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創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 腕・手・指
Q41 相談者 ニックネーム:ひさ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

4ヶ月前に手首に火傷し、跡が消えないです。
赤黒っぽい色で皮膚がてかてかして感覚も鈍いです。傷跡は残ってもしょうがないですが赤い色を何とかしたいです。
皮膚が薄くなっているので毛細血管拡張になってしまったのでしょうか。。
赤黒っぽい色は消えないのでしょうか?

A41 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「皮膚がてかてかして感覚も鈍い」なら、まだ活動期の熱傷瘢痕の可能性が高いでしょう。
特に治療をしなくとも、長期的に経過を待てば、いずれ赤みは薄くなります。
赤みを早期に退かせる治療としてレーザー治療があります。
熱傷後に「赤黒っぽい色」になっている状態なら、瘢痕ではなく色素沈着だけの可能性も否定できません。
保湿とハイドロキノンなどの美白剤が有効です。
形成外科を定期的に受診して状態を評価してもらい、適時、適当な治療法を選択するとよいでしょう。
Q42 相談者 ニックネーム:ハルナ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

34年前にお湯をかぶり、火傷をし、右手甲全体に火傷の跡が残っています。
利き手が右と言うこともあり、人に見られる事もあり、その度にケガ?などと質問される事にものすごく悲観的になり、夏場でも長袖を着て、なるべく右手甲を隠しながら人と接したりとしてきました。
家族は、あまり目立たないからきにする事ない。皮膚移植までする必要ない。といいますが、自分の中で、右手のコンプレックスがすごく、とてもきになります。

34年前の火傷の跡でもキレイになる可能性はあるのでしょうか?

A42 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
今の医療技術では、瘢痕の全くない状態に回復させることは出来ません。
ただし、現状より状況を改善することは可能です。
専門医であっても、どんな治療法が適しているかの判断は、各医師によって異なります。
複数の形成外科で複数の治療法を提案してもらい、すべての治療法のメリット・デメリットを理解し、最も信頼するとお感じになった医師を主治医として、ご自身の希望を含め、治療をするのか、いつごろどんな治療をするのかをよくご相談なさってください。
植皮をするなら、全層植皮で肌質は改善されますが、術後の植皮片に色素沈着が起きる可能性が高いので長期的な対策が必要です。
Q43 相談者 ニックネーム:みく 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

私は接客業をしていて9月3日にそのお店でクレープを新しく来た人に教えていた所クレープの生地を焼くための鉄板で肘よりも少し上の所の皮膚をやけどしてしまいすぐに水道水で冷やしてからあまりにもひりひりとした痛みがあるのて少し氷が入ったもので冷やしていました。次の日起きてみると5センチか6センチの水脹れが出来ていました。どうしたらいいかも分からずインターネットで調べた所潰さないで治るまで放置するのが好ましいと書いてありましたが、それをしても大丈夫なんですか?病院はまだ怖くてなかなか行けません。出来れば痛いのは嫌ですし、病院に行くのも怖いくらいです。この時ってどうすればいいですか?

A43 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
最良の選択は、直ちに形成外科あるいは皮膚科を受診して治療していただくことです。
熱傷創は、上皮化するまでに感染したり擦れたりすると皮下組織の損傷が進行し、重症度が増してしまいます。
また上皮化後の色素沈着や瘢痕を最も少なくするには、専門外来で診ていただいた方がよいでしょう。
事情があってご自身で治療をなさるなら、水泡は潰れていなければそのままにしておいても構いませんが、一部でも破れたら全て除去して湿潤療法で治療をなさってください。
Q44 相談者 ニックネーム:しー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

今年の5月末に仕事中に右腕に火傷を負いました。縦幅およそ4cm、横幅およそ1cmです。火傷した直後にすぐに冷やすことができず、水ぶくれもできなかったのでその後も何も処置をせずに5日間放置していたところ、患部がだんだんと赤く腫れていき、病院へ行きました。
主治医からは、2度の深い火傷と診断されました。
今の状態は水に濡れてもよく、薬はヒルロイドを毎日塗っています。ですが、患部の中心が2ヶ月経った今でも赤く、皮膚ができていません。主治医は傷の範囲は狭いけど、深いから治るまで長い目で見てください、と言われました。分かってはいるものの、最初と比べあまり変化が見られない傷に徐々に不安になってきました。
2度の深い火傷はこんなに時間がかかるものなのでしょうか。不安になるのは仕方がないのでしょうか。

