が酷くなったように見えるのは普通よくある経過なのかどうか疑問に思い相談させて頂きました。
現在は昨日その死んだ黒い皮膚を剥がす治療をしたため、抗生物質を処方され服用しつつ
様子を見ていますが腫れや痛みが普通に歩けるようになるには何日位を要しますか?
傷の直径は2センチほどで、真ん中に前述のくぼみ?穴?のようになった部分があります。

A141 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
主治医に現症の評価と今後の経過予想をお訊きになることなく治療法の指示だけを受けておられるようです。
申し訳ありませんが、実際の診察が出来ないうえ主治医の治療方針が明確に判らない状況では具体的なアドバイスもセカンドオピニオンも提供できません。

外傷は、受傷直後の状態から治癒に向かっていくのが通常の経過です。
受傷日より赤みが強くなったり腫れが強くなったり痛みが強くなったりするとすれば、異物の存在や出血、掻把、感染など何らかの治癒阻害因子が働いています。
さて、受傷「4日目くらい」に「湯船」に「入浴」したということですが、その後の処置の際に感染の合併を告げられていないのですから、「その次の朝から痛みが増した」のは「入浴」で温まったため創局所の腫れが起きたためでしょう。
また、「傷の真ん中が穴のように窪んで」いたということは、表皮の「擦過傷」ではなく真皮層まで到達する挫創だったのでしょうから肉芽形成と上皮化に時間がかかることは明白で、「剥がす治療をされた」「黒いかさぶたのようなもの」は創治癒を阻害する血餅と壊死した組織と考えられます。
早期の治癒を望むなら、「立ちはたらいたりする中で足を踏みしめる」ことは避けたほうがよいでしょう。
「最初よりも数日後の方が傷が酷くなったように見えるのは」、もともとの外傷の程度がご想像よりも重症だったということです。
創状態を診ながら必要な処置が行われているようですし、「腫れや痛みが普通に歩けるようになるには何日位を要」するかは主治医にお尋ねになってください。
Q142 相談者 ニックネーム:ハル 患者様(相談対象者) 年齢:10代 性別: 

高校生の子供が自転車で転び膝回りを広く擦りむきました。
1日は水道水で洗いキズパワーパッド大二枚で処置しましたが、滲出液が多く出血も見られたので、2日目に外科を受診しました。
似たようなパッドを貼ってもらいましたが、パッド貼り替え時に雑に剥がされガーゼで患部を拭うので強い痛みで震え上がっていました。2回目の受診では、看護師さんが医師に気を遣い更に急いでパッドを剥がされて痛かったそうです。
処置の説明もなかったようで、剥がす時の刺激で出血が増えたような気もしますし、また痛い思いをさせるのも可哀想になってきましたし、傷痕がかえって残らないかと心配にもなってきました。
自宅で市販のパッドで様子を見るか、形成外科や皮膚科に見てもらったほうがよいかと迷っております。
怪我で病院には行ったことがなかったので、どんな病院に行ったほうが良いのかもわかりませんので、教えてください。

A142 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
最終的に目立つ瘢痕や色素沈着を残したくなければ、外傷の治療を専門とする病院におかかりになった方がよいでしょう。
直ちに形成外科を受診してください。
Q143 相談者 ニックネーム:タンゴ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

8ヶ月前に下腿遠位を強打し、受傷直後はその部分が凹み、内出血が広がり、表在感覚がありませんでした。
3日後に病院に行き、骨折はないことと、その部分の感覚については、1ヶ月ほど経てば治るだろう、との診断を受けました。
その後、内出血は引き、浮腫も酷かったのは治まりましたが、若干の凹みと色素沈着は引く気配がなく、感覚も戻りません。
日常生活に支障はありませんが、丈の短いパンツを履くと見えてしまうので気になります。
少しでも、目立たなくすることはできないでしょうか。

