傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 昔の傷や治療後年数の経った傷の気になる状態
  1. 下肢
Q1 相談者 ニックネーム:たかこ 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

10年前に人工股関節置換術を受けました。
その後普通に生活していて1年ほどたった頃に、履いていたストッキングとの摩擦で手術の傷から血が出て膿のようなものが出ました。翌日すぐに整形外科に行きました。
人工関節が入っているので化膿したら大変と1日おきに消毒に通院しました。
細菌の検査では悪いバイ菌はなく、皮膚だけの問題とのことでした。
3ヶ月ほどたっても傷は治らず、傷を治すノウハウは形成外科のほうが持ってるからと、形成外科に院内紹介してもらいました。
皮膚が異常に過敏になってると言われました。
医療用テープや、塗り薬などで、それから
7ヶ月ほどかかって傷は治りました。
その後も、少しでもこすれたり乾燥したりすると血がでることがあり注意していますが、特に化膿等がないので通院はしていません。入浴剤や温泉は刺激になるのでダメと言われたので、あれから8年ほどたちますが使っていません。

今も乾燥しないように、内科でヒルドイドを処方してもらって風呂上がりに塗っています。
ですが、ヒルドイドを塗るとヒリヒリした刺激感を感じることがよくあり、数時間続きます。
手術痕は、普通は白い線になるところ、私は赤いままです。
ヒルドイドを塗り続けて問題ないでしょうか? ほかに傷跡に適した安全なものがありましたら教えていただけるとありがたいです。

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ヒルドイド(ヘパリン類似物質)は、血液凝固抑制作用や血行促進効果を持ちます。
傷がある皮膚に塗ると血行促進されヒルドイドの保湿効果が無くなるにつれヒリヒリと感じることがあります。
ヒルドイドの長期使用のため、手術瘢痕が赤いままの可能性もあります。
ヒルドイドでなく、通常のスキンケアに使うワセリン基剤の保湿クリームをお使いになった方がよいでしょう。
傷がない状態なら、入浴剤がダメなことはありません。
ただし肌をすべすべにする効能の温泉の中でも酸性やアルカリ性が強い場合は角質を溶かすので、入浴には注意が必要です。
Q2 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

7年ほど前、12歳の時に右足首の複雑骨折をしました。ピンを3本打ち、1ヶ月後には抜針しました。骨折後も雨の日には古傷が痛む日もありました。日常生活には支障もなく気にしていませんでした。しかし、1週間中に歩きすぎたという感覚があったのですが、骨折した部分がズキズキする感覚もありました。耐えられないほどの痛みではありませんが中学生の頃に起こした骨折なのにここまで長引くのかと思い連絡しました。

骨折した2年後に足の捻挫でレントゲンを撮ったところ、骨の真ん中に穴が空いていたのですが、その穴は塞がるのにどのくらいの時間がかかっているのでしょうか。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おそらく、「2年前」の「レントゲン」では、骨化が強いところが白く、それに囲まれた部分が透き通って見えただけで、実際に「骨の真ん中に穴が空いていた」わけではありません。
「右足首の複雑骨折」により足関節の関節面に歪みが出来たまま治癒したため、「歩きすぎた」際に「骨折した部分がズキズキする感覚」が生じたのかもしれませんし、手術瘢痕の拘縮が「ズキズキする感覚」の原因なのかもしれません。
特に治療を要することはないでしょう。
申し訳ありませんが、診察をしなければ診断が出来ないため、確定的な回答が出来ません。
ご心配ならば、整形外科あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q3 相談者 ニックネーム:つちこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

15年ほど前に太腿をかなり強く駆られました。翌日〜1週間ぐらいは足を着いて歩けないほど、約1か月は頭から正座ができませんでした。その後2、3年は冬になったりすると痛むことが多かったのですが、少しづつ痛む回数も減ってきたのですが、この数ヶ月、久々に頭の消えない日々が続いてます。
打身の際の血管の損傷やその時に血腫でもできていたずらをしているのか?
最近少し心配してます。
打身をした時は病院にはいっておりません。
冷やしたら体の芯から冷えてきて震えてしまったので何の処置もしておりません。 原作もぶり返した痛みの原因で思いつくものはありますでしょうか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
15年前に皮下血腫があったか筋挫創があったかしたため、筋膜の癒着による引き攣れがあるのでしょう。
入浴などで温めていただいた方が症状は軽減するでしょう。
詳細な状態は、超音波検査やMRIやCTで確認できます。
Q4 相談者 ニックネーム:ひな 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

