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創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
Q41 相談者 ニックネーム:たけ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

3ヶ月前に鼻先の治療で内出血をし、テープを貼っていたら1週間後くらいから膨れて癤というものになり(餅みたいな膨れ方でした)抗生物質を飲み炎症は回復したのですがその箇所が硬結して膨らみのあるしこりがあります。炎症時も痛み痒みはありませんでした。
しこりは幅3ミリ膨らみも2〜3ミリで弾力があり、押すと潰れて戻り、赤みは少しだけありますが肌色に戻りつつあり、痒み痛みはありません。
ここ1ヶ月くらい変化ないように見え、膨らみが元に戻るか不安で、どうもしこりが残るような気がしています。
形成外科の先生の話では炎症を起こすと皮膚が収縮し、外に押し出そうとすると言われ、肥厚性瘢痕とまでは言えないかなと言われました。
経表皮性排除という物でしょうか?恐らく真皮の治癒過程でコラーゲンか細胞を作りすぎて異常増殖したという状態なのかなと思っています。

質問箇条書きにします。
1、この状態は放置で元に治りますか?
2、圧迫固定は効果ありますか?
3、治療方法としてはアブレーション以外にどういった方法がありますか?
4、ダーマペンでも充分効果ありますか?またフラクショナルレーザーは効果ありますか?
5、イントラセル、ポテンツァの方が効果高いですか?最適な治療方法あれば教えて下さい。
6、治癒までどの位かかりますか?そもそも平坦に治る見込みはありますか?

見て貰った先生はダーマペンなど使った事ないから分からないと言われ、アブレーションが第一選択なのか疑問を感じています。
他に治療法があるか知りたいので質問させて頂きました。

A41 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
1.円形の瘢痕に囲まれた皮膚の盛り上がりというのが「形成外科の先生」の診 断のようですから、「3か月」ならば最も瘢痕が収縮する時期なので、特に治療 をしなくとも6か月に向けて「放置で元に治」る可能性があります。
2.「圧迫固定」は必要ありません。
3.「アブレーション」の適応はないと考えます。
4.瘢痕に対して「フラクショナルレーザー」は有効でしょうし、「ダーマペ ン」などのニードルセラピーも可能です。
5.「イントラセル」、「ポテンツァ」はイントラダーマルRF治療器でしょう が、使用経験がないので評価できません。
6.申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは状態の把握ができません。
診察をしなければ具体的なアドバイスはできないので、複数の形成外科、美容 皮膚科を受診して治療法を提案してもらってください。
Q42 相談者 ニックネーム:ばぶばぶ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

1歳の時に額に2mm×5cm程縫った傷が白く残っています(少し盛り上がり)。
高校生になり、とても気にして前髪が上がらないよう常に触っています。
近医を受診し、フラクショナルレーザーを一年受けました。
縫合後は目立たなくなりましたが、傷に改善はありません。
担当医からは5回で治ると説明でしたが、先日見込みを聞いたところ、首を傾げるだけで答えも頂けませんでした。
続ける意味があるのか、別の方法があるのか教えてください。
既にかなりな費用がかかっています。

A42 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に瘢痕にフラクショナルレーザーは有効ですが、使用する治療器によってレーザー光の種類も出力も異なるうえ治療する医師の経験と的確な判断が求められます。
「縫合後は目立たなくなりましたが、傷に改善はありません」とはどういうことでしょうか?
瘢痕は目立たなくなったがまだ気になるということならば、これまで通り「フラクショナルレーザー」を繰り返せばさらに目立たなく可能性はあるでしょう。
「盛り上がり」は減ったが瘢痕の幅は変わらないということならば、瘢痕形成術(Z形成)で目立たなくすることが出来るでしょう。
また、フラクショナルレーザー以外に、マイクロニードルセラピーの適応もあるかもしれません。
申し訳ありませんが、診察をしなければ症状とご希望の詳細を把握することが出来ないため、具体的なアドバイスができません。
ほかの形成外科、美容皮膚科を受診して、セカンドオピニオンを貰ってみてはいかがでしょう。
Q43 相談者 ニックネーム:おっかー 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

10年前程におでこの右部あたりを打ちました。その時にすぐ冷やして痛みは今もないのですが少し腫れています。またその頃から右目だけ一重になってしまい何かが溜まっているのかと心配しているところです。

A43 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
額を打撲したときに皮下に漿液が滲出して腫れ、それが重力で下方に移動し瞼が一重になります。
皮下の漿液種が線維化して額にふくらみが残ることがあります。
上眼瞼の一重への変化は皮膚の癖が残っただけで、異常ではありません。
Q44 相談者 ニックネーム:Sa 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