A143 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
美白剤、レーザー、フィラー注入、成長因子注射、脂肪移植などの治療法が列記できますが、症状の詳細を把握することが出来ないので具体的なアドバイスが出来ません。
実際に治療をするかどうかは時間をかけて検討すればよいのですから、先ずは一度、形成外科を受診して現状の説明と治療法の提案をしてもらってください。
Q144 相談者 ニックネーム:みゆ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

ちょうど一年前、足を滑らせ、角でふくらはぎからスネまでを強打し、ふくらはぎ内側に15cm以上の血腫を作ってしまいました。二ヶ月位ははまともに歩けませんでした。整形外科では骨が折れていなかったことから何もすることがなく、整骨院にて電気治療を約四ヶ月行い、血腫はかなり小さくなりました。しかしながら、血腫は繊維化して残り、今でも足の甲の先の指あたりのしびれや、血色の悪さ、内側のスネあたりの腫れと痛みが残っています。日によっては、この部分が大変浮腫みます。
この症状を改善したいのですが、何科に受診すればよろしいでしょうか。また、治療の方法はあるものなのでしょうか。

A144 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
RI検査で皮下の状態を詳細に確認する必要があるでしょう。
先ずは形成外科を受診したうえで、必要に応じてほかの科を紹介していただくとよいでしょう。
Q145 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

ふくらはぎ全体に熱湯をかけてしまい、やけどしました。
医者に行き、治療していただき、当日のみ、痛みどめを飲んだだけで、ほとんど痛みはありませんでした。
治療は、消毒し水ぶくれを針で刺し、軟膏(クロマイp)で保湿しガーゼと包帯で保護するというものです。
その後、毎日病院に通い、消毒、新たにできた水泡を針で刺したり、そのままだったり・・・軟膏をぬり、ガーゼと包帯という治療です。やけどの深さについては、説明はありませんでした。
ところが、4日目あたりから、皮膚が引っ張られるような痛みが出始め、5日目に、立ち仕事に復帰し、多少引っ張られたような痛みはありましたが、問題なくできて、帰宅後も、食事の支度などできました。
しかし、一回イスに座って、休憩したらその後、立つと鈍痛に襲われ、歩くことが出来なくなりました。
座っていたり、足を上げていたりすると全く痛くないのですが、下に下げ床に足をつくと、ものすごく痛くて、足を下に下げていることができません。
少人数でやりくりしている飲食店で仕事をしているので、休むことがなかなか、難しいので、痛みをとる方法を知りたいです。

A145 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
血行不良による痛みです。
「ふくらはぎ」のほぼ全周に亘る熱傷では、表皮の伸展力が失われるため、下肢を低くしておくと浮腫みとそれによる血行不良のため、熱傷部位およびそれより足先に近い部位に強い痛みが生じます。
最悪の場合、血行不良により筋肉や表皮の壊死が進行してしまうこともあります。
熱傷の程度によって対処法は異なるので、主治医にその痛みをしっかりとお伝えになってください。
主治医と相談のうえ、形成外科など熱傷治療を得意とする病院を紹介して貰ってもよいでしょう。
Q146 相談者 ニックネーム:はなちん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

以前の湿疹跡を引っ掻き、両足のふくらはぎ内側に、現在、白い粒々や膜のようなものが湿布のように張り付いています。約3週間くらいです。滲出液も沢山溢れてきます。右足の一部は赤黒くなり、肉片が欠けてきました。デコボコな感じです。痛みも出ます。一応医者にかかり、抗生物質を飲みはじめましたが、大きな病院なら入院できますよと言われましたが入院しないと治らないのでしょうか?500円玉より少し大きなクレーター状になってきました。元に戻りますか?

