傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q151 相談者 ニックネーム:KIM 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

私は10年前に、鼻の根本の部分(眉間よりわずかに下)に傷を負いました。
傷は円形で、直後は穴が空いたように内部が露出しましたが、数日で再び表皮で覆われました。
現在、傷跡は直径6mm位のクレーター(凹んだ部分)として残っています。

クレーターの内部は平らで色も周囲と同じですが、周囲より少し凹んでおり、境界に段差があるため、クレーターは目立ちます。
また、クレーターの内部は毛穴もなく滑らかで、周囲の皮膚と比べて光を反射しやすいなど、少し質感が違います。
指でつまんでみると、他の部分に比べて固く感じます。

このホームページなどを参考にさせていただき、おそらく、クレーター部分の表皮の下には瘢痕組織があり、真皮は失われているのではないかと考えています。
私としては、このクレーターの境界を目立たなくさせたいのですが、治療法の候補としてどのようなものがあり得ますでしょうか。

A151 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕切除手術、ピーリング、アブレージョン、フィラー注入、脂肪移植、レーザー焼却、フラクショナルレーザー、RFなど、さまざまな治療が考えられますが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。

ご自身だけで治療法を絞り込もうとなさらず、複数の形成外科を受診して治療法を提案して貰い、信頼出来るとお感じになった医師を主治医として再度治療方針をたてていただいてはいかがでしょう。
Q152 相談者 ニックネーム:ルイノン 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

頬にある傷のことで相談させていただきます。
5歳の時に自転車から転倒し頬を縫う怪我をしました。
縦2cm,横5mmの傷で、もっと目立たなくしたいという思いから15歳の時に傷の幅を狭くする皮膚の切除縫合の手術を受けました。術後は傷の横幅が1mm程になりましたが、望んでいた薄い引っ掻き傷のようにはならず、他の皮膚との違いがよくわかるテカリをもった白色線状瘢痕になってしまいました。
化粧をすれば、多少わかりにくくなりますが、素顔のままだと傷を強く意識せざるを得ません。手術から何年も経ったいまでもそうです。インターネットを閲覧する限りでは、こうした成熟瘢痕に施す術はあまりない様で鬱蒼とした気持ちになってしまいます。
しかし素人知識なのでわからない部分も多く、こうした傷に何かまだ手立てはあるか(炭酸ガスレーザ-は有用かなど)について教えていただけたら嬉しく思います。
また、家族に真性ケロイド持ちのひとがいます。わたしは、傷痕は残りやすいですが傷が膨らむということはありません。遺伝的に見て、傷の治癒力に影響を受けていたりすることはあるのでしょうか。

A152 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の向きにもよりますが、「傷の横幅が1mm程」の「テカリをもった白色線状瘢痕」ということならば、瘢痕切除縫合手術が最も適しているのではないでしょうか。

手術前に絶対の結果をお約束することは出来ませんが、術後6か月~2年の経過を待って頂ければ、ほとんど目立たない瘢痕を期待して頂くことも可能と考えます。

あなたの創傷治癒及び瘢痕と、ご家族の「真性ケロイド」は関連付けて考える必要はありません。
治療方針の決定には診察が必要ですし、患者さんと主治医の相互の信頼も大切ですから、複数の形成外科を受診して相談、検討してください。
Q153 相談者 ニックネーム:aki 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

顔の目立つ位置に凹んだ傷跡があります。
お医者には診ていただいたのですが、傷跡修正手術では、同じレベルか、少し目立たなくなるかもしれないとのことでした。
場所が顔であることもあり、光の具合で影ができ目立ちます。
どうにか凹みを改善したいのですが、何か良い方法はないでしょうか。

A153 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に「凹んだ傷跡」の改善には、フィラー注入や脂肪移植、PRP注射、フラクショナルレーザーなどが有効です。
メールでのご相談の際には症状をなるべく詳しくお書き頂かないと、具体的なアドバイスが出来ません。
美容外科や美容皮膚科、あるいは形成外科を受診して相談してください。
治療法は必ずしも一つではないので、複数の医療機関で治療計画を提案していただき、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解して、充分に納得してから治療をなさってください。
Q154 相談者 ニックネーム:いけちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

小学3年生の時に交通事故で、おでこ(左上)にこぶができました。当時検査をした結果は、頭の中に異常はないとのこと。こぶも自然に治ると言われました。
しかし、20代になっても出っぱりはひかず、かたく盛り上がっていて、おでこにシワをよせると真ん中が窪みます。特に今まで頭の症状は出たことはないのですが、高校生くらいから左目だけ視力が落ちたり(最近受診したが眼に異常ないとのこと)したのでしたこともあり、関係があるのか、今後後遺症が起きる可能はあるのか、こぶはこのままなのでしょうか。
今さら心配する事ではないのかも知れませんが、ずっときになっています。

