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創傷治癒よくある質問

  1. 家での手当や日常の注意
Q21 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

口上の縫合の抜糸が終わったんですが、「中にある糸は残りますが、2年くらいたてば消えます」と言われました。こんなことあるのでしょうか?抜糸だからすべて取れるものと思っていました。
傷はほとんどとじたようですが、上から軟膏を塗ったり、キズパワーパッドを張ったり、アロエ軟膏を塗って保湿しても意味ないのでしょうか?
口周り(鼻筋の横あたり)の縫合糸の抜糸がつい最近済んだのですが、マッサージはいつ頃から始めればよろしいのでしょうか?
口の中(唇の内側)も縫い、抜糸したのですが、マイクロポアテープが湿ってしまいくっつきません。このままだと、内側が肥大してしまうと思うのですが、どのようにケアしたらよろしいでしょうか?

A21 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご質問に一つずつお答えしますが、いずれも診察なしでのアドバイスなので、主治医に相談するか、形成外科を受診して確認することをお勧めします。

「中にある糸」というのは真皮縫合の糸のことで、瘢痕(傷跡)を幅広くしないために多くの場合一生残る素材の糸で皮下の組織を充分に引き寄せて縫うものなので、抜糸はしません。
「2年くらいたてば消え」ると説明があったとすれば、上口唇という軟らかい部分に万一縫合糸を核としたしこりが残ってはいけないと考えたか、上口唇の縫合部を開く方向に強い力がかかることは極めて少ないという判断で、体内で分解される吸収糸を使ったのでしょう。

抜糸後の瘢痕に「キズパワーパッドを貼」る適応は、ありません。瘢痕が乾燥して違和感や痛みがあるならば、「上から軟膏を塗ったり」、「アロエ軟膏を塗って保湿」すれば症状の緩和にはなるでしょうが、瘢痕の経過に大きな違いはありません。
「3Mテープを張る時」に「寄せるようにして少しきつめに貼った」場合、かぶれやテープ負けを起こしやすくなるので、軽く寄せる程度で構わないでしょう。
髭が生えてくる部位なので、「3Mテープを」継続することは難しいでしょうから、日焼け止めクリーム程度で構わないかもしれません。

抜糸後のマッサージをなさるならば、3ヶ月ほどして瘢痕が硬くなってからでも遅くは無いでしょう。
通常でも口内炎の痕が残らない様に、特に何もしなくても「内側が肥大してしまう」ことは無いので、「口の中(唇の内側)」に「マイクロポアテープ」を貼る必要はありません。

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