傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 治療中や手術後の気になる状態
  1. 下肢
Q61 相談者 ニックネーム:パンダ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

中学生の息子が4日前に部活でコンクリート上で転び、膝の傷が深かった為11針ぬいました。
皮膚が一部無くなっており?皮膚を伸ばして縫っていました。
2日くらいあまり曲げないでと言われ、数日たつのですが、本人が曲げるのが怖い、取れるような気がすると言っているのですが、普通に日常動作で曲げたりは可能でしょうか?

A61 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「皮膚が一部無くなって」いた部位を「皮膚を伸ばして縫っ」た治療が適当かどうか、診察をしなければ判断が出来ません。
縫合創に大きな緊張がかかれば縫合創の離開が起きるでしょうから、抜糸するまで「膝」関節を完全に屈曲することは控えた方がよいでしょう。
また抜糸後も、「膝」関節の屈色伸展動作で幅広い肥厚性瘢痕が生じる可能性が高いでしょう。
「膝」の肥厚性瘢痕は膝をつくなどするたびに痛むので、肥厚性瘢痕を予防するため、直ちに形成外科におかかりになってください。
Q62 相談者 ニックネーム:y 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

壊死性筋膜炎の治療のため、太もも裏の切開を行い、その後縫合を行いました。縫合後から縫合箇所ではない膝の裏辺りの皮膚の感覚が鈍くなっています。傷の辺りの感覚はあります。縫合後1週間ほど経ちますが改善されません。担当医に相談したところ、経過観察との事でした。この症状は徐々に良くなるものなのでしょうか?またよくあることでしょうか?

A62 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
減張切開の際は、主要な神経や血管を目視しそれらを避けて皮膚、皮下組織、筋膜の切開を行っています。
「縫合」後に「皮膚の感覚が鈍く」なっていることに気付いて「1週間ほど経ちますが改善され」ないなら、表皮付近の末梢知覚神経の損傷があったか、浮腫による知覚鈍麻でしょう。
いずれの場合も、時間の経過とともに知覚は戻ります。
Q63 相談者 ニックネーム:いちご 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

自転車で転んで左膝7針縫いました完治までなんにちかかりますか

A63 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、抜糸までに10日~2週間、抜糸直後は一本線だった瘢痕の一部が3~6か月経過するうちに幅広くなり肥厚性瘢痕になります。
抜糸をすれば、膝を動かしても構いません。
肥厚性瘢痕予防のため、縫合線の瘢痕に張力がかからないようテープを貼っていただくとよいでしょう。
肥厚性瘢痕の状態は暫く続きますが、数年の経過を経て白く平らな成熟瘢痕が形成されます。
肥厚性瘢痕は膝をつくなどの動作をした際に多少痛む事もありますが、日常生活の制限をする必要はありません。
経過は症例ごとに異なるので、具体的な治療法や自己ケア法と経過予測は、おかかりになっている病院の主治医にお尋ねください。
Q64 相談者 ニックネーム:Soujirou27 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

原付で転けて左肘の上の方が裂けてしまい縫ったんですけど抜糸した後って痛いんですか?
あと転けて左膝もぶつけたんですけど歩く時に多少痛みを感じます。膝の骨などは折れていませんでした。

A64 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「抜糸した後」は、通常、痛みはありません。
整形外科で「左膝」を診ていただいて骨や腱の損傷を指摘されなかったなら、「歩く時に多少痛みを感じ」るのは打撲による「痛み」でしょう。
Q65 相談者 ニックネーム:ADSO 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

足首を切ってしまい、その後、縫い、抜糸してから4週間ほどったったのですが足の裏を地面につけている状態からつま先を上にあげようと思っても上げることができません。また、サッカーボールを蹴るときや、ジャンプをするときなどに、足がとても痛いです。激痛が走ります。外科の先生方は、傷口が化膿もしていないし、きれいに治ってるから、内側の原因だとおしゃっていたのですがいまいちよくわかりません。
原因が何なのか、それと、どこの科に受診すればよいのか教えて下さい。足首は動かしているので、筋肉が固まっている可能性は少ないと思います。お手数おかけします。

A65 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「足首を切って」というのは、足関節の内側ではないでしょうか。
前脛骨筋の損傷あるいは腓骨神経の損傷の可能性があります。
頂いた情報だけでは診断が出来ませんが、診察をすれば診断は確定できるでしょう。
整形外科を受診してください。
Q66 相談者 ニックネーム:マイ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

本日主人が膝の手術をしたのですが、ガーゼが膝の横から後ろまですでに血が滲んできたのですが大丈夫でしょうか?
病院からは特にガーゼの交換ようなどももらっていないそうです。次の術後経過は20日後なのですがこのままでよいのでしょうか?

