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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q131 相談者 ニックネーム:January 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

もう20年くらい前に左額にできた脂肪腫を摘出手術しました。
その後左眉の上が少しへこんでいましたが、痛みもなくほったらかしにしていました
が、へこみの回りの肉が、盛り上がり固くなり最近盛り上がりた部分の上のひふが少しシミのような色がつき、ときどき赤くなるときがあります。
こんな場合病院の何科を受診すればよいでしょうか?

A131 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「20年くらい前」の「脂肪腫を摘出手術」で、術後「少しへこんで」、「へこみの回りの肉が、盛り上がり固く」なっていたのが、「最近」「少しシミのような色がつき、ときどき赤くなる」のならば、枕や帽子など、あるいは基礎化粧品を使った手入れの際に擦れているだけの可能性が高いのではないでしょうか。
診察をすれば他の所見が明確になるかもしれませんので、先ずは形成外科か皮膚科を受診して相談してください。
Q132 相談者 ニックネーム:いち 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

9年前に交通事故でおでこを端から端まで約13センチ裂傷してしまいました。
ただ上手く縫合して頂いたおかげもあって現在は線キズの様になっている感じです。幅は2~3ミリ程度です。
ただ、縫い合わせのところが段になっていて、光の当たり方でキズ跡が目立ってしまいます。
おでこを平らに、そして傷跡自体も極力目立たなくして頂きたいのですがどの程度修復が可能でしょうか。

A132 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「幅は2~3ミリ程度」で「段になって」いる症状の改善は様々な治療法が提案できますしどんな治療法でも症状は改善されるでしょうが、瘢痕形成術(瘢痕切除縫合術・Z形成術を含む)が最も瘢痕が目立たなくなる方法でしょう。

現在の状況あるいは術後経過によって、ほとんど瘢痕が判らなることもあるでしょう。
形成外科を受診して相談してください。
Q133 相談者 ニックネーム:まゆ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

19年前に事故で左のおでこを縫う怪我をしました。今そこが触るだけで痛かったり、そこから左の頭部まで触るとピリピリとしています。軽くぶつかっただけで頭を抱えるほどの痛みが広がります。何科を受診すれば良いでしょうか。またこの神経痛のような症状を治すことはできるのでしょうか。

A133 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷により神経断端腫が出来たか、神経再生時に別な神経と接続してしまったのかもしれませんが、帯状疱疹の可能性があります。
直ちに皮膚科か内科、あるいは形成外科を受診してください。
Q134 相談者 ニックネーム:初秋 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

数年前に怪我をし、頬を2センチ弱縫合しました。ぱっと見は目立たないのですが、よく見るとわかるかんじです。
欲を言えば、ドッグイヤーが少しでも平坦化すればさらに目立たなくなるのにと思っています。
ドッグイヤーの部分は光線加減により小さいイボのような膨らみに見えます。
これをほくろ、イボのようにレーザー治療することは可能なのでしょうか。

A134 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ドッグイヤー」は真皮層の歪みが原因なので、表皮の治療として「イボのようにレーザー治療」することはできません。
CO2レーザーなどで真皮層まで処理をすれば、必ず瘢痕が残ります。
「頬」の「2センチ弱」の「怪我」が切創ならば、「ドッグイヤー」が出来ることは少ないと思われるので、「イボのような膨らみ」が本当に「ドッグイヤー」かどうか形成外科で診てもらい、マッサージで目立たなくなるか切除術をした方がよいか、そのほかの治療の適応があるか治療法を提案してもらうのがよいでしょう。
Q135 相談者 ニックネーム:きょうこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

30年以上前に下唇を事故で傷つけました。口紅をつけて傷を隠してはいます。写真を撮ると傷痕が目立ちます。
傷痕を綺麗に治したいと思います。治療は可能でしょうか?

A135 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「口紅をつけて」も瘢痕が目立つなら、多少、唇の変形があるのでしょうか。
赤唇部分(いわゆる唇)に白く残った瘢痕は、局所麻酔手術の瘢痕形成術で瘢痕切除と同時に唇の形を整えることができます。
形成外科を受診して相談してください。
Q136 相談者 ニックネーム:テッチャン 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

顔に切り傷跡があり目立たないように治したい。

A136 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
内服薬、外用薬、注射、レーザー、手術など、瘢痕の状態によって治療法は異なります。
治療するかどうか、どんな治療をするかは、あとからゆっくり検討することにして、まずは複数の形成外科、美容外科を受診して治療方針を提案していただいてはいかがでしょうか。
Q137 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

私は、小学校3年生のころに鼻の下を噛まれました。ちょうど鼻の下の真ん中で縦に1センチです。しかも、まっすぐな線ではなくて「入」という字のような感じです。

形成外科に行きましたが、お医者さんからはもう完全に最終形態ですね。と言われました。白傷だからです。さらにあまりいじりたくない傷ですね。と言われました。
レーザーをやっても意味がないとも言われたので、ずっとこのままこの傷と向かいあって行かなければと考えると憂鬱でなりません。
鼻の下のちょうど真ん中は、やはり、治すのは難しいですか?
縫ったとしても傷跡にまた傷跡を重ねるだけだともおっしゃっていたのですが無意味ですか?

