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創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 腕・手・指
Q11 相談者 ニックネーム:meme 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性

指に軽度の火傷をし自分で湿潤療法で治療中です。
当初から痛みは和らぎすぐに無くなりました。
火傷した時に部分的に皮が剥けた後、残った皮膚が1週間たちふやけてきています。
また、他の箇所が水膨れの後なのか、患部の皮膚が表層に一枚白くふやけて残っています。
まだ湿潤療法のバンドエイドを貼った方が良いのでしょうか?
貼るとしたらいつまで貼らないといけないのでしょうか?

A11 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
赤み、腫れ、熱感、疼痛の増強が無ければ感染の合併は無いので、一般的な経過とすれば、2週間でふやけた皮膚の下で上皮化する可能性が高いでしょう。
上皮化が完了すれば、湿潤療法は終了してかまいません。
Q12 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:男性

息子がまだ1才未満のとき、熱湯で腕を火傷しました。湿潤療法をうけ、治療をおこないましたが、傷跡が酷く残り、腕の関節に引きつれがおこっています。曲げ伸ばしはできていますが違和感があるようです。
4年ほど前に皮膚科や、形成外科をいくつか受診しましたが、どの先生も今はようすをみてもらうことしかできないとのことで、このままにしておいて大丈夫なものか、心配でたまりません。
最近、息子も傷跡をふくめ、気にしだすようになりましたが、治療法がないと病院に行っても仕方ないのかなと‥再度受診の目安もわからず、とても不安です。
良い治療法があれば県外にでも治療に連れていきたいなと思っています。

A12 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「腕の関節に引きつれがおこって」「違和感がある」ならば、瘢痕拘縮解除手術 の適応があります。
成長に伴い腕が長くなっても瘢痕は伸びが悪いため、肩関節、肘関節、手関節の 伸展障害が起きることがあります。
「4年ほど前」の「皮膚科や、形成外科」の「先生」の言葉は、文字通り「今は ようすをみてもらうことしかできない」という意味ではなく、今のところ引き攣 れは出ていないが成長期なのでいずれ瘢痕拘縮による関節の可動域制限が出現す るかもしれないので経過観察をしっかりしていきましょうということだったので はないでしょうか。
瘢痕の状態にもよりますが、フラクショナルレーザー、瘢痕切除植皮術、瘢痕拘 縮形成術などを検討すべきでしょう。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q13 相談者 ニックネーム:アカトラ 患者様(相談対象者) 年齢:50代後半 性別:女性

40日程前両手に火傷を負って入院し、現在は退院して自宅をで療養中です。左手は皮が張りつっぱり感もなく良くなりましたが右手は小指側の甲の火傷が少し深かったとの事で皮が張ってきましたが表面はザラザラした感じです。小指と薬指と中指が今はつっぱって曲げ辛いです。(漢方薬114を処方してもらってます)指にも赤い筋状の跡があり軟膏(デルモベート)を塗る治療とアズノールを塗っています手を下に下げたり広げたり 何もしなくてもジワジワとしたピリピリ感がありますがこれば血流の加減ですか?
良くなっていきますか? 指の可動域もまだ広がる可能性はありますか?動かさないと固まってしまうので手は動かしていく様にと言われましたが何かリバビリの方法とかありますか?又まだ何かに触ると敏感な感触があるので常に綿の手袋をしていますが大丈夫でしょうか?

A13 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「手を下に下げたり広げたり 何もしなくてもジワジワとしたピリピリ感」が出現するのは、長期間安静にしていた手指への「血流の加減」と肥厚性瘢痕への血液の貯留が原因です。
手指を使うようになれば「ジワジワとしたピリピリ感」は徐々に改善します。
手を使っていないときは、心臓より高く手を位置させておくとよいでしょう。
瘢痕のため、「小指と薬指と中指が今はつっぱって曲げ辛い」症状があります。
瘢痕の治療をしなければ「指の可動域」は広がりませんし、肥厚性瘢痕が生じれば瘢痕拘縮が悪化する可能性もあります。
手指を使わずにおくと指関節の拘縮が起きるので、「動かさない」で「固まってしまう」前に積極的に手指のリハビリをしてください。
反対の手の掌で「小指と薬指と中指」を包み込むようにして手を握り込みます。
いずれ瘢痕拘縮解除の手術が必要かもしれません。
手指の「敏感な感触」は時間の経過とともに軽減します。
Q14 相談者 ニックネーム:Koji 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

今年中学2年生になる娘に関してです。かなり小さい時にやけどをして皮膚移植をしました。一昨年もう一度皮膚移植を形成外科で実施しましたが移植した皮膚の変色やかゆみがあります。場所が手首ということもあり目立っているので本人も悩んでおり良い治療法などあれば是非教えてください。

