傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q11 相談者 ニックネーム:ばお 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

アキレス腱断裂手術をして半年。途中で感染症などで何度も傷が開き、1ヶ月半前にデブリートマン手術で膿をとりましたが、直ぐに傷口が開きました。このまま様子を見ていくか、皮弁手術しかないと言われました。
傷は傷跡として、痛みと腫れが一生つづくのでしょうか?
皮弁手術が怖いです。
また、ひどくなったらどうしよう、治らなかったらどうなる?と不安でたまりません。
私は、スポーツがまたやれるようになりたいんです。ただ、普通に生活するだけなら、このまま、段々皮膚の痛みが和らげばいいかもしれませんが。
傷口の周りの赤い腫れや痛みは、もう皮弁手術しか手はないのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「デブリートマン手術で膿を」排除したのに「直ぐに傷口が開」いた原因が、「感染」部位を除去しきれていなかったのか、血流不良のためか、皮膚の緊張が強すぎたためか、頂いた情報だけでは判断出来ませんが、おそらく全ての条件が関係していたと推測します。
同じ治療を繰り返しても、状況が好転する可能性は低いでしょう。
また、「このまま様子を見て」肉芽形成および上皮化を待てば肥厚性瘢痕が形成されるため、足関節の可動に制限が生じて「スポーツ」に影響するでしょうし、「普通に生活するだけ」にも不都合を感じるようになるかもしれません。
炎症により「赤い腫れ」が生じて「痛み」があるのですから、軟膏による化学的「デブリードマン」と湿潤療法で炎症の消褪を待って、それでも創が縮小する傾向が無ければ、接触的に「皮弁手術」を検討した方がよいのではないでしょうか。
「皮弁手術」をするにしても、創状態だけでなく周辺の皮膚や血流の評価、術後の関節への影響、「スポーツ」用具(靴下やシューズなど)と皮弁や縫合瘢痕の相互作用(擦れる)など、総合的かつ専門的な術前評価が必要です。
詳細に診察をしなければ、治療法の具体的な提案は出来ません。
整形外科主治医とご相談のうえ、形成外科を紹介して貰ってはどうでしょう。
Q12 相談者 ニックネーム:まるさん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

外反母趾の手術を9月上旬にうけ その後順調に回復していたように思っていたのですが3週間過ぎたぐらいから痛みが出始め傷が腫れ赤くなり膿のようなものもでてきました。
もともと水虫があり完治して手術をうけたようですが傷口が塞がっていないため水虫菌が傷口から感染してこのような症状が出ているのか不安です。
熱もなく膿のようなものの匂いもしません。
水虫との関連性がありますでしょうか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
炎症を起こしていることは確かなようですが、頂いた情報だけで感染の有無を判断し、原因菌を特定することは出来ません。
皮下縫合糸などを核にして感染を起こしている可能性があるので、直ちに手術をした病院を受診してください。
Q13 相談者 ニックネーム:たなし 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

3週間前に足首の三果骨折で外果、内果の2か所を手術しました。
現在手術の傷は閉じてるのですがジンジン痛みがあります。
術後3週間たってるのにこの痛みは正常なのでしょうか?痛み止めは1日に1回~2回飲む程度です。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
足関節部位手術後の痛みの具合は、症例によって大きく異なります。
三果骨折は、手術後直ちに歩行が可能で、1か月後には痛みもなく正座が出来る場合もあります。
ご相談と同様に、術後1か月経過しても安静時にも痛みが生じる場合もあります。
痛みの原因は様々ですが、インソールなどで免荷することで症状が軽減できることもあります。
主治医にご相談なさってください。
Q14 相談者 ニックネーム:n_n 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

先週木曜にバイクで事故をして右膝を裂傷、打撲しました。
3針縫い膝曲げられないようにニーブレースをつけてます。
まだ茶色っぽい血?が出てるのですが今日うまく行くと抜糸。
一応抜糸は1週間から10日って言われたのでいつかわかりませんが。
明後日コンサートがあり気をつけて行く予定なのですが(新幹線、タクシーなどを使い)大丈夫でしょうか?

