傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 腕・手・指
Q1 相談者 ニックネーム:あきを 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

アルバイトで200度の油の中に 誤って手を入れてしまい、指を火傷しました。
バイト中で忙しくて誰にも言えず、皿洗いをしながら冷やしてましたが、注文などをとりに行かなくてはならないため、十分に冷やせてませんでした。終わってからファミマから買った氷で冷やしてますが、なんだか手に違和感を感じ 今後曲がれるか麻痺が残らないか心配です、
どうしたら良いのでしょうか。 やはり、冷やして日にち薬しかないのでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅱ度SDBでしょう。
水疱が出来ます。
手指を曲げたり、擦ったりしないでください。
手指の熱傷は、しっかりとした診断と、診断に基づく治療方針の決定が必要です。
ご自身でケアをするにしても、診察をしたうえでなければ具体的なアドバイスが出来ません。
直ちに形成外科あるいは皮膚科を受診してください。
Q2 相談者 ニックネーム:りく 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

1年ほど前にアルバイトで火傷を負いました。場所は右手の中指と薬指あたりです。もう傷は治っていて傷跡もないのですが、半年ほど前から定期的に中指の辺りから右腕全体にかけて違和感のようなものを感じます。右手の近くは感覚が左手と異なり、右腕全体に痺れのような感覚がかかっているため普段の生活がしずらくなっています。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
右上肢の神経障害が疑われます。
熱傷とは関係はありません。
症状が悪化する可能性があるので、早期に手外科を標榜する整形外科を受診してください。
Q3 相談者 ニックネーム:てん 患者様(相談対象者) 年齢:1 歳 性別:男性

1週間前に子供がやかんに手を入れてしまい指先4本を火傷しました。病院で診てもらい、紫雲膏をしばらく塗っていました。治りかけでかゆみが出てきたのでデルモゾールをもらって、痒みがある時は塗っています。 薬を塗って、ガーゼと包帯の状態です。

今日診察してもらったところ、治ってきているのでもうガーゼもいらないと言われたのですが水ぶくれの皮がむけて赤くなっている状態です。跡が残らない為には、日焼けと乾燥はダメだと良くきくのですがまだ紫雲膏塗っても大丈夫ですよね?火傷跡にら保湿が大事と書いてあったのですが、紫雲膏とワセリンかプロペトを混ぜたりしていいでしょうか?

跡が残らないように出来る限りの事はしたいです。火傷の治りかけにはどうするのが一番でしょうか。
持っている薬は 紫雲膏、デルモゾール、ワセリン、アズノールです。

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷部位が「指先4本」ということならば、指腹側は色素沈着が起きないので紫外線対策は必要ありません。
手背側は色素沈着が起こり得る部位ですが、受傷後「1週間」で「水ぶくれの皮がむけて赤くなっている状態」まで「治ってきている」ならば、指尖のⅡ度SDBと診断できるので、指の手背側も強い色素沈着は起きないと考えます。
また、「もうガーゼもいらない」ということは「1週間」で上皮化が完了したということですから、肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮が起きる可能性も無いでしょう。
したがって、「紫雲膏、デルモゾール、ワセリン、アズノール」などでなく、通常のハンドクリームやボディローションなどの保湿剤で構いません。
「1歳」ならば手指を使った遊びを覚えることが大切な時期なので、いつごろから自由に遊ばせてよいか、主治医にご確認ください。

乳幼児に関するご相談は、何歳という年齢だけでなく、何歳何か月という月齢の情報まで頂いた方が正しく回答できることが少なくありません。
また。熱傷や外傷は、何が原因でどんな状況でどこの範囲を受傷して、初期治療は何をして、いつ何科におかかりになって何と診断されたか、処置は何をしたか、治療経過はどうかなど、詳細な情報が無ければ、具体的な回答は困難です。
今回のご相談は1週間で上皮化していることから重症の熱傷ではなかったと推測しますが、一般的に手指の熱傷や外傷は創の治癒だけでなく指の機能の保存や再建が必要なので、手外科や形成外科など専門の施設におかかりになることをお勧めします。
Q4 相談者 ニックネーム:あい 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

指に火傷をしました
かなりでかい水膨れが出来ています
仕事をするのにかなり手を使うので絆創膏など、すぐに剥がれてしまうようなもので水膨れをカバー出来ないのです
潰して薬を塗るなどした方がいいのでしょうか?
なんせ、指を使うのでかなりあちこちに水膨れが当たってしまうため、少し痛いのでどうしたらいいのもかと思っております

