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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q41 相談者 ニックネーム:ポン助 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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3月24日11時頃に、知らない飼い主の犬に左手甲側の親指の付け根から手首の間くらいの所を噛まれました。傷口はほんの少しの出血。そのまま飼い主は立ち去りその犬がワクチン接種しているのか確認出来ませんでした。直ぐに水で洗い流せなかったので、携帯していたアルコール除菌を使い、30分後に手洗しました。同日15時に皮膚科受診し破傷風トキソイド接種、オーグメンチン250RS毎食後5日分を処方されました。噛まれてから5日経過しますが、噛まれた周辺の赤みと腫れが引きません。傷口は膿んではいません。
1回目のトキソイドを接種してから抗体が出来るまで1ヶ月かかるとネットに書いてありました。その間破傷風を発症してしまう可能性はあるのでしょうか?自身の年齢を考えると抗破傷風人免疫グロブリンを今からでも接種した方が良いのでしょうか?皮膚科の先生はこのケースに詳しくなく携帯で調べながらの診察だったのでとても心配です。
- A41 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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もともと破傷風菌は通常の土壌にも存在するものですし、確かに本邦でも年間100例程度の破傷風発症の報告があります。
しかし「50歳代前半」なら小児期に破傷風トキソイドの定期接種は終わっているはずですし、犬に「咬まれ」たとしても「飼い主」がいる飼い犬なら、「破傷風トキソイド」の1回接種で構わないのではないでしょうか。
むしろ、狂犬病の予防注射を済ませた犬かどうかの方が気になります。
また、「噛まれた周辺の赤みと腫れが」退かないなら、破傷風であっても他の菌による感染であっても直ちに創洗浄が必要かもしれません。
形成外科を受診して今後の治療方針をご相談ください。
- Q42 相談者 ニックネーム:貪欲 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性
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父が本日(3月5日)朝10時頃に飼い犬に右手を噛まれました。一つ一つの傷はあまり大きくないのですが、かなり広範囲に渡ってやられており、しばらく血も止まらないようでした。その後病院に行き消毒をしてもらい、抗生物質をもらって帰ってきました。
しかし19時半頃、邪魔だからとガーゼを取ってしまっていました。内出血しているのか手があまりにも腫れており、今後感染症にかからないか心配です。時間が経って腫れがひくまで様子を見るしかないのでしょうか。
- A42 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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犬咬傷は歯牙が深部まで到達している場合、皮膚表面から「消毒」しただけでは、創の深い部分で感染を起こす可能性を無くすことは出来ません。
感染は今から創が汚染されるのではなく、「犬」の歯牙ですでに汚染されていてそこに存在する菌が過剰に増殖して成立するものなので、「病院」で歯牙が到達した深部まで洗浄あるいは消毒できたかがポイントです。
感染予防に「抗生物質」を服用するなら、重症感染症を想定して多めの用量を短期間投与した方がよいかもしれません。
「邪魔だからとガーゼを取ってしま」うということは手指を動かしてしまうということでしょうが、「腫れ」を防ぐためには、「手があまりにも腫れ」る前に「手」を胸に当てて心臓より高い位置に置いて安静にしておくべきでした。
今からでも手を高い位置に置けば通常の浮腫なら多少なりとも「腫れ」は軽減しますが、感染を併発していれば時間の経過とともに「腫れ」と熱感は悪化します。
犬咬傷の治療に慣れている病院ならば、受傷翌日にも経過を確認するための受診を促すのが通常と考えます。
受傷当日の消毒だけでしばらく自宅で自己ケアをするように指示されたなら、感染を併発しない確信があるか、最悪の経過を想定していないということでしょう。
翌日に再度受診して、感染の有無を確認して頂くことをお勧めします。
- Q43 相談者 ニックネーム:R 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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猫に左手の人差し指等を噛まれ、1日洗浄・消毒しても左手の人差し指だけ腫れが全く引かず、病院に行ったところ、手術室で手術となりました。現在毎日消毒のために通院しているのですが、術後3日で痛みはありますが、腫れはおさまりました。しかし、指先にじんじんとした痺れが非常に強く残っているのですが、これは治るのでしょうか…。
また切られた場所が結構あり、指を曲げたり伸ばしたりした方がいいと言われたのですが、痛くてできません。痛くても曲げた方が良いのでしょうか。
抜糸が怖いのですが、指先の抜糸は痛いでしょうか…。
- A43 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「左手の人差し指」の「腫れが全く引かず」指尖部への血流が滞っていたため、指尖部の血流再開目的に減張切開したということでしょうか。
既に浮腫は治まって、切開部を再縫合してあるということですね。
「指先」の「じんじんとした痺れ」は浮腫による血流障害でダメージを受けた指先部組織と末梢神経の再生を待てば、いずれ「治」ります。
指を伸展位のまま安静にしておくと指関節の拘縮が起きるのでそれを防ぐため「指を曲げたり伸ばしたりした方がいい」とアドバイスがあったのでしょうが、1~2週間で拘縮が起きることはないので、現在「痛くて」「曲げ」ることが出来なければ無理をする必要は無いでしょう。
「指先の抜糸」は他の部位と大差ありません。
現在治療中なのですから、気になる点や不安な点は、主治医にお尋ねになることをお勧めします。
- Q44 相談者 ニックネーム:かーくん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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4週前に飼い犬に右手の人差し指の第一関節を強く噛まれてしまいました。爪側に穴が少し空いて、腹側(指の内側)少し深く切れました。
内科で受診して、破傷風の注射と抗生物質を5日分いただきました。傷は縫っていません。
現在は傷のほうはもう閉じて腫れもなくなりまさしたが、第一関節から上の半分がいまだに痺れや感覚麻痺(ヒリヒリ?)があります。痛みはほとんどなく指は曲げれるし、スマホ操作等も問題ないのですがこのヒリヒリが治ってくるのはまだまだかかりますか?
