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創傷治癒よくある質問

  1. ケロイド
Q1 相談者 ニックネーム:さあたん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

15歳の娘が自転車で転び顔面から転んでしまい2か月たつけど、目のキワと目の上だけがケロイドになってしまい、病院からはケロイドが治るテープをもらったのですがかぶれてしまい使ってません。
病院からも使わなくていいと言われました。
それからは、ダーマコートを塗ってます。
今は、ケロイドの上に白いブツブツが沢山できてます。
このブツブツは何でしょうか?ケロイドも治るでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後2ヶ月ならばまだ赤みは残る時期ですし、「目のキワと目の上だけ」で、「ケロイドの上に白いブツブツが沢山できて」いるならば、「ケロイド」ではなく肥厚性瘢痕ではないでしょうか。「白いブツブツ」は稗粒腫です。

申し訳ありませんが、「ケロイドになってしまい」というのは医師の診断なのか、「ケロイドが治るテープ」の商品名は何か、「病院からも使わなくていいと言われ」たのは「かぶれ」たから苦渋の決断で貼付を中止したのか、もともとそれほど効果を期待していなかったのか、どんな時間に「ダーマコートを塗って」いるのかなど、頂いた情報の内容が詳細ではないので、具体的にお答えすることが出来ません。

形成外科にお掛かりならば、診察をして説明していただくのが最も正確な情報を入手する方法です。
Q2 相談者 ニックネーム:さーまま 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

一週間前に、おでこを7針縫いました。
お風呂の後に処方されたワセリンをぬって絆創膏で保護してるのですが、手術の2日後に痒くて、見たら傷が膨らんでケロイドみたいに赤くなっていました。
明日抜糸にいくのですが、傷口は綺麗に肌色にとじているのですが膨らんでるのは治ってくのと同時にへっこんでいくのでしょうか。
手術の時、おでこは基本的にケロイドにはなりにくいと言われたのですが見えるところですしまだ若いので不安でたまらなくて、、お願いします。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「手術の2日後」に「ケロイド」が出来ることはありません。
「傷口は綺麗に肌色にとじているの」ですから、抜糸後に縫合創に緊張がかかって引っ張られたときに瘢痕が幅広くならないように真皮層を寄せて盛り上げて縫合したのだと考えられます。
「明日抜糸にいく」のですから、主治医に確認してください。
Q3 相談者 ニックネーム:たけ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

2015年7月初めに自転車から転倒し鼻の下(人指し指第一関節ぐらいの大きさ)を怪我し擦傷と形成外科で診断されました。
2ヶ月過ぎた頃から鼻の下の一番深かった所の傷が小指爪の半分くらいの大きさで赤く盛り上がり微妙に少し大きくなっきているように感じます。
昔、小学6年の頃に肘を骨折し手術したことがあります。
その時、最初縫い傷はミミズ腫れみたいに赤く盛り上がってましたが、いつの間にか平らでテカテカした少し色が濃くなった傷跡に今はなっています。
肘の傷跡がこのような感じになったので鼻の下の傷跡も同じようになっていく可能性はありますか?
それとも鼻の下は深いと形成外科の先生に言われていたのでケロイドになっていくのでしょうか?
形成外科の先生からはケロイドかなと言われてます。
顔ににあるケロイドの場合はステロイド注射すると傷口がひきつる、縮みこむ可能性があるからやらない方がいいかもと言われました。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をせずにするアドバイスは、あくまでも一般論ということをご理解のうえお読みください。

上口唇の、真皮層まで損傷があった部位が、肥厚性瘢痕になっているのでしょう。
ケロイドでも肥厚性瘢痕でも、ステロイド注射薬が健常皮膚に漏れなければ「ひきつる、縮みこむ」ことはありません。
受傷後6カ月を経過しても肥厚性瘢痕の改善傾向が見られなければ、ステロイドの局所注射をご検討になってもよろしいと考えます。
お掛かりになっている「形成外科の先生」と、治療方針を話し合って下さい。
納得して治療を受けるために、他の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになってもよいでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:yuki 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

22歳の娘の頭にある傷跡について伺わせていただきます。
娘には生まれつき、つむじの部分に1センチ大の丸い毛の生えていない白いあざがありました。生後すぐに担当の医師から「やがて癌になる可能性があるので小学校の高学年になったら取ったほうが良い」と言われ12歳の時に皮膚科で切除をうけました。
それまでは、つむじの部分ですので、隠すような髪形しかできず、いつハゲが見えないか心配でしたが、切除さえすれば好きな髪形のできると思ったのもつかの間。あっという間に傷はケロイドになり、前よりももっと目立つ大きさになってしまいました。
仕方がないので、三年後、中学生の時に美容外科で傷を治してもらおうと、縫い合わせてもらいましたが、やはり大きさは広がるばかり。今は縦長の10センチ弱の傷が頭の中にあります。
ネットでこちらのことを知りました。
今まで通った病院は切れば終わり。「もしかしたら傷が広がるかもしれません。。」と言うばかりで親子で辛い思いをしてきました。
娘のような頭のつむじの部分のケロイド。しかも二回手術したあげくの傷跡でも回復の可能性はあるのでしょうか?