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、受傷からの日数、受傷部位、受傷機転、指を使う仕事の内容など、詳細な情報が無いため具体的な回答は出来ません。
熱傷は、受傷後の処置と治療中の経過によって、重症度が増します。
水疱をそのままにしておくか水疱液を抜いてしまうか診察をせずに判断は出来ませんし、熱傷のある指を使う仕事を許可することは出来ません。
形成外科を受診して、ご自宅での具体的なケア法を指導して貰ってください。
Q5 相談者 ニックネーム:あーたん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

仕事で加熱中の大きな鍋に腕があたってしまい、3〜4㎝ほどの火傷をしました。水脹れが出来、やぶれてすごく痛かったですが、火傷は仕事柄よくある事なので少し冷やしただけで特に何の処置もせずに普通の絆創膏を貼り、お風呂にも入っていました。お風呂で絆創膏を取る際に皮がめくれてしまい、だんだんと周りも赤く腫れてきたのですでに5日ほど経っていましたが病院に行きました。
塗り薬塗ってもらいガーゼや包帯などで処置をしてもらい、バイ菌が入っているので飲み薬の抗生剤とリンデロンVG軟膏を処方してもらいました。
3回ほど通院しましたが良くなってきたので勝手に病院に行くのをやめてしまいました。
リンデロンvg軟膏は1日2回と書いていましたが1日1回しか塗れておらず、やめ時も分からず2週間以上1日1回塗り続けていましたが、すでに上皮化は出来ていると思うので塗るのをやめました。
2週間以上も塗っていて急にやめるとステロイドなので肌が荒れてくるのでしょうか?
それとも火傷に塗っていただけなので、特に減薬は必要ないのでしょうか?
また、ワセリンなどを塗った方が良いのか、塗るならばいつまで塗れば良いか教えていただきたいです。

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
お使いになった外用薬は、Strongに分類されるステロイド軟膏です。
熱傷潰瘍面に塗っているので、健常表皮に塗った場合に比べ素早く体内へ吸収されます。
しかし、それほど広くない範囲に2週間程度塗り続けただけならば、ステロイドの漸減療法は必要ありません。
急に中止しても肌への影響は殆どありません。
熱傷創が上皮化した後は、3~6か月程度、瘢痕の乾燥対策をしてください。
Q6 相談者 ニックネーム:ゆりちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

10年以上前に手首に油が飛び火傷をしました。直径2センチくらいの傷になります。
冬になると乾燥や服に触れて傷のまわりに潰瘍が出来血が出たり痒みが出ます。
色んな皮膚科の病院で診てもらいましたが薬を処方されるくらいで治りません。
カビなどの検査もしましたが特に問題がない様です。
皮膚の移植も聞いてみましたが手首の内側で血管が多い為、危険で出来ないと言われ薬を処方する以外に手当がありません。
傷が残っても痒みや血が出るのが治れば幸いです。

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の状態を診察しなければ、具体的な治療法の提案は出来ません。
熱傷瘢痕組織には汗腺が無いため瘢痕が乾燥し放出されたヒスタミンによって痒みが生じ、刺激や痒みがさらにヒスタミン放出を誘導し強い痒みが生じるため掻爬してしまいます。
保湿クリームやシリコンシートなどでも痒みや掻爬は防げますが、根本的な治療となれば、植皮ではなく皮弁手術しかないかもしれません。
複数の形成外科を受診してご相談なさって、幾つもの意見を訊いてください。
Q7 相談者 ニックネーム:meme 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

指に軽度の火傷をし自分で湿潤療法で治療中です。
当初から痛みは和らぎすぐに無くなりました。
火傷した時に部分的に皮が剥けた後、残った皮膚が1週間たちふやけてきています。
また、他の箇所が水膨れの後なのか、患部の皮膚が表層に一枚白くふやけて残っています。
まだ湿潤療法のバンドエイドを貼った方が良いのでしょうか?
貼るとしたらいつまで貼らないといけないのでしょうか?

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤み、腫れ、熱感、疼痛の増強が無ければ感染の合併は無いので、一般的な経過とすれば、2週間でふやけた皮膚の下で上皮化する可能性が高いでしょう。
上皮化が完了すれば、湿潤療法は終了してかまいません。
Q8 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

息子がまだ1才未満のとき、熱湯で腕を火傷しました。湿潤療法をうけ、治療をおこないましたが、傷跡が酷く残り、腕の関節に引きつれがおこっています。曲げ伸ばしはできていますが違和感があるようです。
4年ほど前に皮膚科や、形成外科をいくつか受診しましたが、どの先生も今はようすをみてもらうことしかできないとのことで、このままにしておいて大丈夫なものか、心配でたまりません。
最近、息子も傷跡をふくめ、気にしだすようになりましたが、治療法がないと病院に行っても仕方ないのかなと‥再度受診の目安もわからず、とても不安です。
良い治療法があれば県外にでも治療に連れていきたいなと思っています。

