傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 動物から受けた傷て
  1. 腕・手・指
Q61 相談者 ニックネーム:はな 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

私の家では、2歳のトイプードルと1歳のトイプードルを飼っています。どちらも♂です。
一昨日に2匹が喧嘩し始めて、止めに入ったところ人差し指の第1関節(指の甲?)辺りを噛まれました。犬が意図的に噛んだのではなく、私がいきなりとめに入ったのでその勢いで噛んでしまったのだと思います。
少し血が出てたので患部にワセリンを塗り絆創膏を貼りました。
一日経過した今日もまだ傷がふさがらず汁が出てます。
説明が難しいのですが、皮膚が少しめくれてるじゃないですが、なんていうか、切れてる?ようにも見えます。
昨日までは患部を押すと痣を押した時ような痛みがありましたが、それと比べるとだいぶマシになったと思います。
ワクチンも打ってますし大丈夫だとは思うのですが、とても心配になってご相談させていただいています。傷が塞がるかどうかも不安です。

A61 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
最も勧められるのは、直ちに形成外科を受診することです。
ご自身で経過を観たいなら、痛みが軽減しており指関節の動きに制限が無ければ腫脹は著明でないということですから、創を水道水できれいに洗い、ワセリンなどを塗って創の湿潤環境を保っておいてください。
感染の兆候の疼痛の増強、赤み、腫れ、熱感のいずれかが出現したら、必ず直ぐに形成外科や皮膚科あるいは整形外科や外科の病院を受診してください。
室内で飼っている小型犬でも、噛まれると神経や腱・筋肉の損傷が起きたり感染を伴ったり、外傷後の瘢痕が残ったりすることはあるので、今後はいきなり手を出したりしないでください。
参考までに、小型犬は興奮していても、床を雑誌でたたくなどして傍で大きな音を出せばほとんどの場合ピタっと動きを止めます。
Q62 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

家の中で飼っている猫を庭に出したら、リードに慣れないせいか、急にパニックになりひっかかれました。まあまあ深くやられました。ポタポタ血が出ましたが、水で洗い天然塩を塗って血は止まりクイックパットをはりました。
手の甲のひっかかれてない場所が一部分黒っぽくなっていたので、ぶつけた記憶はないのですが猫を止めるのに必死で、どこかにぶつけて内出血しているのかなと思いました。2日経って手の甲を見ると、黒っぽい範囲が手の甲の半分くらいに広がっていました。 痛みなどは全くないです。
このまま様子を見て大丈夫でしょうか?

A62 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「黒っぽい範囲が手の甲の半分くらいに広がって」いるのは、皮下出血でしょう。
治療は必要ないかもしれませんが、猫による感染症などが発症することもあるので形成外科や皮膚科を受診なさることをお勧めします。
Q63 相談者 ニックネーム:けい 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:女性

一昨日、飼い犬に右手甲を噛まれました。傷は2ヶ所で、とても小さいものでした。流水で洗い流し、イソジンをジャブジャブかけて消毒しましたが、その夜中からジンジン痛みだし翌日(昨日)に皮膚科を受診しました。中指と薬指の付け根に受けた傷が腫れ出していて『血管の細かい部だから菌が広がった』という説明を受けました。抗生物質の『ロキシスロマイシン錠150mg』7日分を処方され飲んで2日目の夜ですが、中指、薬指が赤くパンパンに腫れ酷い突き指をしたような状態です。不安で自分なりに検索したのですが、特に犬に噛まれた時に使われる抗生物質があるようで、処方された抗生物質がそれに該当するのかどうか気になっています。破傷風についての話もいっさいしていただいてなくて不安です。抗生物質の効き目は何日目くらいからあるのでしょうか。1週間後にコロナワクチン接種の予定をお話したところ『別物だから接種は大丈夫』と言われましたが、副反応で発熱した場合、傷(化膿部)があれば酷く痛むことが想像され、心配です。

A63 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下深部まで到達している犬咬傷は、感染を起こすことも少なくありません。
表皮の損傷が小さいため、「流水で洗い流し、イソジンをジャブジャブかけて消毒」しただけでは深部損傷部の洗浄は出来ません。
受傷直後に抗生剤の予防的投与がなされることも少なくありませんし、ご相談のように翌日以降に感染兆候が確認された場合は通常より多い用量の抗生剤服用や点滴投与が必要です。
ただし、いずれの抗生剤を使ったとしても全ての感染を簡単確実に予防、感染制御できるものではありません。
マクロライド系のロキシスロマイシンは犬咬傷の感染予防投与として選択肢のひとつです。
感染症を合併した際は、原因菌を特定し、投与する抗生剤を抗菌スペクトルを顧慮して選択しなおす必要があります。
感染兆候があるのですから、しばらく連日の受診は必要でしょう。
受診翌日に「中指、薬指が赤くパンパンに腫れ酷い突き指をしたような状態」になっているならば、感染のコントロールが出来ていないのでしょうから、おかかりになった皮膚科を直ちに再診するか形成外科を受診してください。
破傷風トキソイドの接種もしておいたほうがよいでしょう。
犬咬傷の治療中という要件はCOVID19コロナワクチン接種の禁忌事項にはなっていませんが、全身症状と局所症状を接種前の予診担当の医師に相談していただければ接種の可否を判断してもらえます。
Q64 相談者 ニックネーム:みゆ 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

