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創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q11 相談者 ニックネーム:パオ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月にアキレス腱断裂手術をしました。
なかなか傷が塞がらなかったのですが、自然治癒を望んでリハビリをしていましたが、8月に急に傷口が腫れ出し、膿が沢山でて、血まで吹きだし、炎症して歩くのが困難になるまで痛みが増しました。
その後、デブリートマン手術で処置しましたが、傷口の具合はまだ悪いです。
そもそも最初の処置で、手術後、ギブズ2週間、その後装具に変更だったんですが、装具に変更になった時、先生は傷口の確認はしてくれませんでした。
傷口もテープを貼りっぱなしでした。
装具になって、3日後くらいに傷口のテープが外れてしまったため、自分で貼り替えました。
その後、すごく痛みだし、熱ももっていたため、病院に行くと、膿んでいるから洗浄すると言われ、毎日洗っていないの?と言われました。
ギプスをはずしてからの指示は受けておらず、感染症をおこして、傷口が開いてしまった状態だと言われました。
そして、なんで抜糸していないの?とも言われ、その後主治医の先生から毎日石鹸で洗うように指示していなくてごめんなさいと言われましたが、私は、治ると思っていましたが、現在に至っています。
毎日洗わなかったのが原因ではなく、手術時に出血が多かったからと言われました。
セカンドオピニオンで他の病院で見てもらった方がいいのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「毎日洗わなかった」ために「感染」したわけではありません。
おそらく、「毎日石鹸で洗うように指示して」いれば「膿が沢山」溜まる前に自身で「感染」に気づくことが出来たかもしれないし、処置が早ければもっと早く治癒できたかもしれないという診立てで、「ごめんなさい」ということなのでしょう。
「アキレス腱」部分の皮膚は伸展性が小さく血流が良くないため、もともと治癒しにくい部位のうえ、感染を起こして哆開するとほとんどの場合上皮化し創閉鎖するまでに長期間を要します。
少しずつでも治癒する傾向にあるなら、これまで通り治療をお続けになって構わないでしょう。
もし皮膚欠損が狭くなる兆候が無く腱が露出しているなら、腱の乾燥や足関節の可動域縮小なども気になるので、主治医に相談していただき、形成外科や皮膚科で上皮化を促すための方法をアドバイスして貰ってはいかがでしょう。
Q12 相談者 ニックネーム:ライン 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1ヶ月ほど前に1m程のところから落ち脛を打撲し、脛に深い裂傷を負いました。大きさは5cm程です。
負傷後しばらくして整形外科に行きました。傷は縫わずに、絆創膏を貼りました。しかし傷の周りに血が溜まっているとの事で血を抜きました。ただ血が固まっておりほんとに少量しか抜けなかったです。
傷は最近塞がり打撲によるアザも無くなりました。
しかし脛の血腫が引いておらず、傷口の周りの感覚がありません。また、たまに立っていたり歩いていたりするとピリッと電気が走るような痛みがあります。正座など膝を着く際も傷口が出ているので痛くてできません。
これは時間の経過と共に良くなるものなのでしょうか。またそうでないとしたら再受診すべきでしょうか。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲と割創による瘢痕、末梢知覚神経の損傷、皮下血腫の線維化の症状です。
症状は、時間の経過とともに徐々に軽減します。
皮下血腫の線維化によるこぶのような変形も小さくなりますが、完全に無くならない場合もあります。
形成外科におかかりになって具体的なアドバイスを貰ってください。
Q13 相談者 ニックネーム:KIKI 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

