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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 治療中や手術後の気になる状態
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- Q171 相談者 ニックネーム:ガッキー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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半年前に右足の甲に怪我をしてしまい、圧挫創の傷跡が残ってます。
傷口は塞がっていますが、赤くなり触ると痛い状態です。
お医者さんには完治で良いと言われましたが、傷跡が残るのが嫌です。
今のままだと目立ち、痛みもありこのままでは嫌です。
傷跡を消す治療はできないのでしょうか。
- A171 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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お掛かりになった「お医者さん」には申し訳ないですが、それを「完治」とは言いません。
「怪我を」しなかった状態まで「傷跡を消す治療は」できませんが、目立たなくすることは可能です。
申し訳ありませんが、診察をしなければ症状が把握できないので、具体的なアドバイスが出来ません。
治療方針は一つではないので、複数の形成外科を受診して相談してください。
- Q172 相談者 ニックネーム:士魂 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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ガラス瓶を踏み、右足底動脈を裂傷し、土踏まずを20針程縫いました。
1ヶ月半程入院し、浮腫が完治するまで半年程通院していましたが、今だに傷口が痛く、切り傷では無い部位特に足指が痺れます。
術後1年になりますが、痛み等治らないのでしょうか?
- A172 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「土踏まずを20針程縫」ったならば、損傷は内側「足底動脈」だったのでしょうか。
内側「足底動脈」に並行して内側足底神経の外側枝が走行するので、神経損傷があったものと考えられます。
また、受傷後半年以上「浮腫が完治」しなかったのなら、リンパ管の損傷もあったでしょう。
末梢知覚神経の損傷があり「今だに傷口が痛」いのか、比較的太い神経の損傷部位に神経断端腫が出来ているのか、神経再生端の叩打痛なのか、診察をさせていただかなければ判断が出来ません。
また、内側足底神経外側枝は底側趾神経を分枝するので、「切り傷では無い部位特に足指が痺れ」るというのが知覚鈍麻なら神経損傷のせいでしょう。
知覚鈍麻ではなく痛みや疲れならば、「傷口」(瘢痕)を庇って歩くための筋肉疲労あるいはリンパ浮腫のためかもしれません。
申し訳ありませんが、頂いたメール内容だけでは診断が出来ないため今後の経過予測や、具体的なアドバイスが出来ません。
整形外科や形成外科で診ていただいているのでしょうか。
現在お掛かりの病院で主治医に現在の状態と痛みの原因を診断、説明して貰うべきですし、明確な回答が得られなければほかの医師の診察を受けてセカンドオピニオンを求めてはいかがでしょう。
- Q173 相談者 ニックネーム:ゆうき 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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水曜日に膝の骨軟骨種の手術をしました。抜糸は来週の金曜日予定です。今日は日曜日なのですが普通に歩いてもいいでしょうか?
