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創傷治癒よくある質問

  1. 動物から受けた傷て
  1. 腕・手・指
Q71 相談者 ニックネーム:よう 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2日前程に妻が近所で子猫(野良猫)を見つけ、抱っこしようとした際に左手親指を噛まれました。
歯が刺さった跡が1点有り、家で洗浄、消毒を行いました。2日経った現在、患部には腫れも熱も無いようですが、感染症の恐れを鑑みて病院を受診した方が良いのでしょうか?

A71 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後「2日」経過して「患部には腫れも熱も無い」ようで、おそらく全身状態の異常もないのでしょうから、今回は直ちに受診する必要性はなさそうです。
一般的に、動物やヒトによる咬傷は創の内部をしっかりと洗浄する必要があり、稀ではあっても常に壊死性筋膜炎の発症や、狂犬病などに対する注意も払わなくてはいけません。
感染症を疑ってから受診するのではなく、ほとんどの例で結果として必要性は無かったとしてもなるべく早く受診すべでした。
緊急を要する場合は外科系の病院で構いませんが、お選びになる時間があるなら形成外科におかかりになるのがよいでしょう。
Q72 相談者 ニックネーム:a 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

今朝、飼い犬(ブルドッグ)に服の上から力一杯に右腕を噛まれて血は出ていないものの穴が開いている?凹んでいる?ような状態です。その部分はピンポイントで黒くなっていて痛く、周りも打撲のような状態で腫れています。患部を流水に当ててから今は患部に絆創膏を貼ってその上から全体に湿布を貼っていて痛みは落ち着いてきました。このような場合、どのやうな対処をすれば良いのでしょうか。

A72 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮に損傷がないなら皮下出血だけなのでしょうから、1日冷やしつつ安静にしていただき、翌日からは通常に腕をお使いいただいて構わないでしょう。
表皮に損傷があるなら感染を伴っているかもしれないですし、皮下血腫を生じているかもしれないので、念のため形成外科を受診することをお勧めします。
Q73 相談者 ニックネーム:みつこ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

猫咬傷です。
腫れたり化膿はしていないですが、手の平の真ん中を咬まれ、ひきつりかんなどがあります。
中指を動かすと、中指の指先まで痛みが走ります。少しものに当たるだけでも響くような痛みがあります。
咬まれたときに神経にあたったのでしょうか?
怪我をする前は手の動きに問題はありませんでした。

A73 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
神経損傷や腱損傷、パスツレラ症、バルトネラ症などの可能性があります。
直ちに手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診してください。
Q74 相談者 ニックネーム:あやちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2才3ヶ月の娘が二の腕を犬に噛まれゲンタシン+ガーゼ保護で処置し1ヶ月経ちました。
1センチほどの白く凹んだ傷が2ヶ所だけ目立ち残っています。
傷が目立たなくなるようにはどうしたらいいんでしょうか?
何かケアの方法があれば教えて下さい!

A74 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「二の腕」(上腕)は、比較的瘢痕が残りやすい部位です。
凹みを改善させる方法としてフィラー注入、細胞成長因子注射、PRP療法、脂肪移植などがありますし、瘢痕が硬ければレーザー治療や瘢痕形成術が有効です。
皮下組織の癒着により「凹んだ」瘢痕になっているなら、癒着を剥がす処置だけで凹みの改善が可能かもしれません。
まだ「2才3ヶ月の娘」さんで、受傷後「1ヶ月」しか経っていないなら、時間の経過とともに徐々に瘢痕は目立たなくなるでしょうから、直ちにすべき処置は紫外線対策とマッサージくらいでしょう。
診察をしなければ詳細を把握できないので、形成外科を受診して具体的なアドバイスを貰って下さい。
Q75 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

3才になる長女が、近所で飼っている犬に右手をかまれ、表面がかぎざきのようになってしまいました。

A75 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
よく、飼い犬に手をかまれるという表現がありますが、けっして意外なことではなくて、私どもの立場からは、かまない犬はないとさえ言いたくなります。

傷の処置としては、よく消毒するの一語につきます。しろうとでは無理ですから、たいした傷に見えなくても、やはり医師の処置が必要になります。表に見える傷が小さくても、意外に奥深くまでかみあとが達していることが多いものです。そして口の中にはいろいろなバイ菌がいて、それがかまれてできた皮膚のトンネルの中で繁殖して、たちの悪い感染を起こすこともあります。普通の化膿だけでなくて、破傷風などという恐ろしい病気も起こります。最近は、予防注射で、子どものときから破傷風の免疫がついている場合もありますが、そうでなければいまからでも予防注射をしておいたほうがよいと思います。

ただ、狂犬病の心配はないといってよいでしょう。幸いなことにわが国では過去50年、狂犬病の発生をみておりません。

普通、傷は1~2日たった手おくれの傷でなければ縫ったほうがなおりはよいとされています。ところが従来は、犬のかみ傷は、縫うと中にバイ菌をとじこめて、かえって化膿しやすいという理由から、なるべくとじないようにといわれてきました。しかし、そうしておくとそうとうひどい傷あとが残ります。また顔の場合は元来、傷のなおりがよくて化膿しにくいので、むしろよく消毒して積極的に傷をとじてもよいというように考えが改まってきました。目立つ傷が残った場合でも、半年から1年もすれば化膿のおそれもなく、必要な修正手術が行えるようになります。

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