左第5中足骨骨折で、骨が複数に割れてずれていたため全身麻酔でワイヤー固定術を受けました。半年後、同じく全身麻酔で抜釘術を受け、抜糸も終わり約三週間が経過しております。質問は3点あります。
①傷跡自体というよりは、その周辺と足の甲の広範囲の色調が、健全な右足と比較してかなり灰色っぽく血色が悪いような色合いになっております。これは、将来的に健全な足と同じ色に戻るのでしょうか。あるいは、一度手術をすると、血色が悪いのはこのままなのでしょうか。
②術後、骨折の傷跡と直接関係ない足指の付け根のあたりにあざができていました。足を固定するためについた跡のようなのですが、このあざがあるあたりがいまだに痛く、色もかなり悪いのですが、切った跡ではなくあざというのは、今後時間経過によって見た目としては改善が見込めるものでしょうか。
③手術で切った傷跡が8㎝程と大きく目立つので、傷跡が残らないようようマイクロポアテープを自身で購入し貼っているのですが、これ以外に傷跡が目立たないようにできるような薬などはありますでしょうか。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
① 血流不良あるいは皮下出血によるヘモジデリン沈着のための色調でしょう。
② 皮下出血です。
足関節より末梢は血流の鬱滞が起こりやすいため時間はかかりますが、色調も痛みも徐々に改善するのが通常です。
③ 瘢痕の状態を診察しなければ具体的なアドバイスが出来ません。
主治医にご相談いただき、形成外科におかかりになってください。
Q14 相談者 ニックネーム:ニックネーム = ぱおん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月にアキレス腱断裂の手術をしましたが、ギプスが外れた後、自宅での傷口の処置方法が伝えられず、傷口が膿んで化膿し傷口が開いてしまった。
ゲンタマイシンの薬処方で様子をみていますが、腫れが引かず、リハビリ後痛みが出て赤く腫れます。滲出液もでます。
痛みはいつまで続くのでしょうか?
セカンドオピニオンを使った方がいいのでしょうか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ギプスが外れ」るまでに「アキレス腱断裂の手術」から4~6週経過後していれば、手術痕は瘢痕治癒しているのが通常で、「自宅での傷口の処置」は必要ありません。
「アキレス腱断裂」の手術痕が「膿んで化膿し傷口が開いてしまった」なら、治癒を遷延させる基礎疾患などや感染など原因があるのかもしれません。
また、アキレス腱の部位は、下腿で腱の直上という血流が悪い条件が揃うため、「膿んで化膿し傷口が開いてしまった」場合、治癒までに相当の時間がかかります。
難治性潰瘍になることがあるので、積極的な創治療とともに、しっかりとした鎮痛処置が大切です。
主治医に「痛み」を伝え疼痛のコントロールをお願いして、「リハビリ」の内容・方法も、創に負担がかからないよう検討して貰ってください。
「軟膏」などによる保存的治療で創の閉鎖が困難なら、皮弁術など特殊な手術が必要になることもあります。
主治医にお願いして、今後の経過を予測して説明して貰えば、不安は軽減するのではないでしょうか。
先の見通しが無く治療をしているようなら、形成外科や他の整形外科で「セカンドオピニオン」を求めてみてもよいかもしれません。
Q15 相談者 ニックネーム:くうしんさい 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

2日前に夫がバイクで転倒し、膝のお皿の上辺りをえぐるように損傷しました。
救急車で運ばれて、夜でしたのでその時は洗浄と消毒だけで入院し、翌日(昨日)にもう一度洗浄消毒し縫合してもらったのですが、今日CTをした所、縫合した中にまだ石が残っているとの事で、明日、縫合した所を再切開して石を取り除くそうなのですが、、
そんな事はよくあることなのでしょうか?

昨日の説明によると、その膝の傷は深く、筋肉?筋膜?に影響しているかもとの事で、1週間様子を見てその筋肉?筋膜?がうまくくっつかなければ今後歩けなくなるので、うまくくっついていないと判断したら、その後もっと大きい病院で治療しないといけないと言われました。
そんな状態なのに、また再その部分を切開すると言われ、、このままお任せしていいのか不安です。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
汚染の恐れがある挫滅創は、受傷当日は縫合せず、翌日に感染が無いことを確認して縫合・創閉鎖することも少なくありません。
縫合前に創をよく洗浄して異物を除去することは基本ですが、深部に砂や石などが侵入していた場合、気付かずに閉創してしまうことがあります。
創治癒してから異物の存在に気付いた場合は自然排出を待つこともありますが、日常生活の邪魔になったり感染を起こしたりすることが予測されれば早期に異物を除去します。
受傷創が筋膜や筋肉に達しているかは創洗浄・縫合時に確認しているはずで、縫合不全や感染など合併症による状況の変化が無ければ、歩けなくなることはありません。
創が深かったならば、瘢痕が残って、しばらく歩きにくさを感じるたり、膝をついたときに瘢痕が潰されて痛みを感じることがあるかもしれませんが、瘢痕が成熟して軟らかくなれば歩行や日常生活に支障は生じなくなるのが通常です。
順調に治癒するでしょうが予測できない経過を取ることもあるかもしれないのでしっかり治療しましょうという主治医の警告が、うまくくっつかなければ云々という言葉として伝わったのではないでしょうか。
主治医に、再度ご確認いただくことをお勧めします。
どうしても不安なら、形成外科を紹介していただき転院するとよいでしょう。
Q16 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