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
生来の脂漏性疣贅があったのでしょうか。
「つむじの部分」は頭皮の緊張(つっぱり)が強く、単純に切除縫縮をすると比較的大きい瘢痕になることが少なくありません。

従って切除前に十分な検討が必要ですし、皮弁手術やティッシュエキスパンダーなどの専門的手技を使用することもあります。

形成外科病院あるいは形成外科専門医のいる美容外科を受診して相談して頂ければ、具体的な治療法を提案して貰えるでしょう。

追記:
瘢痕の治療は「切れば終わり」ではなく、切った時点から瘢痕(傷跡)の治療が始まると言っても過言ではありません。
特に頭頂部のように寄せて縫うだけの皮膚の余裕の無い部位では、瘢痕を切除したあとの皮膚欠損部を無くすために、さまざまな治療法を組み合わせる必要があります。
また美容外科は形成外科の一分野であるにもかかわらず、美容外科医の中には必ずしも一般的な形成外科的手技に詳しくない医師がいることも事実です。
手術をした時期が小学校高学年や中学くらいならば、まだ頭が大きくなることを見越して、手術を延期する方法もあったはずです。
可能ならば複数の形成外科を受診してさまざまな治療法を提案して貰い、それぞれの治療の特徴を理解し充分に了解したうえで、ご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として治療計画をあらためて建て直してください。
何よりもまずは、不安を何でも相談できる出来る主治医を探すことに時間をかけて下さい。
Q5 相談者 ニックネーム:きっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

1才の頃火傷をおでこの左上にしました(上下1.5cm 幅8cm)。肉のデコボコは余りありませんが(一部では少しあります)皮膚の色が少し回りの色より濃いい感じでケロイド状です。
年月が経っているのですが手術で目立たなくなるでしょうか。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「1才の頃」「おでこ」に「火傷」を受傷し、60年を経過して「肉のデコボコ」が「一部で少し」あって「皮膚の色が少し周りの色より濃い」のであれば、おそらく成熟瘢痕の状態と想像されます。

色調の改善や質感の改善だけならば、各種レーザーで治療可能かもしれません。
「ケロイド状」というのが成熟瘢痕ではなく肥厚性瘢痕あるいはケロイドを指しているならば、瘢痕切除のうえ縫縮や植皮、皮弁手術が必要になる場合もあります。

生来の扁平母斑や脂漏性疣贅などを、幼児期のケガや熱傷の痕と説明されている例も少なくありません。
まずは形成外科や皮膚科を受診なさって、相談するとよいでしょう。
複数の医師の診断と治療方針をお聴きになったうえで、治療するかどうか、治療するとすればどの医師を主治医としたいか、どの治療法を望むか、ゆっくりとお考えになってください。

ご検討の際に、「目立たなく」する治療は目標とする状態が各人で違う可能性があるため
医師にお任せするのではなく、患者さんご自身と担当医が一緒に治療計画をたてることが
最も大切だということもお忘れにならないで。

また、瘢痕の治療は治療をした時点で終了ではなく、治療をした時点からなるべく瘢痕を目立たなくするためのケアが開始されるのですから、暫くの間は治療後も定期的に受診なさって経過を診ていただくことをお勧めします。
Q6 相談者 ニックネーム:コウキ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