30年前に左足首を複雑骨折して手術をしました。一年後にボルトを取る手術もしました。
20センチほどの傷跡が残っています。
最近になり傷口の上が腫れています。
痛みもないのですが気になっています。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報では「傷口」の状態や方向が明確でないうえ、「傷口の上」が何処を指すのかも把握できません。
また、「最近」が何時からを指すのかも判りません。
診察をしなければ診断とアドバイスが出来ないので、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q5 相談者 ニックネーム:とん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

数ヶ月前より右膝に軽度の腫れがあり、歩行時や曲げ伸ばし時に違和感を感じております。普段の生活への支障は無いのですが、走るなどの負荷をかけると痛みを伴う為、走る事ができません。
近医の整形外科も受診し、レントゲンで診ていただいたのですが、骨、関節の異常はないとの診断でした。
その後様子をみているのですが、症状は変わらず持続しております。思い返すと、20年ほど前に自転車事故で右膝を打撲し通院した事があります。その後は痛みもなく経過しておりましたが、因果関係などはあるのでしょうか?
また、症状が改善する方法などがございましたらご教示頂きたいです。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「レントゲン」で「骨、関節の異常はない」というのは、画像上で関節は保持されているというだけのことで、関節は正常という意味ではありません。
実際に「軽度の腫れ」があって、「歩行時や曲げ伸ばし時に違和感を感じ」、「走るなどの負荷をかけると痛みを伴う」のですから、関節を構成し動きに関わる筋肉、腱、靱帯などに炎症が起きているのでしょう。
「20年ほど前」の「打撲」で「膝」関節アライメントに異常をきたしたが、下肢の筋力や体幹のバランスを保つことで問題なく日常生活が送れていたのに、体力や筋肉の衰えで負荷がかかり炎症をきたし「膝」の屈曲・伸展に伴う「痛み」症状に繋がっているのかもしれません。
静的な状態の骨や関節の異常を診る整形外科ではなく、動的な状態や機能的な状態の診察をする整形外科で診て頂いてはいかがでしょう。
治療が必要な場合、一定期間の安静が必要な場合、積極的な理学療法が必要な場合など、症状・所見で対処法は異なるので、スポーツ外科を標榜する整形外科を受診してご相談なさってください。
Q6 相談者 ニックネーム:ユキ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

7年前くらいに右脚の付け根に乳幼児期の頃からあった懸垂性軟線維腫が擦れるようになり痛みを感じるようになったため形成外科で切除してもらいました。
切除した物を検査に出した結果は良性で術後も良好でした。
しかし1年前くらいから切除あとあたりが痛み始めて、右脚付け根とお尻の辺りがダル重くなります。
傷跡は綺麗でその周辺を触ってもしこりがある感じなどはありません。
ただの古傷の痛みでしょうか。
こんなので病院受診してもいいのかなぁと思いモヤモヤしております。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
病理診断で軟性線維腫と確定診断されているのでしょうから、今回ご相談の「痛み」や「右脚付け根とお尻の辺り」の「ダル重」さは「7年前」の手術とは関係ないと考えます。
股関節あるいは腰椎が原因の痛みの可能性があります。
先ずは整形外科を受診してご相談なさってください。
「1年」もお悩みになっているのですから、原因の診断だけでもしてもらうことをお勧めします。
Q7 相談者 ニックネーム:N 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

20年ほど前に、自転車でこけて膝に派手な擦り傷ができました。
昔のことなので、病院に行ったかどうかは覚えていません。
自宅で消毒+ガーゼで対応していたのですが、傷がまだ治っていない時期にガーゼの糸が傷口にこびりついてしまいました。
指などで糸を除去するのは痛そうだったので、傷口に埋まってしまった糸はそのまま触らずに、消毒したあと上から新しいガーゼや絆創膏を貼っていました。
その後、傷は治りましたが、治る過程で傷口に埋まっていた糸がガーゼや絆創膏についてきたことはなかったと思います。
糸が埋まってしまったと思しき場所が白く盛り上がっています。
痛みやかゆみなどはありませんし、1.3cmほどの長さで他人から指摘されたこともありませんが、見ると気になります。
カッターなどで該当箇所を切り開いて自分で糸を除去することは可能でしょうか?
それとも、そもそも糸は体内に残っておらず、たんに傷が残ってしまっただけなのでしょうか?
糸が体内に残っているにしても、痛みや違和感がないのなら、このまま放置しておくべきでしょうか。

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
稀に「糸」などの異物を核として線維化が起きてそのままになることもありますが、皮下に「糸」がある場合、「20年ほど」の経過のうちに化膿を繰り返すことが少なくありません。
「糸」は創の治癒過程で排出された可能性が高いでしょう。
「白く盛り上がって」いるのは、肥厚性瘢痕の成熟過程ではないでしょうか。
形成外科などで、超音波検査で異物検索をしてもらうことも出来ますが、殆どの場合見つかりません。
Q8 相談者 ニックネーム:Aoka 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