チェーンソーで膝をバックリ切ってしまい6針縫いました。
1週間後抜糸に行ったのですがまだ傷がくっついてないと言われテープを貼ってしばらく足を曲げないで。後は自分で様子を見てテープとってね。と言われ診察が終わりました‥。
傷がジクジクしている時はまだテープはそのままにしておいて、シャワーの水もかけて洗い流さない方がいいですか?
汗もかくしなんか不衛生な気がして。
そしてこういった場合あと1週間程で傷は乾燥するのでしょうか。海へジェットスキーをしに行く予定があるのですが、行かない方がいいですか‥。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「チェーンソー」で受傷した「膝」の切創ならば、「1週間」で「抜糸」はやや早すぎではないでしょうか。
「チェーンソー」の切創は創縁が挫滅されているので上皮化に1週間以上かかるでしょうし、下肢は血流が良くないので10日程度経過を診て抜糸するのが通常です。
溜めたお湯に浸からなければ、「テープ」を外して、「シャワーの水」を「かけて洗い流」して構いませんが、「膝」を深く屈曲すれば縫合創が開いてしまう可能性があるので注意が必要です。
完全に上皮化していれば「海へジェットスキーをしに行」っても構いませんが、まだ「傷がジクジクして」しているなら感染を防ぐために、「海」に入ることはお勧めしません。
Q17 相談者 ニックネーム:ひとみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

今から5ヶ月前の2月の末に自転車を運転していたところ、チェーンが切れバランスを失い、左側に転倒してしまいました。たまたま翌日皮膚科に行く予定だったので、その場で消毒はしてもらいました。転倒した際にコンクリートだったので、左膝と左掌下部に擦り傷をおいました。結構深かったのですが、モイストヒーリングで傷は治りました。

1. もう5ヶ月も経つのですが、左膝の擦り傷が治ったあと皮膚が赤くなったままなかなかひきません。盛り上がってもいませんし、徐々に赤味は薄くはなっているものの、なかなか赤みが引いてくれません。いつかはこの赤みは消退していくのでしょうか。現在はバイオオイルを塗っているのですが、このままバイオオイルを塗っててもいいのか、また他に良い塗り薬などがあれば教えてください。

2. また、左掌の擦り傷は傷跡は全く残っていないのですが、かなり深く傷を負ったためか4ヶ月も経った今でも少し硬いです。この硬い部分はマッサージか何かすればよろしいでしょうか。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷は、一般的に、上皮化後3か月までは強く「赤み」を帯び、6か月に向けて徐々に「赤み」が薄くなります。
「左膝の擦り傷が治ったあと皮膚が赤くなったままなかなか」退かないのではなく、「徐々に赤味は薄く」「なっている」のです。
6か月位以降も、日数をかけて「赤み」は退いていきますが、「膝」の瘢痕は伸ばしたり緩んだりする外力が働く頻度が高いため、全く「赤み」が気にならなくなるまでに数年かかるかもしれません。
打撲による皮下の硬結も、同様に、6か月に向けて軟らかくなるのが通常です。
どちらも、特に処置は必要ありません。
Q18 相談者 ニックネーム:みそ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1年前、自転車で転んで左膝の皿の下をぶつけて、大きなあざと傷が出来ました。
さらにかなり衝撃が大きかったからか、2,3日後に膝の曲げ伸ばしが出来なくなったため、病院を受診しました。レントゲンやMRIをとりましたが異常はなかったので、衝撃が大きかったため関節が動かなくなったのだろうということで、1ヶ月ほど様子見で通院しました。そして、関節は数週間で動くようになったので、通院は終わりました。
ですが、ぶつけた場所を触るとピリピリとした痛みがあり、走るなどの運動をしたあとは痺れのような感覚に広がります。また、最近は左膝だけ伸ばしきれていないような違和感があります。
通院が終わってから1年ほどずっと続いています。この違和感はおさまるのでしょうか。

