傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 培養皮膚・再生医療などについて
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q1 相談者 ニックネーム:ミィ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

1歳の時に胸部腫瘍を取り除く手術を受けました。
成長と共に傷痕も大きくなり右胸端から肩甲骨までの約30cm、少しケロイドがある為に太い傷痕があります。
傷痕の他、右胸が手術の影響で少し潰れており左右のバランスも悪く大人になった今もコンプレックスが消える事がありません。
以前テレビで、培養皮膚移植という治療法を聞いた事があります。
この治療は私の様な傷痕にも有効でしょうか? 健康保健は適用されますでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「培養皮膚移植」の適応はありませんが、瘢痕や乳房の変形は改善出来ます。

診察をしていないので具体的な治療の提案は出来ませんが、例えば、瘢痕形成術、ティッシュエキスパンダー、皮弁、脂肪弁、インプラント移植などなど、様々な治療法が挙げられますし、治療法の組み合わせは無数にあります。
また、どんな治療でも全く瘢痕の無い傷跡にすることは出来ないのですが、治療により改善が得られるのは確実と考えますし、長い期間お悩みになっている方の場合、瘢痕を切除して再縫縮するだけで大きな満足が得られることも少なくありません。

直ちに治療をするかどうかは別として、複数の形成外科を受診して治療を提案して貰い、それぞれの治療法のメリットデメリットを十分に理解して、ご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として治療計画を練っては如何でしょう。
Q2 相談者 ニックネーム:ニルバーナ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

18歳の娘の相談です。3歳の頃総胆管拡張症の為手術をしました。15センチ位の傷ですが、ケロイド体質の為、傷跡がひどく残り、年頃になるので悩んでいます。以前、自分の細胞をとって培養してどんな傷でも治るという話を耳にしたことがあります。
娘のような手術での傷跡をきれいに治すにはどんな方法があるのでようか?

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ケロイド体質の為」とありますが、真のケロイドか通常の瘢痕かによって、治療法は異なります。
「自分の細胞をとって培養して」「という話」は培養表皮による瘢痕治療のことを指すのでしょうが、残念ながら「どんな傷でも治」り瘢痕が無くなるわけではありません。
傷跡を診察しなければ、具体的な治療方針を提案できません。
培養表皮による瘢痕治療は大学病院の形成外科などで施行してもらえますが、まずはお近くの形成外科を受診して、レーザー、ステロイド剤の外用や注射、瘢痕切除、培養表皮、圧迫などの治療の適応を検討してもらい、必要があれば専門施設を紹介してもらうと良いでしょう。

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