- A173 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしないで術後の指示は出せませんが、一般論としてお答えするなら、「水曜日」の「膝の骨軟骨種の手術」ならば「日曜日」に「歩いてもいいでしょう」。
詳細は主治医にお問い合わせいただくのが確実ですが、術後の注意点として特に止められていないなら普通に日常生活を送っても構わないでしょう。
- Q174 相談者 ニックネーム:ちゅう 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性
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脚の膝裏を裂傷(長さ8センチで深く)して外科の先生に2時間ほどかけて縫合してもらい4日間入院、その後、約一か月半通院し抜糸しました。
先生はこれで治療は終わりましたとのことでした。
現在、治療後10日経ちましたが、傷口のツッパリ感とピリピリ感が取れません。
それから、ふくらはぎの腫れが、なかなか引きません。
現在、リハビリで30分~40分歩いてますが続けて大丈夫でしょうか。
- A174 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「縫合」に「2時間ほど」かかっているので、創は深く筋肉や知覚神経の損傷があったのかもしれません。
また筋層まで達していなかったとしても、創の辺縁の汚染された部分を切除(デブリードマン)したため創哆開して瘢痕が太くなったとも考えられます。
いずれにしろ、創治癒に「約一か月半」かかっていることから、瘢痕は1本の細い線状ではないでしょう。
受傷後2か月弱ならば瘢痕が硬い時期なので「ツッパリ感」はあるでしょう。
「ピリピリ感」は、瘢痕の硬さと乾燥のせいかもしれませんし、神経損傷のせいかもしれません。
「ふくらはぎの腫れ」は皮下血腫のためかリンパ管損傷のためでしょうか。
いずれにしろ、「リハビリ」で無理に「30分~40分歩いて」も、「傷口のツッパリ感とピリピリ感」も「ふくらはぎの腫れ」も改善はしないでしょう。
診察をしなければ症状が把握できないので、具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科を受診して「傷口のツッパリ感とピリピリ感」の原因を説明して貰い、自己ケアの方法と治療法の提案をしてもらって下さい。
- Q175 相談者 ニックネーム:アルファ・1 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性
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左膝部を打創し、骨膜が見えるところまで受傷してその後15針以上の縫合。
10日後に抜糸をしたのですが、外傷の傷はいよいよ治りかけでありますが、中身皮膚から骨膜までの部分はどのように治っていくのでしょうか?
また、どれくらい治癒に時間がかかるのでしょうか。
また、膝関節部分なので歩行まではやっても大丈夫でしょうか?
- A175 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮下組織を寄せて空洞が出来ないように縫合してある筈です。
瘢痕として修復されています。
瘢痕を構成する成分は正常な真皮と変わりはなく、細胞と繊維組織の割合が異なっているだけですが、瘢痕は硬く伸展性が無いため、強く伸展させれば痛みがあるかもしれません。
主治医にご確認いただくのが一番良いのですが、皮膚と皮下組織の損傷だけなら歩行くらいは支障が無い筈です。
- Q176 相談者 ニックネーム:yu-minn 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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半月板損傷手術受け、1ヶ月半経ってます。
歩くにも支障は無くなってますが、2カ所の傷(膝小僧下あたりが、時折、神経が皮膚表面に出てるような、チクチク ジンジン 触ると痛みがあるんです。
触っても、痛くないときもよくあるし、いったいどうなってるんでしょうか?
内視鏡オペによって、何か神経に影響したのでしょうか?
1カ所の傷の端っこに、透明の何かとげが刺さったような感じのものがあります。
- A176 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「チクチク ジンジン 触ると痛みがある」し、「痛くないときもよくある」のですから、瘢痕の痛みです。
術後3ヵ月までは瘢痕が硬くなり、瘢痕が膝の動きによって圧排されるため症状が出ているのでしょう。
形成外科を受診してご相談いただければ外用薬やシリコンシートなどを紹介、処方してくれますが、特に治療をしなくとも術後6ヵ月までに瘢痕が軟らかくなると同時に「痛み」の頻度は減っていくでしょうし、その後も徐々に「痛み」を感じなくなります。
ぶつけたり体重をかけたりすると「痛み」が出ることもあるでしょうが、それも数年でなくなります。
「透明の何かとげが刺さったような感じのもの」は皮下の縫合糸の端の可能性が高いので、手術をした整形外科かお近くの皮膚科や形成外科で抜糸あるいは端を切ってもらって下さい。
- Q177 相談者 ニックネーム:サンシャイン 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:男性