昨年12/19に母が大型犬に洋服の上から噛まれ膝から下の腕の皮膚が筋肉が見えるくらい引き裂かれました。腕の6割位の皮膚です。救急で病院に行き縫合してもらい、順調に回復?している様子です。1/7に抜糸をし、今日で通院は終わりと言われました。破傷風の予防接種のみ通院する予定です。救急の先生は筋肉の部分的な断裂もあり、予想以上にひどいので、外来で検査などしてもらうようにと言われましたが、外来の先生は腕が動かせているから必要ないとの事でした。
傷は見るからにカサブタもあり、抜糸をしたので出血もあります。
これが普通の治療なのでしょうか? 私が見る限りまだ治療が必要に思えます。

A64 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「外来の先生」の判断は、「出血」もすぐに止まるし腕や手指の運動機能制限もないので、自身の外来を受診していただいても加療することはないということなのでしょう。
確かに、手指の知覚低下が無く、手指、手関節、肘の可動制限も無いならば、咬傷受傷部の圧痛は時間の経過とともに徐々に軽減されるでしょうから、瘢痕の整容的治療だけが残ります。
形成外科を受診していただくとよいでしょう。

以下は、一般論としてお読みください。
「救急で病院」におかかりになった際は、緊急で為すべき初期治療だけをしてもらえると考えてください。
「救急」の担当医は全ての疾患や外傷の最新治療に精通しているわけではないので、翌日以降はご自身でそれぞれの疾患や外傷の専門科におかかりになるか、「救急」の担当医に紹介状を書いてもらうとよいでしょう。
また、どんな疾患でも外傷でも患者さんと主治医が相談して治療方針を決定するのですから、受診時に症状の説明や勧める治療法とどういう状態を治癒として目指すのかなどを明確にわかりやすく説明してくれる医師を主治医として選ぶ必要があります。
地域による医療内容の差は十分に承知していますが、よい主治医を選ぶのは患者さんの権利であり義務でもあることをご承知おきください。
Q65 相談者 ニックネーム:かれん 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

犬に人差し指の第一関節から第二関節の間の柔らかい場所を噛まれて2日経ちました。噛まれた日に緊急で病院行きました。出血の量が凄く止血するのでいっぱいで自宅では流水で洗い流すことが出来なかったのです。病院に着いて洗ってもらえるのかと思って自宅で洗っていないことを伝えたら局所麻酔してイソジンを塗ってゲンタ塗って縫合されました。噛まれてから一度も洗い流してません、、、2日経過して痛みも増してきて指がパンパンに腫れてます。ホッチキスで留まっているので不安すぎて石鹸で泡立てて洗いました。今日違う病院に行く予定です。ホッチキスで留まってるからなのか傷の部分が白くなっています。洗わずに消毒軽くされて2日経過してしまったので不安です。違う病院にいくのに、この説明はしたほうがいいですか?また白くなっているのは化膿の可能性などありますか?

A65 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
犬咬傷なので、受傷直後に「イソジン」で創の深部まで洗うことが必要です。
受傷翌日に感染が無いことを確認してから縫合する選択肢もあったのかもしれません。
「傷の部分が白くなって」いるのは表皮がふやけているだけでしょうが、「2日経過して痛みも増してきて指がパンパンに腫れ」ているので、感染を合併していないか厳重な確認が必要です。
「違う病院」を受診なさるならば、全ての経過をお伝えになってください。
Q66 相談者 ニックネーム:あこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

生後3ヶ月の狂犬病ワクチンをまだ打っていない子犬に噛まれました。
おもちゃで遊んでいる時に噛まれ、小指に5ミリ程の引っ掻いたように噛まれたあとがあり、出血がありました。傷の深さは1ミリほどです。
五分ほど流水でながし、消毒をしました。
狂犬病ワクチンを打っていないので心配です。

A66 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
出生地が日本で日本国内で飼育されている生後3か月の飼い犬が狂犬病ウイルスに感染している可能性は限りなくゼロに近いと考えられます。
狂犬病ワクチンは咬まれた後でも有効なので、ご心配ならば、なるべく早くワクチン注射3回を済ませてください。
Q67 相談者 ニックネーム:けい 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

一週間ほど前、飼い猫に数カ所指を咬まれ病院にて消毒と抗生剤を服用し、傷は塞がり腫れも治まったのですが、触ると腫れぼったいような痺れるような感覚異常があります。
感覚異常はどのくらいで治るのでしょうか?