昨日から、突然右大腿部の真ん中辺りから、時々激痛がするようになりました。
今日になり、激痛が走るとしばらく動けない、足を上げて歩けない程です。
発作的に起こるので、ずっと痛いわけではないのですが、しばらくあるいているとなる気がします。
あと、職業がドライバーなのですが、運転席に座った時に高確率ではしります。
27年前に大腿骨骨折で、痛む場所がその時折れた場所と一致します。
その時のボルトを抜かずにずっときてしまい、5年前にヘルニアと腰椎狭窄症になって、足の痛みとシビレがボルトの先がだいぶ出ているためかもということで抜こうとしましたが、骨とのゆちゃくがすごくて、だいぶ削ったけど、抜けませんでした。
その後、脊椎を固定する手術をして、シビレはいまだにひどいくて、左足親指の感覚はないのですが、いたみはなくなりました。
今日、早退をして整形外科にいきました。
レントゲンをとって髄ないに炎症はないと言われ筋肉痛と診断され、赤外線治療のリハビリをして終わりました。
筋肉痛でこんなに痛い事ってあるのでしょうか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「大腿部の真ん中辺り」の「突然」の「激痛」、「激痛」が生じると「しばらく動けない、足を上げて歩けない程」、「しばらく歩いていると」生じる、「運転席に座った時に高確率」で生じる、「整形外科」でという情報から、大腿直筋の筋痙攣の可能性が高いのではないでしょうか。
継続する痛みでもなく負荷をかけたときに起きる痛みでもないので炎症性の痛みではなく、同じ姿勢で習慣性に筋肉がつる(こむら返り)と考えられます。
芍薬甘草湯、疎経活血湯、牛車腎気湯、八味地黄丸、柴苓湯などの漢方薬やエルカルチン、ウラリットなどの薬が有効です。
また、血液中の電解質バランスが崩れるとこむら返りが生じやすくなるので「運転」中も水分とナトリウム、カリウムなどの摂取を十分にして、「運転席に座」るときは座布団などで座面を縦に長くして膝下まで支えるようにしてください。
Q9 相談者 ニックネーム:エビ豆 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

20年ほど前にバイク事故で、左足のくるぶし内側を複雑骨折し手術でボルトを入れて固定しました。
その後1年くらいでボルトはとりました。
その事故からは20年たち、ここ数年古傷が痛むという症状がずっと続いている状態です。
冷えると一番ダメで、マッサージしたり、温感クリームを塗ったりしています。
常に怪我した足は冷えている感じで、むくみやすく、痺れも出たりしていてつらくなってきてます。
治るのは難しいとは思いますが、もう少し足が楽になるといいなと思います。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
下腿は血流のうっ滞による浮腫みが生じやすい部位です。
下腿は、足関節に外傷があった場合でも損傷した部位を迂回した血管の血流増加や新しい血管の新生が起きにくいため、長期にわたって冷感や浮腫み症状が続くことが少なくありません。
下腿あるいは足の浮腫み解消のために、椅子に座る際も脚を伸ばすとか就寝時に下腿の下に枕を置くとかして足を高く位置させてください。
また、下肢の筋量の増加が下腿浮腫の軽減に繋がるので、歩いたりスクワットをするなどして筋肉をつけていただくとよいでしょう。
Q10 相談者 ニックネーム:chibita 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

45年前(20歳頃)バイクの事故で左大腿骨複雑骨折しました。
一回目の手術の15年後(35歳頃)に炎症したため再手術をしました。
15年程前(50歳頃)からまた痛みを感じ始め、何軒も病院に行くも変形し過ぎていて手術は不可能で湿布と痛み止めの薬の処方で終わっております。
現在は立ち上がる時、人が不意にぶつかったりした時は悲鳴をあげるほど痛みがあり、どんな状況でも痛みがない時はない感じです。
『この痛みから解放されたい』が口癖で、変形した足はこのままでも良いので痛みだけでも取れる手段はないものかとご相談させて頂きました。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、頂いた情報には「痛み」の部位も「痛み」の直接の原因も記載が無いため、具体的な回答が出来ません。
整形外科で、「痛み」の原因を特定する必要がありそうです。
また、「痛み」の対症療法は、ペインクリニックでご相談いただくと治療が可能かもしれません。
大学病院や総合病院の整形外科、ペインクリニック(痛み外来)を受診してください。

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