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
膝を曲げなければ遠出をしても大丈夫でしょう。
下腿の抜糸は、整容的な視点を抜きに考えれば、受傷から10日後の方がよいかもしれません。
打撲と創状態を診なければ判断は出来ないので、主治医にご確認なさってください。
Q15 相談者 ニックネーム:パオ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月にアキレス腱断裂手術をしました。
なかなか傷が塞がらなかったのですが、自然治癒を望んでリハビリをしていましたが、8月に急に傷口が腫れ出し、膿が沢山でて、血まで吹きだし、炎症して歩くのが困難になるまで痛みが増しました。
その後、デブリートマン手術で処置しましたが、傷口の具合はまだ悪いです。
そもそも最初の処置で、手術後、ギブズ2週間、その後装具に変更だったんですが、装具に変更になった時、先生は傷口の確認はしてくれませんでした。
傷口もテープを貼りっぱなしでした。
装具になって、3日後くらいに傷口のテープが外れてしまったため、自分で貼り替えました。
その後、すごく痛みだし、熱ももっていたため、病院に行くと、膿んでいるから洗浄すると言われ、毎日洗っていないの?と言われました。
ギプスをはずしてからの指示は受けておらず、感染症をおこして、傷口が開いてしまった状態だと言われました。
そして、なんで抜糸していないの?とも言われ、その後主治医の先生から毎日石鹸で洗うように指示していなくてごめんなさいと言われましたが、私は、治ると思っていましたが、現在に至っています。
毎日洗わなかったのが原因ではなく、手術時に出血が多かったからと言われました。
セカンドオピニオンで他の病院で見てもらった方がいいのでしょうか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「毎日洗わなかった」ために「感染」したわけではありません。
おそらく、「毎日石鹸で洗うように指示して」いれば「膿が沢山」溜まる前に自身で「感染」に気づくことが出来たかもしれないし、処置が早ければもっと早く治癒できたかもしれないという診立てで、「ごめんなさい」ということなのでしょう。
「アキレス腱」部分の皮膚は伸展性が小さく血流が良くないため、もともと治癒しにくい部位のうえ、感染を起こして哆開するとほとんどの場合上皮化し創閉鎖するまでに長期間を要します。
少しずつでも治癒する傾向にあるなら、これまで通り治療をお続けになって構わないでしょう。
もし皮膚欠損が狭くなる兆候が無く腱が露出しているなら、腱の乾燥や足関節の可動域縮小なども気になるので、主治医に相談していただき、形成外科や皮膚科で上皮化を促すための方法をアドバイスして貰ってはいかがでしょう。
Q16 相談者 ニックネーム:ライン 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

1ヶ月ほど前に1m程のところから落ち脛を打撲し、脛に深い裂傷を負いました。大きさは5cm程です。
負傷後しばらくして整形外科に行きました。傷は縫わずに、絆創膏を貼りました。しかし傷の周りに血が溜まっているとの事で血を抜きました。ただ血が固まっておりほんとに少量しか抜けなかったです。
傷は最近塞がり打撲によるアザも無くなりました。
しかし脛の血腫が引いておらず、傷口の周りの感覚がありません。また、たまに立っていたり歩いていたりするとピリッと電気が走るような痛みがあります。正座など膝を着く際も傷口が出ているので痛くてできません。
これは時間の経過と共に良くなるものなのでしょうか。またそうでないとしたら再受診すべきでしょうか。

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
打撲と割創による瘢痕、末梢知覚神経の損傷、皮下血腫の線維化の症状です。
症状は、時間の経過とともに徐々に軽減します。
皮下血腫の線維化によるこぶのような変形も小さくなりますが、完全に無くならない場合もあります。
形成外科におかかりになって具体的なアドバイスを貰ってください。
Q17 相談者 ニックネーム:KIKI 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

左第5中足骨骨折で、骨が複数に割れてずれていたため全身麻酔でワイヤー固定術を受けました。半年後、同じく全身麻酔で抜釘術を受け、抜糸も終わり約三週間が経過しております。質問は3点あります。
①傷跡自体というよりは、その周辺と足の甲の広範囲の色調が、健全な右足と比較してかなり灰色っぽく血色が悪いような色合いになっております。これは、将来的に健全な足と同じ色に戻るのでしょうか。あるいは、一度手術をすると、血色が悪いのはこのままなのでしょうか。
②術後、骨折の傷跡と直接関係ない足指の付け根のあたりにあざができていました。足を固定するためについた跡のようなのですが、このあざがあるあたりがいまだに痛く、色もかなり悪いのですが、切った跡ではなくあざというのは、今後時間経過によって見た目としては改善が見込めるものでしょうか。
③手術で切った傷跡が8㎝程と大きく目立つので、傷跡が残らないようようマイクロポアテープを自身で購入し貼っているのですが、これ以外に傷跡が目立たないようにできるような薬などはありますでしょうか。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
① 血流不良あるいは皮下出血によるヘモジデリン沈着のための色調でしょう。
② 皮下出血です。
足関節より末梢は血流の鬱滞が起こりやすいため時間はかかりますが、色調も痛みも徐々に改善するのが通常です。
③ 瘢痕の状態を診察しなければ具体的なアドバイスが出来ません。
主治医にご相談いただき、形成外科におかかりになってください。
Q18 相談者 ニックネーム:ニックネーム = ぱおん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月にアキレス腱断裂の手術をしましたが、ギプスが外れた後、自宅での傷口の処置方法が伝えられず、傷口が膿んで化膿し傷口が開いてしまった。
ゲンタマイシンの薬処方で様子をみていますが、腫れが引かず、リハビリ後痛みが出て赤く腫れます。滲出液もでます。
痛みはいつまで続くのでしょうか?
セカンドオピニオンを使った方がいいのでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ギプスが外れ」るまでに「アキレス腱断裂の手術」から4~6週経過後していれば、手術痕は瘢痕治癒しているのが通常で、「自宅での傷口の処置」は必要ありません。
「アキレス腱断裂」の手術痕が「膿んで化膿し傷口が開いてしまった」なら、治癒を遷延させる基礎疾患などや感染など原因があるのかもしれません。
また、アキレス腱の部位は、下腿で腱の直上という血流が悪い条件が揃うため、「膿んで化膿し傷口が開いてしまった」場合、治癒までに相当の時間がかかります。
難治性潰瘍になることがあるので、積極的な創治療とともに、しっかりとした鎮痛処置が大切です。
主治医に「痛み」を伝え疼痛のコントロールをお願いして、「リハビリ」の内容・方法も、創に負担がかからないよう検討して貰ってください。
「軟膏」などによる保存的治療で創の閉鎖が困難なら、皮弁術など特殊な手術が必要になることもあります。
主治医にお願いして、今後の経過を予測して説明して貰えば、不安は軽減するのではないでしょうか。
先の見通しが無く治療をしているようなら、形成外科や他の整形外科で「セカンドオピニオン」を求めてみてもよいかもしれません。
Q19 相談者 ニックネーム:くうしんさい 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