A137 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ詳細がわからないので具体的なアドバイスが出来ませんが、一般的に、「白傷」でも瘢痕を切除して縫合しなおせば多少は目立たなくなるものです。
お掛かりになった「形成外科」は「あまりいじりたくない」と仰っているのですから、手術できないといっているわけではなさそうですし、かなり目立たない瘢痕と判断をなさったのかもしれませんが、「入」の一辺だけでも細くなると更に目立たなくなる可能性もあります。

10代後半なら、顔の大きさもこれ以上は大きくならないので瘢痕の大きさも固定しているでしょうし、他の形成外科でセカンドオピニオンを求めてみてはいかがでしょう。
Q138 相談者 ニックネーム:akn 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

6年前タクシー乗車中に事故にあい、おでこから瞼にかけアルファベットの『J』のような傷跡ができました。後遺症障害7級で示談しています。

形成外科でステロイド注射をしていただいたためケロイドはできていませんが、眉毛が2箇所毛が生えない状態になっています。

通っていた形成外科、セカンドオピニオンで別の形成外科でも『傷間を詰めるのは無理』『化粧で隠せるから大丈夫』と言われました。

傷幅は2㎜あるかどうかですが、傷上は別の箇所とは色も違うようになり傷がわかります。できれば移植やアートメイクの施術ができないかと思っています。

別の方への回答に『瘢痕性禿髪部には毛根は存在しないので、レーザーなどの治療は効果ありません。』と書かれていますが、アートメイクは無理でしょうか?その他解決案はないでしょうか?

アートメイクされている形成外科が近くにないため病院へ行く前にわかればと思っています。

A138 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「通っていた形成外科」あるいは「別の形成外科」は直接診察をなさっているのですから正しい判断をなさっているものと思いますが、一般的に「傷幅は2㎜あるかどうか」の「眉毛」欠損のある瘢痕ならば、切除縫縮して「傷間を詰める」ことは可能です。

瘢痕切除縫縮をすると変形が残る可能性を見越して、「『傷間を詰めるのは無理』『化粧で隠せるから大丈夫』」という結論だったのかもしれません。

さて、瘢痕を隠すための自毛の「移植」も「アートメイク」も可能です。
自毛植毛は「傷幅は2㎜あるかどうか」の「眉毛」部分なら数十分~1時間程度で手術は終わるでしょうし、後頭部から1本の毛根をまばらに採取してくる方法なら、毛根を採取した部分の瘢痕も目立ちません。
眉も「眉毛」の流れに沿って移植できます。
難点は、移植した毛は髪の毛なので一般的にもともとの「眉毛」と比べて太いこと、伸びる速度がもともとの「眉毛」より速いうえ、髪の毛のように長く伸びるので定期的にカットしなければいけないことの2点です。
「アートメイク」は瘢痕部分にTatoo(入れ墨)をするので、その後のケアは楽でしょうが、時代とともに流行りの眉毛が変わってもそれに対応できないこと、化粧の際にペンシルや眉マスカラで眉を描くなら「アートメイク」自体が必要ないことが検討材料として挙げられます。(「アートメイク」は通常数年で薄くなります)

30代前半でまだまだお化粧を楽しむつもりなら、瘢痕切除術が可能か再度別な形成外科でセカンドオピニオンを求めてみて、やはり手術が困難ならお化粧で隠す対処が正解かもしれません。
Q139 相談者 ニックネーム:Wan 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

57歳女性です。25歳で脳動脈瘤破裂になり手術を受け、一命は取り留めました。
後遺症と言えるのか、左額の皮膚は動きません。感覚はあります。
加齢により眉と目蓋が下がってきて、覆い被さるようになり、視界は上が狭くなっています。
見た目も、左右アンバランスで情けない状態です。左目は腫れているように見え、気分も大変うっとおしいです。今では化粧で誤魔化すことも困難です。
保険が利く範囲で何らかの施術があるのか知りたいのです。
ただ介護の必要な高齢者と同居しており、入院となると困難です。

A139 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
三叉神経麻痺ならば「眉と目蓋が下がって」しまいますが、瞼を閉じることが出来にくくなります。
前頭筋の麻痺ならば「眉と目蓋が下がってきて、覆い被さるようになり」ます。
「加齢により」という記載から、徐々に進行しているということなら、眼瞼下垂も考えられます。
「眉と目蓋が下がってきて、覆い被さるようになり、
視界は上が狭くなって」いるならば、眉毛つり上げ術、あるいは眼瞼下垂手術が可能です。
必ずしも入院しなくとも、外来手術で可能な場合も少なくありません。
先ずは形成外科を受診してご相談ください。
Q140 相談者 ニックネーム:しゅう 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

5歳頃に転倒し顎を3cmほど切りました。
近くに内科医院しか無く、そこの医師に縫合して貰い抜糸もしました。
もう30年近く経ちますが、1つ気になることがあります。
傷痕(周囲も含む)に触れると違和感が強く、自分でも触れる事が出来ません。
痛みはありませんが、とにかく背中がムズムズしてジッとしていられず、ひどい時には叫びそうになることもあります。
歯科治療などで顎に触れられる可能性がある場所などがとにかく苦手で困っており、かかるべき診療科を教えて頂きたいです。
縫合時に神経を巻き込んだのでは無いか?と知人に言われましたが、本当にそんな可能性はあるのでしょうか?

A140 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご相談の症状は、心因的なものが強いのかもしれません。
例えれば、くすぐりに弱いヒトにくすぐる振りをするだけで、ムズムズするのと同じようなものです。

軽く触れるのではなく自身でやや強めに触って、外的刺激に『慣れて』しまうのが最も基本的な対処法です。

治療をお望みなら、鎮痛薬の内服や注射が有効でしょうから、特にこの科でなければいけないというわけではないのですが、敢えて挙げるならペインクリニックを受診してください。

また、医療以外でも、オルゴール療法などの心理療法が有効なこともあります。

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