A154 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に精査して「頭の中に異常はないとのこと」ですから、「今後後遺症が起きる可能性は」まず考えられません。
外傷と関係なく、姿勢など生活習慣の癖により「左目だけ視力が落ちたり」することも珍しいことではないので、「心配する」必要はないでしょう。

「おでこ(左上)にこぶができ」たのは外傷性皮下血腫で、皮下血腫が線維組織と置き換わったために「今20代になっても出っぱりはひかず、かたく盛り上がって」いるのでしょうし、「おでこにシワをよせると真ん中が窪」む症状は皮下組織と筋肉(あるいは筋膜)が癒着を起こしているためです。

将来的に症状が悪化することはありませんが、「ずっときになって」いるならば形成外科か美容外科を受診して「こぶ」と「真ん中が窪」む症状の改善を相談すると良いでしょう。
Q155 相談者 ニックネーム:ねこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

小学生の時、ハサミで下唇の中央下側を切ってしまいました。病院には行かず止血しただけだったのですが、その部分だけが少しだけ盛り上がり硬く白くなっています。唇のしわがそこだけ無いような感じです。口紅を塗っても目立ちます。
人と話すときの視線が気になります。

A155 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしていないので断言はできませんが、局所麻酔の手術で目立たない状態に形成することが可能と考えます。
「手術してその部分だけを切り取って周りの唇を寄せて目立たなくする」方法だけでなく、口腔側から粘膜を切除する方法、粘膜下の瘢痕だけを削る方法など、「目立たなくする」為に症状に合わせて手術法を計画する必要があります。

形成外科を受診して相談して下さい。
Q156 相談者 ニックネーム:yuko 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

現在23歳ですが、3歳の頃に自転車にひかれて、左目の外側のすぐそばに、長さ3センチくらいに傷が残っています。
傷は、一本線で、へこんでいます。太さは、2ミリくらいかなと思います。へこみ具合は、見た目でも、指で触っても確認できます。傷跡が、顔にあって、へこんだ長めの傷だからか、目立っています。
何か、傷跡を目立たなくするよい治療法や手術等はありますか。
一度、個人の皮膚科兼形成外科で2年くらい前に相談したら、傷跡に沿ってもう一度切って、きれいに縫い直す方法があるが、今の傷跡のへこみがなくなるで、どっちにしろ傷跡が残るから、そのままにしといた方がいいと言われました。
毎日、伸ばした前髪で傷跡を隠す生活が嫌で、こちらでも相談させて頂きました。

A156 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしていないので断定は出来ませんが、「長さ3センチくらい」で「太さは、2ミリくらい」の「見た目でも、指で触っても確認でき」る程の「へこんだ長めの傷」ならば、「傷跡に沿ってもう一度切って、きれいに縫い直」せば、瘢痕は「そのままに」しておくより目立たなくなるものと推測します。
特に「毎日、伸ばした前髪で傷跡を隠す生活」を送っている様な場合、治療をすることで、気持ちが楽になることも少なくありません。
形成外科専門医を受診して、相談してください。
Q157 相談者 ニックネーム:太郎 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

今中学三年生なのですが、小学六年生の頃に自転車から落ちてしまい顔を地面にぶつけてしまいました。
上唇と鼻の間をぶつけ血がでました。何日かすると傷は治ったのですが上唇の中にしこりができてしまいました。それが2~3年間なくなりません。
そのしこりのせいか唇が変な形にみえます。このしこりは手術などでとるしかないのでしょうか? 薬局にしこりをとる薬などないですか?

A157 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「しこり」は皮下の瘢痕なので、更なる時間の経過と共に今後も徐々に軟らかく小さくなります。
1日1回指先でゆっくりと押しつぶすようにマッサージをすると、軟らかくなるまでの期間が多少は短縮できます。
一旦軟らかくなって数時間もすれば元の硬さに戻りますが、毎日続けると、徐々に軟らかさが増すので、根気よく続けてください。

治療をするかどうかはじっくりと時間をかけて検討すればよいのですから、まずは形成外科を受診して瘢痕の状態を診てもらったうえで具体的なアドバイスを貰い、ステロイド注射や「手術など」の治療について説明して貰うと良いでしょう。
Q158 相談者 ニックネーム:richon 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

約30年ほども前のキズになりますが、私が3歳ころの時に遊んでいて眉と眉の真ん中に縦2cmほどのキズができました。母から聞いた話では、当時は縫わずに済ませたそうです。
現在でも線状のキズが割りとはっきり残っています。
外見を気にするようになったころから目立つ位置ということもあり、前髪でずっと隠してきました。
何年か前に皮膚科で傷跡の修正について聞いてみたことがあるのですが、「やっても今よりきれいになるか分からない、触らない方がいいかも知れない」と言われ何もしませんでした。
今になっても、やはり何とかならないものかと思っています。
このようなキズに関して、目立たなくできる可能性はあるのでしょうか?