A146 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
蜂窩織炎を発症している可能性があるので、「抗生物質」の点滴が必要と考えます。
「右足の一部は赤黒くなり、肉片が欠けて」きたという表現が皮膚の壊死を表しているとすれば、壊死性筋膜炎も否定できないので早急な対応が必要です。
直ちに今おかかりになっている医師に診断と現状の評価、治療方針、今後の経過予測をご確認いただきアドバイスを貰ったうえで、必要に応じて「大きな病院」でセカンドオピニオンを求めてください。
同時に、糖尿病などの基礎疾患の合併がないかもご確認なさったほうがよいでしょう。
先延ばしにすることなく、直ちに行動なさってください。
Q147 相談者 ニックネーム:ryu 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

2019年の9月18日に自転車で転倒し、左足首を擦りむいてしまい皮が剥けました。近所の接骨院で骨折をしているかどうかレントゲンを取りましたが骨には異常なく、擦り傷の方はスポーク外傷(?)と診断されました。現在は怪我から1週間程経ち、皮が剥けたところとその周りの正常な皮膚との差が少なくなってきているのですが、皮が剥けたところを撫でるとそこから下にかけて引っ張られるように内側がピクピクします。特別それが生活に支障をきたすようなことはないのですが、病院にかかるべきでしょうか?また、その際は何科を受診するといいでしょうか

A147 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「骨折をしているかどうかレントゲンを撮りましたが骨には異常なく、擦り傷の方はスポーク外傷(?)と診断され」たなら、おかかりになったのは「接骨院」ではなく整形外科病院です。
申し訳ありませんが、「皮が剥けたところを撫でるとそこから下にかけて引っ張られるように内側がピクピクします」という情報だけでは症状の詳細が把握できません。
おそらく放っておいて構わないと考えますが、おかかりになった整形外科でご相談いただくか、形成外科を受診していただくとよいでしょう。
Q148 相談者 ニックネーム:さにー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

9月2日ランニング中に転倒して膝を5センチ切ってしまいその日のうちに救急で4針縫い、9月12日抜糸をしました。抜糸後の状態なのですが、保護ガーゼで過ごしていたら、ふやけたのか血が滲んでいて、その後も痛みはないのですが20日の今も、両端はかさぶたでも中央部分が傷がかさぶたにならずまだぐじゅぐじゅとしています。
流石に20日経ったのでキズパワーパッド貼ってはみたのですが、キズパワーパッドは出来たての傷に効くと聞きました。かさぶたがある部分もあるのですが、中央部はまだ体液が出ている感じです。他に何で保護すればかさぶたになりますか、、セカンドオピニオンは必要でしょうか。

A148 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「中央部分が傷がかさぶたにならずまだぐじゅぐじゅとして」しているのは、 「転倒」時にぶつけて表皮組織あるいは真皮組織の挫滅があったのでしょうか。
「両端」は割創で創縁の挫滅がなく創治癒の遷延が起きていないと考えられます。
創の上皮化が完了するまでは湿潤環境を保った方が治癒が早いので、「ぐじゅぐ じゅとして」いる部位に痛み・赤み・腫れが無ければ、湿潤療法専用の創傷被覆 材を継続してお使いになってください。
ご相談にある通り「転倒して」した時に「切って」しまったなら表皮組織に目 立った挫滅はないはずで、「両端はかさぶた」で「中央部分はまだ体液が出てい る」とすれば、膝を曲げたときの皮膚の緊張よって縫合創が哆開したと考えられ ます。
それならば、膝を曲げないように安静にしておけば3~4日で創は閉鎖するで しょう。
さて、「何で保護すればかさぶたになりますか」とご質問がありますが、瘡蓋は 創傷治癒の阻害因子です。
瘡蓋という異物の存在が、擦過傷の上皮化や縫合創の閉鎖の邪魔になるのです。
創治癒を早めるには、異物を除去し創面を乾燥させないようにしておく処置が最 適です。
Q149 相談者 ニックネーム:りえみるく 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

