傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 火傷
  1. 胸・脇・腹・背・腰など
Q1 相談者 ニックネーム:男性 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:無記入

私の兄が、精神疾患者で、2年前に自分で酷い火傷を負いました。胸の左半分を腿から皮膚移植しています。毎日薬をつけたり痛み止めの薬をつけていますが、痛い痛いと毎日ほぼ横になって寝ています。
これはずっと治らないものなのでしょうか?

A1 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
植皮が痛むことはないので、植皮の縫合線のひきつれや瘢痕部位のひきつれが痛んでいるのでしょうか。
また、「毎日ほぼ横になって寝て」いるための筋肉痛の可能性はいかがでしょう。
頂いた情報だけでは、「痛い」原因が判りません。
形成外科を受診してご相談なさってください。
Q2 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入

約1ヶ月前に1歳8ヶ月の子どもが机の上に置いた鍋のスープをこぼし、胸からおへそまで火傷を負ってしまいました。診断は2度熱傷ということで、2週間で上皮化し今は通院も必要ないとのことで通っていません。
しかし、やけどの跡が脱色したような白っぽい部分と少しピンクの触ると硬い部分があり、まだまだハッキリと目立ちます。
形成外科にかかるタイミングはいつなのか、このまま様子を見ても消えていくのか。また、やけどの部分に日焼け止めを塗るのが抵抗があり、服で覆っているだけなのですが、先日父に預けた際に海に連れて行ったとのことでした。(黒い服とその下に水色のシャツを着せたまま遊ばせて直接は日光があたっていないとは言います)今のところ、日焼けをしたような見た目ではないのですが、あとあと何か悪い影響が出ないか不安です。

A2 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上皮化が完了しているのですから、保湿剤や「日焼け止め」を塗って構いません。
また、「海」で「黒い服とその下に水色のシャツを着せたまま遊ばせ」たことは、全く問題ありません。
Ⅱ度SDBで受傷後「2週間で上皮化」したのですから、おかかりになっていた病院の治療は極めて適切なものだったのでしょうが、熱傷は、感染や擦れを予防して速やかに上皮化させるだけでなく、上皮化後の色素沈着や瘢痕、肥厚性瘢痕が気にならなくなるまでが一連の治療なのですから、受傷直後から「形成外科」におかかりになっていただくとよかったかもしれません。
直ちに治療が必要なわけではありませんが、現在の状態と経過を評価してもらい今後の治療方針を相談するために、出来るだけ早い時期に信頼できる形成外科の医師におかかりになり定期的にアドバイスを貰うことをお勧めします。
Q3 相談者 ニックネーム:コッペパン 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

やけどしたあとお腹の皮が向けてから入浴剤が入ったお風呂に入ってもいいか?

A3 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
感染を起こす可能性を減らすため、ご自宅で湯舟にためたお湯に入る入浴はお勧めしません。
石鹸を使って構いませんが、シャワーで済ませてください。
熱傷は受傷時に深度が決まるだけでなく、擦れたり感染を起こしたりするとより重症になります。
自己ケアをする場合でも、順調に上皮化させ上皮化後の瘢痕を残さないため、形成外科などの病院で定期的に経過を診て貰うことをお勧めします。
Q4 相談者 ニックネーム:アルパカ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

火傷に関してご相談があります。3年ほど前に仕事での作業中、胸部分に火傷をしてしまい、その後、水膨れができ破裂をしてから皮膚が白くなってしまいまして、近所の皮膚科で治療を受けた際には1年ほどで元に戻ると言われたのですが、3年たった今も皮膚が白く触ると肌がザラザラしてるのですが、今後、ある程度は元の肌に戻るのでしょうか?
また治療薬などはあるのでしょうか?

A4 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
熱傷により表皮深層のメラニン細胞が欠損したため、「皮膚が白くなって」います。
また、新しく出来た表皮が薄いために保湿能力の低下が起き、「触ると 肌がザラザラして」るのでしょう。
数年から数十年の経過のうちにお悩みの症状は軽減するでしょうが、積極的に治療をするなら培養表皮移植などの適応を検討する必要があります。
どうぞ形成外科あるいは皮膚科を受診してください。
Q5 相談者 ニックネーム:K 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

デリケートゾーンの火傷、完治後の痛みについて
2月上旬に、美容皮膚科にてIラインのレーザー脱毛をし、火傷をしてしまいました。
粘膜とのキワの部分で、サイズは小さかったですが水ぶくれになりました。
美容皮膚科を再度受診し、リンデロンVG→プロペトにて保護し、2週間ほどで見た目は治りましたが、3月下旬の現在まで、指などで強めに擦るとその部分のみ、痛みがあります。
2ヶ月経とうというのに、まだ痛みが引かないことが不安です。
3月上旬に別の皮膚科も受診しましたが、外見上はすっかり治っているとのことで、しばらく様子を見ましょうと言われましたが、なかなか治りません。
デリケートゾーンなので気になります。
痛みだけが残ることはあるのでしょうか?