ケロイドについて相談させていただきます。
まず今現在の状況を説明します。高校1年の時から出来始め今では、左右の顎と背中、尻にケロイドがありどうしても顔のケロイドは治したくて去年の夏からケロイド外来に行っています。
ニキビがひどかったためまず半年ほどビタミン剤や抗生物質とアクアチムクリームでニキビを落ち着かせてからケロイド治療ということで、だいぶ落ち着いたため今年1月終わりから注射治療してもらいました。左のケロイドは一個のケロイドがだんだんと大きくなったもので(3ミリ×5ミリ)ためしにやっていただいたところ大きくなるだけだった醜いケロイドが始めて平らになってきて色はともかく平らにはなるかもと希望が出てきました。注射後は先生に言われたとおりサージカルテープをずっと張っていました。
2月の終わりに次は左右のケロイドに注射してもらい左のケロイドはすでにシコリがあるだけの状態までへこんでいて注射後もあまり変わらなかったんですが、右のケロイドは大きいケロイドに3つ小さいケロイドが連結したもの(5ミリ×5ミリ)と少し離れて平べったいけど段々大きくなっているケロイド(2ミリ×5ミリ)があり両方に注射してもらったところ、一番大きなケロイドは少し凹んでくれて、平べったい方はかなり凹みました。
今回相談させていただきたいのはここからです。
先生には注射は抵抗力を落とすのでニキビが出来やすくなるため十分ニキビには気をつけるように言われていて出来始めたらすぐに抗生剤を飲みなさいと言われていました。震災までは小さいのが出来てもすぐに直って安心していたんですが、震災後からストレスがかかったためか治りが遅くなりニキビも多くなってきました。
4月に入って暖かくなってきてもテープを張り続けたのが原因か分かりませんが、左の連結している一番デカイケロイドの横に真っ赤な下から押し出るようなニキビが出来てしまい、これは高校時代にケロイドになって連結してしまったニキビと同じだと思ったんですが、やっぱり治らず昨日ケロイドの芯のようなものが出来上がっていました。ちょうどその日が診察の日で注射はせずにニキビを落ち着かせてからまた治療しようとのことで6月に来るよう言われたんですが、帰ったらケロイド化していて死にたくなりました。さらに頬にも去年から治らない赤いにきび跡があったんですが触った感じがケロイドで本当に最悪です。
今の状態で自分はどうすればいいのか、どうすれば少しでも良くなるのか、治療しないで現状維持が最善だったのか、一生この醜いケロイドがあってニキビからのケロイドに一生不安にすごさなきゃいけないのかと頭がおかしくなりそうでここに相談しました。
私は肌が非常に弱く、髭が非常に濃いです。今思えば最初のケロイドもニキビの上からがりがり剃って血を出しても治る前に剃る血が出るを繰り返してきたからかもしれません。頬のニキビからのケロイド?も痛みもなく少しポコッとしていたんですが気にせずシェーバーで上から剃っていたからなったのかもしれないなと思うと最悪の気分です。その部分だけ毛を剃らずに鋏で切って何とかするというような毛の量でも質でもなく非常に不潔になり、綺麗にするには剃るしかないんです。一時期は恥ずかしくて揉み上げから顎まで髭を伸ばしていたんですが左右の顎のケロイドの位置は対象ではないので変な風になるし、毛があたるとケロイドが痒くなるし、髭の中にニキビが出来てしまって直すには剃らないといけませんもう八方塞です。この髭があるためケロイドの圧迫が困難で、永久脱毛などはこの弱い肌とケロイド体質では不安で試せませんし、絶望しています。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
毛穴に皮脂がたまるのが一般的な尋常性座瘡(にきび)ですが、細菌感染が加わり炎症がひどくなると治癒後に瘢痕が残ります。
赤く隆起した瘢痕は肥厚性瘢痕あるいはケロイドで、ご相談の状態は元の瘢痕の範囲を超えて大きくなる真性ケロイドと考えられます。

真性ケロイドは、正常な皮膚や通常の瘢痕に比べて、膠原繊維という組織が過剰に産生されている状態ですが、なぜ膠原繊維の増殖が停止しないのか詳しくは判っていないので、多くの場合、非常に治療に難渋します。

根本的な対策は瘢痕を作らない事になりますが、具体的には対症療法が主で、ステロイド局所注射やステロイドテープ貼付、シリコンジェルシート、スポンジやサポーターを使った圧迫療法のほか、トラニラストの内服も勧められます。

外科的切除や電子線治療を行うこともありますが、手術により更に大きなケロイドになる可能性や、電子線による副作用の可能性もあるので、専門医とよく相談をして治療方針を決めてください。

新しくにきびを作らないために、ディフェリンゲルの外用や髭のレーザー脱毛も検討しては如何でしょう。
Q7 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入

バイクで転倒し下唇を切り前歯を折り肋骨を痛めました。
歯は歯医者でなんとかして頂き、口を閉じれば歯の色の違いはわからないから良いけど… 下唇のほうは、ケロイドとなってシコリのようなふくらみが事故から三ヶ月ですがまだ残ってます。このシコリのふくらみは残ったままになってしまうのでしょうか。
また左肩のほうですが、日常生活で動くには全然大丈夫なんですが、ふと腕を伸ばした時などで、例えばタートルネックの服を脱ぐ時などや髪の毛をポニーテールにする時などに、たまに筋の痛みが左肩に走るときがあります。これは後遺症なのでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「バイクで転倒し」「前歯を折」る様な外傷の場合、前歯で下唇を噛み切って「シコリのようなふくらみ」が出来ることが少なくありません。
「下唇のほうは、ケロイドとなって」とありますが、同時に「シコリのようなふくらみが」「まだ残って」いるとの記載からは、恐らく真性ケロイドではないものと推測されます。
「事故から三ヶ月」ならば、まだ「シコリのふくらみ」は硬い時期で、これから6ヶ月に向けて徐々に軟らかく小さくなるでしょう。
マッサージやステロイドの注射が有効な場合もあるので、形成外科を受診してアドバイスを貰って下さい。

「左肩」の「たまに筋の痛みが左肩に走る」症状は、診察をしなければ原因の特定が出来ませんが、「日常生活で動くには全然大丈夫」で肩を動かした時に「たまに」痛む程度ならば、安静と一定期間経過後のストレッチで改善していくものと思われます。
整形外科で相談することをお勧めします。

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