A44 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷は受傷した瞬間だけでなくその後の対処で重症度が進行するので、受傷直後から水道の流水などで受傷部を冷やすことが基本です。
Ⅱ度DDB(深達性熱傷)は、熱傷創面の底の部分からの上皮化はありません。
Ⅱ度DDBの待機的な治療は、肉芽増生によって創が浅くなり、周辺から上皮化が進むか瘢痕として治癒するかを気長に待つことになります。
広い範囲のⅡ度DDBは上皮化しないのが基本なので、植皮や縫縮などの外科的治療が勧められることが多く、手術を避けた場合、上皮化あるいは瘢痕化に2週間以上ときには数年の経過を要することもあります。
創状態を診察していないので具体的なアドバイスは控えますが、創周辺の発赤が強くなったり腫れたり痛みが出現したりしていないなら感染の兆候はないでしょうから、待機的処置の経過は順調と考えます。
「不安」は当然のことですから、主治医に今後の治療方針と経過予測をお尋ねになるのがよいでしょう。
Q45 相談者 ニックネーム:   患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

火傷跡を綺麗にしたいのですが、どこで治したら良いのか分からないので是非この場を借りてお伺いしたいです。
私が1歳の頃、右腕と右腕足に熱湯をかぶり大火傷を負いました。お尻の皮を腕に移皮したらしく、今では何不自由なく生活出来ています。
ただ、見た目が綺麗ではなくて腕を出すことが辛いです。
日焼けをすると移皮した部分だけがかなり赤くなります。
言葉では上手く伝えることが出来ませんが、色は左腕と全く同じで、触った感じや見た目がぼこぼこしていて変な跡も全体的にあります。
このような跡はどこで治すことが出来ますでしょうか。

A45 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
残念ながら、「お尻の皮を腕に移皮した」分層植皮の瘢痕は、「見た目が綺麗」にはならないのが一般的です。
「全体的」にある「色は左腕と全く同じで、触った感じや見た目がぼこぼこしていて変な跡」はⅡ度熱傷の上皮化後瘢痕でしょう。
「日焼けをすると移皮した部分だけがかなり赤く」なることだけが問題なら、レーザー治療である程度まで改善が望めます。
望む状態によって全層植皮が必要になるかもしれません。
治療をするかどうかは時間をかけて熟考すればよいのですから、先ずは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q46 相談者 ニックネーム:さくらんぼ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

5年程前煙草の火を押しつけられ肘から手首までに約25カ所火傷跡があります。
直後は水ぶくれになり、破裂して暫くはじゅくじゅくの状態でした。病院に行ったり手当て等もしていません。
自然治癒で今は治っているのですが盛り上がり(見た目にはそこまで解らないが触ると解る)と表面がツルツルになっており所々白や茶色くなってしまっています。
アットノンを塗っていたのですが一定の所から良くなる見込みがありません。
病院に行けばもう少しマシな状態になれるのでしょうか?手術は考えていません。
どんな治療法があるのかと費用、どの治療だとどの程度効果があるのかを大まかで良いので知りたいです。

A46 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ヒルドイド塗布、ステロイドテープ貼付、ステロイド注射、レーザー治療の適応があるかもしれません。
診察をしなければ症状の詳細が判らないので、具体的な提案ができません。
見た目だけの治療は自費診療の範疇になるので、施設によって費用は様々です。
複数の形成外科、美容外科でご相談なさってみることをお勧めします。
Q47 相談者 ニックネーム:みかん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

子供が9カ月の時に炊き上がったばかりの炊飯器を開いて内釜をさわっしまい手のひらに3度の火傷をしましま。
2週間治りが悪く違う治療の病院に行ったらみるみる皮膚が上皮化してきたので植皮は免れましたが、指が瘢痕拘縮で少しひきつれた感じになっています。
現在、痛み痒みは無く機能的にも問題はありませんが十数年ご皮膚癌になると知り不安な日々です。
今からでも植皮しておいた方がいいのか?
又、火傷が原因の皮膚ガンの対策、予防法が何かないのか教えて下さい。

A47 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ご心配なさっている「十数年後」の「皮膚癌」とは、いわゆる瘢痕癌のことでしょう。
瘢痕癌は熱傷後に限らず、潰瘍を繰り返す瘢痕を母床として発症するもので、「痛み痒みは無く機能的にも問題」なければ、心配なさる必要はありません。