A67 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後1週間ならまだ浮腫みが残っているのかもしれませんし、受傷時に神経損傷があったのかもしれません。
また、バルトネラ菌感染症の猫ひっかき病なども完全には否定できません。
受傷の程度、治療経過、現在の症状の詳細が明確でないので、申し訳ありませんが具体的な診断もアドバイスも出来ません。
手の外科を標榜する整形外科、あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q68 相談者 ニックネーム:しの 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

今年初めに主人が犬に手の甲を噛まれてかなり出血したので翌日外科に受診しました。
抗生物質を10日服用、毎日消毒し膿を出していましたが10日過ぎたあたりからまた膿が酷くなり抗生物質を変えまた傷口にガーゼを詰めて毎日膿を掻き出し消毒に通っていましたが切開して膿を出すことになりました。
が、また菌が強くなっているとのことで膿が多くなってきましたが病院を変えた方がよいのでしょうか 教えて頂きたいと思います。

A68 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「抗生物質」の点滴投与が必要かもしれませんし、効果が小さいようなら培養検査で「菌」を同定することが必要かもしれません。
担当医の処置を実際に見たわけではないので評価をするわけではありませんが、「傷口にガーゼを詰めて毎日膿を掻き出し」という記載が気になります。
貯留する浸出液や膿が「ガーゼ」を伝って排出されるように切開創が閉じない程度に「ガーゼ」の先だけを切開創に挿入すれば十分なのですが、「ガーゼ」を内腔いっぱいに「詰めて」スムースな排液・排膿を阻害し、内腔の癒着が遷延する処置をしてしまう医師も少なくありません。
動物による咬傷は、一般外傷とは異なる判断が求められることもあるので、治療に慣れていないと、治療方針の決定が困難なことがあります。
受傷からおよそ1か月なら治療期間としては長くかかっているので、担当医に現状の評価と今後の治療方針、予測される経過をお尋ねになって、明確な治療方針が無いようなら「病院を変え」ることも検討すべきかもしれません。
おかかりになるとすれば、形成外科がよいでしょう。
ただし、どちらの病院におかかりになるとしても、予測される経過はあくまでも予測なので、大変申し訳ないのですが、予測通りの経過でなくとも致し方無し、とお考え下さい。
大切なのは変化する創状態を正しく評価して、いかに正しい対応・処置に変えていくかなのですから、治療を医師任せにするのではなく、しっかりと治療方針を理解して治療法を選択することです。
Q69 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

1か月前に指を犬に噛まれて傷が第1関節に2箇所、指の付け根に1箇所出来ています。
噛まれた2日後に整形外科には行き、消毒と包帯処置をしてもらいました。
傷口は1週間前にかさぶたが取れ塞がっていますが、傷口の部分がしこりのようになってしまい指が真っ直ぐ伸ばしにくい状態です。
触ると少し痛みもあります。
これは時間経過で良くなるものなのでしょうか?

A69 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いただいた情報だけでは、「傷口の部分がしこりのようになってしまい指が真っ直ぐ伸ばしにくい状態」が、創治癒までの期間指を使わなかったためか、指伸筋腱または腱鞘の損傷のためか、瘢痕拘縮によるものか、判断できません。
日々、症状が軽減しているなら時間の経過を待っていただければよいのですが、症状が固定あるいは悪化しているなら、おかかりになった「整形外科」でご相談なさってください。
診断が難しいようなら、手の外科を標榜する整形外科か形成外科を受診するとよいでしょう。
Q70 相談者 ニックネーム:やっちん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

飼い犬に手首を(外側母指と示指の間辺)噛まれ傷が(1cm×3mm深さは2mm程だったかと思いますが… 出血はそれ程多くはありませんでした)出来てしまいました。水道水とミューズで洗浄した後傷パワーパットで保護したのですが、それが良くなかったのか感染させてしまい、暫く石鹸(ミューズ)洗浄ガーゼ保護+抗生剤入りステロイド軟膏で処置し1週間程で傷はふさがりました。暫くチクチクした痛みはあったものの自然に治まっていたのですが、1週間程前からだったかと思いますが傷周辺が再び痛み始めました。腫れもなく発熱もないため様子をみているのですが…。変わらず、ペンを持つ時やものを持つ、つかむ等手首に負荷の掛かる動作で痛み状況により腕全体に痛みが生じます。
様子をみるべきか、受診するべきか…。受診するのであればやはり整形外科でしょうか?

A70 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「痛み」があるのですから、「受診」して治療が必要かどうか診断してもらってください。
受傷後2か月程度経過して、「腫れもなく発熱もない」、「1週間程前」から「ペンを持つ時やものを持つ、つかむ等手首に負荷の掛かる動作で痛み」が出現する状態が「変わらず」、「状況により腕全体に痛みが生じ」るようになったという情報からは、腱鞘狭窄による腱鞘炎が疑われますが、診察をしなければ診断の確定が出来ません。
手の外科を標榜する整形外科におかかりになることをお勧めします。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

動物から受けた傷て 一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る