A14 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「かなり小さい時」の「皮膚移植」は分層植皮、「一昨年もう一度」した「皮膚移植」は全層植皮でしょう。
全層植皮は比較的色素沈着が起きにくいのが通常ですが、移植皮膚の厚みや術後の経過と紫外線の影響により植皮片の色調が濃くなることがあります。
手術をした「形成外科」担当医は術後の経過をあらかじめ予測しているでしょうし、手術・抜糸して治療が終了したとは考えていないはずです。
時間の経過とともに色調が落ち着くのを待つだけでなく、ハイドロキノンやビタミンCなどの美白剤やレーザー治療などを提案してもらえるでしょうし、ティッシュエキスパンダーを利用した皮弁形成手術を検討したほうがよいのかもしれません。
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは植皮部位も植皮面積も明確ではありませんし、診察をしなければ植皮片の質感や色調も詳細が把握できないので、具体的にお答えすることはできません。
お嬢様ご自身とご家族が採皮部位と植皮部位の瘢痕を気にしないで生活できるようになった時が治療の終了なのですから、「移植した皮膚の変色やかゆみ」があって「悩んで」いるなら躊躇する必要はないので、「形成外科」担当医にご相談になって担当医とともに納得のいく治療を模索してください。
Q15 相談者 ニックネーム:じーちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

家族の一人について相談です。韓国で生まれ、生後間もないころに全身大やけどを負い、近所の米軍病院で治療を受けました。以後元気で過ごしています。ただやはり手に後遺症が残り、生活に多少不便を強いられています。
1)両手がものをつかむ形で固まっています。
2)小指の骨が第3関節(手のひらから近いところ)で切断しましたが、皮膚が足りなかったのか、骨が内側に曲げたまま固定されています。そのため鉄棒を握る等すると骨が当たって痛いです。
3)できれば、手が広げられるようになりたいです。また2)の小指のほうも伸ばせれば楽になると思います。皮膚さえあれば伸ばせそうに思います。
4)20代のころに一度そのことで病院(皮膚科)で相談したところ、おなかの皮膚を取る等で1年以上の入院が必要と言われて断念しました。
5)年齢のこともあり、あまり大掛かりな手術は望まないが、今は医学も進んでいることから少し聞いてみようと思い、ここで相談させていただきました。

A15 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手掌あるいは手指に全層植皮が必要です。
以前皮膚科で言われたのと同様に、側腹~鼠経辺りの皮膚を採取して植皮します(採皮部は1本の線状に縫い合わせます)。
入院は2週~1か月程度で十分です。
ただし、両手とも同時に手術をすると術直後に自身で身の回りのことが出来ないので、多くの場合片手ずつ治療します。
手掌表皮の瘢痕拘縮だけならば植皮だけで済みますが、手指屈筋腱が短縮していれば屈筋腱の延長が必要です。
小指MP関節は関節拘縮の可能性が高いので、可動域の拡大には関節形成が必要かもしれません。
症状を詳細に把握しなければ、具体的な手術法の提案はできません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q16 相談者 ニックネーム:9月 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

1歳の男の子で、炊飯器の蒸気で左手の人差し指と中指と、指の付け根と手の平にかけて少しの部分を火傷しました。その後細菌感染してしまい火傷Ⅲ度で、このままだと指の曲げ伸ばしができなくなると言われ、形成外科で植皮術で両足のくるぶしの下から植皮しました。
今は術後1ヶ月です。
朝晩1日2回、指を押しながらプロペトとステロイドが少し混ざっている薬を塗りながら保湿とマッサージして下さいと言われしています。
植皮した部分の皮膚のつなぎ目にプツプツと小さい丸い膨らみが6個程はあり気になります。医師に伝えると、薬塗ってマッサージと。他に出来ることはないのでしょうか?
今術後1ヶ月ですが、紫外線は今の季節なら気にしなくてもと医師に言われました。極力当てない方が色素沈着しないのでしょうか?
一番気になるのが、今後どうなっていくのかですが、医師に尋ねると個人差もあるし男の子だと気にしない子も多いと何度か聞いてもその回答でした。
今、1歳で植皮した部分と元々の手の成長差は何かカバーする為に親が出来ることはないのでしょうか?