ご相談とは異なりますが、「指が瘢痕拘縮で少しひきつれた感じになって」いるなら、局所皮弁やZ形成術など植皮をせずに拘縮の修正が可能かもしれないので、形成外科を受診してご相談なさってみてはいかがでしょう。
Q48 相談者 ニックネーム:みみまる 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

二年前にパスタを茹でていてその蒸気で火傷しました。
冷やしましたが痛くて、夜中も保冷剤を当てていないと痛くて翌日病院で処置してもらいました。
今、手が荒れたり乾燥すると火傷した場所が少し赤くて引っ張られるような感覚があり、インターネットで調べると火傷度3だと思います。
この先癌化する可能性はありますか。また、それを防ぐ為の方法はありますか。

A48 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
意識のある成人の「蒸気」による熱傷は、熱いと感じた瞬間に手を引っ込めるのが通常なので、Ⅲ度熱傷になることは極めて少ないものです。

「冷やしましたが痛くて、夜中も保冷剤を当てていないと痛くて翌日病院で処置してもらい」という記載からも、Ⅲ度熱傷とは考えられません。

また、「手が荒れたり乾燥すると火傷した場所が少し赤くて引っ張られるような感覚」は、発汗量の減少による乾燥が原因でしょう。

ご心配なさっている瘢痕癌は、熱傷瘢痕のなかでも頻回に潰瘍化を繰り返す部位に発症するのが通常で、ご相談のような状況なら取り敢えず「この先癌化する可能性」を考える必要はないでしょう。
Q49 相談者 ニックネーム:はちよう 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

アルバイトで(コンビニバイト)で揚げ物を作るときに使う道具の洗浄の為、道具を運ぶ時に誤って右手人差し指が油に触ってしまいました。
すぐ引き上げ水で洗いました。(氷で冷やしてません)
その後しばらくはヒリヒリしてましたがバイトを続けてました。
夜寝る前にオロナイン軟膏を塗りました。
数日たって気づいたのですが、右手の人差し指の皮膚が固くなってます。
どうすればいいのでしょうか?
指の様子は当日ヒリヒリしてましたが指の皮膚変化は無く当日の夜のみ軟膏薬を塗り、
翌日もバイトに行きました。
医者にはいってません火傷は5日くらい前です。

A49 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅰ度あるいは浅達性Ⅱ度熱傷でしょうから、
受傷後「5日」で「皮膚が固くなって」いて痛みが無いならば特に処置を必要としないだろうと考えます。

診察をしていませんし、受傷範囲が明確でないので、具体的なアドバイスが出来ません。

指の関節に熱傷範囲がかかっているならば、治療の必要が無いとしても、一度、形成外科あるいは皮膚科で診て貰っておいた方がよいでしょう。
Q50 相談者 ニックネーム:リード 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

7ヶ月前洋服にコンロの火が燃え移り、二の腕に三度の火傷を負いました。
引きつりが酷かったのでZ形成術だけして、今は4㎝×12㎝の赤く血が浮き出た瘢痕?があり表面はテカテカして乾燥しています。
日中はそれほど痒くないのですが、時々夜になると痒みで目が覚めてしまいます。
通院している医師から幾つかの手術を提案され、Z形成術をしてもらった病院や他の個人病院の医師からは火傷を負ってから半年しか経っていないので、1年は様子見た方がいいのでは?
と言われました。出来れば手術したくないのですが、重度の火傷でも圧迫療法で治る可能性はありますか?
今は寝る時だけクリームを塗ってエフシートを当てています。

A50 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
Ⅲ度の熱傷を保存的に(手術をせずに)上皮化させた場合、肥厚性瘢痕になります。
症状として「痒み」や「引きつり」は必発で、数年から数十年の間に「痒み」は軽減しますが、瘢痕が周辺の健常皮膚と同等まで軟らかくなることはありません。
「通院している医師」や「Z形成術をしてもらった病院や他の個人病院の医師」らに意見を訊く際は、治療の提案だけでなく、機能面や整容面の改善など何を目的とした治療なのか、治療せずに放置した場合どんなデメリットがあるのか、他にどんな治療法があるのか、勧める治療法のメリット・デメリットをしっかりとお尋ねください。
拡張血管や新生血管のための痒み対策だけなら、レーザー照射が有効な可能性もあります。

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