2日前に夫がバイクで転倒し、膝のお皿の上辺りをえぐるように損傷しました。
救急車で運ばれて、夜でしたのでその時は洗浄と消毒だけで入院し、翌日(昨日)にもう一度洗浄消毒し縫合してもらったのですが、今日CTをした所、縫合した中にまだ石が残っているとの事で、明日、縫合した所を再切開して石を取り除くそうなのですが、、
そんな事はよくあることなのでしょうか?

昨日の説明によると、その膝の傷は深く、筋肉?筋膜?に影響しているかもとの事で、1週間様子を見てその筋肉?筋膜?がうまくくっつかなければ今後歩けなくなるので、うまくくっついていないと判断したら、その後もっと大きい病院で治療しないといけないと言われました。
そんな状態なのに、また再その部分を切開すると言われ、、このままお任せしていいのか不安です。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
汚染の恐れがある挫滅創は、受傷当日は縫合せず、翌日に感染が無いことを確認して縫合・創閉鎖することも少なくありません。
縫合前に創をよく洗浄して異物を除去することは基本ですが、深部に砂や石などが侵入していた場合、気付かずに閉創してしまうことがあります。
創治癒してから異物の存在に気付いた場合は自然排出を待つこともありますが、日常生活の邪魔になったり感染を起こしたりすることが予測されれば早期に異物を除去します。
受傷創が筋膜や筋肉に達しているかは創洗浄・縫合時に確認しているはずで、縫合不全や感染など合併症による状況の変化が無ければ、歩けなくなることはありません。
創が深かったならば、瘢痕が残って、しばらく歩きにくさを感じるたり、膝をついたときに瘢痕が潰されて痛みを感じることがあるかもしれませんが、瘢痕が成熟して軟らかくなれば歩行や日常生活に支障は生じなくなるのが通常です。
順調に治癒するでしょうが予測できない経過を取ることもあるかもしれないのでしっかり治療しましょうという主治医の警告が、うまくくっつかなければ云々という言葉として伝わったのではないでしょうか。
主治医に、再度ご確認いただくことをお勧めします。
どうしても不安なら、形成外科を紹介していただき転院するとよいでしょう。
Q20 相談者 ニックネーム:みぃ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

チェーンソーで膝をバックリ切ってしまい6針縫いました。
1週間後抜糸に行ったのですがまだ傷がくっついてないと言われテープを貼ってしばらく足を曲げないで。後は自分で様子を見てテープとってね。と言われ診察が終わりました‥。
傷がジクジクしている時はまだテープはそのままにしておいて、シャワーの水もかけて洗い流さない方がいいですか?
汗もかくしなんか不衛生な気がして。
そしてこういった場合あと1週間程で傷は乾燥するのでしょうか。海へジェットスキーをしに行く予定があるのですが、行かない方がいいですか‥。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「チェーンソー」で受傷した「膝」の切創ならば、「1週間」で「抜糸」はやや早すぎではないでしょうか。
「チェーンソー」の切創は創縁が挫滅されているので上皮化に1週間以上かかるでしょうし、下肢は血流が良くないので10日程度経過を診て抜糸するのが通常です。
溜めたお湯に浸からなければ、「テープ」を外して、「シャワーの水」を「かけて洗い流」して構いませんが、「膝」を深く屈曲すれば縫合創が開いてしまう可能性があるので注意が必要です。
完全に上皮化していれば「海へジェットスキーをしに行」っても構いませんが、まだ「傷がジクジクして」しているなら感染を防ぐために、「海」に入ることはお勧めしません。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

治療中や手術後の気になる状態 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る