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今年の4月にボーエン病で左下肢を5cmの円形にお腹の皮膚を取ってきて、分層植被しまし。
経過は順調で20間で退院、1ケ月後の検診で完全生着しているから次回の検診は1年後です。その後3ケ月間は異常なく過ごしていました。
2週間くらい前に足首をストレッチした後違和感が出て、その後軽い痛みが続いています。
患部は退院当時は赤黒くなっていましたが、今は大分色も薄くなり皮膚は完全生着して見た目はまったく異常は見当たりません。
抑えても痛みは無いですが、ズボンが擦れたり物に触れていると軽い痛みが出ます。
退院後3ケ月くらいは同じような事でも痛みはありませんでした、
2週間前のストレッチが原因で植被の中の末梢神経が切れたか?自分では原因はわかりません。
日常生活には支障はありませんが、鈍い痛みの原因を知りたくて投稿しました。
主術した病院は予約は1年先で、途中受診はまる1日時間がかかるため気楽に受診できません
- A177 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察を射なければ、確定的な診断はできませんが、「分層植皮」は植皮部及び縫合線が強く収縮するため、瘢痕拘縮による周辺組織の牽引痛が「鈍い痛みの原因」になっているのではないでしょうか。
「植皮の中の末梢神経が切れ」るようなことはありません。
- Q178 相談者 ニックネーム:ちこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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昨日足首骨折後のプレート抜去手術をしました(骨折オペ時と同じ所を切り10cm以上切開しています)。
術後はガーゼ+包帯で約24時間過ごし、今朝ガーゼを剥がし消毒の上、防水テープを貼った状態で、上記処置の後に退院させられました。
次回はオペから10日後に受診の予定になっていて、多分この時に抜糸だと思います。病院側の指示は、テープが剥がれない限りそのままでOKでシャワーもOK。
湯船はNGで、保護シート貼ったまま周辺は優しく洗うとの事。もしテープが剥がれた場合は、消毒して同じように防水テープを貼るようにとの事でした。
ここから相談になりますが、、、
患部が足ですから歩きますし(痛いけど我慢)ずっと心臓より高い位置にしているわけにもいかずじわじわと出血してきています。
ネットで縫合傷を早く治す方法を解説している形成や美容外科のブログなどでは、血栓や瘡蓋は七治りを遅らせる元なので洗い流さなければダメと書かれていますし、そもそも湿潤療法では消毒はしてはいけないというものですよね。
もう2回は消毒しちゃってますが…仕事もありますし、抜糸前に長時間立っていなければならない事情もあり一刻も早く治したいです。
血液を洗い流し、手元にあるサンホワイト(か馬油)を塗って保護シートを貼るようにしたほうが早く治る気がするのですが、病院の指示を守らないとまずいでしょうか。
あまり、傷跡の事とかを考えてくれている感じでは無いので、自己責任でも良い方法を取り入れたいと思っています。
- A178 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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手術創が閉鎖していれば「もう2回は消毒しちゃって」いてもほとんど影響はありませんが、「じわじわと出血してきて」いるならば、もう一度診察してもらい出血の原因を確認した方がよいでしょう。
「瘡蓋は治りを遅らせる元なので」「洗い流」した方がよいのですが、創状態がわからないので、具体的なアドバイスが出来ません。
湿潤療法で治療をするなら、石鹸を使っても構わないのでシャワーで創部を洗って、その後湿潤療法用の創傷被覆材を貼っておいてください。
骨折に関連する手術は骨髄まで手術創が達している可能性があるので、一般的な擦過傷とは治療方針が異なってもおかしくありません。
主治医の治療方針もあるので、「自己責任でも良い方法を取り入れ」るのではなく、これからこういう治療をしたいと報告をしておくことをお勧めします。
感染予防のうえから、「手元にある」薬剤や医薬部外品、化粧品は塗らないでください。
- Q179 相談者 ニックネーム:きむ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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今年3月にアキレス腱を完全断裂、縫合手術をし退院してリハビリに通っていました。
傷口もほぼ治りかけた頃、傷口が開きアキレス腱が剥出しになったため再度入院、一ヶ月ほどフィブラストスプレーで皮膚の再生を促し、
その後皮弁形成・分層植皮術を受けましたが一部壊死。
再度分層植皮を行い、何とかアキレス腱は覆われています。
術後傷跡は盛り上がっていましたが、術後2ヶ月経った今でも盛り上がったままです。そして感覚もありません。
先生に聞いても、腫れが引くかどうかわからないし感覚が戻るかもわからない。再度形成手術してもキレイにならないかもしれないし、保険は効かない、とのこと。
見た目が悪いのは気にならないのですが、このままでは普通の靴がはけません(現在クロッスクで通勤)。こういう場合の形成手術でも、保険は効かないものなんでしょうか?
