傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 家での手当や日常の注意
  1. 腕・手・指
Q11 相談者 ニックネーム:さつき 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

金曜日の朝に包丁を洗っていた時に、右手第2指の第1関節の第3指側の横を下から上に向けて切ってしまいました。すぐに洗って出血は治りまっています。切り傷の皮膚がまだふさがらないのでくっつけて手当しています。テープを外すとパカっと皮膚が開いたままくっつく様子がありませんがもう少し様子をみてもよいでしょうか?どれ位様子をみてもよいか?受診の必要性やタイミングがあれば教えていただきたいと思います。因みに触れると痛いですが感染兆候はないと思います。傷の深さは大体0.5cm位だと思います。

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「感染兆候」が無ければ、1週間程度「くっつけて」固定しておいてください。
「テープを外すとパカっと皮膚が開いたまま」ということを頻回に確認するので、いつまでたっても「くっつく様子が」ないのだと考えます。
固定した状態で3日間程経過してから、創の皮下部分が癒着閉鎖する傾向にあることを確認するとよいでしょう。
痛みの増強、赤み、腫れ、熱感が出現したら、直ちに病院を受診して下さい。
Q12 相談者 ニックネーム:まみ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

昨夜、缶詰で小指を切ってしまいました。
直径1センチほどの円形状に皮膚がえぐれた感じになってしまっている状態です。
絆創膏が無かったのでガーゼとテープで処置したのですが、今朝ガーゼを取り換えた際にガーゼの糸が傷口に残ってしまたため、糸をピンセットで取り除いたところ、傷口にできていた膜?水袋?のようなものが弾けてしまい、再び出血してしまいました。
現在はキズパワーパッドを貼っているのですが、えぐれた傷にはガーゼが付いている絆創膏やガーゼを使用しない方がよいのでしょうか?

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
過剰な浸出液を吸収するために「ガーゼ」は有用ですが、肉芽形成および上皮化の際に存在すると異物として阻害因子になります。
創面の湿潤環境を守るための軟膏などを塗布することなく、表皮欠損創に「ガーゼ」を貼付することはお勧めできません。
Q13 相談者 ニックネーム:パッチ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

5日前に娘が坂道で転倒し、手のひら(両手)をコンクリートの路面に打ちつけ、両手のひらの皮がそれぞれ約7cm×5cmほどむけて真っ赤な皮下が出るほどとなってしまいました。同時に歯も損傷した為、救急病院の口腔外科にかかり、治療いただき翌日には歯は元どおりとなりましたが、救急病院では手のひらの傷は消毒、ガーゼ貼付等の応急処置のみで軟膏(ステロイド)が処方されました。翌日以降、外科など病院にはかかっておらす自宅でキズパワーパッドを貼り今日まで4日程経ちますが、右手はパッド越しに傷部分が白く盛り上がるように組織液が出ているように見えますが、左手は全く出ていないように見え、パッドが傷にへばりついており、パッドも傷部分にあわせてしわしわになってきており少し痛みがあります(両手とも化膿してるような赤い腫れはありません)。傷部分の痛みはどちらも時により、あるようです。傷はまだきれいに赤く、周囲は白くなっており薄い皮の再生はないようです。お伺いしたい点は、このままキスパワーパッドでの処置で良いでしょうか、その際説明書にあるように2-3日おきに張り替える処置で良いのでしょうか、それとももう少しこまめに貼り替える方が良いでしょうか。

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ明確なアドバイスはできません。
ご質問の内容を見る限りでは、おそらく「キズパワーパッド」などの湿潤療法用創傷被覆材の貼付を継続していただいて構わなさそうですが、「手のひら」の擦過傷は、創傷被覆材がズレたり、擦れが起こり易いため、上皮化が遅れ瘢痕が残ることがあります。
直ちに形成外科を受診して、現在の状態を説明してもらい、自宅でのケア法を具体的に指示して貰ってください。
Q14 相談者 ニックネーム:chiiiii 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

昨日スライサーで親指を削ってしまいました。2cmほどの傷口で皮がめくれています。
水道で傷口を洗い、止血したのちキズパワーパッドを貼っています。痛みはあまりなく、すこし傷口が熱いなぁといった感じです。
そのキズパワーパッドを貼った時ですが、めくれた皮をそのままかぶせキズパワーパッドを貼っているのですが、皮は完全に取ってしまった方がいいのでしょうか。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
薄くスライスした組織なら、残しておいても上皮化に伴い、いずれ脱落する可能性が高いでしょう。
「水道で傷口を洗い、止血した」処置が清潔に行われていれば、「めくれた皮をそのままかぶせ」ても「皮は完全に取ってしまっ」っても、どちらでも構いません。
腫れ、赤み、痛みが出現するようなら感染を合併している可能性があるので、直ちに医療機関を受診してください。
Q15 相談者 ニックネーム:つばめ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性

四針縫ったんですが。包帯嫌いでちょっとした事で手を洗いたいんです。キズパアーパットカットバンでも大丈夫ですか?