転倒による右足首の脱臼、三果骨折による整復手術の傷についての質問です。
術後2週間経過し、診療看護師による抜糸が済み、翌日の主治医の最終の診察で、転院がストップしました。傷の予後が良くないとのこと。感染の検査をしたところ、感染はしていないが、デブリードマン の手術が必要とのことでした。内果、外果と傷がありますが、内果についてのみデブリードマン 手術をしました。その後、VAC療法をしておりますが、デブリードマン の1週間経過した頃、外果の傷が壊死しておりこのまま広がるようなら、皮弁手術が必要になると言われました。(内果同様の施術は皮膚に余裕がないためできないとのこと)

その後の診察で、内果については肉芽も出てきており、良好。外果については、内果次第と言われておりましたが、今のところ落ち着いており、プラスタンディン軟膏を塗りガーゼの保護で経過観察中です。(先日よりシャワーでの洗浄もしております)

元々、糖尿病であり足の血流の悪さも併せて傷のリスクは高いそうですが、一時期に比べて経過は良好な兆しです。(初めの手術の後は、足が腫れておりましたが、デブリードマン手術のあとは、足上げ指示があることもあり、腫れはありません。)

ここまで来れば、あとは日にち薬と考えて大丈夫なのでしょうか?最初の手術から抜糸までに特に問題なかったところからデブリードマン手術になったため、不安が拭いきれません。また、傷の兆候について、後戻りする可能性はあるのでしょうか?あるのであれば考えられる原因は何なのでしょうか?現在の血糖コントロールについては、毎食前と寝る前で、それぞれが200以下になるようにインスリンが処方されております。
主治医から、整形手術特に足首のように肉の少ない部位は大変とのこと。何が大変なのでしょうか?また、現在初めの手術から4週間。デブリードマン手術から2週間が経過しております。ここからの基本の流れ(治療、リハビリ含めて)の経過をどのように考えられますか?

A149 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
創の治癒を遷延させる最大の阻害因子も、「傷の兆候について、後戻り」させる「原因」も、「糖尿病」です。
恐らく「最初の手術から抜糸までに特に問題なかった」のに「診療看護師による抜糸」の「翌日」に創状態が悪化したのではなく、血行不良により創縁の壊死が徐々に進行していたが症状や局所所見が明確でなかったために経過を静観せざるを得なかったということでしょう。
「主治医」のおっしゃるとおり、「足首」を含む下腿はほかの部位に比べ血流が悪いため、治癒に時間がかかったり合併症を起こしやすかったりするので「大変」な部位のひとつです。
時間をかけて肉芽形成と上皮化を待つか、持続陰圧法を採用するか、手術による早期閉鎖を施行するか、現在の創状態と「糖尿病」のコントロール、治療環境などを詳細に検討しなければこれからの経過を予想することも、今後の治療方針を提案することも出来ません。
メールの記載を見る限り、創傷治療に詳しい先生におかかりになっているようです。
主治医に再度説明をお求めになるとよいでしょう。
Q150 相談者 ニックネーム:Ri 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

息子が足の裏を3針縫って、抜糸後に体調が悪くなり、背中の筋や内臓が痛いらしく夜も痛みで眠れないこともあるようです。
仕事が忙しく病院になかなか行けないようです。
抜糸後何かばい菌が入るとそのような症状が出るのでしょうか?足裏なので治りが遅くなりそうで心配です。抜糸後の傷から、身体の不調は何か関係はありますか?また気を付ける事か”あれば教えて頂きたく思います。

A150 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染を合併しているなら、「足の裏」の受傷部周辺の赤み、腫れ、痛みが出現します。
皮下に膿瘍を作っていたり、血液中に感染を起こしていたりすれば、夜間だけ熱発することもあります。
ご相談の状況の詳細がわからないので判断は難しいのですが、通常で考えれば、「足の裏を3針縫って、抜糸」したことと「体調が悪くなり、背中の筋や内臓が痛いらしく夜も痛みで眠れないこともある」ことは関係ないでしょう。
「仕事が忙しく病院になかなか行けない」ということですが、「背中の筋や内臓が痛いらしく夜も痛みで眠れない」とすれば大きな疾患が隠れていることもあり得るので、直ちに内科を受診なさることをお勧めします。

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