アキレス腱に被せた分厚い皮膚を薄くするのは難しいのでしょうか?
手術を受けられるとしたら、いつ(時期)受けたらいいのでしょうか?
- A179 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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高度の肥厚性瘢痕です。
皮膚欠損創を閉鎖するための「皮弁形成」及び「分層植皮」が施行されたようです。
今後は、普通に「靴」が履けるように、普通に日常生活が送れるようにするための治療になります。
瘢痕を小さくするための治療、あるいは、余裕を持った大きさの皮弁や全層植皮手術が必要です。
形成外科を受診して相談してください。
- Q180 相談者 ニックネーム:みいこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性
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1年4ヶ月前に中学へ入学したばかりの長男が自転車同士の接触で転倒し右足膝から足首までに擦り傷をおって帰宅しました。
傷の範囲が広いのと出血が止まらず急患を受診しました。
通院期間はほぼ毎日で2週間。その後何ヵ月かたった辺りから縦1㎝長さ4㎝を真ん中に左右にもう少し小さい盛り上がりが出来ました。場所は右膝の外側に三ヶ所。それから傷が出来ると足や脇腹などに小豆大の盛り上がりがが出来るようになりました。
右膝の所はかゆみがあり、起きている時には保冷剤で冷やしたりしますが、寝てる間は無意識にかきむしって汁が出たこともあり、やっと本人も受診する気になり、盛り上がりが出来てから半年で皮膚科へ行きました。
医師はこれはケロイド体質で、今後、傷やニキビ跡にも注意が必要との事。
かゆみ止めにヒルロイドソフトをもらいましたが、本人が塗ると余計に痒くなる気がすると言ってなかなか塗りません。
足という事もあり紫外線対策など、何も行っておりません。
刺激がある事により、今後ガンになるのではないかと言う不安もあり、心配が募って来ていますので、アドバイスをお願いいたします。
- A180 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ケロイド」に「ヒルドイドソフト」を「塗ると余計に痒くなる気がする」なら、無理に塗る必要はありません。
「ヒルドイドソフト」は保湿と同時に、血行を良くするので、痒みが生じることもあるのです。
ケロイドは熱感や痒みが強いため、息子さんご自身の辛さは周囲からは想像し難いものがあります。
引っ掻けば、ケロイドが傷つくこと、傷がつけばケロイドが増大あるいは新しく発生することは、息子さんご自身も理解なさっているでしょうから、まずは日常の痒みコントロールを主に考えてはいかがでしょうか。
薬局で販売している保湿剤(手やボディ用の保湿クリーム)で構いませんし、虫刺され用の痒み止めなども有効です。
ステロイド外用薬はケロイドを小さくする作用もあり痒みを抑えますが、血管拡張作用があるため痒みが強くなる人もいます。
掻かないよう、周囲がやみくもに求めることは、息子さんにとって大きなストレスになります。
さて、「刺激がある事により、今後ガンになるのではないか」というご質問ですが、正しくは、ケロイドが悪性化する可能性は極めて低いという回答になります。
つまり、癌にはならないということです。
確かに、潰瘍を繰り返す熱傷瘢痕などから発生する瘢痕癌というものもありますが、ケロイドとは別のものと考えてよいでしょう。
日焼けも痒みに繋がる可能性がありますが、必ず紫外線対策をしなければいけない訳でもありません。
ケロイドは、圧迫、内服、外用、注射、レーザー、手術、中性子線照射など様々な治療法を組み合わせて治療を計画する必要があります。
すぐに治療を始めなければいけないということでもありませんが、息子さんの学校の都合なども勘案しつつ長期的な治療計画を立て、日常ケアをしていく必要があるので、一度専門病院を受診して、しっかりと説明していただき、息子さんご自身とご家族が十分に理解して、時間をかけて治療方針を検討なさればよいかと存じます。
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