A158 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ明確に申し上げることは出来ませんが、長い間気にして「前髪でずっと隠して」きたならば、瘢痕の治療を検討する意義はあります。
仮に、明らかに「今よりきれいに」ならないとしても、「触らない方がいい」ということはないでしょう。

各種レーザー、ピーリング、ヒアルロン酸などのフィラー注入、細胞増殖因子や培養線維芽細胞、あるいは自己脂肪の移植などの治療の提案があるかもしれませんが、複数の医師の診察を受けて、それぞれの治療を十分に理解して治療法、治療する機関を選択してください。
Q159 相談者 ニックネーム:ノア姫 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

私は現在中学生なのですが、小学生の時にできた傷跡が未だに消えません。2つあるのですが、1つは丸っぽい形で少しだけ窪んでいます。色は赤のような色です。2つめは茶色っぽい色で楕円形です。どちらも3ミリ程度なのですが、顔にあるため目立ってしまい気になります。今からでも消す方法はありますでしょうか?

A159 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「窪んで」いる「傷跡」は、特に処置をしなくても時間の経過とともに症状が軽減することもありますが、ほとんど変化が無いことも少なくありません。
ピーリング、レーザー(フラクショナルレーザーなど)、ラジオ波、フィラー注入、成長因子注射、サブシジョン、瘢痕切除などの治療法の中から適した組み合わせで症状を軽減させます。
ご自身で出来るケアとしては、保湿を充分にしておいてください。
担当する医師によって提案する治療プランは異なるでしょうから、先ずは複数の形成外科あるいは美容皮膚科でご相談なさって、治療をするかどうかいつするかはゆっくりとご検討なさってください。
Q160 相談者 ニックネーム:ゆか 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

この間交通事故で下顎部を3針縫いました。
顎を縫合して抜糸終わってまして傷を治すにはピタシートを必要と医師から言われました。
ピタシートを貼るのが気持ち悪くて嫌で今はガーゼをずっとしてます。
お風呂のときはピタシートをしてお風呂上がるとガーゼに貼り替えてます。
この傷が綺麗に治らなかったら手術と言われました。
初めは怖かったんですけど今となれば手術は嫌じゃないです。
完治するにはガーゼでも大丈夫ですか?極力ガーゼがいいです。もうガーゼじゃ傷が消えないのであれば手術しようかともちょっと思ってきてます。
それともやっぱりピタシートの方がいいですか?
手術はした方がいいですか?

A160 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ピタシート」は優れた創傷被覆材ですが、基本的に縫合から抜糸までの期間に使用していただきます。
比較的早期に抜糸した場合、瘢痕と周辺皮膚の安静を目的に数日から数週間だけ貼付を指示されることもあるかもしれませんが、瘢痕を濡らして洗っても構わないので「お風呂のとき」に「ピタシート」は必要ありません。
「お風呂」から「上がると」お使いになっている「ガーゼ」では周辺皮膚の安静も縫合瘢痕の安静も得られないため、「ピタシートを貼るのが気持ち悪くて嫌」ならば、瘢痕の安静用に紙テープ(サージカルテープ)を貼ってはいかがでしょう。
おかかりになっている「形成外科」でお尋ねになれば、具体的にアドバイスしてくれるはずです。
「交通事故」の「下顎部」外傷は打撲による割創のことが多く、その場合は創縁が多少なりとも挫滅されているので、早期に専門の医師が縫合しても比較的目立つ瘢痕が残りやすいと言えます。
瘢痕が目立つ場合いくつかの治療法がありますが、その中のひとつが瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成「手術」です。
まだ受傷後1週間程度です。
少なくとも数週から6か月程度は、瘢痕の治療法を検討するより、なるべく瘢痕を目立たなくするためのケアをしつつ経過を待つ時期でしょう。
ご自身の顔のことなのですから、最良の経過と最適な治療を求めるならば、一般の方向けの外傷と瘢痕および瘢痕治療について書いた本が沢山あるので、一度お読みになってみてはいかがでしょうか。
治療法を検討するための参考になるはずです。

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