小学一年生の時、左目の上瞼を机に強打して傷がついてしまいました。それ以来、傷跡がずっと残っている状態で、両目のバランスが悪くなってしまっています。傷跡を治して左目の開き具合を改善したいのですが、この場合どのような処置を受ければ良いのでしょうか。また、金額はどれくらいになるのでしょうか。

A44 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成術でよいか、皮弁術などで組織の補充が必要か、眼瞼挙筋まで操作が必要か、症状の詳細が判らないので具体的なアドバイスが出来ません。
形成外科や眼科形成を受診してご相談なさってください。
Q45 相談者 ニックネーム:ci 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

幼少期に左目に霰粒腫が出来、切開手術を行いました。その為、まつ毛根本から、上2ミリ程の場所に横2cm程の傷跡が残りました。切開をしているため、左目だけ粘膜が見える状態です。メイクをし、粘膜までアイラインを引けばあまり目立ちませんが、すっぴんの目を見られるのが嫌で物心ついた時からずっと悩まされています。切開した部分を元の目の形状に戻すことは可能でしょうか?

A45 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「見え」ているのは「粘膜」ではなく瘢痕です。
瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成術で目立たなくなるでしょう。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q46 相談者 ニックネーム:TAKA 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

20年前に、飼い猫に顔を複数箇所引っかかれ、近くの大学病院で縫合しました。
そのときの傷が残っており、傷跡修正を考えています。
目立つ箇所(気になる箇所)は額にに3~5cm程のものが横方向に4本、右まぶたの上(眉下の5m程下)に5cmほどのものが1本横方向にあります。傷は凹んでおり横長のクレーターのようになっています。(その他の箇所は照明の加減によっては細かいキズが数箇所あります。)
全体的に深いおでこのシワのようになっています。

フラクショナルレーザーを4回受けましたが、ほとんど改善ぜす、切除を考え、美容形成のクリニックに相談して回りましたが、症例写真など仕上がりを判断する資料はあまり見せていただけず、決めかねています。また、仕上がりに関してリスクがあるのであれば、幹細胞注射や皮膚移植などのアプローチもあるのではないかと考えています。

質問をまとめますと、
・レーザーでも他のクリックで別のタイプのレーザー治療であれば改善は見込まれるのでしょうか?
・切除術以外でも有効な方法は考えられるのでしょうか?
・切除術を受けるとしても、美容形成のクリニックではなく、大学病院などの機関などの方が良いでしょうか?
・その他アドバイスがあればお伺いしたいです。

上記、どうぞ宜しくお願い致します。

A46 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
それぞれのご質問に箇条書きでお答えした後、多少のアドバイスをいたします。
・ フラクショナルレーザーは、使用する治療機器によってレーザーの波長も出力も異なるので、治療効果は一律ではありません。
比較的深部まで到達するフラクショナルレーザーを繰り返せば、多少ずつでも凹み症状は軽減するはずです。
・ マイクロニードルセラピーやサブシジョンが有効かもしれません。
その他、GF(成長因子)注射、PRP注射、フィラー注入、脂肪移植なども考えられなくはありません。
・ 形成外科の医師が勤務する美容整形もあります。
美容整形病院でも総合病院でも瘢痕形成術を担当して貰うなら、形成外科領域の治療に精通しているという意味で形成外科専門医の資格を持っていることがひとつの指標になるかもしれません。
美容整形は形成外科の一分野ですが、美容整形治療に関わっている医師全員が形成外科分野全般に精通しているわけではありませんし、もともとの専門が形成外科や皮膚科でない医師も少なくはありません。
また、美容皮膚科を標榜する医師は、もともと皮膚科や形成外科を専門としていた医師が多いのですが、皮膚疾患の診断や治療方針の決定は診察する医師によって異なることがあります。
一方、総合病院の形成外科や皮膚科でも、美容分野に関して殆ど経験がない医師もいます。
整容に関する悩みは個々の症例で異なるのですから、「症例写真など仕上がりを判断する資料」を見てもあまり参考にはなりません。
厳しい言葉になりますが、あなたの顔の悩みを治療するのですから、あなた自身が医師から提案されるそれぞれの治療のメリット・デメリットを理解する必要があります。
複数の医療機関を受診して意見を訊く目的は、あなた自身が信頼できると感じる医師をあなた自身で探し当てるためです。
あなたの悩みを軽減あるいは解消するために複数の治療を組み合わせる必要があるかもしれませんし、信頼できると感じた医師を主治医として、納得がいくまで話し合って治療方針を決定してください。
ちなみに、幹細胞注入という言葉を使う医療機関がありますが、その言葉自体は正確ではなく、細胞および幹細胞を培養する過程で培養液に分泌された各種細胞成長因子や情報伝達物質を注射して組織の再生を期待する治療です。(私個人としては、患者さんの過大な期待を煽るような文言を使用する医療機関に多少なりとも不安を感じます)
また、凹んだ瘢痕の治療に皮膚移植の適応はありません。
Q47 相談者 ニックネーム:もち 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