A16 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
子供は日々成長するので手の熱傷瘢痕も状況が変わる可能性があるため診察をせずに回答すべきではないでしょうし、お母様はどんな些細なことも実際に治療を担当してくれている医師に理解できるまで説明を求めるべきということをご理解いただいたうえで、症状を推測したなかで回答いたします。
植皮も成長するので「植皮した部分と元々の手の成長差」は起きません。
ただし縫合線が硬い瘢痕になると引き攣れて手指を使わなくなることがあるので、3か月間は「プロペトとステロイドが少し混ざっている薬を塗りながら保湿とマッサージ」をお続けになった方がよいでしょう。
主治医の許可が出ているなら、手指を使う遊びをしても構いません。
ただし夜間は手指と指間の拘縮を避けるため、指を伸ばした状態で固定します。
新聞紙を固く丸めてそれを弾性包帯で巻くか厚めの靴下に突っ込んで硬いボールを作り、そこに手指を置いて指が伸びて指間が開いた状態になるよう包帯でぐるぐる巻きにします。
ボールの大きさを調整してちょうどよい大きさを見つけてください。
また、指を固定するときに包帯をきつく巻きすぎると指先の血行不良が起きるので注意が必要で、指先が見えるように包帯を巻きます。
日中は積極的に左手を使わせるようにしなければ、乳幼児は使いにくい手指を使わなくなってしまいます。
ただし無理に使わせようとすればお子さんにもお母様にも心理的負担がかかるので、左側にボールを投げたり、両手を使わないとうまく遊べない積み木を与えたりして、左手を自然に使うようになるのを優しく見守ってください。
「植皮した部分の皮膚のつなぎ目に」「6個程」ある「プツプツ」した「小さい丸い膨らみ」は稗粒腫(粟粒腫)でしょうから、放っておいて構いません。
厚めの全層植皮なら、担当する「医師」のおっしゃる通り、長期間経過後の「色素沈着」は「紫外線」対策の有無で大きな違いはないでしょう。
一般的に、「形成外科」の「医師」は熱傷潰瘍の閉鎖だけを目的として治療しているのでなく、見た目も機能も気にすることなく社会生活を送ることが出来る手指にするための治療をしています。
長い付き合いになるのですから、気になること・不安なことはいつでも相談できる「医師」を主治医と決めて定期的に経過を診てもらい、適時・適当なアドバイスをもらってください。
Q17 相談者 ニックネーム:まろん 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

現在抗がん剤を飲んでいるものですが、3週間前に中指を火傷しまして水疱などはできてなくて、少し赤くなっただけなのですが赤みはすぐとれ痛みは1週間で引いたのですが、ピリピリとしたしびれがなかなかとれません。内科では治りにくいのでしょうと言われたのですが、時間がたてば症状がとれるのか大変気になるので心配です。見た目には火傷の跡はないのでこのまま放っといて大丈夫でしょうか?

A17 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ「このまま放っといて大丈夫」かどうか、明確な判断が出来ないことをご了承のうえ以下をお読みください。
手指の熱傷で知覚異常が生じても、通常なら「ピリピリとしたしびれ」は日数の経過とともに速やかに消褪します。
化学療法で投与される「抗がん剤」は、癌細胞を傷害したり癌細胞の増殖を抑えたりすると同時に正常な細胞にも作用し創治癒が遅くなることがあるため、「内科」の先生がおっしゃる通り「抗がん剤」の影響で「治りにく」く長引いているのかもしれません。
熱傷は「少し赤くなっただけ」で「赤みはすぐとれ痛みは1週間で引いた」ということですが、皮下膿瘍が生じて「ピリピリとしたしびれ」が継続している可能性もあります。
また、「抗がん剤」の副作用として、手足症候群という手足の知覚異常があります。
手足症候群の原因の詳細は不明なのですが、手指や手掌、足趾や足底の見た目の異常はないのに「しびれ」や「ピリピリ」するような知覚異常や熱傷の様な痛みが起こります。
受傷後「3週間」の間に「ピリピリとしたしびれ」が少しずつでも軽減傾向にあるならば、熱傷治癒が長引いていると考えて、ビタミンB12の服用と保湿で経過を見ていただければよいでしょう。
症状が軽減傾向でないなら手足症候群や皮下膿瘍の関連も否定できないので、化学療法の担当医に症状を伝えアドバイスを貰うか、皮膚科を紹介して貰ってください。
Q18 相談者 ニックネーム:ノブ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

火傷にて両手植皮手術をしたんですが、左手は手の甲全体と全ての指の第一関節上部、右手は肘から手首と手の甲です。今年3月上旬に手術はしております。植皮した箇所は若干のこわばりとたまにチクチク、ピリピリ痛みます。左手、手のひらは手術はしてないんですが親指付け根が拘縮にて若干、可動域が狭まって手を広げると突っ張りがあります。今後時間と共に植皮箇所は柔らかくなり、色も落ち着いてくるんでしょうか?どうしても手の甲ということもありかなり人目がきになります。今は赤黒く、デコボコしてます。手のひらの拘縮部分も時間と共に柔らかくなるんでしょうか?必要なら再手術もと思い担当医に相談したら、再手術の必要はないとのことですがかなり見た目が気になります。今は外出時は手袋して生活しております。少しでも赤黒い植皮箇所、手のひらの拘縮箇所が改善する方があればと相談いたしました。セカンドオピニオンにて再手術の覚悟もあります。

