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創傷治癒よくある質問

  1. 動物から受けた傷て
  1. その他(場所を特定しない・複数の部位)
Q1 相談者 ニックネーム:mika 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

飼い犬に噛まれました。
出血はすぐに止まりましたが、だんだん腫れてきて、力を入れたり曲げたり、押したりすると痛いです。
病院へ行くべきだとは思いますが11/6でも大丈夫でしょうか?
また、何科を受診するべきなのでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「飼い犬」による咬傷なら狂犬病や破傷風は否定的ですが、感染症の可能性は十分にありえます。
「出血」が「すぐに止ま」ったため、創の深部に菌を閉じ込めてしまったかもしれません。
頂いた情報だけでは、咬傷の部位、歯牙の長さ、症状の詳細が把握できません。
咬傷は受傷した部位だけでなく、全身の感染症に進行することもあります。
診察をしなければ、「だんだん腫れてきて、力を入れたり曲げたり、押したりすると痛い」症状に対し、消炎薬や鎮痛薬だけで十分か、抗生物質の投与が必要か、創部の洗浄やそのほかの処置が必要か、判断出来ません。
出来るだけ早期に、形成外科を受診することをお勧めします。
形成外科が無ければ、動物咬傷の処置は多くの医師が基本的な知識を持っているでしょうから、他の診療科でも構わないので一度診察をしてもらってください。
Q2 相談者 ニックネーム:まる 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

猫に噛まれました。病院に行くべきでしょうか?
四箇所ほどみみず腫れになり、一箇所だけ少し血が出てきました。
噛まれてからすぐに水で流しオロナインを塗って絆創膏を貼りました。
浅いものだったので痛みなどは特にありませんが病院に行った方がいいですか?
忙しいのであまり行けません。この症状が出たら行った方がいいなど教えて欲しいです。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
基本的に、猫咬傷は感染予防のため病院におかかりください。
受傷部の腫れ、発赤、熱感、疼痛の増強、リンパ節の蝕知などがあったら、直ちに病院に行ってください。
Q3 相談者 ニックネーム:いずみ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

昨年9月末にカナダへ行った際、友人の飼っている犬に噛まれ、6針縫い、日本に帰ってから抜糸しました。噛んだ犬は狂犬病の注射やその他必要な注射を打っています。抜糸後は順調に治り、今は縫ったあとが少し目立ちますが、完全に塞がっており、見た目は問題ありません。ですが時々、縫った場所が痒くなったり、中が痛くなったりします。今は抜糸して10ヵ月が経ちました。10ヶ月も経っているのに痒くなるとか痛くなるというのは普通でしょうか?また、この時期に来て何かしら(例えば破傷風など)病気になったり、感染症になる可能性はありますか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染症の心配はありません。
瘢痕のひきつれで「時々、縫った場所が痒くなったり、中が痛くなったり」するのではないでしょうか。
炎症が無いことを確認するために、形成外科を受診してご相談いただくとよいでしょう。
Q4 相談者 ニックネーム:ちびみぃ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

4ヶ月前に友人宅の犬に噛まれ、創傷として整形外科で治療を行いました。
現在三箇所(に傷が残った状態です。しかし、何もしていない時にチクチクと傷が痛みます。
こういうときはどの診療科にいけば良いでしょうか。

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
犬咬傷を治療してくださった「整形外科」で引き続きご相談いただくか、瘢痕に伴う症状ですから形成外科を受診してください。
咬傷に限らず外傷や皮膚あるいは皮下の腫瘍などは、瘢痕を出来るだけ目立たなくしたいとお考えの場合、形成外科におかかりになるのがよいでしょう。
Q5 相談者 ニックネーム:けろけろ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