- A44 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「痺れ」があるという記載は、知覚鈍麻の訴えのようです。
一方、「感覚麻痺(ヒリヒリ?)」は、知覚過敏の訴えのようです。
申し訳ありませんが、症状の把握が出来ません。
ただし、「痛みはほとんどなく指は曲げれるし、スマホ操作等も問題ない」のですから、知覚過敏ではなく知覚鈍麻のご相談と推測して回答いたします。
原因は、局所浮腫、末梢知覚神経の損傷が考えられます。
局所浮腫による症状なら受傷後3週以降にゆっくりと浮腫が軽減するので、「このヒリヒリが治ってくるのは」「4週」過ぎたこれからでしょう。
末梢知覚神経の損傷なら、「このヒリヒリが治ってくるのはまだまだかかります」。
一度、手外科を標榜する整形外科で診察をお受けになってください。
- Q45 相談者 ニックネーム:なむ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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1週間ほど前に興奮した愛犬(柴犬)に右手の手のひらの左側(小指の下の脂肪部分)を噛まれ、中の脂肪が見えるほど深く噛まれました。救急で病院に行き、計8針縫っていただきました。抗生物質や痛み止めなどもいただき、傷も綺麗にくっついてきました。力は入りずらいですが、小指も握ったり伸ばしたりできるようになり化膿などもなかったため順調だと言われたのですが、傷口から小指の先にかけて外側半分に知覚麻痺があり心配です。触られている感覚はあるのですがペンの先や紙の角などで突かれても痛みや痒みを感じません。傷口から小指の先端までは8センチほどです。小指全体ではなく一部分が一直線に感覚がないためどこかの神経が部分的に損傷しているのかなと感じました。これは時間が経てば治るのでしょうか?
- A45 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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尺骨神経末梢枝の損傷あるいは咬傷部位の浮腫みによる神経圧排による症状です。
知覚鈍麻はいずれ解消されるのが通常ですが、念のため手外科を標榜する整形外科を受診してください。
- Q46 相談者 ニックネーム:めぐり 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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昨晩、愛犬同士の喧嘩を止める際チワワに中指の第二関節あたりを噛まれました。
穴が空いたような傷で、出血と共に肉片?のような、脂肪のようなものが出ています。
絆創膏で処置をしましたが、次の日になって調べると「絆創膏を貼るのは良くない」と書いてあり急いで外して洗いました。
が、第二関節下あたりから手の甲までうっすら腫れていて熱を持っています。
多少痛みはあるものの、指を曲げたりはできるし今の所発熱やだるさもありません。
この場合、はれが何日くらい引かなければ病院に行くべきなのでしょうか。
- A46 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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犬咬傷受傷部から中枢に向けて「うっすら腫れていて熱を持って」いるなら、感染の可能性を否定できません。
念のため、直ちに形成外科などを受診してください。
- Q47 相談者 ニックネーム:那留 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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2週間前に野良猫に攻撃をされて、右手の手首あたりに4箇所爪が刺さりました。
一瞬で傷付近が真っ赤になったのですぐに洗って繰り返し消毒をしたところ、次の日には点々とした傷になり、数日後には傷も見えなくなりました。傷も腫れもなく、見た目は至って普通なのですが、受傷日から今日までの2週間、右腕全体がなんとなく重くだるいような感じが続いています。手首を動かすとひねったときのような痛みもあり、重たいものを持つとビリッとした痛みが増す状況です。利き手なのでとても困っています。一度形成外科にかかったのですが、見た目が普通なので検査も投薬もなし、様子見で。と言われました。このまま放っておいて大丈夫なのでしょうか。
- A47 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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猫ひっかき病(バルトネラ・ヘンセレ感染症)、パスツレラ症、カプノサイトファーガ感染症などは、猫に引っ掻かれて2~3週後に発症することもあります。
全身の発熱(微熱)や右腕の浮腫み、腋窩リンパ節の腫れが新しく出現したら、直ちに形成外科あるいは感染症内科を受診してください。