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷から「2,3日後に膝の曲げ伸ばしが出来なくなった」なら、骨や靱帯の直接の損傷ではなく打撲した組織の浮腫みが原因だった可能性が高いでしょう。
一方、受傷後「1年ほど」経過しても、「膝」が「伸ばしきれていないような違和感」があるなら、膝関節の異常が疑われます。
また、受傷部を「触ると」感じる「ピリピリとした痛み」は皮膚および皮下組織の知覚神経末梢の損傷がまだ完全に回復していないためで、「走るなどの運動をしたあとは」軽い浮腫みが生じて「痺れのような感覚に広が」るのではないでしょうか。
申し訳ありませんが、頂いた情報からは症状の詳細が把握できないため、原因や経過は推測しかできませんし、今後、症状が軽減するか悪化するかも判断できません。。
治療を要するほどの状態ではないかもしれませんが、再度、整形外科を受診して膝関節を診てもらうことをお勧めします。
Q19 相談者 ニックネーム:野球少年の母 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

本日10歳の息子が歩道を走ったときに、地面が地下鉄の吹き出し口と思われる網目のステンレスの部分で転び、膝を打ち、膝(膝蓋骨の下あたり)がパックリと割れてしまい、整形外科を受診しました。
骨には異常なく、一部傷が深いとのことで9針縫ってもらいました。
医師からは2〜3週間安静と言われましたが、5日後に野球の大事な試合があり、完全に難しいのか…もしくはテーピング等使用すれば出来るポジションはないか、と考えております。
5日後なのである程度傷が落ち着き、痛みがなければ、深く曲げたりしなければ、少しは運動しても大丈夫なものでしょうか。
10歳なので創傷治癒も早いのではとも考えてしまいます。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をせずに責任を持った回答が出来ないことはご理解ください。
本来は、治療をしてくださった医師のアドバイスに従っていただく方が、安全に平均的な治療経過を得られるものと考えます。
骨や関節に異常はなく皮膚と皮下組織の割創だけなら、「2~3週間安静」の確たる根拠はないので、「野球の大事な試合」への出場が「完全に難しい」ということはありません。
縫合創が離開する方向に力がかからない様にテーピングのテープで固定すれば、多少の運動は可能でしょう。
もちろん、深く「膝」を曲げれば、縫合創が離開する可能性はあるので、膝関節の屈曲を制限し創を離開させない方向にしっかりとテーピングをしてください。
形成外科を受診してご相談なさることをお勧めします。
ただし、「整形外科」の「医師からは2~3週間安静と言われ」た内容が、現時点では異常を発見することは出来ないが「2~3週間」の経過のうちに何らかの症状が出てくる可能性があるという意味を含んでいるとすれば、「安静」を選択すべきでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:たかちゃんママ 患者様(相談対象者) 年齢:70代後半 性別:女性

78歳です。足の甲にあるできものを取りました。
そのときの処置として、麻酔をうち、2針縫いました。
4日経過しましたが、足が腫れています。
痛みはなく熱もありません。歩行も可能です。食欲もあります。
このまま様子をみても大丈夫でしょうか。
食事会があるのですが、参加をしても大丈夫でしょうか。(アルコールは控えます)

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
施術後「4日」で、「腫れて」いるのに「痛みはなく熱も」なく「歩行も可能」なら、術後の浮腫みではないでしょうか。
座るときは、膝を伸ばしたままにしてください。
就寝時も、脚の下に枕や畳んだ毛布を敷くなどして、足をなるべく高く保ってください。
施術をした病院で創状態を診察してもらい、膝窩や鼠経リンパ節の腫れが無いかも確認して貰うことをお勧めします。

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