20歳の頃に、かがんで立ち上がるとき職場のドアノブに左目を激しくぶつけて、38歳のころに仕事中に、エアコンの室外機を取り付けてある金具に、同じく左目を強打しました。目がえぐれたかと思うくらいの痛みで、どちらも内出血しました。今でも左目は右目に比べてウインクしたときに力が、入りにくいです。
後遺症で左目の涙袋のところが、盛り上がってたるみに見えます。
この場合治療は形成外科でしょうか?美容整形でしょうか?
治療すれば治りますか?

A47 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
整容面の症状・お悩みは、「治療すれば」軽減するのが通常です。
「美容整形」を標榜する「形成外科」医におかかりになるのがベターでしょうが、美容皮膚科でも相談してみてください。

「美容整形」は「形成外科」の一分野です。
「形成外科」の中に、「美容整形」を得意とする医師もいればそうでない医師もいます。
一方、「美容整形」を標榜していても、「形成外科」としての基礎が無い医師もいます。
また、「美容皮膚科」でも、治療器に精通して多くの機器の中から適した治療器を選択し案内する医師もいれば、限られた治療器で出来る施術だけをなさっている医師もいます。
すなわち、何科を標榜しているかにかかわらず、それぞれの医師の知識、経験、技術、用意・使用できる医療機器や医療材料によって提案される治療法は異なるということです。
診察をしていないので具体的な治療法の提案は出来ません。
複数の医師の意見を訊いて、納得のいく治療をなさってください。
Q48 相談者 ニックネーム:マミー 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

1歳の歩き始めた頃、母親が鏡台にまゆ毛剃り用のカミソリを入れてあり、それを取り出して転び鼻に斜めに3cmほどの傷が残りました。
その時に病院では自然にする方が綺麗にふさがるからと縫ってありません。
白い線とへこみがあります。
鼻の部分で目立つのでずっと悩み続けていましたが化粧で隠したり諦めていました。
今はコロナでマスク生活ですがマスクを外すようになったらと思うとまた気になります。
最新治療で少しでも目立たなくできるのでしょうか?

A48 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕を切除して縫合し直す瘢痕形成術の適応ではないでしょうか。
必要に応じて一直線の瘢痕にならないように縫合し直すことも可能なので、殆ど気にならなくなるかもしれません。
また、ダーマアブレージョン、フラクショナルレーザー、マイクロニードルセラピー、フィラー注入、GF注射などの治療でも目立たなく可能性があります。
美容皮膚科を併設する形成外科などを受診してご相談なさってください。
Q49 相談者 ニックネーム:ki 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

15年前持病の精神疾患で、暴れて額に切り傷作って、1回病気行ったけど、額の傷口が凹んでます深いです。額の凹み傷治りますか?何か出来ますか?

A49 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「額の凹み傷」の治療には、ピーリング、フラクショナルレーザー、マイクロニードルセラピー、サブシジョン、GF注射、フィラー注入、脂肪移植、瘢痕形成術などの治療法があります。
「傷口が凹んで」、幅のある「深い」凹みの瘢痕として目立っているなら、瘢痕形成術が最も目立たなくなるかもしれません。
形成外科や美容皮膚科を受診してご相談なさってください。
Q50 相談者 ニックネーム:あんず 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

小学3年生の頃(今から約11年前)、転んだ際に顔面をアスファルトに打ってしまい、唇の怪我と歯が欠ける怪我をしました。
歯はすぐに歯医者で治してもらったのですが、当時かかった外科の病院で唇の怪我はそのままにしていれば綺麗に治ると言われ、特に処置をしませんでした。
傷口がふさがったころから上唇の下面にぽこっと腫れがあったのですが、いずれ治るだろうと放置していました。
大人になるにつれ上唇の左側が腫れているのがとても気になるようになり、切除などの治療ができないかと考えているのですが、有効な治療はありますでしょうか。

A50 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
形成外科あるいは美容外科を受診して、信頼できるとお感じになった医師のもとで瘢痕の治療をしてください。
ステロイド注射や口唇粘膜面からの瘢痕切除術が有効でしょう。

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