A18 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、いただいた情報だけでは全層植皮とも分層植皮とも判断がつかないため、具体的なアドバイスが出来ません。
いずれにしろ、「親指付け根が拘縮にて若干、可動域が狭まって手を広げると突っ張りが」あるならば拘縮解除のZ形成術や皮弁形成術あるいは植皮手術が必要なことが殆どですし、「赤黒く、デコボコして」いて「かなり見た目が気に」なるなら美容皮膚科的治療や「再手術」も検討すべきでしょう。
ただし残念ながら、今のところ、手指の植皮痕が完全に判らなくなるまでの治療は困難です。
実際に治療をするかどうかは患者さん自身が決めるものですが、今後どんな経過が予想されどんな治療が適しているかの判断は診察をする医師によって異なるので、手の外科・形成外科・美容皮膚科などの複数の医師の意見を訊いてみる必要がありそうです。
Q19 相談者 ニックネーム:あんこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

2日前に技術の時間にはんだごての熱している部分に触れてしまい、左手の人差し指を火傷しました。第一関節より上です。火傷した瞬間は、皮膚が白くなっただけでしたが、後々膨らんできてしまいました。今はなんかプニプニしていて、膨らんでます。押したり、当たったりすると痛いですが、何もしなければ特に痛くありません。来週から体育でプールが始まるのですが、入っていいのでしょうか?それと、一応絆創膏をしているのですが、つけていても大丈夫なのでしょうか?

A19 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察なしに頂いた情報だけで具体的なアドバイスはできません。
Ⅱ度SDB(真皮浅層までの熱傷)の水疱なので、水疱を破らないでください。
水疱が破れていなければ「プール」に「入って」も構いません。
赤み、腫れ、熱感、疼痛が出現するなら、直ちに病院を受診してください。
Q20 相談者 ニックネーム:みな 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

5日前に、ケトルの熱湯を手首から手の甲にかけてしまい2度熱傷の診断を受けました。夜だったので救急を受信し、外科の先生に見ていただいたので、後日皮膚科を受信しました。リンデロンvgを処方され1日1回ガーゼ交換をするよう指示を受けました。2.3日は浸出液がひどく1日に2.3度ガーゼ交換をしてました。浸出液が落ち着くと、痛みもほとんどなかったのですがだんだんと痛みと熱感が出るようになりました。
手首の皮が1周全部剥けてしまい、今は手首を動かすことができない状態です。
仕事が介護職なので、仕事をしてもいいか聞いたら痛くなければいいとのことでしたが場所的にも酷使する部位なので手首の関節が動かせないと仕事になりません。痛みがひくには、どれくらいの期間がかかるでしょうか。上皮化するまでは仕事は難しいのではないかと考えてるのですが、担当医の説明が不十分で職場にもいつから仕事ができると説明できなくて困っています。手首の関節部分全体に火傷をおってしまった場合、今後手首が動かしずらくなるなど後遺症が残らないかも心配しています。

A20 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷は、治療の開始時点で、上皮化までの過程はもちろん、上皮化後の日常生活、仕事などに伴う特殊作業、整容面までを含めて検討し治療計画をたてる必要があります。
あくまでも一般論ですが、手に関する熱傷は、患者さんが大変であったとしても、初期治療の間は毎日受診していただいても過剰診療ということは無いと考えます。
「ケトルの熱湯を手首から手の甲にかけてしまい」受傷したなら「外科の先生」あるいは「皮膚科」の診立て通りⅡ度SDBでしょうが、治療経過中に創面が擦れれば、組織損傷の深度が進行し、重症度が増します。
Ⅱ度SDBは順調に経過すれば2週間以内に上皮化しますが、受傷直後に「痛みもほとんどなかった」とすればやや深い熱傷の可能性があるので、2週間以上の期間が必要かもしれません。
また手関節の全周に及ぶ熱傷は、上皮化後に瘢痕拘縮・瘢痕絞扼が起きないよう細心の注意を払うべきでしょう。
現在おかかりの「皮膚科」で今後の治療方針と経過予測をお尋ねになって、担当医が明確な指針をお持ちならこれまで通り治療をお続けになればよいでしょう。
ただし、必要とお感じになるなら、躊躇することなく、手の熱傷に詳しい形成外科か手の外科を標榜する整形外科に転医することもご検討なさってください。

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