2日前の朝、猫に噛まれたため抗生剤をのみ、夕方緊急外来で消毒と抗生剤の飲み薬、解熱剤、抗生剤入りの傷薬をもらいました。その時はちょっと腫れているかな、ぐらいで熱も微熱があるかないかでした。専門の先生ではないようで熱が出たり腫れがひどいようならまた皮膚科などを受診した方がいいかもしれないとのことでした。翌日他の病院が開いてないなかったので近くの内科に行った所消毒のみでした。
3年ぐらい前にも猫に噛まれたことがあり、その時は熱が40度近く出て、患部の近くを切開して消毒液につけたガーゼを埋め込んだり、破傷風のワクチンを打ったり、数日点滴をしました。
特に膠原病の関係で免疫抑制剤を使っているのもあって、これからひどくなるんじゃないかとか、飲み薬だけで大丈夫なのかとか、腫れがよくなっていっているのか広がっていっているのかよくわからず不安です。
今後も猫と暮らすので、切開や点滴をする場合の判断の違いや、どういう場合に再度病院に行ったほうがいいか、飲み薬の抗生剤でどれぐらいの期間で腫れが引くものなのかなどを参考にさせていただきたいです。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
局所感染の兆候は赤み、腫れ、熱感、疼痛の増強や排膿です。
全身感染があれば、発熱や倦怠感が現れます。
追加の治療が必要かどうかの判断はご自身でなさるのではなく、直ちに形成外科を受診して相談してください。
申し訳ありませんが、「参考」の情報は簡潔に回答できるものではありません。
「膠原病」で「免疫抑制剤を使っている」なら、貴女の外傷に一般論は適応できません。
「今後も猫と暮らす」なら、「猫に噛まれ」たり引っ掻かれたりしたときにおかかりになる形成外科を決めておくとよいでしょう。
信頼できる主治医を決めておくことで、「熱が40度近く出」たり、「患部の近くを切開して消毒液につけたガーゼを埋め込んだり」、「数日点滴を」したりするような事態は避けることが出来るのではないでしょうか。
Q6 相談者 ニックネーム:しき 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

3日前に、猫に噛まれて血は止まっているけど、腫れていて、その部分が熱くなっています。
次の日には、黄色、緑?みたいな液が出てきて固まってます。病院に行きたいのですが、、
仕事を休めなくて中々行けないです。
病院に行くまでの間で、家で出来ることはありますか?(怪我してから行けて、1週間後です。)

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
直ちに創洗浄と抗生物質の投与が必要です。
咬まれた部分で感染症を併発しています。
感染が進行すると、進行性筋膜炎や蜂窩織炎に進展して、腕あるいは脚を切断しなくてはいけなくなることもあり得ます。
猫ひっかき病の可能性もあります。
咬まれた部分の腫れとリンパ節腫脹だけで数週間から数か月で自然治癒することもありますが、極めて稀に意識障害や痙攣発作で発症することもあります。
それ以外の全身感染症も頂いた情報だけでは否定できません。
「腫れて」「その部分が熱くなって」「黄色」あるいは「緑」の排膿がある局所所見は、通常の外傷の治癒経過と違うということは、ご相談者本人も承知なさっているでしょう。
猫に噛まれただけと軽く考えることなく、直ちに形成外科などの病院におかかりになってください。
Q7 相談者 ニックネーム:りえぼー 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4月末に保護猫カフェで噛まれました。絆創膏貼ってもらい洗い流す等処置無し。
夜に痛み増し脇も腫れたため皮膚科へ。
抗生剤一週間服用。一ヶ月後また痛みがぶり返し為、同じ皮膚科へ。10日かん抗生剤服用。
8月になりまた痛みぶり返す。違う皮膚科で2週間抗生剤処方されました。
一週間経ちましたがあまり良くなっていません。
このまま飲み続けるしかないですか?外科などへ行ったほうがいいでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
猫ひっかき病の可能性があります。
最初におかかりになった「皮膚科」も「違う皮膚科」も猫ひっかき病を疑って「抗生剤」を投与したと考えられます。
猫ひっかき病は診察する医師の判断でマクロライド系やニューマクロライド系あるいはニューキノロン系などの「抗生剤」が投与されることが多いようです。
引っ掻かれた部位の発赤や熱感、腋窩リンパ節や鼠経リンパ節の腫大と疼痛がよくある症状ですが、受傷1日目から5か月目まで症状の出現が見られることがあります。
「一ヶ月後また痛みがぶり返し」、「8月になりまた痛みぶり返」したとすれば、結果的に「抗生剤」の投与量が少なかったと考えるべきかもしれません。
猫ひっかき病のリンパ節腫脹には、「抗生剤」を少量長期投与するより、通常量~過量の間を適量として短期間投与する方が効果的です。
外傷でも疾患でも患者さんが短期間の治療で回復することをお望みになるのは当然ですが、治療内容と症状の経過の確認がその後の治療方針を決定するための重要な情報なので、現在おかかりの「皮膚科」で継続治療していただければよいいでしょう。
ただし、「一週間経ちましたがあまり良くなって」いないため不安なのですから、「このまま飲み続ける」のではなく、直ちに再診して担当医に「一週間経ちましたがあまり良くなって」いない現在の症状は予想範囲内の経過なのかどうかをお尋ねになってください。
また別な病院におかかりになることをお望みなら、おかかりになっている「皮膚科」で紹介状を書いてもらうことをお勧めします。
猫ひっかき病以外でも同様の症状が出現することがあるので、症状が軽快しないようなら、血液検査やリンパ節生検、PCRなどで原因を確定してもらってください。
Q8 相談者 ニックネーム:しゃん 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