「見た目は至って普通」、「なんとなく重くだるいような感じ」、「手首を動かすとひねったときのような痛み」、「重たいものを持つとビリッとした痛みが増す状況」という情報だけでは所見、症状の詳細が判らないので、安易に「放っておいて大丈夫」と判断することはできませんが、症状の悪化が無いようなら「様子見」でいずれ症状は消褪する可能性が高いでしょう。
- Q48 相談者 ニックネーム:みかん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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犬に人差し指の第一関節少し上あたりを噛まれました。
縫合、抗生剤の点滴、内服しましたが感染をおこし、断片は壊死し壊死部分の切除、洗浄をしました。
内服を6週間続け傷は塞がりました。
怪我をしてから50日ほどたちますがまだ人差し指全体が腫れ、痛みが続いており曲げ伸ばしがあまりできなくなっています。
今はリハビリだけの治療ですがそれでよいのかしりたいです。よろしくお願いいたします。
- A48 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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安静時の痛み、指尖に触れたときの痛み、指尖叩打痛、指を「曲げ伸ばし」したときの痛みなど、「続いて」いる「痛み」の部位や性状、痛みの程度が判りません。
また、「曲げ伸ばしがあまりできなくなって」いるのは「痛み」のためでしょうか、「指全体」の「腫れ」のせいでしょうか、関節拘縮でしょうか、腱損傷による屈曲障害あるいは伸展障害でしょうか。
診察をするか詳細な情報をいただくかしなければ診断が出来ないため、「今はリハビリだけの治療で」「それでよいのか」具体的なアドバイスが出来ません。
「リハビリ」は必須です。
おかかりになっている病院で、主治医に、現状の説明と今後の経過予測、必要になるかもしれない治療などをお尋ねになってください。
手指の外傷の治癒目標は、手指を使って日常生活が送れることなのですから、主治医は「リハビリ」も一連の治療のうちとして認識しているはずです。
また、手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診して、セカンドオピニオンを求めてみてもよいでしょう。
- Q49 相談者 ニックネーム:かなめ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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外で吠えあってる犬に興奮した愛犬が勢いよく牙を向いて吠え、そのときに隣いた私が左二の腕付近を噛まれました。
噛まれたといっても直にではなく勢いよく牙を向いた時に思いっきり当たったみたいな感じです。
傷口を確認したところ血が出ていたので傷口を洗って化膿止めを塗って絆創膏をしてるのですが病院に受診したほうがいいのでしょうか?
一晩たちましたが今のところ腫れはありませんが今後腫れる可能性はありますか?
- A49 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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犬咬傷で注意すべき主な感染症は、パスツレラ、カプノサイトファーガ、バルトネラ、破傷風などです。
感染症によって発症までの時期は数時間から3週間程度ですし、瘢痕を残したくないでしょうから、「今のところ腫れはありません」としても、必ず形成外科などを受診するようになさった方がよいでしょう。
- Q50 相談者 ニックネーム:ちゃべ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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30年ほど前に他所の飼い犬に手の指と手のひらを噛まれました。歯が刺さって穴が開くような傷だったと思いますが、病院には行かず、その後も特に問題は生じませんでした。噛まれた跡は皮膚の奥にしこりが残っていました。
ところが、15年ほど前から時々傷跡が痒くなるようになりました。そして、ここ1-2年は痒くなる頻度が高くなり、現在はずっと痒みがあり無意識に手を掻いている状態です。皮膚の奥が痒いので爪を立てて掻いてしまいます。
30年前の咬み傷ですが、今からでもこの痒みを取り除く方法はあるでしょうか。
年々痒みが増しているので、治療できるなら治療したいと思っています。
- A50 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしなければ診断が出来ません。
瘢痕の痒み、接触性皮膚炎など湿疹の痒みなどが考えられます。
形成外科あるいは皮膚科を受診してご相談なさってください。
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