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染を併発すると赤み、腫れ、痛みが出現します。
それらの症状が無ければ、「キズパワーパッド」などの湿潤療法用の創傷被覆材で構いません。
抜糸までの間、入浴時など、溜めたお湯には縫合創を浸けないようにしていただいた方がよいでしょう。
Q16 相談者 ニックネーム:まい 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

カッターでダンボール箱を切っていたら勢い余って自分の左手人差し指の第三関節と第二関節の間で人差し指の横側を3cm程切りました。
カッターの刃は新品でスパッとかなり深めに切ったようです。切った直後から洗わず、圧迫しながら外科へ行きました。
処置する時は指は動いていました。痛みはほとんど感じませんでした。
縫うと4針だけど、テープで大丈夫です。と言われ、テープで張り合わせてもらいました。
その時、カッターの傷なので皮膚の中には異物はないと思われます。と言われ、さっと水のようなもので1回流してテープで止めました。
出血は止まっていました。切ってから1時間後ぐらいです。
その夜も全然痛む事はありませんでした。翌日また外科へ行きました。
傷は順調ですが、傷口から指先の感覚が鈍く軽く触ると痺れて痛いようなはっきりしない感じです。
ぎゅっと強く触ると感覚はあります。傷口から指先にかけて、第二関節の上(手の甲側)の右半分から側面(親指側)で第一関節の方まで。
第一関節から指先にかけては何となく違和感がある程度です。傷口も人差し指も腫れはありません。
傷口をぶつけた時は痛みはありますけど、それ意外は痛みはありません。
手の甲や手首を動かした時に痛いでもなく痒いでもなく何とも言えない嫌な振動と言うのかゾッとするような感覚があります。
傷口の周り(第三関節と第二の間)から第二関節辺りが一番麻痺した感じです。
主治医は、神経が損傷してるので回復を待ちましょう。と言われました。
神経が切れたのでしょうか?切れたのなら専門の病院でもう一度開いて神経をつなげる手術をした方がいいのでしょうか?
ぎゅっと押すと感覚はあるので神経が損傷しただけで、主治医が言われた通りに回復を待つ。と、回復するのでしょうか?
今日で切ってから丸3日経ちました。急がなくても大丈夫なのでしょうか?
指先が冷たかったので冷やさないようにカイロで暖めています。暖めると循環が良くなっていい。と聞きましたがどうなのでしょうか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
指の神経は、それぞれの指の骨の両側を走行しており、やや手掌側に位置します。
したがって、今回の切創で片側の指神経を損傷している可能性は十分に考えられます。
一般的に、神経組織に損傷を伴わない一時的な麻痺ならば自然回復が期待できますが、神経断裂の場合は早期に神経を縫合しなければ機能回復は望めません。
指の動きに問題はなくとも、切断部に神経断端腫が出来て痛みの原因になることもあり得ます。
直ちに手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診して、専門医のアドバイスを貰ってください。
Q17 相談者 ニックネーム:名無し 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

先日、早朝にギザギザの形状のナイフで指の腹を横方向に切ってしまいました。
深さは3ミリほどで傷の長さは1cmぐらいです。

圧迫止血を行い、傷口を水で洗ってから絆創膏を巻いて経過をみることにしました。
ですが、止血がうまくいっていなかったのか出血量が多く絆創膏が真っ赤になって染み出ていた為、当日の夜にハイキュアパッド(キズパワーパッドみたいな絆創膏)に一度貼り替えましたが、今度はパッドの粘着力が強すぎて傷口にくっついていて剥がすことが出来なくなってしまいました。
今は貼って2日目ですが、剥がすとしたら思いっきり引っ張って開く形で絆創膏を剥がすことになります。
我慢して剥がして通常の絆創膏に切り替えるべきでしょうか。

また、剥がすとしたら、剥がした後の対処法と傷口をくっつきやすくする絆創膏の貼り方を教えて頂けませんでしょうか。

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ハイドロコロイドによる湿潤療法専用創傷被覆材が「ハイキュアパッド」なので、「剥がす」必要はありません。
剥がす場合は、ぬるま湯に付けて、創を開かない様にゆっくりと時間をかけて剥がしてください。
赤みや腫れ、強い痛みが無ければ、流水で創面を良く洗って、創を閉じるように創縁を合わせて湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいてください。
Q18 相談者 ニックネーム:わか 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性

指をケガしてしまい、爪が取れてしまい指の肉を損傷するケガをしました。
病院で処置してもらった際に網状のフィルムを傷に貼り、その上にガーゼを貼ってもらいました。
家での治療として軟膏と液状のスプレーを傷に塗る指示をされました。
質問なのですが、軟膏と液状スプレーを塗るときに網状のフィルムは剥がさなくていいのでしょうか?