A66 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
日ごろから抗凝固剤などを服用しているのでなければ、通常ならば自然に止血します。
膝の下に枕を置いて横になり膝を心臓より高くしておくと止血は早まるでしょうし、術後の浮腫みも軽度で済みます。
術後の出血の可能性の説明がないままで再診の予定が「20日後」という指示があったなら、主治医は、手術当日に「膝の横から後ろまで」「ガーゼ」に「血が滲んで」しまうことを予測していなかったのでしょう。
明日「病院」を受診することをお勧めします。
Q67 相談者 ニックネーム:ぽこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

2022年7月に大学病院の外科にて、下肢静脈瘤の高位結紮術の手術を受けました。
右足膝の後ろ2ヶ所と、ふくらはぎ1ヶ所の膝から下、計3ヶ所です。医師からは、小伏在静脈を縛り逆流している弁を正常に戻すための手術と説明を受けました。
手術は成功したようですが、今2ヶ月が経ちますが、術後すぐからの不調に悩んでいます。 
膝後ろの手術したところのすぐ上付近と太ももの痛み(血管が通っている所)が強く、かかとのしびれと痛みもあり、立ったり歩いたりが少しの時間(5分位)しかできなくなっています。日常生活がおくれなく大変困っています。 
膝を立てて座っていると痛みも少し和らぐ感じです。
弾性ストッキングもきちんと履いていました。
外科の方で血液検査や足の造影剤検査もしましたが異常はないようです。
神経内科を受診する事になっていますが、後はどんな原因が考えられますでしょうか?

A67 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「立ったり歩いたり」すると「少しの時間(5分位)」で「痛み」が強くなったり、下肢の「しびれと痛み」が出現したりする症状は、一般的に、動脈硬化が原因の動脈血の供給不足(下肢閉塞性動脈硬化症)が疑われます。
「外科の方で血液検査や足の造影剤検査もしましたが異常はない」とのことですが、造影検査よりも中枢側の動脈の狭窄が起きているのかもしれません。
また、手術に伴う血流不全なら、時間の経過とともに側副血行路が形成されて症状が軽減、消褪することが期待されます。
神経内科で診察を受けるとともに、おかかりになっている「外科」や循環器内科で更に精査を進めてもらってください。
Q68 相談者 ニックネーム:ひらめ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

2022年6/8にアスファルトで転んで左脚の膝下を3センチ位切りました。すぐ病院で診てもらい洗浄とゴミを取って軟膏を付けてもらい帰宅、また2日後に人工皮膚を付け縫ってもらいました。その後、手術が必要と言われたので17日間入院して2度手術しました。一度目は皮膚を盛り上げる手術。2回目は鼠蹊部からの皮膚移植。退院後は膝が曲がりにくかったので相談したら、伸ばしたりするリハビリを勧められたのでこまめに動かしていましたが、皮膚が突っ張っていて伸ばすと皮膚が裂けるので、血が出たりしていました。最近の出血はガーゼに5ミリ程度と減って来ました。しかしなかなか膝が曲がらないのは傷口が一部分動かないからです。担当医はまだ皮膚が硬くなっているから大丈夫との事ですが、癒着している様に思えます。最近まで熱が篭っていて腫れていました。早いうちに診て貰ったほうが良いのではないでしょうか?

A68 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
記載された治療経過から受ける印象は、おかかりになっている病院は、癒着や瘢 痕、瘢痕拘縮、関節可動域制限など全てにわたって診てくれているようです。
気になる症状とご心配なさっている内容を主治医に伝えて、今後の経過予測と治 療計画をお尋ねください。
どうしてもご心配なら、他の形成外科でセカンドオピニオンを求めてもよいで しょう。
Q69 相談者 ニックネーム:じゅぽん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

昨日、足底色素性母斑、悪性黒色腫の疑いで皮膚生検をしました。母斑は4ミリ以下。
本日傷を見たところ、傷は2センチ、3針縫われていましたが、間が1針とんでいて傷が開いています。
足裏は粉瘤が出来やすいと言われたので、あえての開放で1針飛ばしたのか、縫い忘れなのか。このままにしておいてよいのか心配です。

A69 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
縫い忘れということはないでしょう。
足底の表皮は伸展性が極めて低いので、紡錘形に切除した創縁を左右から寄せて も完全に閉鎖できなかったため、開放創のまま肉芽増生させ上皮化を待つ方針に したのでしょう。
足底の粉瘤(外傷性上皮嚢腫)を防ぐためには、開放創の部分をついて歩かない ようにした方がよいかもしれません。
再診の予定でなくとも、手術をした病院を受診してご確認なさってください。
Q70 相談者 ニックネーム:みー 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

海の岩で滑って転んだ際に足の親指の爪が半分剥がれてしまいました。直後はグラグラしていて出血もあったんですが、その後絆創膏を貼っていたらグラグラはなくなったのですが、痛みもあり皮膚科に受診したところ、問題無さそうだからそのままで!何も覆わないでくださいと言われ、薬も出なかったです。妊婦だからなのか分かりませんが‥
その後様子を見ていても、爪の周りを触ったり、立ったり歩いたりすると痛みが少しあります。爪もだんだんと黒くなってきている感じです。
このまま放置してよいのでしょうか。
今後の対処が分かりません。
痛みはどのくらい続くのかも教えてください。

A70 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
爪の亜脱臼でしょうから、歩行時の痛みあるいは軽度の違和感は4週間程度残り ます。
爪が変色してきているようなら、6か月ほどかけて新しい爪に置き換わるかもし れません。
内服薬や外用薬は必要ありませんが、爪を引っ掛けそうで不安ならテーピングな どで爪を固定してください。
痛みが気になれば、アセトアミノフェンなどの鎮痛剤なら妊娠中でも服用可能です。

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