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腕の関節に引きつれがおこって」「違和感がある」ならば、瘢痕拘縮解除手術 の適応があります。
成長に伴い腕が長くなっても瘢痕は伸びが悪いため、肩関節、肘関節、手関節の 伸展障害が起きることがあります。
「4年ほど前」の「皮膚科や、形成外科」の「先生」の言葉は、文字通り「今は ようすをみてもらうことしかできない」という意味ではなく、今のところ引き攣 れは出ていないが成長期なのでいずれ瘢痕拘縮による関節の可動域制限が出現す るかもしれないので経過観察をしっかりしていきましょうということだったので はないでしょうか。
瘢痕の状態にもよりますが、フラクショナルレーザー、瘢痕切除植皮術、瘢痕拘 縮形成術などを検討すべきでしょう。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q9 相談者 ニックネーム:アカトラ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

40日程前両手に火傷を負って入院し、現在は退院して自宅をで療養中です。左手は皮が張りつっぱり感もなく良くなりましたが右手は小指側の甲の火傷が少し深かったとの事で皮が張ってきましたが表面はザラザラした感じです。小指と薬指と中指が今はつっぱって曲げ辛いです。(漢方薬114を処方してもらってます)指にも赤い筋状の跡があり軟膏(デルモベート)を塗る治療とアズノールを塗っています手を下に下げたり広げたり 何もしなくてもジワジワとしたピリピリ感がありますがこれば血流の加減ですか?
良くなっていきますか? 指の可動域もまだ広がる可能性はありますか?動かさないと固まってしまうので手は動かしていく様にと言われましたが何かリバビリの方法とかありますか?又まだ何かに触ると敏感な感触があるので常に綿の手袋をしていますが大丈夫でしょうか?

A9 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「手を下に下げたり広げたり 何もしなくてもジワジワとしたピリピリ感」が出現するのは、長期間安静にしていた手指への「血流の加減」と肥厚性瘢痕への血液の貯留が原因です。
手指を使うようになれば「ジワジワとしたピリピリ感」は徐々に改善します。
手を使っていないときは、心臓より高く手を位置させておくとよいでしょう。
瘢痕のため、「小指と薬指と中指が今はつっぱって曲げ辛い」症状があります。
瘢痕の治療をしなければ「指の可動域」は広がりませんし、肥厚性瘢痕が生じれば瘢痕拘縮が悪化する可能性もあります。
手指を使わずにおくと指関節の拘縮が起きるので、「動かさない」で「固まってしまう」前に積極的に手指のリハビリをしてください。
反対の手の掌で「小指と薬指と中指」を包み込むようにして手を握り込みます。
いずれ瘢痕拘縮解除の手術が必要かもしれません。
手指の「敏感な感触」は時間の経過とともに軽減します。
Q10 相談者 ニックネーム:Koji 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

今年中学2年生になる娘に関してです。かなり小さい時にやけどをして皮膚移植をしました。一昨年もう一度皮膚移植を形成外科で実施しましたが移植した皮膚の変色やかゆみがあります。場所が手首ということもあり目立っているので本人も悩んでおり良い治療法などあれば是非教えてください。

A10 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「かなり小さい時」の「皮膚移植」は分層植皮、「一昨年もう一度」した「皮膚移植」は全層植皮でしょう。
全層植皮は比較的色素沈着が起きにくいのが通常ですが、移植皮膚の厚みや術後の経過と紫外線の影響により植皮片の色調が濃くなることがあります。
手術をした「形成外科」担当医は術後の経過をあらかじめ予測しているでしょうし、手術・抜糸して治療が終了したとは考えていないはずです。
時間の経過とともに色調が落ち着くのを待つだけでなく、ハイドロキノンやビタミンCなどの美白剤やレーザー治療などを提案してもらえるでしょうし、ティッシュエキスパンダーを利用した皮弁形成手術を検討したほうがよいのかもしれません。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは植皮部位も植皮面積も明確ではありませんし、診察をしなければ植皮片の質感や色調も詳細が把握できないので、具体的にお答えすることはできません。
お嬢様ご自身とご家族が採皮部位と植皮部位の瘢痕を気にしないで生活できるようになった時が治療の終了なのですから、「移植した皮膚の変色やかゆみ」があって「悩んで」いるなら躊躇する必要はないので、「形成外科」担当医にご相談になって担当医とともに納得のいく治療を模索してください。

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