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
治療方針は創状態あるいは担当医によって異なるので、今回のようなご質問は創を診察した主治医になさってください。
上記を前提に一般論でお答えいたします。
肉芽増殖、上皮化に伴って「網状のフィルム」は自然に剥がれてくるのが一般的ですが、創の洗浄も許可されているでしょうから、手を洗っているうちにフィルムは剥がれます。
洗濯したてのタオルで水分を取って、主治医の指示通りの処置をなさってください。
Q19 相談者 ニックネーム:ココちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

天ぷらの油が跳ねて腕にかかりました。180度の設定でした、すぐに冷やしましたが、痛みがあり、すぐに病院に行きました。
手のひら大くらいが、油の跳ねた形で水ぶくれになっていて、すぐにアズノールをガーゼにたっぷり縫って包帯で固定してくださいました。
ピリピリした痛みが少しは和らぎましたが、それでも疼いて寝れなかったので、タオルを巻いたアイスノンで冷やしながら寝ました。
二、三日で痛みも柔らぎ、時々痒さを感じるようになりましたが、軽く叩いたり冷やしたりして絶対に患部を掻いたりしないように言われていました。
化膿すると傷跡が残るからという事でした。

緊急で近くの病院の夜間診療に行ってたので、6日後に形成外科を紹介して頂きました。
そこでは、メピレックスAGというスポンジ状のシートを傷の酷いところに貼ったままにして5日後に来るように言われ、その頃には、親指の爪大の傷が二箇所以外は上皮化していました。
二箇所は、ゲンタシンか、ワセリンを縫っておましたが、そこも乾燥してきていて、ハイドロコロイドというキズパワーパッドのようなものとという事でしたが、それを毎日交換して、火傷から17日後には、ハイドロコロイドも付けなくても良いと言われました。
上皮化後の皮膚の乾燥感というのか、ツッパリ感が気になるのはワセリンを塗れば良いと言われました。

ワセリンを買いに行った薬局で、火傷の跡には紫雲膏が良いと言われ、それも昔から軽い火傷には使うと痛みが無くなってたので、それも使うことにしようかと思っています。
ただ、火傷の傷の治療としては病院に行かなくても良いらしいのですが、まだ赤みが残っていて、それを跡が残らないために、皮膚科に行くとか、した方がいい事、してはいけない事があるのか、プールで泳ぐ時にも、サポーターかシールで出来たばかりの皮膚を保護した方が良いのか、どうすれば良いのかお聞きしたくて相談させていただきました。
始めの病院では、「日焼けは避ける、プールでぶつけたりしないように保護しておく方が良い」と言われました。
次に行った病院のでは、日焼けも気にしなくていい、プールで皮膚が柔らかくなって保護しなければいけないようなことは無いと言われたので、違う意見に、どうすれば良いのか、それもお聞きしたいです。
あと、これから痒さが出て来るとも聞きました。その時も、どうすればいいのでしょうか。
まだ、水ぶくれの皮が残ってる時に、寝てる間に引っ掻いて皮がめくれた事もあるので不安です。
知っていれば防げる事もあると思うので、色々お聞きしましたが、宜しくお願いします。

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「火傷の傷の治療としては病院に行かなくても良い」のですが、ご心配事が多々あるようですので、熱傷後の瘢痕の経過を定期的に診て貰うことをお勧めします。

受傷後2週間程度で上皮化が完了しているので、肥厚性瘢痕にはならないでしょう。
「始めの病院」と「次に行った病院」の意見が違うことで戸惑っておられますが、創状態は日々変化するものですから、同じ医師であったとしても依り後に下した創評価・ケア指導の方が正しいと考えるべきで、どちらかと言えば「次に行った病院」の判断の方が正しいのかもしれません。

また、「保護しておく方が良い」のは「プールでぶつけたりしないように」であって、「ぶつけたり」しなければ「保護しなければいけないようなことは無い」ということでしょう。

数年~数十年という長期的経過の中では熱傷後の紫外線対策をしてもしなくても大きな違いはありませんが、短期間の経過の中では紫外線予防をした方がよいと考えます(医師によって指示が異なるのが現状です)。

以上を踏まえて、日中は長袖で過ごしていただき、保護せずにプールに入っていただいても構いませんので、プールや入浴後は保湿クリームを塗っていただき、就寝時はサポーターなどで保護をする様にしてください。
Q20 相談者 ニックネーム:チャッピー 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

約3週間前に、縫合が必要な怪我をしました。右手の薬指です。
仕事がアルバイトなので、一刻も早く傷口を完治させて仕事に復帰したいと考えております。
傷口をできるだけ早く治すために必要な治療をおしえてください。
食事や睡眠の必要性は調べました。点滴や漢方はありますでしょうか。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
抜糸までの期間は、湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いいただくとよいでしょう。
「3週間前」に「縫合」なさったならもう抜糸の頃で、抜糸すれば「仕事に復帰」しても問題ありません。
「傷口を完治」というのが、痛みや知覚異常の消褪と瘢痕の改善のことならば、症状を詳しくお伝えいただけなければ具体的なアドバイスが出来ません。
瘢痕や知覚異常が気になって指の動きに問題があるなら、手の外科あるいは形成外科を受診してご相談ください。

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