A5 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
おそらく多少、しこりのように硬くなっているはずです。
受傷後6か月を過ぎて柔らかくなれば、「痛み」は無くなります。
気にし過ぎないほうがよいでしょう。
Q6 相談者 ニックネーム:アルパカ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

火傷跡でのご相談があります。当方、2年前に胸部分のあたりに火傷をしてしまい、その後 病院での治療を受けたのですが、結果、色素沈着と、色素脱失と言われる白く表面がテカテカと光る肌になってしまい、
かかりつけの先生は1年ほどで元の肌に戻ると仰っていたのですが、火傷後 2年経っても治る気配がありません。
色素沈着に関しては 多少は薄くなってはきたのですが、色素脱失は 相変わらず白く表面がテカテカと光ったままです。
今後、ある程度は元の肌に治ってくれるのでしょうか?
また何か塗り薬で良くなることもあるのでしょうか?

A6 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
真皮層まで達した熱傷の瘢痕組織なので、「元の肌に」戻ることはありません。
残念ながら、著効する「塗り薬」もありません。
フラクショナルレーザーなどで瘢痕の質感が多少なりとも改善する可能性もあるので、どうぞ形成外科を受診して相談なさってください。
Q7 相談者 ニックネーム:ぷにぷに 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

5歳の頃 沸騰したお湯が入ってる鍋を持ってたお母さんとぶつかり胸辺りを火傷しました。
洋服に皮膚がくっついて皮膚が剥がれてしまった為今では皮膚が突っ張ってる感じです。
当時は4ヶ月ほど毎日形成外科の方に通院していました。
先生からはこの傷跡は一生治らないと言われたのですが年頃にもなり将来の事を考えると治したいとは思うのですが治療法がわかりません。今の火傷の傷跡は他の皮膚と色は変わりませんが四箇所程大きく跡があり皮膚が突っ張っている状態です。
この様な場合治す方法はどの様なものがありますか??

A7 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ瘢痕の詳細がわからないのですが、白色成熟瘢痕であれば時間の経過を待ってもそれ以上に自然の回復は望めません。
治療をするなら、表皮、真皮の再構築を促すために経過を見ながらフラクショナルレーザーを繰り返す処置が有効かもしれません。
まずは複数の皮膚科、形成外科、美容皮膚科で治療法を提案してもらい、ご自身が信頼できるとお感じになった医師を主治医として、すべての治療法を検討し治療方針を決定してください。
Q8 相談者 ニックネーム:はっぱ 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

10年ほど前に、みぞおちの部分に縦6cm横2.5cmほどの火傷を負いました。医者にはかからず自然に傷口が塞がるまで我慢していました。
今現在、瘢痕は盛り上がっている事もなく、色は周囲の皮膚の色と変わりません。瘢痕の一部が若干ピンク色になっていますが、パッと見にはほとんど傷口は分かりません。ただし瘢痕の部分から汗が出なくなって苦しんでいます。みぞおちの部分から発汗しなくなったので、体温調節がメチャクチャになってしまい、体の調子が悪くなりました。
具体的には主に二つの症状で苦しんでいます。1)夏場は発汗が追いつかないのか、すぐに身体に熱がこもり熱中症のようになって具合が悪くなり寝込んでしまいます。2)冬場には本来みぞおちから出るはずの汗がでないので代償性発汗によって背中一面に大量の汗をかきます。(まるで背中にバケツの水をながしこまれた様です。)その為にすぐに体が冷えてしまって風を引いて熱が40度近くになり寝込んでしまいます。日常生活にも支障をきたすしだいです。

そこで質問なのですがいったん瘢痕になって10年近くたってしまった皮膚を植皮手術でもとにもどす事が可能なのでしょうか?見た目が醜くても全くこだわっていません。
ともかく自分の身体の別の部分からの植皮手術によって汗腺や血管、その他の組織などがみぞおちに定着し、再びみぞおちから発汗し、代償性発汗や上記に記したような1)や2)の不具合が解決するのでしょうか?
また治療できたとしても健康保険は使えるのでしょうか?全額自費になるのでしょうか?

A8 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
まず簡潔にお答えすれば、「植皮手術によってもとにもどす事」はできないので「植皮手術」の適応はありませ
ん。
「植皮手術」は皮膚の移植であって、「汗腺」という臓器を移植するものではないということをご理解ください。

ではほかの治療法を検討するとするならば、「自然に傷口が塞が」ったことと「瘢痕は盛り上がっている事もなく、色は周囲の皮膚の色と変わ」らず「パッと見にはほとんど傷口は分か」らないことから、瘢痕になってはいても皮下の汗腺などの組織の損傷は無い可能性もあるので培養表皮移植を検討してもよいかもしれません。

また瘢痕が「縦6cm、横2.5cmほど」なので、瘢痕切除連続Z形成術で瘢痕の除去が可能でしょう。
形成外科を受診してご相談いただければ、最適な治療法の提案をして貰えるでしょう。

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