爬虫類に咬まれ自己処置して3週間経っても痛みや腫れが引かないため内科・外科を標榜しているクリニックで診てもらい抗生物質を5日分処方していただき飲み切りました
その後1週間しても痛みや赤みがあるため再度受診しましたが腫れも熱感もないと投薬もなく治療が終わりました
でも痛みがありや赤みもあるように感じ良くなった気がしません
受傷後1ヶ月以上経過しています
形成外科にかかり直したほうが良いのでしょうか

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「抗生物質を5日間」服用して「腫れも熱感」も消褪したが「痛みがあり赤みもあるように感じ」てご心配なら、念のため血液検査で強い炎症反応が無いことを確認して頂ければよいでしょう。
指先は痛覚の受容体が密集しているため動物咬傷で痛覚受容体や知覚末梢神経を損傷した場合、修復・再生に数週から数か月以上かかるため痛みや違和感が残っている可能性があります。
治療が必要かどうかの判断は診察が必要なので、手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診してご相談なさってください。
Q9 相談者 ニックネーム:18さい 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

4月9日に人の家のでかい犬に噛まれました。怖くて傷口が見れず、結局20分ほどしてから洗い流しました。そして病院にも行かず4/22になりました。
血は出てなくて、歯型が綺麗に着いているような感じです。
4.5日くらいはアザが拡がっていく一方でしたが、どんどんアザは収まり、今みると歯型のあとが残っている感じです。
ただ、触ってみると、噛み付かれたところの真ん中がボコっとしています。痛みはないけれど、ボコっとしているので不安です。

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下出血があったため皮下の硬結が残っているのでしょう。
放っておいても3~6か月のうちに気にならなくなるのが通常です。
今回は感染を起こさずに経過したので良かったのですが、動物咬傷やヒト咬傷は創感染することが少なくないうえ動物由来感染症もあり得るので、次に咬傷を受傷したときには必ず直ちに形成外科など外科系病院を受診するようにしてください。
Q10 相談者 ニックネーム:あやみ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

一歳くらいの小型犬に噛まれました。すぐに病院で診てもらい、傷口の手当てをしていただき抗生物質一週間分と塗り薬を処方されあとは様子見という事でした。そのあと色々調べていたら犬に噛まれた場合破傷風のワクチンを打ってもらうのが一般的なようでしたので大丈夫か心配になっています。傷が浅いから大丈夫と判断されたのか…(傷はそこまでは深くないですが出血はまあまあありました)破傷風ワクチン打つのが特に一般的ではないのか…教えていただきたいです。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
犬咬傷の治療に慣れている病院ならば、牙がどの程度の深さまで到達しているかを診て治療内容を決定しているはずですので、「破傷風ワクチン」を説明されなかったのならば深い咬傷ではなかったと考えられます。
また、おかかりになった「病院」は、室内で飼っている?「小型犬」で法定の予防注射も全て済ませているという状況を確認して、歯磨きも毎日していて口内は不潔ではないと推測して「破傷風ワクチン」の必要は無いと判断なさったのではないでしょうか。
日本の土壌には破傷風菌が広く存在しており、全ての外傷で破傷風を発症する可能性があります。
通常の外傷でも破傷風を発症することはあるのに、一方でそれを気になさる方は殆どおられません。
外傷の専門外来でも、ドブなど汚染が明らかな場所での受傷に限り破傷風トキソイドを注射することが多いようですし、一般外科では破傷風トキソイドを用意していないこともあります。
気になるなら、おかかりになっている「病院」でご相談いただければ注射あるいは手配してもらえます。
注射しないなら、3~7日程度で食べ物をよくこぼしたり、飲み込みにくくなったり、舌がもつれたり、口が開きにくかったり、体がだるくなったり、全身の違和感や頸や四肢の痙攣やこわばりが出現したら直ちに「病院」におかかりになるようにしてください。

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